びお通信

立春・黄鶯睍睆のまとめ   
ニャルソックしてるのはどの子でしょう?

猫と黄鶯睍睆

2019年の「立春(りっしゅん)の次候・黄鶯睍睆(うぐいすなく)」は今日までです。「こうおうけんかんす」とも読まれます。ウグイスが鳴き始める頃と言う意味で、「睍睆」とは声の美しい様子を表す畳韻(ジョウイン)の擬態語です。この黄鶯とは、中国のウグイスのことで別名チョウセンウグイス。日本のウグイスとは違いますが、美しい声で鳴くと言う部分は同じです。ただ、日本のウグイスが鳴き始めるのはもう少し暖かくなってからです。しかも、ウグイスとメジロを間違える人が多く、何が何だか。

びおの歳時記

立春 2/4~2/18 黄鶯睍睆 2/9~2/13

立春・黄鶯睍睆

こよみの色

立春 薄香色うすこういろ #F0CFA0

・生薬や香辛料として、またかぐわしい香りのする香木の丁字を染料に用いた色の一つ。香という染色名は、香料で染めたことに由来しており、平安時代は香を大切にしたので、香色は愛用され、文学にもたびたび登場しました。

黄鶯睍睆 卵色たまごいろ #FCD575

・玉子色とも書きます。鶏卵の黄身のような少し赤みを帯びた黄色のこと。江戸時代前期から染色の色として用いられるようになり、中期ごろに着物の色として流行した。また、鶏卵の殻の色で、やや茶色みがかった白をいう場合もあるが、それは「鳥の子色」という。

 

びおの七十二候

黄鶯睍睆

黄鶯睍睆・うぐいすなく

木版画/たかだみつみさん
文/びお編集部

リニューアルする前の住まいマガジンびおから七十二候の黄鶯睍睆のお話を紹介。ウグイスのお話や前田夕暮、石川啄木のお話などから「びお」らしい黄鶯睍睆をお届け。

2019.2.9公開

我輩は歌丸である。 第17回

庭をパトロール中のハチワレ猫歌丸

今日も僕が地球の平和を守ったね!

永田花さん

地球防衛軍の猫部門に所属していると豪語するハチワレ猫歌丸。今日も(こわごわ)お庭とベランダと玄関前をパトロールしています。歌丸くんのおかげて今日も地球は平和を守られたよ!ありがとね!

2019.2.9公開

ちいきのたより 第24回

倉敷児島ジーンズロッカー

つなげ!繊維のDNA

岡山県倉敷市 運船建設さん

全国の工務店さんが交代で書くちいきのたより。今回は岡山県倉敷の運船建設さんに有名なジーンズストリートの辺りを紹介いただきました。ジーンズは有名で知っている方も多いと思いますが、制服の多くも同じ倉敷の児島周辺で作られているとか。もしかしたら日本の衣服をこの一地域が担っているのかもしれません。

2019.2.9公開

F・LL・ライトに学ぶ ヴィンテージな家づくり 第15回

三角モジュールの家Palmer house

三角モジュールの家 Palmer邸(1950)

半田雅俊さん

建築家半田雅俊さんによる、フランクロイドライトの建築を紹介する連載の第15回。個性的な正三角形のユニットで構成された平屋建ての家。しかしPalmer氏がライトの建築の魅力を『刺激的な要素が調和を保っていること』と言っているように、落ち着きと開放感の調和があり不自然さを感じません。現在は、一般に貸し出され宿泊することができます。機会があればおすすめです。
www.flwpalmerhouse.com

2019.2.10公開

びおの珠玉記事 第43回

藤原鎌足

名字の日

びお編集部

2月13日は「名字の日」ということで、「苗字」の成り立ちなど調べてみました。名字と苗字、これも違いがありますね。どんな意味があるのでしょうか。

2019.2.12公開

以上、立春・黄鶯睍睆のまとめ読みでした。

立春・東風解凍のまとめ   
山口由美さんの小説が連載開始!

