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	<title>住まいネット新聞「びお」</title>
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	<description>住まいネット新聞「びお」は、住まいと健康、家事と育児、木と草花など、私たちの生活をとりまく様々な出来事をとりあげるネット新聞です。</description>
	<pubDate>Thu, 11 Mar 2010 02:04:39 +0000</pubDate>
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			<item>
		<title>ガンプラ・30年間価格据え置きの驚くべき工業製品</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/gunpla/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/03/gunpla/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 11 Mar 2010 02:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=10003</guid>
		<description><![CDATA[「ガンプラ」こと機動戦士ガンダムのプラモデルが発売されてから、30年が過ぎようとしています。今でも親子二世代に支えられて新製品が発表されていますが、驚くべきことに、30年前の商品も、当時の値段で販売され続けています。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-top.jpg" alt="gunpla-top" title="gunpla-top" width="520" class="alignnone size-full wp-image-10004" /></p>
<p>生産から30年を迎え、その間ずっと価格据え置き、いっぽうで新製品も出続けているという、化物キャラクタープラモデル、「機動戦士ガンダム」のプラモデルこと、「ガンプラ」。<br />
30〜40代男性向けにはよくわかり、それ以外にはちょっとよくわからない世界かもしれません。<br />
マニアの方々や、興味のある方には周知のことばかりですが、そうでない方々にも、こんな世界があったのね、と知っていただく一助になればと思います。</p>
<h4>ガンプラって何？</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
懐かしいですね、ガンプラ！ 小学校の時に流行りました！
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>年がバレますね。<br />
知らない人のために説明しますと、「ガンプラ」は、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」のプラモデルシリーズのこと。ガンプラ販売第1号は、1980年7月の「1/144 ガンダム」で、今年で30周年を迎えます。その後、1981年から82年にかけて大ブームが起こりました。ちょうどそのころ小中学生だったお友達が、今、30代〜40代ぐらいになっています。<br />
そのぐらいの年代の人に声をかけてみると、かなりの割合で「ガンプラ」経験者が見つかりますよ。</p>
<p>ブームは沈静化しましたが、その後も30年にわたって関連作品が断続的に制作され、プラモデルも新製品が発表され続けているという、怪物的キャラクターモデルです。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
ガンプラブーム、すごかったですよね。だいたい、予約か行列しないと買えないんですが、お金を持っていないときにたまたま商品を見つけてしまったりすると、<strong>城のプラモデルの後ろに隠して</strong>家にお金を取りに行ったりしました。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>ニセモノや、抱き合わせ販売なども当時問題になりました。販売に並ぶ行列で250人が将棋倒しになるなど、熱狂的な人気がありました。<br />
30年前、1980年というと、日本が不参加となったモスクワオリンピックが開かれ、またジョン・レノンが射殺された年でもあります。30年間、同じキャラクターで売りつづけてきたというのは、スゴいですよね。
</p>
</div>
<h4>大人が詣でた「お台場ガンダム」とその後</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
去年もガンダムいろいろ露出してましたよね。お台場のヤツとか。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>去年(2009年)は、ガンダム放送から30周年記念で、いろいろなお祭り騒ぎがあったんですよね。お台場の実物大(18M)ガンダムは最たるもので、2ヶ月弱の展示期間中に、<strong>400万人を超える来場者があり、その経済効果は3000億円</strong>とも言われています。
</p>
</div>
<div id="attachment_10005" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-14.jpg" alt="お台場に現れた身長18Mの実物大ガンダム。400万人を超える来場者を集めました。" title="gunpla-14" width="520" class="size-full wp-image-10005" /><p class="wp-caption-text">お台場に現れた身長18Mの実物大ガンダム。2ヶ月弱で、400万人を超える来場者を集めました。</p></div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
実は私も行きましたが、子どもだけでなく、けっこういろいろな人がいましたよね。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>むしろ子どもだけ、というほうが少ない感じでしたね。「大人(お父さん)に連れてこられた子ども」が多かったのかもしれません。30年という息の長いキャラクターですから、親子2世代にわたってファン、という家族も多いようですね。<br />
いかにもマニア、という人もいれば、ギャルの二人連れとかもいましたよ。みんながみんなプラモデルをつくるわけではないのでしょうけど、裾野の広さを感じますね。
</p>
</div>
<div id="attachment_10006" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-15.jpg" alt="カメラを構えて上を仰ぐ観客は、御神体を崇める信者のようにも見えます。" title="gunpla-15" width="300" height="400" class="size-full wp-image-10006" /><p class="wp-caption-text">カメラを構えて上を仰ぐ観客は、御神体を崇める信者のようにも見えます。</p></div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
そんなに経済効果があるなら、ずっと展示しておけばいいのにね。今はどうなっているの？
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>お台場で解体された後、その行く先が注視されていましたが、2010年7月から、静岡県のJR東静岡駅前の広場に移設されることが発表されました。
</p>
</div>
<h4>静岡のプラモデルシェアが高いわけ</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
どうして静岡に？　しかも、東静岡駅って、新幹線も止まりませんよね。もっと人が集まりそうなところがありそうなのに。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>実は、静岡県は生産シェアが全国90%と言われる、日本トップのプラモデル生産県なんですよ。ガンプラの工場も、この東静岡駅からほど近い、「バンダイホビーセンター」で行われています。バンダイは本社こそ東京ですが、プラモデルの生産拠点は静岡ですし、世界的なスケールモデルメーカーの田宮模型や、飛行機モデルで有名なハセガワ、最近では「痛車」モデルでも話題の青島文化教材社などもみな静岡にあります。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.bandai.co.jp/hobbycenter/">バンダイホビーセンター<br />
http://www.bandai.co.jp/hobbycenter/</a></p></blockquote>
<p>毎年5月に開催される「静岡ホビーショー」には、全国から問屋・販売店や模型ファンが集まります。模型の聖地とでもいいましょうか。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.hobby-shizuoka.com/">静岡ホビーショー<br />
http://www.hobby-shizuoka.com/</a>
</p></blockquote>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
ふーん。でもどうして静岡が模型の聖地なの？　プラスチックを生産している、とか、石油がとれる、とかってことないですよね？
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>プラモデルを生産しているメーカーの多くは、かつて木工模型を作っていたんです。静岡県には森林と、それを運ぶのに適した川があり、木工模型生産に適していたのかもしれません。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
でも、森や川なら他のところにもありますよね。なぜメーカーが静岡に集まったのでしょう。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>大きいのは、戦時中にも生産を続けることが出来たことです。戦時中、物資が不足してくると、模型作りをやめざるを得ないメーカーが出ましたが、静岡県は国から重要木工県の指定を受けていて、教材としての模型生産を続けることが出来、メーカーが生き残る要因となったそうです。<br />
また、静岡市にある浅間神社は、徳川家康が元服を行うなど、徳川幕府にとってゆかりのある神社なのですが、江戸時代に幕府の名で大造営が行われました。大造営は数十年にも及び、そのときに集められた職人たちが、静岡の木工の礎になったと言われています。
</p>
</div>
<div id="attachment_10008" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-16.jpg" alt="現代の静岡浅間神社。ここに職人が集められたのが、静岡のプラモデルのはじまり？" title="gunpla-16" width="300" height="225" class="size-full wp-image-10008" /><p class="wp-caption-text">現代の静岡浅間神社。ここに職人が集められたのが、静岡のプラモデルのはじまり？</p></div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
じゃあ、江戸時代にプラモデルの元祖が集まっていたんだ。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>もちろん、木からプラスチックに転換を決めたメーカーの決断があって、はじめて現在の状況となるわけですね。<br />
住宅では、新素材から自然素材への回帰が進みました。プラモデルが木材に戻ることは、工業化の度合いからみて難しそうですが、別のジャンルとしての木工模型の復活はあってもよさそうですよね。<br />
いっぽうのプラモデルでも、工場のゼロエミッションを目指し、生産過程で出る廃プラをつかった「エコプラ」なんていうものも登場しています。
</p>
</div>
<div id="attachment_10009" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-6.jpg" alt="工場のゼロエミッション化を目指した「エコプラ」も。" title="gunpla-6" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10009" /><p class="wp-caption-text">工場のゼロエミッション化を目指した「エコプラ」も。</p></div>
<div id="attachment_10010" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-7.jpg" alt="様々な色のプラスチックが混ざるからか、エコプラは真っ黒です。" title="gunpla-7" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10010" /><p class="wp-caption-text">様々な色のプラスチックが混ざるからか、エコプラは真っ黒です。</p></div>
<h4>30年間価格据え置き・脅威の工業製品</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
話をガンプラに戻しますが、大ブームの時の、30年前のガンプラって、今でも買えるんですよ。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そうですね。たまに昔買ったガンプラが家に残っていて、プレミア価格になるかな、なんて気にしている人がいますが、ガンプラは今も、当時と同じ値段で生産されていますから、よほどのことがないかぎりプレミアはつきません。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
あ、値段も同じなんだ、30年前と。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そうです。途中、消費税こそ導入されましたが、本体価格は一度も値上げされたことがないんです。また、数百種類が発売されましたが、これまでに絶版になったのはたったの一つだけ。<br />
30年間価格据え置きで作り続けられている工業製品というのは、日本ではなかなか例がないのではないでしょうか。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
よくヨーロッパの万年筆はずっと部品をとっておいたり、作り続けているなんて話がありますよね。ずっと昔に買った万年筆の修理が今でもできる、とか。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>その話は、日本の工業製品の寿命の短さを揶揄しているわけですね。家電なんか、長く使ったら罪、買い替えなさい、という風潮ですもんね。嗜好品のプラモデルを家電と比べるのは乱暴ですが、小学校の時に買えなかった、うまく作れなかったものを、大人になってリベンジしよう、という人もいるかもしれません。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
