森里海の色
柿木村の一輪挿し「ツリガネニンジン」

葉陰で薄紫色の小さなベルがチリリンと鳴ったような鳴らないような。

細くて華奢な茎から下がる姿がとても可憐だ。

散歩の急ぎ足では見過ごしてしまいそう。

山野辺の秋はさっさと急ぎ足で行ってしまう。

置き去りにされまいと僕もつい速足になってしまうのだ。

アンダンテの振り子に日々が懐いてしまう。