湖と猫

2019年の「立春(りっしゅん)の初候・東風解凍(はるかぜこおりをとく)」は今日までです。暦が立春になり、暖かい春風が吹き出し池や川の水を溶かし始める季節となりました。陰陽五行の考え方では春は東に結び付けられるので、春風のことを「東風」と言うそう。俳句や和歌にも使われる「東風」は「こち」と読まれますが由来は諸説あるそうです。

びおの歳時記

立春 2/4~2/18 東風解凍 2/4~2/8

立春・東風解凍

こよみの色

立春 薄香色うすこういろ #F0CFA0

・生薬や香辛料として、またかぐわしい香りのする香木の丁字を染料に用いた色の一つ。香という染色名は、香料で染めたことに由来しており、平安時代は香を大切にしたので、香色は愛用され、文学にもたびたび登場しました。

東風解凍 菜の花色なのはないろ #FFEC47

油菜あぶらなの花色のような、明るく鮮やかな黄色のこと。別に『菜種色なたねいろ』とも呼ばれましたが、菜種油の色にちなんだ『菜種油色なたねあぶらいろ』も『菜種色』と呼ばれていたため、混乱を避けて『菜の花色』と呼ばれるようになったようです。

 

新連載:ジャパネスク 富士屋ホテル物語 第1話

富士屋ホテル

一の一

作:山口由美さん
画:しゅんしゅんさん

ノンフィクション大賞(『ユージン・スミス水俣に捧げた写真家の1100日』にて受賞)に輝く「旅する作家」山口由美さんと「ツバキ文具店」の挿絵で知られる素描家しゅんしゅんさんによる小説の連載が始まりました。山口さんの出自である箱根の老舗ホテル富士屋ホテルの奥深い歴史を語る内容に引き込まれます。二十四節気ごとの更新を予定しています。

2019.2.4公開

びおの七十二候

暦の上では春。猫も恋をする季節です

東風解凍・はるかぜこおりをとく

びお編集部

東風解凍より「びおの七十二候」と題して、七十二候ごとにその時季ならではのエピソードや豆知識などを紹介する連載が始まりました。今回は前日が立春ということで、節分と立春にまつわる句や文学のお話が綴られています。

2019.2.5公開

「ていねいな暮らし」カタログ 第23回

窓と本

「食」のプロセスを知る——『PERMANENT』

阿部純さん

阿部純さんの『「ていねいな暮らし」カタログ』前回に引き続き、リトルプレス『PERMANENT』についてです。この冊子の魅力の一つである食のプロセスを共有するということを、阿部さんはどのように捉えたのでしょうか。

2019.2.6公開

びおの珠玉記事 第42回

loveyouチョコレート

バレンタインは旬か?

びお編集部

今回は間近に迫っている「バレンタインデー」を取り上げています。今や国民的行事となっているこのイベントの成り立ちや、そこから『旬』や『記念日』ということについても考察しています。

2019.2.7公開

以上、立春・東風解凍のまとめ読みでした。

大寒・鶏始乳のまとめ    
とうとう七十二候も最後

猫と鶏

2019年の「大寒(だいかん)の末候・鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)」は今日までです。春の気配を感じたニワトリが卵を産み始める時期と言われています。とうとう七十二候も最後の候。2月4日の立春からは「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」という第一候が始まります。鶏は古来より、神や精霊の時間である夜と、人間の活動する昼との境目である夜明けを知らせるため、霊鳥だと考えられてきました。
そんなことからも、鶏は長い冬の終わりを告げるのにふさわしい動物なのかもしれません。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 鶏始乳 1/30~2/3

大寒・鶏始乳

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

・紅梅の花の赤みのある薄い鼠色のことです。奢侈しゃし禁止令によって染色の色が茶色系統、鼠色系統、紺色系統などに制限されたなかで、微妙な色の違いを生み出し、当時の人々はそれを着物にして楽しんだそうです。梅の特産地「豊後」にちなみ『豊後鼠』といわれることもあります。

鶏始乳 孔雀青くじゃくあお #00708E

孔雀の青い羽の色のような冴えた青色のこと。孔雀の羽や首の部分に見られる美しい青に由来し、ほんのり緑みを帯びています。明治の頃に西洋から伝わった『ピーコックブルー』を和訳したもの。孔雀の緑の羽根に由来した『孔雀緑くじゃくみどり』という色もありますが、こちらも同時期に伝わった『ピーコックグリーン』を和訳してできた色名です。