それ、私のことだ。小学校の頃は、ブームでなかなか買えなかったし、少ないお小遣いでは全部買うなんてとても無理でしたよ。今は大人買いが出来る(笑)。
</p>
</div>
<div id="attachment_10018" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-5.jpg" alt="マイナーメカ・ボール。手前は1981年発売、1/144 300円。奥は2004年発売のマスターグレード。どちらも今でも買えます。" title="gunpla-5" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10018" /><p class="wp-caption-text">マイナーメカ・ボール。手前は1981年発売、1/144 300円。奥は2004年発売のマスターグレード。どちらも今でも買えます。</p></div>
<div class="special_a">
<p>不景気で所得が増えなくなってはいるものの、小中学生当時に比べれば圧倒的に財力がついていますからね。でもメーカーも、30年前の、単価の安いものだけ売っているのでは商売になりませんから、大人向けの商品も出しています。
</p>
</div>
<h4>高度化したのか、退行したのか</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
ようやく最近の市場の話になるんですね。少年時代にガンプラから離れて、大人になってたまたま訪れた模型売場で、新しいガンプラに出会ってビックリ、という話は、結構耳にしました。なんだかやけにカッコよくなっているし、動くところも増えているし。
</p>
</div>
<div id="attachment_10012" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-1.jpg" alt="1980年発売の「1/144 シャア専用ザク」。足首が一体成型で動きません。" title="gunpla-1" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10012" /><p class="wp-caption-text">1980年発売の「1/144 シャア専用ザク」。足首が一体成型で動きません。</p></div>
<div id="attachment_10013" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-4.jpg" alt="2002年発売「HGUC シャア専用ザク」。足首は二重関節となって可動範囲が広がっています。" title="gunpla-4" width="300" height="252" class="size-full wp-image-10013" /><p class="wp-caption-text">2002年発売「HGUC シャア専用ザク」。足首は二重関節となって可動範囲が広がっています。</p></div>
<div class="special_a">
<p>現在ハイターゲット向けにラインナップされているのが、「マスターグレード」というシリーズで、外部だけでなく内部の構造も再現されています。さらに上位のグレードの「パーフェクトグレード」になると、実際の機械として存在した場合に、どのような可動をするのかを想定したメカニズムが用意されています。このため部品点数も多く、部品点数が1000点を超えているものまであります。金額も2万円台程度で、とても子ども向けの玩具とはいえず、やはり30〜40代の「出戻り世代」が狙われているわけですね。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
でも、その世代って仕事や子育てが忙しくて、なかなかプラモデルをつくる時間ってないのでは？　それに塗装や接着剤の臭いって、家族がいやがりますよね。
</p>
</div>
<div id="attachment_10021" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-2.jpg" alt="塗装時の臭いはプラモデル作りの障壁の一つでしたが、「色プラ」により一定の解決を見ます。" title="gunpla-2" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10021" /><p class="wp-caption-text">塗装時の臭いはプラモデル作りの障壁の一つでしたが、「色プラ」により一定の解決を見ます。</p></div>
<div id="attachment_10022" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-13.jpg" alt="「いろプラ」の例。ひとつのランナーで複数の成型色が使われています。" title="gunpla-13" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10022" /><p class="wp-caption-text">「いろプラ」の例。ひとつのランナーで複数の成型色が使われています。</p></div>
<div class="special_a">
<p>この点も改良されていて、現在のガンプラは原則として塗装不要、接着剤も使わないはめ込み式です。ランナー(部品のついている枝)の時点で高度に色分けされているので、組み立てるだけで設定通りの色が再現されますし、CAD・CAMで設計・製造され、しっかりしたダボがついているので、パーツは接着剤がなくてもピタっと合うんです。</p>
<p>また、プラモデルの生産は、タイ焼きのように金型にプラスチックを流しこんで成形するのですが、かつてはタイ焼きのような上下2面の金型だったものが、スライド金型を使うことで従来ディテールが設けられなかったところにディテールを設けるなどのことも出来るようになってきています。
</p>
</div>
<div id="attachment_10014" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/gunpla-11.jpg" alt="しっかりした接合部(黄色い丸の箇所)があるので、接着剤が不要です。" title="gunpla-11" width="520" height="346" class="size-full wp-image-10014" /><p class="wp-caption-text">しっかりした接合部(黄色い丸の箇所)があるので、接着剤が不要です。</p></div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
なるほどね。製造技術の進歩も楽しんだらいいんだ。<br />
それに塗装しなくていいなら家族も嫌がらないし。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>確かに、塗装、接着不要にすることで市場に受け入れられたことは否めませんね。でも、これには賛否あるんですよ。プラモデルというのは、もともとじっくり納得が行くまで作るもので、塗装も含めて自分の技術を磨きながら楽しむものだったわけです。しかしこうした、塗装も接着も不要、パーツを外して組み立てるだけ、誰が作っても同じものが出来る、というのは、ものづくりの面白さをスポイルしている、という意見もあるんです。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
厳しいですね。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>背景には、消費者の模型離れもありますね。ガンプラはこのように「組み立て式玩具」と呼ばれるほどの高度化を果たし、年少者や、時間のない社会人にも受け入れられていますが、自動車や航空機などのスケールモデルでは、接着、塗装が必要なものが主流です。これらはなかなか手がかかることもあってか、模型人口は減っているようなんです。プラモデルに代わり隆盛なのが、塗装済み、完成済みモデルです。自分で作る、という選択肢が、減ってしまっているんです。
</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
自分のほしい「立体」が手にはいればいい人と、「ものづくり」を楽しみたい人がいる、ってことですよね。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そうですね。これはどちらがいい、悪いということはないでしょう。塗装不要、接着不要であっても、それに塗装することはもちろん個人の自由です。カッコよく作ろうと思ったら、いくらでも個人の創意工夫が出来る余地がありますからね。プラモデルは「素材」であり、それをどう料理するかは作り手次第というわけです。
</p>
</div>
<h4>新製品は価格高騰気味？</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
同じキャラクターを、「マスターグレード」「パーフェクトグレード」など、別のグレード、スケールでリリースしてきていましたが、さらには同一グレードの中で「Ver.2」と呼ばれるものも出ていますね。
</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>人気のキャラクターは、販売数が見込めるため、そのときの最新技術を用いて「バージョンアップ」して販売されるわけですね。ここで興味深いのは、バージョンアップ版が発売された後も、旧バージョンが併買されることです。新しいバージョンとはいえ、あくまでも別商品で、旧版を好む消費者もいる、ということでしょうか。こうした商品ラインナップも、他の製品・業態ではなかなか見られないことですね。</p>
<p>ただ、新製品はギミックの向上もあってか、価格が高くなる傾向にあります。マスターグレードも1万円クラスのものが出ていますし、パーフェクトグレードは1〜3万円台です。これは明らかに大人向けの製品ですね。</p>
<p>高額模型で特定の層を狙うというのはガンプラに限らず、2007年に発売された1/350、47,250円の「宇宙戦艦ヤマト」も、その年代を過ごしてきた人たちにはタマラナイ商品でしょう。</p>
<blockquote><p><a href="http://bandai-hobby.net/yamato/">1/350 宇宙戦艦ヤマト<br />
http://bandai-hobby.net/yamato/</a>
</p></blockquote>
<p>最近の歴史ブームを反映してか、高額な「城」も発売されます。<br />
3/29に発売予定のGSIクレオスの「1/144 熊本城」は、26,500円と高額ですが、城のプラモデルとしては異例のビッグスケールで、はじめてプラモデルを作る人にも配慮されたキットです。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.mr-hobby.com/kumamotojyou/index.html">GSIクレオス 1/144 熊本城<br />
http://www.mr-hobby.com/kumamotojyou/index.html</a></p></blockquote>
<p>ガンプラに戻ると、この3月には、ガンプラ販売30周年を記念した新シリーズ、「メガサイズモデル」が発売されました。定価8190円、スケールは1/48、完成時の高さは約37cm。ガンプラ史上最大のキットですが、接着剤やニッパーなども不要の、まさに組み立て式玩具ですね。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.bandai.co.jp/releases/J2010030301.html">メガサイズモデル ガンダム<br />
http://www.bandai.co.jp/releases/J2010030301.html</a></p></blockquote>
<p>これから40周年、50周年を迎え，いずれ3世代に愛されるキャラクターになっていくのでしょうか。そのころは10万円を超える製品もリリースされているかもしれません。そのころも、価格据え置きで売られているのでしょうか？　答えはあと20年後に。</p>
</div>
<p><strong>関連サイト</strong><br />
<a href="http://www.gunpla30th.net/">ガンプラ30周年記念サイト<br />
http://www.gunpla30th.net/<br />
</a></p>
<hr />
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shizuoka_Sengen_Shrine_Ohaiden.jpg">浅間神社写真：Mnd氏 クリエイティブ・コモンズ 継承 3.0 Unported</a></p>
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		</item>
		<item>
		<title>啓蟄・桃始笑(ももはじめてさく)　チューリップ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/kakasya_08/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/03/kakasya_08/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 11 Mar 2010 02:00:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





小さな子供がクレパスと白い紙を相手にくり返しくり返し描く花はチューリップかしら？
「咲いた 咲いた チューリップの花が～」
腹ばいになってチューリップの歌を口ずさみながら赤、白、黄の花を描きます。
そんなワン [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0802.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0802thumb.jpg" alt="チューリップ01" title="チューリップ01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0801.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0801thumb.jpg" alt="チューリップ02" title="チューリップ02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>小さな子供がクレパスと白い紙を相手にくり返しくり返し描く花はチューリップかしら？<br />
「咲いた 咲いた チューリップの花が～」<br />
腹ばいになってチューリップの歌を口ずさみながら赤、白、黄の花を描きます。<br />
そんなワンシーンが目の前に浮かんできます。</p>
<p>春のうきうきした気分とチューリップの姿が重なって、見る人に童心を甦らせてくれるようです。</p>
<p>春が来ました。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>啓蟄「桃始笑・ももはじめてさく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_08/">http://www.bionet.jp/bio72_08/</a></p>
