「ちいきのびお」から

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人生観が変わった! 仕事にも前向きに
原三保子さん/綺の家建業

ちいきのびお」とは、「住まいマガジン びお」が企画する「Webびお養成塾」の修了生が始めたローカルメディア・コミュニティ。地域に根ざした工務店だからこそ伝えることのできる旬な情報を、それぞれのブログやSNSで「ちいきのびお」として発信しています。2017年8月に開催された第1回「Webびお養成塾」に参加した原三保子さん(綺の家建業/愛知県豊川市)。その後、養成塾の学びを生かした広報活動に取り組まれていると聞き、お話を伺いました。

綺の家建業

Q. Webびお養成塾に参加して、一番印象に残っていることは何ですか?

まず第一に、女性でもこんなに活躍しているんだ! と驚いたことです。浜松建設の村上比子さん福岡美穂さん、あるいはまだ20代で代表取締役を務めWebマーケティングを教えてくれた真田絢子さんといった講師の皆さんはもちろん、同じ受講生でも建築の知識があるなしに関わらず全国からそれぞれに活躍している女性たちが集まっていました。

第1回Webびお養成塾のワークショップの様子

普段、同業他社の女性たちと知り合えたとしても、仕事の時に限られます。例えば、地域内で住宅系イベントで20社以上の人と出会っても、その人たちが普段どんな仕事をしているのか深くは聞きませんし、どうしても同じ地元で建築の仕事をしていると思うと、探り合って本音を語り合うところまではいきません。けれど、Webびお養成塾では講義の合間や食事しながら、普段友達とは話すことのない「工務店女子トーク」ができたので、とても楽しく刺激になりました。私と同じように、工務店の中に働く女性がいて、それぞれひとりだったり少人数で仕事をしていたりする。だからきっと、私と似た感覚を抱いた人がいたんじゃないかと思います。

原三保子

Webびお養成塾に参加するまで、自分の人生を、学校を卒業してちょっと働いて、結婚して出産するというイメージしかなくて、仕事に重きを置いてこなかったんです。それが、私よりも若い子でも、お客様と直接打ち合わせをしていると聞いたら、あ、なんか違うのかも? 私ももっとやっていいんだ! やればできるんじゃない? もっと頑張ろう! と思えるようになりました。
広報が、というよりも、それ以上に女性の生き方として参考になりました。Webびお養成塾に参加していなかったら、今みたいに積極的に動けていなかったし、ここまでいろんなことにチャレンジしようとは思わなかった。きっと、社長の指示待ちになっていたと思います。
当初、この企画を聞いた時、本当に私が行ってもいいんですか? と半信半疑だったんです。建築の知識があるわけではないから、ちゃんと話についていけるのか心配で。でも、Webびお養成塾に参加したことは私の人生においてプラスになり、人生観が大きく変わりました。

Q. Webびお養成塾への参加後、具体的に自分の変化を感じるところはありますか?

具体的にやったことは、「住環境福祉コーディネーター」の資格を取ったり、会社のパンフレットを一から作ったり、HPのリニューアルの提案を作ったりですね。パンフレットやHP、写真の撮影なども全て今までは社長がやっていたんです。でも、これじゃあ可愛くないよなあ、と心の中では思うことがあって。自分の意見を出すようになりました。
工務店の仕事は、いろんな仕事をしなければなりません。広報やったり図面描いたり多岐にわたります。これまでの自分には、これといった得意分野がありませんでした。CADできるくらいで、使えるソフトも限られていました。

最初はニュースペーパーもエクセルで作っていたんです。それがだんだんやっていくうちにワードでできることがわかって、さらにイラストレーターがあったら便利なのでは! と気づき、社長に頼んでPCにソフトを入れてもらって、見様見真似でなんとか名刺を作れるまでになりました。その次には、イラストレーターでニュースペーパーも作り、次は数ページにわたるパンフレット、というように一つひとつ手探りでやり方を覚えていきました。社内に教えてくれる人がいないですから、自分でなんとかしなければいけません。でも、夏にはモデルルームが完成する予定なので、それまでにはスムーズに作れるようになりたくて、今のうちに試行錯誤をしておきたいと思っています。

こだわりのパンフレット。写真やフォント、レイアウトも原さんが担当して作成した。

Q. 「ちいきのびお」はどのように取り組んでいますか?

私はInstagramを主に更新しています。自分でルールを決めないと続けられないと思ったので、七十二候のタイミングをベースに5日に一度インスタグラムで季節の話題を投稿するようにしています。写真は昼休みに一眼レフを持って近所を散策しながら撮っています。どう撮れば可愛いのか、いい感じかをよくよく考えてアングルを丁寧に探すようになりました。
時間がないときは、社内の話題を探して紹介しています。例えば、社長の趣味である雑誌『dancyu』の紹介をして、社長とまだ会ったことがない人でも会った時に「あ!あの人!」と親しみを持ってもらえるようにできたらと思っています。

プチプラ七十二候

もっと工務店の仕事に関する話題も出したいと思っているのですが、まだできていないので、七十二候の話題と施工例などをどう組み合わせて出していくのかこれから考えていきます。ただの竣工写真ではなく、小物を組み合わせたり一輪挿しをおいたり、暮らしの雰囲気を感じさせる写真を載せていきたいですね。


原さんが更新するインスタグラムのアカウント@kinoya.kengyou

Q. 社長さんの反応はどうですか?

「(Webびお養成塾に)行ってよかったね。」って言ってくれました。今まで狭い世界にいたのが、Web養成塾に参加して視野が広がった様子を見てくれているのかもしれません。
Instagramも私がやりたいようにやらせてもらっていて、それが巡り巡って宣伝になればいいと思っています。反対に、こだわりすぎてなかなかポンポンとできないところは改善したいです。もっと気軽にできたらいいんだけれど、会社の看板であることを思うと、いろいろ考えてしまって。でも、長い目で見て綺の家のイメージが作れたら、と思っています。

Q. これからやってみたいことはありますか?

いろんなことをもっと勉強したいです。いいものを見たい! いいものをたくさん見た中で、自分はこれがいいと思うと言えるセンスを確立したいですね。私でも参加できるような勉強会があったら行ってみたいです。

この夏にはモデルルームが完成する予定という綺の家建業さん。勢いのある工務店さんには、原さんのようにチャレンジ精神旺盛なスタッフがいてくれるととっても心強いですよね。原さんありがとうございました!

原さんが参加したWebびお養成塾は、この5月第3回目が開催されます。
工務店に勤務される広報担当の方、これから少しずつWeb広報に力を入れたい方など、ぜひご参加ください!
webびお養成塾第3回
日時 5月23日(水)12:30集合~5月25日(金)15:00終了
場所 香川県丸亀市・三豊市