奢侈禁止令しゃしきんしれいまたは奢侈禁止法という。贅沢(奢侈)を禁止して倹約を推奨・強制するための法令および命令の一群。

 

ちいきのたより 第23回

神通川がドーンっ!とリビングから見えている

美しき富山、再発見

富山県富山市 建築工房 アシストプラスアルファ

全国の工務店さんが交代で書くちいきのたより。第23回目は大寒の寒さの中、貴重な晴れ間を使って富山市の建築工房 アシストプラスアルファさんがサイクリングで市内を紹介。いたち川沿いでは名水を汲んでいる人々や、大勢のお客さんで溢れかえった「世界一美しいスタバ」がある富山運河環水公園など地元の普通の暮らしの中に、昔から大事に受け継がれてきた場所、歴史などを感じたそうです。神通川を眺められるモデルハウスからの景色も、世界一美しいスターバックスに負けないほど美しいと思いますが。

2019.1.30公開

ぐるり雑考 第27回

ベッカライ・ビオブロート

いい家のような

西村佳哲さん

西村佳哲さんの「ぐるり雑考」今回は、神戸方面へ出掛けた際の素敵な出会いについて語られています。西村さんがそこで出会われたのは、芦屋の「ベッカライ・ビオブロート」のパン職人。西村さんは『いい家のような人』と表します。この表現の仕方がまた西村さんらしくて、納得してしまいます。

2019.2.1公開

びおの珠玉記事 第41回

紅筆を持てる女(橋口五葉)

冬の土用

びお編集部

皆さんは『土用の丑の日』が夏だけではないことを知っていますか?今回のびおの珠玉記事は、冬の土用のお話です。そこから『旬』のものについて、お話が展開していきます。これを読めばまた一つ、豆知識が増えますよ。

2019.2.2公開

以上、大寒・鶏始乳のまとめ読みでした。

大寒・水沢腹堅のまとめ   
熨斗目色は市川團十郎の役者色

凍った川

2019年の「大寒(だいかん)の次候・水沢腹堅(さわみず こおりつめる)」は今日までです。沢に流れる水も凍る厳冬の時期。「春隣り」というこの時期を表す言葉があります。寒い冬がそろそろ終わり、春がもうすぐそこまで来ているという意味です。あと少し。頑張りましょう。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 水沢腹堅 1/25~1/29

大寒・水沢腹堅

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

・紅梅の花の赤みのある薄い鼠色のことです。奢侈しゃし禁止令によって染色の色が茶色系統、鼠色系統、紺色系統などに制限されたなかで、微妙な色の違いを生み出し、当時の人々はそれを着物にして楽しんだそうです。梅の特産地「豊後」にちなみ『豊後鼠』といわれることもあります。

水沢腹堅 熨斗目色のしめいろ #175B66

織物の小袖のひとつである熨斗目のしめ※2に用いられたやや灰みの濃い鈍い青色。熨斗目の地染めが藍染であったので、熨斗目色は藍色の系統に分類されました。また江戸時代に士分以上の者の礼服として、縞や格子を織り出したものを熨斗目模様と呼ばれました。市川團十郎の役者色である舛花色ますはないろは、この色から派生したと言われています。

奢侈禁止令しゃしきんしれいまたは奢侈禁止法という。贅沢(奢侈)を禁止して倹約を推奨・強制するための法令および命令の一群。
※2:模様が着物全体に絵のように描かれている着物を、絵羽模様と呼び、絵羽模様の一つに熨斗目柄があります。着物の裾に模様が横段につながって描かれ、元来は、武士が着用した小袖の柄で、室町時代に始まったといわれています。それ以外に、能装束では、熨斗目は男役の衣装で、武人、僧侶、に用いられます。

 

びおの珠玉記事 第39回

流氷

最低気温の日

びお編集部

この時期にピッタリのテーマ「最低気温の日」をお届け。最も低い温度が記録された日や気候変動、次世代エネルギーの話まで出てきます。読むと何だか寒さが増しそうですが、読み応えは充分ですよ。