</div>
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		<title>啓蟄・ウグイスの初鳴日の等期日線図</title>
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		<pubDate>Fri, 05 Mar 2010 22:00:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[


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			<content:encoded><![CDATA[<div class="storycontent">
<p><img class="navimapimg" src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100306.jpg" alt="ウグイスの初鳴日の等期日線図" /></p>
</div>
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		<title>啓蟄・身近な春を探しに行こう。</title>
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		<pubDate>Fri, 05 Mar 2010 22:00:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[旬のコラム]]></category>

		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[春]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[冬ごもりを終えた虫が土の中から出てくるという「啓蟄」です。春はどこまでやってきているのか、身近な野山に春を探しに行ってみませんか。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-top1.jpg" alt="haru-top1" title="haru-top1" width="520"  class="alignnone size-full wp-image-9949" /></p>
<p>今日から二十四節気の「啓蟄」です。<br />
土の中で冬を越していた虫が穴から出てくる様をいいます。<br />
「啓」は、ひらくこと、「蟄」は、土中で冬を越す虫のことで、虫が春を感じて這い出してくる、ということです。<br />
「春」には、その暖かさからか、やわらかいイメージ、明るいイメージが想起されます。<br />
「青春」は、若く元気な時代を人生における春に例えています。思いのままになる絶頂期のことを「我が世の春」などと読んだりもします。対して冬は逆のイメージで、これが「青冬」だったり「我が世の冬」だったりすると、やっぱり暗いイメージになってしまいますね。</p>
<p>生き物が活発になり、エネルギーに満ちた春。<br />
野山で春を探してみました。</p>
<h4>春っていつから？</h4>
<p>暦の上の春は、2月4日の立春から始まり、立夏の前日までが春とされています。<br />
現行の太陽暦では3月から5月を春としています。</p>
<div id="attachment_9957" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/mean_temperature_03.jpg" alt="3月の平均気温(気象庁サイトより)" title="mean_temperature_03" width="520" height="369" class="size-full wp-image-9957" /><p class="wp-caption-text">3月の平均気温(気象庁サイトより)</p></div>
<p>図は、気象庁発表の1971年から2000年までの平均気温です。<br />
北海道ではほぼ全域で0℃以下なのに対して、西日本の太平洋側を中心に比較的高い温度となり、沖縄では一部18℃を超えています。同じ国・同じ時期でも20℃近い気温の差がありますから、季節感が一様にはならないのも当然かもしれません。</p>
<p>3月1日の産経新聞1面のコラムで、東京都知事の石原慎太郎氏が、「正確な二十四節気を」と訴えていました。</p>
<blockquote><p><a href="http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100301/acd1003010235000-n1.htm">正確な二十四節気を<br />
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100301/acd1003010235000-n1.htm<br />
</a></p></blockquote>
<p>この意見でも触れられていますが、3月3日の桃の節句も、新暦にあてはめると今年なら4月16日となります。<br />
七十二候はもともと中国で編まれたもので、さらに旧暦から新暦への切り替えによって、季節感が伴わないものがあるのは事実です。とはいえ、桃の節句が4月16日だといわれても、なんだかかえって戸惑ってしまうかもしれません。<br />
新しい二十四節気を考えるとしたら、果たしてどんなものになるのでしょうか。</p>
<h4>土中に広がる小宇宙</h4>
<p><iframe class="floatright" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=bionet00-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B003465FZM" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><br />
虫嫌いの人には、春になり、虫が動き出すことは、ちっとも嬉しくないかもしれません。<br />
でも、土中の虫や微生物は、地球全体の生命活動に、非常に大きな役割を果たしているのです。</p>
<p>ナショナルジオグラフィック日本語版の2010年2月号「小さな世界の豊かな生態系」では、30センチ四方の立方体の中にどれだけの生き物がいるか、という特集をしています。</p>
<p><a href="http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/1002/feature01/index.shtml">http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/1002/feature01/index.shtml<br />
</a></p>
<p>この特集には以下のような一節があります。</p>
<blockquote><p>
地面をはいまわる虫は、気持ち悪い存在にしか思えないかもしれない。だが、それらも含めた生物すべてとその多様性が、私たちには不可欠なのだ。それほど重要な存在なのに、私たちは地表にすむ生物のことを驚くほど理解していない。</p></blockquote>
<p>土は、ただの無機物ではなく、泥や石の隙間に、虫や菌が無数に住んでいる世界です。こうした虫や菌がいなくなってしまえば、土は痩せ、植物も育ちません。気持ち悪い、関係ない、と思う土中の虫がいるからこそ、地球の生命が成立しているといってもいいでしょう。</p>
<h4>「沈黙の春」から半世紀</h4>
<p class="floatright" style="witdh:120px;"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/carson.jpg" alt="レイチェル・カーソン" width="120" height="144" /><br /><span class="photocaption">レイチェル・カーソン</span></p>
<p>レイチェル・カーソンの「沈黙の春」が出版されてから、もうじき50年です。<br />
「沈黙の春」は、農薬などの化学物質の影響により、虫が消え、それを餌にしている鳥も消え、鳥の鳴き声の聞こえない春が訪れる、という訴えです。</p>
<p>幸い、まだ鳥の鳴き声は聞こえ、虫も見られます。でも、その種類や範囲は確実に減っているのが実感です。</p>
<p>カーソンが50年前に指摘したことは、改善されたものもあれば、されなかったものもあるでしょう。農薬に限らず、生物の生活を脅かすものは多々あります。</p>
<p>環境省のレッドリストによると、日本では3155種が絶滅のおそれのある種とされています。<br />
政府が3月1日に掲げた「生物多様性国家戦略」の改定案で、2020年までに絶滅の恐れがある種の維持・回復を図るとし、2050年までに生物多様性を現状以上に豊かにするとしています。「生物多様性国家戦略」で期限を定めた具体的目標が提示されるのははじめてで、今年10月に名古屋で開かれる第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)を睨んでのことです。</p>
<h4>近所に春を探しに行く</h4>
<p>さて、春がどのあたりまで来ているか、近所を散策してみました。<br />
3月の二日間、朝方と午後にわけて、同じところを回ってみました。たった一日違うだけでも、自然は少し違う表情を見せてくれます。暖かい時間とそうでない時間でも、生き物の動きが違うように思えます。</p>
<p>春探しというと、食いしん坊の「びお」としては、山菜や筍をとろう、という話に持っていきたいのはヤマヤマですが、今回は、出来るだけ自然にインパクトを与えず、ただ見るだけの春探しです。途中、いくつか石を裏返したりしてしまいましたが、出来ればそれも最小限に。</p>
<p>写真ではお伝えできませんが、鳥の鳴き声や、川のせせらぎなど、春にはなんだか嬉しくさせてくれることがいっぱいですね。</p>
<p>さて、以下はご近所探訪の写真。虫も出てきます。虫嫌いの方は、要注意。</p>
<div id="attachment_9935" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-08_5201.jpg" alt="他の桜に先駆けて咲く河津桜と目白。この写真だけは、今回の散策より前に撮ったものです。" title="haru-08_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9935" /><p class="wp-caption-text">他の桜に先駆けて咲く河津桜と目白。この写真だけは今回の散策ではなく、2月に撮ったものです。</p></div>
<div id="attachment_9934" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-221.jpg" alt="土筆が頭を出しています。" title="haru-221" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9934" /><p class="wp-caption-text">土筆が頭を出しています。</p></div>
<div id="attachment_9939" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-09_5201.jpg" alt="カエルの卵を探しましたが見つからず、オタマジャクシを発見。活発でした。" title="haru-09_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9939" /><p class="wp-caption-text">カエルの卵を探しましたが見つからず、オタマジャクシを発見。活発でした。</p></div>
<div id="attachment_9938" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-10_5201.jpg" alt="巻貝。" title="haru-10_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9938" /><p class="wp-caption-text">巻貝。</p></div>
<div id="attachment_9950" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-051.jpg" alt="孵ったばかりでしょうか？　小さな水生昆虫がたくさんいました。" title="haru-051" width="520" height="365" class="size-full wp-image-9950" /><p class="wp-caption-text">小さな水生昆虫がたくさんいました。孵化したてかな？</p></div>
<div id="attachment_9954" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-031.jpg" alt="ちょっと見づらいですが、メダカ。水温が暖かくなると顕著に動きが活発になります。" title="haru-031" width="520" height="327" class="size-full wp-image-9954" /><p class="wp-caption-text">ちょっと見づらいですが、メダカ。水温が暖かくなると顕著に動きが活発になります。</p></div>
<div id="attachment_9953" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-041.jpg" alt="水黽(アメンボ)。かなりの数がいたので、餌が増えてきているのでしょうか。" title="haru-041" width="520" height="338" class="size-full wp-image-9953" /><p class="wp-caption-text">水黽(アメンボ)。かなりの数がいたので、餌が増えてきているのでしょうか。</p></div>
<div id="attachment_9956" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-011.jpg" alt="湖には大量の川鵜(カワウ)が。春は営巣の季節だそうですが、ちょっと怖いですね…" title="haru-011" width="300" height="478" class="size-full wp-image-9956" /><p class="wp-caption-text">湖には大量の川鵜(カワウ)が。春は営巣の季節だそうですが、ちょっと怖いですね…</p></div>
<div id="attachment_9947" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-18_5201.jpg" alt="前年に刈り込まれた葦にも、春の兆しが見えます。" title="haru-18_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9947" /><p class="wp-caption-text">前年に刈り込まれた葦にも、春の兆しが見えます。</p></div>
