はじめてのこよみ暮らし

七十二候をはじめて過ごす「家族」の記録

車校、自校、教習所

生まれて初めての自動車教習

しほは長い間拒んできた自動車の運転免許をいよいよ取ることにしました。

しほ へー、ヘーっくしゅんっ!
太郎 おー、大きなくしゃみですね。花粉症ですか?
しほ そうみたい。まったくうれしいようで悲しい季節よね、春は。
太郎 過ごしやすい気温になったのに、今度は花粉で外を出歩けないなんてお気の毒です。
しほ いいの、もう車の免許取ることにしたから。
太郎 ほう! え、それはそれは。どうして今さら?
しほ 東京から浜松へ引っ越してから不便を感じていたし、免許があった方が自由に出かけられるから、ストレス軽減に。
太郎 あれだけ嫌がっていたのに。まあ、季節も草木萌動。何かを始めるにはちょうど良い季節ですね。

上池自動車学校

しほは入校式のため自動車学校へ行きました。

しほ 会社まで車で迎えに来てもらえるのは便利だなあ。あのー、今日から……
受付 あ、今日入校される方ですよね。2階のA教室へ入って指定された席に座ってお待ちください。
しほ はい、ありがとうございます。えーっと、A教室はここかな? あれ? 2人だけ??

しほ そうか、さっきお迎えにきてくれた運転手のおじさんが、明日は高校の卒業式で、今日は練習日だから人が少ないんだって言ってた。
それにしても2人とは。どんだけ高校生ばっかり自動車学校に来てるのよ。

しほは退社後、入校式の他二つの講義を受けて帰ってきました。

しほ ふう、なかなかハードだった。
太郎 おつかれさまです。どのあたりがハードです?
しほ 適正検査で5秒以内に回答せよとか、急かされるのが苦手な私にはしんどかったわ。
太郎 ふふふ。まだまだ序の口ですね。適性検査の結果で免許が取れないというわけじゃないですから、あまり気にせずに。
しほ はいー。また明日も一つ授業があるから、頑張りまーす。

あなたも草木萌動に新しいことをはじめてみませんか?

地虫出づ監視カメラの死角より 林甲太郎