2019.1.25公開

びおの珠玉記事 第40回

黒電話とメモ帳と鉛筆

「3分10円」だったころ、電話はみんなのものだった。

びお編集部

1890年に東京・横浜で電話サービス開始されてから、著しく電話を取り巻く環境が変化しています。1980年代にプッシュ式が一般に広がり、今では携帯だけで済むようになり、固定電話が無い家庭が増加しています。30年後はどうなるのか予測もできませんが、予測のタネになるかと、とりあえずここ数十年の状況を辿ってみました。

2019.1.28公開

以上、大寒・水沢腹堅のまとめ読みでした。

大寒・款冬華のまとめ 藍色の季節

雪から頭を出したふきのとう

2019年の「大寒(だいかん)の初候・款冬華(ふきのはなさく)」は今日までです。「かんとうはなさく」とも読まれます。ふきのとうの蕾が雪の中から顔を出す頃という意味。927年に書かれた『延喜式』にも栽培に関する記述があり、好んで食べられていたようです。ふきは食用に、ふきのとうは薬用にされていたそうで、新芽を食べると「若返る」といういわれがある。
※延喜式とは、平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つ。

びおの歳時記

大寒 1/20~2/3 款冬華 1/20~1/24

大寒・款冬華

こよみの色

大寒 梅鼠うめねずみ #C099A0

・紅梅の花の赤みのある薄い鼠色のことです。奢侈しゃし禁止令によって染色の色が茶色系統、鼠色系統、紺色系統などに制限されたなかで、微妙な色の違いを生み出し、当時の人々はそれを着物にして楽しんだそうです。梅の特産地「豊後」にちなみ『豊後鼠』といわれることもあります。

款冬華 藍色あいいろ #165E83

・植物である藍に由来する色素を由緒とする色である。 日本の伝統的な色としては、藍のみで染めた色ではなく、藍に少量の黄の染料を加え、緑がからせたものを指す。 藍のみで染めた色の伝統的な呼び名は、はなだ

奢侈禁止令しゃしきんしれいまたは奢侈禁止法という。贅沢(奢侈)を禁止して倹約を推奨・強制するための法令および命令の一群。

 

ちいきのたより 第22回

花鶴ヶ丘海岸

福岡にある長崎

福岡県古賀市 長崎材木店

「都会」と「田舎」のいいとこどりができる町にあるという長崎材木店さんの地域をご紹介いただきました。有名な地域では無くとも、そこには人々の暮らしにちょうどいい空気感があるようで、暮らしやすさとは何かをふと考えてみたくなります。

2019.1.20公開

森里海の色

ヤブコウジ

木版画が彩る世界「ヤブコウジ」

版画/たかだみつみさん
文/佐塚昌則

雪景色に映えるヤブコウジ。藪柑子と書きます。寒い時期に赤い実を付けるその姿から太陽を思い浮かべるからか、ほんのり暖かさも感じます。冬に暖かい家を叶える空気熱ソーラーについても書いています。

2019.1.21公開

ところかわれば

キッチンのリノベーション

フランスのアパルトマンのリノベーションとDIY

森弘子さん

森弘子さんの「ところかわれば」今回は友人家族のアパルトマンを通してフランスにおけるリノベーション・DIY事情を詳しく教えて下さっています。IKEAのキッチン設備のインストールまで自分たちで行うなんて、さすがフランスです。

2019.1.22公開

住まいのグラフィティ 第46回

ninkipen!一級建築士事務所

「と」

ninkipen!一級建築士事務所さん

今津康夫さん設計の大阪府郊外の箕面市の住宅を紹介。家を建てる前からあった多くの木々を一年中楽しめる緑の環にするなど、内と外との繋がりを大切にしているのが伝わってくる温かい住まいです。設計における美しさはもちろん、空気熱ソーラー「びおソーラー」も搭載されて寒い冬も暑い夏やわらかく快適な空気で過ごせるのも特長です。森の中にいるようなお家です。

2019.1.23公開

以上、大寒・款冬華のまとめ読みでした。