<div id="attachment_9948" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-11_5201.jpg" alt="タンポポにとまるアブ。" title="haru-11_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9948" /><p class="wp-caption-text">タンポポにとまるアブ。</p></div>
<div id="attachment_9943" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-13_5201.jpg" alt="明日葉は冬も緑ですが、虫が葉っぱについていたのが春っぽい？" title="haru-13_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9943" /><p class="wp-caption-text">明日葉は冬も緑ですが、虫が葉っぱについていたのが春っぽい？</p></div>
<div id="attachment_9937" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-16_5201.jpg" alt="柳の芽吹き。" title="haru-16_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9937" /><p class="wp-caption-text">柳の芽吹き。</p></div>
<div id="attachment_9944" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-20_5201.jpg" alt="土から出てきた…のではなさそうです。" title="haru-20_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9944" /><p class="wp-caption-text">土から出てきた…のではなさそうです。</p></div>
<div id="attachment_9952" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-071.jpg" alt="石の陰に蜘蛛が。餌が増えてくる季節で嬉しそう(?)" title="haru-071" width="520" height="360" class="size-full wp-image-9952" /><p class="wp-caption-text">石の陰に蜘蛛が。餌が増えてくる季節で嬉しそう(?)</p></div>
<div id="attachment_9946" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-14_5201.jpg" alt="土に近いところにも、目を凝らすと虫がいます。中央あたり。" title="haru-14_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9946" /><p class="wp-caption-text">土に近いところにも、目を凝らすと虫がいます。中央あたり。</p></div>
<div id="attachment_9941" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-21_5201.jpg" alt="孵化した後の卵がありました。春が来たんですね。" title="haru-21_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9941" /><p class="wp-caption-text">孵化した後の卵がありました。春が来たんですね。</p></div>
<div id="attachment_9951" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-061.jpg" alt="石を動かしてみると蚯蚓(ミミズ)がいました。ミミズも漢字は虫偏です。" title="haru-061" width="520" height="373" class="size-full wp-image-9951" /><p class="wp-caption-text">石を動かしてみると蚯蚓(ミミズ)がいました。ミミズも漢字は虫偏です。</p></div>
<div id="attachment_9945" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-15_5201.jpg" alt="これはカビ？　キノコ？　ゲル状の物体。" title="haru-15_5201" width="520" height="348" class="size-full wp-image-9945" /><p class="wp-caption-text">これはカビ？　キノコ？　ゲル状の物体。</p></div>
<div id="attachment_9955" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/haru-021.jpg" alt="樹皮の上を蟻がセッセと行進しています。キリギリスは…いないようです。" title="haru-021" width="520" height="363" class="size-full wp-image-9955" /><p class="wp-caption-text">樹皮の上を蟻がセッセと行進しています。キリギリスは…いないようです。</p></div>
<p>写真が撮れませんでしたが、リスや蛙などの小動物、その他の鳥にも会えました。鳴き声や茂みからの音に耳を済ましてみることも、普段とはまったくちがう神経が使われる心地よさがありました。ただし、結構な割合の外来種がいることも事実でした。</p>
<p>過去には、冬に失われた生命が春に蘇る、という考えがあったのでしょう。春が1年の先頭に来ているのも、そこから来ているように思えます。<br />
「啓蟄」とはいえ、土の中からどんどん虫が出てくるようなシーンには、幸い(?)出会いませんでした。ここでいう「虫」は、おそらく昆虫やその他の節足動物ばかりを指すのではなく、カエルやヘビといった小動物も含んでいるのではないでしょうか。カエルもヘビも、漢字では「蛙」「蛇」と、どちらも虫偏がつきます。土の中で冬を越す種類もあり、きっとそういうものも含めていたのだろうなと実感しました。</p>
<p>自然界では、厳しい冬を乗り越えて、暖かくなってくるとさまざまな準備がはじまります。冬を乗り越えられない個体もあるでしょう。春にさっそく捕食されてしまう生き物もいるでしょう。<br />
でも、冬も春も関係なくいろいろなことに追われている私たち人間よりも、「種」としてみたら、幸せなのかもしれないな、と感じてしまいました。</p>
<p>春はあたり前のようにやってきますが、ただカレンダーの日付が春になった、というのではなく、春が訪れて、自然界が喜んでいることを自分も感じられたら、毎日がちょっと楽しくなる、と改めて思った「春探し」でした。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「エコ」で思考停止に陥っていないか</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/kyomi086/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/03/kyomi086/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 05 Mar 2010 22:00:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[興味津々]]></category>

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		<description><![CDATA[右を向いても左を向いても「エコ」ばかり。そこで安心して思考を停止してしまうのは、怖いことだと思ってます。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_9895" class="wp-caption aligncenter" style="width: 475px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/echo-1.jpg" alt="メーカーが「エコ替え」を勧める「エコカー減税」対象車についている「エコモード」。エコ三昧。" title="echo-1" width="465" height="349" class="size-full wp-image-9895" /><p class="wp-caption-text">メーカーが「エコ替え」を勧める「エコカー減税」対象車についている「エコモード」。エコ三昧。</p></div>
<p>新聞を見てもネットを見ても、エコという文字を見ない日はない。テレビは見ないので想像の範囲だが、きっとテレビCMも「エコ」の乱発だろう。</p>
<p>「エコ」という言葉は、主に省エネルギー、省資源、環境負荷の少なさなどをイメージして使っているようだ。これらのキーワードは、持続可能な社会形成にとって基本的にはよいことで、決して「アンチエコ」なつもりではないが、こう猫も杓子も「エコ」だと、少し考えさせられる。</p>
<p>何かと話題の「プリウス」にも、エコモードがついている。ECOMODEボタンを押すと、アクセル開度に対して出力が抑えられる。有り体にいうと、アクセルレスポンスが著しく悪い、遅い車になる。その代わりといってはなんだが、その反対で、アクセルレスポンスもよく、バッテリーの力もどんどん使う、パワーモードというものもついている。</p>
<p>先日、プロジェクターを購入したら、これにもエコモードというのがついていた。使ってみると、ランプの明るさを抑え、それにより発熱も少なくなることから冷却ファンの回転も抑えられるようだった。</p>
<p>洗濯機にも「エコナビ」がついていて、センサーで、汚れの程度を判断して運転を制御し、節水や省エネを図るというものもある。</p>
<p>そして「エコカー減税」である。正式名称は「環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税・自動車取得税の特例措置」といい、国は「エコカー減税」とは呼んでいないのだが、業界やメディアがそう名づけてしまった。</p>
<p>家電や、住宅にも「エコポイント」が導入された。これは国も正式に「エコ」をつけている。後発の住宅も、家電エコポイントのネームバリューにあやかったのだろう。おそらく、別のカタい名前をつけてしまうと認知度がぐっと下がるので、制度の普及という点では正解だろう。この住宅エコポイント、断熱改修と同時に行うことで、バリアフリー改修にもポイントがつくので、バリアフリーも「エコ」の仲間なのかもしれない。</p>
<p>すごいのはエアコンで、「エコ運転」をするとリモコン内でポイントがたまり、画面に樹が伸びていく表示が出るものがある。ポイントが一定量まで達すると、インドネシアへの植樹に名前をいれてくれるそうだ。使えば使うほど「エコ」？　そんなわけはない。あくまで通常運転と比較しての話なのだが、何かすり替えられているように思える。</p>
<p>これらの「エコ」は、「従来品(あるいはフルパワーモード)よりも環境負荷が少ない、あるいはランニングコストが低い」という意味で使われているものがほとんどだ。</p>
<p>ティッシュペーパーにも「エコ」がくっついていた。</p>
<div id="attachment_9896" class="wp-caption aligncenter" style="width: 475px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/echo-3.jpg" alt="「ちょびエコ」というティッシュペーパー" title="echo-3" width="465" height="349" class="size-full wp-image-9896" /><p class="wp-caption-text">「ちょびエコ」というティッシュペーパー</p></div>
<div id="attachment_9901" class="wp-caption aligncenter" style="width: 475px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/echo-41.jpg" alt="「ちょびエコ」の説明。メーカーのメリットに見えるが、それも消費者へのアピールポイントに。" title="echo-41" width="465" height="349" class="size-full wp-image-9901" /><p class="wp-caption-text">「ちょびエコ」の説明。メーカーのメリットに見えるが、それも消費者へのアピールポイントに。</p></div>
<p>小さくなって収納・持ち運びに便利、といった消費者の利点が説明してあるが、スタート地点はメーカーの物流・資材コストの削減だろう。だが中身が同じで値段が同等以下なら、少なくとも消費者は損をしていない。従来よりも使うパッケージが減ったなら、エコで嬉しいと思うかもしれない。「ちょびエコ」という、肩肘張らない感じを演出しているのが象徴的だと感じた。</p>
<p>より環境負荷を小さくするための技術革新や経営努力により、win-winの関係が築けるならよいだろう。<br />
そうした努力によって原単位が減ることは素晴らしいし、無駄を抑えるモードがついているのも、利用する側の選択が増えることは悪くない。</p>
<p>だが、ある条件で「エコ」であっても、別の条件ならそうではないかもしれない。メーカーのいうまま、免罪符のように「エコ」のボタンを押して安心していないだろうか。</p>
<p>「エコ」というオブラートで包まれて、そこで思考停止に陥ってはならない。</p>
<p>今年は日本で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれるので、本来の「生態学」を示す「エコロジー」が、より注目されるだろう。既に「生物多様性ガイドライン」を発表している企業もある。新たなビジネスチャンスだと鼻息の荒い人もいる。この「エコロジー」も「エコ」に取り込まれてメーカーのカタログに載る日がくるのだろう。さらに「エコ」の使用用途が増える。</p>
<p>どこで作られて、どう運ばれてきたものを、どう使いたいのか。それでなくては駄目か。他の方法はないのか。<br />
自分の頭で、きちんと考えたい。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>啓蟄・蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)　萌芽</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/kakasya_07/</link>
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		<pubDate>Fri, 05 Mar 2010 22:00:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





昨年の12月7日と12月22日に掲載されたサンゴミズキを覚えていらっしゃいますか?
そのサンゴミズキが三度目の登場です。
ほら小さな葉がついています。
そして花の蕾もついています。
バケツの水を吸いあげていた [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0701.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0701thumb.jpg" alt="萌芽(ほうが)01" title="萌芽(ほうが)01" width="510" /></a>
</div>
<div style="width:144px; float:right; padding-left:10px"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0702.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/k0702thumb.jpg" alt="萌芽(ほうが)02" title="萌芽(ほうが)02" width="151" /></a>
</div>
<p>昨年の12月7日と12月22日に掲載されたサンゴミズキを覚えていらっしゃいますか?<br />
そのサンゴミズキが三度目の登場です。<br />
ほら小さな葉がついています。<br />
そして花の蕾もついています。<br />
バケツの水を吸いあげていた切り口からは根も生えています。<br />
部屋の中で冬を越したサンゴミズキは、ほぼ3ヶ月で春の衣をつけて新しい姿を見せてくれました。</p>
<p>雨が続いた後のあたたかさに背を押されて庭に出たら、ムスカリが土を割って頭を出し、花ニラの葉は伸び、山あじさいの枯枝からほんの少し緑の芽が吹いています。<br />
植物の息づかいが聞こえます。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>啓蟄「蟄虫啓戸・すごもりむしとをひらく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_07/">http://www.bionet.jp/bio72_07/</a></p>
</div>
<p><b>関連記事</b><br />
<a href="http://www.bionet.jp/kakasya_61/">大雪・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる )　サンゴミズキ </a><br />
<a href="http://www.bionet.jp/kakasya_64/">冬至・乃東生(なつかれくさしょうず)　クリスマスのアレンジメント </a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>石井工務店(株)</title>
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		<pubDate>Wed, 03 Mar 2010 00:55:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[

私たちは長野県上田市にある小さな工務店です。国産材や、自然素材を使いながら、伝統工法なども取り入れ、大工、左官をはじめとした職人の技術を活かした家づくりをしています。一度に多くの仕事はできませんが、木の家のよさを実感 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="komuten">
<div id="komutenlead">
<p>私たちは長野県上田市にある小さな工務店です。国産材や、自然素材を使いながら、伝統工法なども取り入れ、大工、左官をはじめとした職人の技術を活かした家づくりをしています。一度に多くの仕事はできませんが、木の家のよさを実感できる、丈夫でいつまでも愛される住まいを目指し、お客様と共に一棟一棟じっくりと、丁寧につくっています。</p>
</div>
<div id="komutendata">
<table>
<tr>
<td>社名</td>
<td>石井工務店(株)</td>
</tr>
<tr>
<td>住所</td>
<td>386-1107&nbsp;長野県上田市築地535-7</td>
</tr>
<tr>
<td>電話番号</td>
<td>0268-27-8222</td>
</tr>
<tr>
<td>FAX番号</td>
<td>0286-24-1584</td>
</tr>
<tr>
<td>WEBサイト</td>
<td><a href="http://ishii-k.wda.jp/">http://ishii-k.wda.jp/</a></td>
</tr>
</table>
</div>
<div class="photos">
<table id="komutenphotos">
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-01.jpg" title="丸太で組んだ小屋梁が見える家。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-01t.jpg" alt="丸太で組んだ小屋梁が見える家。" /></a><br />丸太で組んだ小屋梁が見える家。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-02.jpg" title="寒い信州では薪ストーブも人気です。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-02t.jpg" alt="寒い信州では薪ストーブも人気です。" /></a><br />寒い信州では薪ストーブも人気です。</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-05.jpg" title="板倉でつくる家。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-05t.jpg" alt="板倉でつくる家。" /></a><br />板倉でつくる家。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-04.jpg" title="民家再生も行います。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-04t.jpg" alt="民家再生も行います。" /></a><br />民家再生も行います。</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-03.jpg" title="漆喰壁と、信州唐松の床板。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/200012-03t.jpg" alt="漆喰壁と、信州唐松の床板。" /></a><br />漆喰壁と、信州唐松の床板。</td>
<td></td>
</tr>
</table>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>雨水・草木萌動(そうもくめばえいずる)　モモの花</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/kakasya_06/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/03/kakasya_06/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 10:40:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





桃の節句ともいわれるひなまつりに桃の花は欠かせない花です。
ふっくらした赤ちゃんのほっぺに触れたようなやわらかさが桃の花びらにはあって、ひなまつりには恰好の花だと思います。
その思いがあるからでしょうか、樹形 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0702.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0702thumb.jpg" alt="モモの花01" title="モモの花01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0701.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0701thumb.jpg" alt="モモの花02" title="モモの花02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>桃の節句ともいわれるひなまつりに桃の花は欠かせない花です。</p>
<p>ふっくらした赤ちゃんのほっぺに触れたようなやわらかさが桃の花びらにはあって、ひなまつりには恰好の花だと思います。<br />
その思いがあるからでしょうか、樹形そのものもほんわりとした曲線から成り立っているようにみえます。</p>
<p>散歩道の中ほどに、くる春もくる春も見事な花を咲かせる花桃の木があります。<br />
白色と桃色が一本ずつ並んで咲くのです。<br />
満開の時はまるで春を祝って咲いているみたいで嬉しくなります。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>雨水「草木萌動・そうもくめばえいずる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_06/">http://www.bionet.jp/bio72_06/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>風呂敷ー古くて新しい、便利な生活道具</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/03/furoshiki/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/03/furoshiki/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 10:40:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[住まいの工夫]]></category>

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		<description><![CDATA[かつてはどこの家庭にもあった風呂敷も、戦後の高度成長期、私たちの生活の中からしだいに姿を消していってしまいました。
しかし近年、再び風呂敷のよさが見直されてきています。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki.jpg" alt="風呂敷トップ" title="風呂敷トップ" width="520" class="aligncenter size-full wp-image-9836" /></p>
<p>みなさんは、日常生活の中で風呂敷を使っていますか？<br />
そう聞かれて、「え？なんでそんな古いものを…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。</p>
<p>風呂敷は、長い歴史と伝統を持ち、かつては生活に欠かすことのできない道具として、日常的に使われていました。ただの四角い１枚の布ですが、人々は知恵を以って、この風呂敷をいろいろな方法で使いこなしていたのです。</p>
<p>そんな身近な道具だった風呂敷ですが、戦後の高度成長期、私たちの生活の中からしだいに姿を消していってしまいました。<br />
しかし近年、再び風呂敷のよさが見直されてきています。</p>
<p>現代の私たちの生活の中でも大いに活用できる道具として、風呂敷に注目します。</p>
<h4>風呂敷の歴史</h4>
<p>はじめに、風呂敷の歴史を見てみましょう。</p>
<p>風呂敷の歴史は古く、風呂敷のような道具が使われるようになったのは奈良時代の頃だといわれています。御物（ぎょぶつ・皇室の所蔵品）を包み保管するために使われていた布が、現在でも正倉院に残っています。</p>
<p>平安時代には「古路毛都々美（ころもつつみ）」と呼ばれ、衣類を包むなど収納用の道具として使われていました。</p>
<p>南北朝時代や室町時代の記録では、包むための布のことを「平包み（ひらつつみ・ひらづつみ）」と呼んでいます。この「平包み」という呼び方は江戸時代中期まで用いられます。</p>
<p>では、現在の「風呂敷」という呼び方は、何に由来するのでしょうか。<br />
包む布と風呂が関係するようになったのは、室町時代とされます。当時の風呂は蒸気風呂で、床にはむしろ、すのこ、布などを敷きました。また、将軍足利義満が大湯殿（おおゆどの）を建てたとき、風呂に入った大名たちが、脱いだ着物を取り違えないように家紋のついた布に包み、風呂から上がるとこの布の上に座って身繕いをした、という記録が残っているそうです。<br />
このような使い方から、「風呂敷」という名前が生まれたと考えられています。</p>
<p>ただ、当時、ものを包む布は「平包み」と呼ばれていて、「風呂敷」という呼び方が定着するのは、江戸時代中期のことです。</p>
<p>江戸時代中期に銭湯が発達し、お湯を張る風呂が一般的になり、風呂で使う布は、敷くよりも包むものとして用途が残りました。手ぬぐいや浴衣、洗面用具などを風呂敷に包んで銭湯へ通う習慣が生まれ、風呂敷は日常的に使われるようになりました。<br />
『近世事物考』（1848年）に「寛保の頃より平包の名はうしないて、物を包む布を皆ふろ敷と云なり」という記述があり、「平包」と「風呂敷」という呼び方が混在する時期を経て、「風呂敷」という呼び方が定着したと考えられています。</p>
<p>そして風呂敷は、商人たちが行商のために売り物を包んで運んだり、旅の支度をまとめたりなど、人々の生活に欠かせない道具として広く浸透していきました。<br />
明治時代以降も、風呂敷は一般家庭に広く普及し、教科書を包んで学校へ通ったり、結納やお宮参りのような正式な場に使ったり、戦争のときに身の回りのものを包んで避難したり…等々、さまざまな形で使われました。</p>
<p>昭和30～40年代頃まで、風呂敷はごく身近な、便利な生活道具だったのです。生活になくてはならないもので、当時はどの家庭にも20枚くらいの風呂敷があったといわれます。</p>
<p>この記事を書くにあたって、記者（30代半ば、親は60代前半）の実家に風呂敷があるかどうか確認したところ、20枚以上の風呂敷が出てきました。それでも、ずいぶん捨てて、残しておきたいものだけ残してあるとのことでした。</p>
<p>その中に、こんな風呂敷がありました。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/furoshiki011.jpg" alt="furoshiki011" title="furoshiki011" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9870" /></p>
<p>風呂敷は、お店のノベルティグッズにも使われていたのですね。このことは、風呂敷がいかに身近な道具であったかを物語っているように思います。</p>
<p>しかし、戦後、日本は高度成長期を迎え、欧米志向が高まり、ものを買い、消費し、使い捨てにするという傾向も強くなりました。<br />
昭和40（1965）年頃に紙袋が登場し、その現代的なデザインがもてはやされます。紙袋やレジ袋、バッグなどを使うことが増えていき、風呂敷が使われることは少なくなっていきました。また、宅配サービスが始まり、自分でものを運ぶ機会も減りました。こうして、生活の中からしだいに風呂敷が消えていきました。</p>
<p>記者が子どもの頃は、親が法事へ行くと、紫色や暗めの青色の風呂敷包みを携えて帰ってきたことを思い出します。以前は香典返しを、紙袋ではなく、風呂敷に包んでいたのですね。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/03/furoshiki02.jpg" alt="furoshiki02" title="furoshiki02" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9869" /></p>
<h4>今、見直されている風呂敷</h4>
<p>このようにしだいに生活の中から姿を消してしまった風呂敷ですが、1990年代に入り、環境問題への関心が高まり、エコロジーの概念が広がるとともに、再び注目されるようになりました。</p>
<p>風呂敷は、結び目をほどけばすぐに元どおりになり、何度でもくり返し使えます。レジ袋や紙袋のようにゴミになりません。（最近では同じ観点から、買い物に“エコバッグ”を使うことが増えていますよね。こちらも、どんどん広がって浸透してほしいと思います。）<br />
風呂敷は、大小さまざまな大きさのものがあり、元は四角い１枚の布で、いろいろに形を変えることができます。包むものの大きさや形に合わせて、自由に包み方を工夫できます。工夫次第でどんなものでも包めます。<br />
また、丈夫で破れる心配もなく、持ちやすいです。レジ袋のようにきつく手に食い込むようなことはありません。<br />
使わないときには小さくたためて場所をとりませんし、持ち運ぶ場合にもかさばりません。</p>
<p>さすが古来より長い間、生活に欠かせない道具として使われてきただけあって、便利なのです。</p>
<p>また、実用的な面だけではなく、風呂敷は日本の伝統である「包む」文化を代表する道具でもあります。「包む」という行為には、ものを大切にし、心をこめて扱うという意味があるのです。</p>
<p>最近では、日本の生活文化そのものが見直される傾向とともに、風呂敷の人気も高まってきています。<br />
さまざまなデザインの風呂敷が作られていて、用途や好みによって風呂敷を選んだり、その色や柄で季節感を楽しんだりすることもできます。<br />
そして、後述しますが、ただ実用的に包む、運ぶというだけではなく、多様な使い方が提案されていて、それを生活の中に取り入れることができます。<br />
「エコ」のためにというだけでなく、生活を豊かにする彩りとして、ウキウキした気持ちで楽しめるものなのではないかと思います。</p>
<h4>いろいろな風呂敷</h4>
<p>さて、一口に風呂敷と言っても、実にいろいろなものがあります。</p>
<p><strong>■大きさ</strong><br />
風呂敷には、いろいろな大きさのものがあります。のし袋や小物を包む小さな風呂敷（約45ｃｍ）から、布団などが包める大きな風呂敷（約238ｃｍ）まで。<br />
「幅」（はば、約34ｃｍ）という長さの単位を基本として、次のように大きさを表します。10種類ほどの大きさがあります。</p>
<p>・中幅（ちゅうはば）：約45ｃｍ<br />
・一尺三寸幅（いっしゃくさんずんはば）：約50ｃｍ<br />
・二幅（ふたはば）：約68ｃｍ<br />
・二尺幅（にしゃくはば）：約75ｃｍ<br />
・二尺四寸幅（にしゃくよんすんはば）：約90ｃｍ<br />
・三幅（みはば）：約105ｃｍ<br />
・四幅（よはば）：約128ｃｍ<br />
・五幅（いつはば）：約180ｃｍ<br />
・六幅（むはば）：約205ｃｍ<br />
・七幅（ななはば）：約238ｃｍ</p>
<p>※「エコライフにも役立つ！　ふろしき大研究　くらしの知恵と和の文化」（宮井株式会社監修、ＰＨＰ研究所、2005年）より</p>
<p>包むものの大きさや用途、目的に応じて使い分けます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki03.jpg" alt="いろいろな大きさの風呂敷" title="いろいろな大きさの風呂敷" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9841" /></p>
<p><strong>■素材</strong><br />
風呂敷に使われる素材は、大きく分けて３つあります。</p>
<p>・絹<br />
「ちりめん」（一面に「しぼ」という細かい凹凸の入った絹織物）や「紬（つむぎ）」、夏に使うのに適した「絽（ろ）」と呼ばれるものなど。<br />
やさしい肌ざわりで、上品な光沢があります。値段は高め。慶弔の改まった場面や、お中元・お歳暮、目上の人への贈り物を包むときなどに使われます。<br />
繊細な素材なので、重いものは避け、お手入れはドライクリーニングで。</p>
<p>・木綿<br />
さらりとした肌ざわりで、丈夫です。値段も手頃。扱いやすく、身のまわりのものを気軽に包めて、大きなものや重いものでもしっかり包めます。<br />
伸びたり縮んだりすることも少なく、洗濯機で洗えます。ただ、色物は他の物と一緒に洗わない方がよいでしょう。</p>
<p>・化学繊維<br />
レーヨン、ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維も、風呂敷によく使われます。ちりめんのようなしぼの入った、きれいな色のものが多いです。<br />
レーヨンはシワになりやすく、重い荷物には耐えられません。水に濡れると縮んでしまうので注意が必要です。お手入れはドライクリーニングで。<br />
ポリエステルはシワになりにくく、水に濡れても縮みにくいので、扱いやすいです。洗濯機で洗えます。<br />
ナイロンは値段が安く、丈夫です。洗濯機で洗えます。</p>
<p>最近では、再生繊維の風呂敷も作られています。</p>
<p><strong>■色</strong><br />
風呂敷の色には大きく分けて４つの種類があり、それぞれの色が違う意味を持っています。</p>
<p>・紫色<br />
昔は位の高い人が身につけた色で、優雅なイメージがあり、長寿を表す色とされています。<br />
贈り物でよろこびやお礼の気持ちを伝えるときだけでなく、お葬式など、あらゆる場面で使うことができます。</p>
<p>・赤色<br />
赤やピンクのような鮮やかな色は、結婚式などのおめでたい席に適した色です。</p>
<p>・青色<br />
藍や紺のような青色は、私たちにとって馴染みのある身近な色です。ふだん使いのほか、お葬式などのお悔やみの席で使うことができます。</p>
<p>・緑色<br />
緑色の風呂敷もお葬式などの席に適しています。<br />
うぐいす色や利休色とも呼ばれる薄緑色は、江戸時代の流行色だったそうです。</p>
<p>■柄<br />
風呂敷の柄には、実にさまざまな種類があります。<br />
代表的なものを見てみます。</p>
<p>・吉祥紋（松竹梅、鶴亀）<br />
風呂敷の紋様には松竹梅や鶴亀のような、「吉祥紋」と呼ばれるおめでたい図柄がたくさんあります。<br />
これは、昔、女性が結婚するとき、縁起のよい紋様の風呂敷を使って嫁入り道具を運ぶ習慣があったためだとされます。風呂敷は、現在でも結婚などのおめでたい場面でよく使われています。</p>
<p>・唐草<br />
風呂敷の図柄として有名なものに唐草模様がありますが、何故か泥棒が唐草模様の風呂敷を担いでいるイメージが浮かんでしまいますよね。でも、実はこれもおめでたい図柄です。四方八方にどこまでも伸びていく蔓を表していて、長寿や繁栄などの願いが込められています。<br />
唐草模様は古くから瓦や仏像の台座などに用いられていましたが、明治30（1897）年頃から風呂敷に使われるようになりました。生産しやすいことから大量生産され大人気となり、風呂敷を代表する模様となっていったそうです。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki04.jpg" alt="おめでたい図柄、唐草に松竹梅" title="おめでたい図柄、唐草に松竹梅" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9842" /></p>
<p>・小紋<br />
全体に細かい模様が入っています。江戸時代に武家の袴に使われた伝統的な図柄です。<br />
鮫小紋、角通し、行儀、麻の葉、あられ小紋、など。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki05.jpg" alt="江戸小紋" title="江戸小紋" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9843" /></p>
<p>・花鳥風月、季節の自然を表現した図柄<br />
風呂敷には、季節の草花や景色などの図柄が多くあります。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki06.jpg" alt="季節の図柄" title="季節の図柄" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9844" /></p>
<p>■世界の風呂敷<br />
ここでは詳しく触れませんが、風呂敷のような道具は、アジアを中心とした世界各地で使われています。<br />
どれも日本の風呂敷と同じく、１枚の布で、包んだり結んだりして使います。<br />
中国の包袱（パオフー）、韓国の褓子器（ポシャギ）、インドのルマール、トルコのボーチャ、グァテマラのスーテ・セルビエータ、ペルーのマンタなど。</p>
<h4>いろいろ使える！　風呂敷</h4>
<p>最近では再び風呂敷が注目を集めるようになり、多くの書籍やWebサイト等で、風呂敷の多様な使い方が提案されています。<br />
数冊の書籍で提案されていた、風呂敷の使い方をご紹介します。<br />
（参考資料は、記事の最後をご覧ください。）</p>
<p><strong>■包む</strong><br />
風呂敷の最も基本的な使い方です。<br />
慶弔の改まった席や、お祝いやお礼のご挨拶のときなどに、お祝い金や品物を風呂敷で包んで持参するイメージがまず浮かびます。<br />
その他にも実にさまざまな包み方がありますし、新しい包み方も提案されています。</p>
<p>包み方の例を挙げてみますと、四角いものを包む「お使い包み」、長いものを包む「筒包み」、大きくて重いものを運ぶときや、平らで長細いものを包むときの「ひっかけ結び」、びん包み、すいか包み、りんご包み、お弁当を包む「手提げランチ包み」、ブック包み、等々。<br />
バドミントンのラケットや、スニーカー、ペットボトル、パンを入れたバスケットなどの包み方もありました。</p>
<p>ページ後半では、お使い包み、びん包み（２本）、りんご包みの包み方を、動画でご紹介します。</p>
<p><strong>■贈る、風呂敷を使ったラッピング</strong><br />
「包む」の一環ではありますが、何か品物を贈るときに包装紙ではなく風呂敷で包んで、そのまま風呂敷ごとプレゼントする、という使い方です。風呂敷を使ったラッピングですね。</p>
<p>上で挙げたような包み方もいいですし、その他にも、大輪の花をあしらったような包み方や、ひだをたくさんつけた優雅な印象の包み方など、“ギフトラッピング”用の包み方も提案されています。</p>
<p><strong>■運ぶ</strong><br />
こちらも、風呂敷の基本的な使い方ですが、ものを包んだ上で「運ぶ」という使い方も、挙げておきたいと思います。</p>
<p>大きなもの、平らなもの、長いもの、細かいバラバラしたもの、カバンに入らないもの…なども、風呂敷に包めば、運びやすくなります。スマートに運ぶことができます。<br />
「運ぶ」ために、風呂敷が果たせる役割があります。</p>
<p>風呂敷が日常生活に欠かせなかった時代、風呂敷を使った荷物の運び方には、手にさげたり、腕に抱えたり、肩に背負ったり、肩にのせたり、頭にのせたり、首にさげたり、腰にさげたり、棒などに結んだり…など、いろいろな運び方がありました。</p>
<p><strong>■敷く</strong><br />
床や畳の上に、大きい風呂敷を敷いたり、テーブルの上に小さな風呂敷を敷いてランチョンマットにしたり、というような使い方です。<br />
風呂敷の語源となった使い方ですね。</p>
<p><strong>■かける</strong><br />
ソファーや椅子、家具の上などに風呂敷をかけたり、テーブルに風呂敷をかけてテーブルクロスにしたり、というような使い方です。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/furoshiki07.jpg" alt="ソファーにかけて" title="ソファーにかけて" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9845" /></p>
<p><strong>■しまう（収納）</strong><br />
ふとん、衣類、季節の家電製品などを風呂敷で包んで、収納します。<br />
風呂敷を、収納ボックスの替わりに。</p>
<p><strong>■部屋の小物として</strong><br />
ティッシュボックスや小物を入れるかご、果物かごなどを風呂敷で包んで、部屋のインテリアに活用。<br />
クッションを風呂敷で包んで、クッションカバーに。</p>
<p>ティッシュケースやクッションカバーを入手すると、そう簡単に取り替えることはできませんが、風呂敷を使えば、風呂敷の色や柄を替えることで、いろいろなデザインを気軽に楽しむことができます。</p>
<p>帽子のようなカバーをつくって、ティーコージー（ティーコゼー）として、ティーポットにかぶせるというアイデアもありました。</p>
<p><strong>■バッグとして</strong><br />
風呂敷を結んで、バッグにして使います。<br />
前述したように、買い物のときのエコバッグとしても重宝します。</p>
<p>風呂敷を3回さっと結ぶだけでできる「インスタントバッグ」、2枚の風呂敷を合わせて簡単に作れる「風呂敷リュック」、「バスケット包み」、「京風ショルダー」などのつくり方が提案されていました。<br />
インスタントバッグは、荷物の出し入れがしやすく、どんな形のものでも気にせずに持ち運べるので、買い物にもぴったりとか。</p>
<p>また、ふつうのバッグをきれいな風呂敷で包んで、もうひとつのバッグを誕生させるというアイデアもありました。雨の日にバッグを守るカバーにもなります。</p>
<p><strong>■装いに</strong><br />
風呂敷を、スカーフや帽子など、装いの彩りに活用します。<br />
また、寒いときにひざにかけたり、首にまいたりもできます。</p>
<p><strong>■遊ぶ</strong><br />
子どもが遊ぶときに、風呂敷をマントや頭巾、帽子などにして遊べます。</p>
<p>以上、本当にいろいろな使い方ができますね！<br />
まだまだあるかもしれません。</p>
<p>しかも、最近ではきれいな風呂敷、かわいい風呂敷、いろいろなデザインの風呂敷があるので、その都度、自分の気分や好みに合ったものや、季節感のあるものなどを選んで使えるところも、とても楽しそうです。</p>
<h4>包み方を動画でご紹介します</h4>
<p>最後に、風呂敷を使った包み方を、動画でいくつかご紹介します。</p>
<p>まずは、風呂敷を使いこなすための基本、「ひとつ結び」と「真結び（まむすび）」から。</p>
<p><strong>■ひとつ結び</strong><br />
クルリと１回まわして引っ張るだけの結び方です。<br />
簡単ですが、風呂敷を使うときにはとても大切な結び方です。<br />
ひとつ結びは、包むものに合わせて、風呂敷をさまざまな大きさ・形に変えられます。</p>
<p><object width="480" height ="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/JKtwOmQ8VAw&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/JKtwOmQ8VAw&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height ="385"></embed></object></p>
<p><strong>■真結び</strong><br />
風呂敷を使いこなすための基本中の基本とされます。<br />
正しく真結びをしていれば、結び目は解けることはありません。「一度結んだら解けない、でも解きたいときにはすぐ解ける」のが特長です。<br />
正しい真結びは、結び目が横方向になります。結び目が上下方向になるのは「縦結び」で、固く結んでも解けてしまう結び方です。</p>
<p>分かりやすいように、右手の風呂敷と左手の風呂敷を別の色にしています。</p>
<p><object width="480" height ="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/WvgSDGAvOZo&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/WvgSDGAvOZo&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height ="385"></embed></object></p>
<p><strong>■お使い包み</strong><br />
四角いものを包むときに、よく使われる包み方です。</p>
<p><object width="480" height ="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/8Nnw9_RgMUM&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/8Nnw9_RgMUM&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height ="385"></embed></object></p>
<p><strong>■瓶包み（2本）</strong><br />
2本のびんの包み方です。<br />
2本のびんを真っすぐにぶら下げて持つことができ、びんを包む風呂敷がクッションになって割れやすいびんを守ってくれます。</p>
<p><object width="480" height ="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/AwXGGKpG2vw&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/AwXGGKpG2vw&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height ="385"></embed></object></p>
<p><strong>■りんご包み</strong><br />
りんごの他、みかんやおにぎりなど、丸い形をしたものをそのまま包むことができます。<br />
大きい風呂敷を使えば、スイカやメロンなどの大きいものも包めます。</p>
<p><object width="480" height ="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/g1TwvzChYpc&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/g1TwvzChYpc&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height ="385"></embed></object></p>
<h4>風呂敷を楽しもう！</h4>
<p>古くて新しい、便利な生活道具、風呂敷。<br />
日々の暮らしの中で、風呂敷を活用し、楽しんでみませんか。</p>
<hr />
<p>【参考資料】<br />
・「エコライフにも役立つ！ ふろしき大研究 くらしの知恵と和の文化」宮井株式会社 監修、PHP研究所、2005年</p>
<p>・「まいにち、ふろしき」京都 和文化研究所　むす美　山田悦子 著、誠文堂新光社、2006年</p>
<p>・「包んで結んで ふろしきに夢中」森田知都子 著、日本ヴォーグ社、2001年</p>
<p>・「つつんで・むすんで――ふろしきワンダーランド」森田知都子 作、森さつき 絵、大日本図書、2003年</p>
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			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/03/furoshiki/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>永本建設(株)</title>
		<link>http://www.bionet.jp/machinet/member/k340014/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/machinet/member/k340014/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 26 Feb 2010 00:39:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[

夢をかたちに…
「だれにでも70点の家」よりも、
「あなただけの100点の家」を。
お客様の夢づくりが私達の夢づくり
広島県産材を使った家づくりを通して、自然環境の改善や、林業の活性化を目指しており、お客様にはトレー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="komuten">
<div id="komutenlead">
<p>夢をかたちに…</p>
<p>「だれにでも70点の家」よりも、</p>
<p>「あなただけの100点の家」を。</p>
<p>お客様の夢づくりが私達の夢づくり</p>
<p>広島県産材を使った家づくりを通して、自然環境の改善や、林業の活性化を目指しており、お客様にはトレーサビリティーがはっきりとした安心・安全な住まいを提供しています。また、外断熱にも力を入れており、夏は涼しく冬は暖かいという、省エネな工法を採用しています。建物に使う素材にも気を使い、自然素材を中心としたご提案など、ご希望に併せて幅広く行なっています。弊社ギャラリー内には薪ストーブ館も併設し打ち合わせ室では実際にご体感頂くことも出来ます。是非遊びに来てください。</p>
</div>
<div id="komutendata">
<table>
<tr>
<td>社名</td>
<td>永本建設(株)</td>
</tr>
<tr>
<td>住所</td>
<td>738-0024&nbsp;広島県廿日市市新宮2-14-12</td>
</tr>
<tr>
<td>電話番号</td>
<td>0829-31-6655</td>
</tr>
<tr>
<td>FAX番号</td>
<td>0829-31-5855</td>
</tr>
<tr>
<td>WEBサイト</td>
<td><a href="http://www.nagamoto-home.com/">http://www.nagamoto-home.com/</a></td>
</tr>
</table>
</div>
<div class="photos">
<table id="komutenphotos">
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-01.jpg" title="モデルハウス「森の聲」県産材使用率90%以上。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-01t.jpg" alt="モデルハウス「森の聲」県産材使用率90%以上。" /></a><br />モデルハウス「森の聲」県産材使用率90%以上。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-02.jpg" title="モデルハウス内部「リビング ダイニング」桧の床と漆喰の壁が心地よい空間。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-02t.jpg" alt="モデルハウス内部「リビング ダイニング」桧の床と漆喰の壁が心地よい空間。" /></a><br />モデルハウス内部「リビング ダイニング」桧の床と漆喰の壁が心地よい空間。</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-03.jpg" title="アイランドキッチンが印象的なリビング　家族の会話も弾みます。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-03t.jpg" alt="アイランドキッチンが印象的なリビング　家族の会話も弾みます。" /></a><br />アイランドキッチンが印象的なリビング　家族の会話も弾みます。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-04.jpg" title="家具もオリジナルで製作　アイアンの足がかわいらしいダイニングテーブルとも良くあいます。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-04t.jpg" alt="家具もオリジナルで製作　アイアンの足がかわいらしいダイニングテーブルとも良くあいます。" /></a><br />家具もオリジナルで製作　アイアンの足がかわいらしいダイニングテーブルとも良くあいます。</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-05.jpg" title="照明計画も家づくりの大切なポイントです。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-05t.jpg" alt="照明計画も家づくりの大切なポイントです。" /></a><br />照明計画も家づくりの大切なポイントです。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-06.jpg" title="外断熱のため、屋根いっぱいまで空間を使用しても、2階に熱がこもりません。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-06t.jpg" alt="外断熱のため、屋根いっぱいまで空間を使用しても、2階に熱がこもりません。" /></a><br />外断熱のため、屋根いっぱいまで空間を使用しても、2階に熱がこもりません。</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-07.jpg" title="弊社、打ち合わせ室に薪ストーブを設置　ギャラリーには常時5台展示しています。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-07t.jpg" alt="弊社、打ち合わせ室に薪ストーブを設置　ギャラリーには常時5台展示しています。" /></a><br />弊社、打ち合わせ室に薪ストーブを設置　ギャラリーには常時5台展示しています。</td>
<td><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-08.jpg" title="毎年行なっている、植林の様子です。例年多くの方が参加してくださいます。" class="thickbox" rel="photos"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/komutenimages/340014-08t.jpg" alt="毎年行なっている、植林の様子です。例年多くの方が参加してくださいます。" /></a><br />毎年行なっている、植林の様子です。例年多くの方が参加してくださいます。</td>
</tr>
</table>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/machinet/member/k340014/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>暦の話—2月はどうして28日までなのか。</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/koyomi/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/koyomi/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 24 Feb 2010 01:22:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=9634</guid>
		<description><![CDATA[2月はどうして28日までなの？　1年はどうして12ヶ月なの？　1年はどうして365日なの？]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi-top.jpg" alt="koyomi-top" title="koyomi-top" width="510"  class="alignnone size-full wp-image-9651" /></p>
<p>人が社会生活を送る上でどうしても必要なのが、共通の時間軸です。西暦2010年2月24日、といえば(時差こそあれ)万人に共通の基準です。時計が刻む時刻も同じです。会社の始業時刻が「夜が明けたら」とかでは、ちょっと困りますよね。<br />
2月は他の月に比べると日数が短い特別な月です。2月にちなんで、今回は、暦と時間の話。</p>
<h4>新暦と旧暦とは？</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa7.gif" alt="ハテナ" /><br />
暦は万人に共通って上に書いてあるけど、いろんな暦がありますよね。中国は、旧正月のほうを派手に祝うし。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p style="width:150px;" class="floatright"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi1.jpg" alt="グレゴリウス13世" title="グレゴリウス13世" width="150" height="232" class="size-full wp-image-9643" /><br /><span class="photocaption">グレゴリウス13世</span></p>
<p>いま我々が普段使っている暦は、「グレゴリオ暦」という太陽暦の一種で、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が制定したものです。日本で使われるようになったのは、明治5年(1872年)からで、「新暦」とも呼ばれます。それ以前は「旧暦」とも呼ばれている太陰太陽暦を採用していました。旧暦の正月は「春節」と呼ばれ、中国では新暦の正月よりも、こちらを尊んでいますね。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
いろいろ暦があるのに、どうしてみんなグレゴリオ暦になったわけ？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>やはり暦は万人の尺度ですから、国際交流が進むと、自分の国だけ違う暦だと不便なんですよね。グレゴリオ暦はローマ生まれで、カトリックの布教とあわせて普及がすすみました。プロテスタントの国では普及に時間がかかったといわれていますし、例えばロシア正教の協会では、グレゴリオ暦以前に普及していたユリウス暦が使われています。<br />
また、イスラム教ではイスラム暦を用いていて、これは太陰暦で、1年が354日程度とグレゴリオ暦とは異なります。たとえば2010年2月24日は、イスラム暦だと1431年 3月10日です。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa2.gif" alt="ハテナ" /><br />
全然違うじゃないですか。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>イスラムの歴史にあわせて制定された暦ですからね。でも国際的には不便なこともあるからか、グレゴリオ暦と併用することもあるようです。イスラムだけでなく、イスラエルでもユダヤ暦とグレゴリオ暦が併用されていますよ。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
暦って、いろいろあるんですね。今の話を聞くと、宗教が背景にあるようだけど？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>暦のはじまりは、もともと天体の周期に基づいているものです。天体周期に伴なう季節の変動を反映したのが暦ですが、季節変動にともなう農作業なども、以前は宗教的行事と結びついていたので、そういう意味では宗教的と言えなくもないですね。</p>
</div>
<h4>1年が365日なわけ</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa6.gif" alt="ハテナ" /><br />
いまの暦だと、1年は365日だけど、そのわけは？ 一週間の7日でも割り切れないし、12でも割り切れないし、なんかすっきりしないんだけど。</p>
</div>
<div class="special_a">
グレゴリオ暦は天体の周期からなっているので、1年は太陽の回帰年の長さから定められています。これは厳密には365日ぴったりではなくて、365日5時間48分46秒です。
</div>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi2.jpg" alt="koyomi2" title="koyomi2" width="510" height="383" class="alignnone size-full wp-image-9644" /></p>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
じゃあ、毎年少しづつずれちゃうのでは？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そう、そのとおり。だから4年に1回、うるう年があって、2月を1日増やして調整するんです。実際にはこれでも細かい調整が出来ないので、西暦が100で割り切れる年は平年、400で割り切れる年はうるう年という決まりがあります。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
1年が12ヶ月なわけは？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>これは、月の満ち欠けに由来しています。そもそも「月」という名前がついているでしょ。</p>
</div>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi3.jpg" alt="koyomi3" title="koyomi3" width="510" height="383" class="alignnone size-full wp-image-9645" /></p>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa2.gif" alt="ハテナ" /><br />
あ、たしかに。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>月はおおよそ1ヶ月で満ち欠けを繰り返します。これは平均値で29日と12時間44分2.9秒。普通の1ヶ月には満たないんです。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa5.gif" alt="ハテナ" /><br />
それじゃあ、1年も365日にならないですよね？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そう、そのとおり。だから月を由来に考えられた「太陰暦」は、1年が365日に満たないんです。そのままにしておくとどんどん太陽の周期・季節とずれてしまうので、太陽にあわせるために、うるう月をいれた「太陰太陽暦」がうまれたんです。日本の旧暦も、太陰太陽暦でした。</p>
</div>
<h4>2月はどうして短いのか。</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa5.gif" alt="ハテナ" /><br />
そうそう、2月だけがなんで28日までと短いのか、うるう年の調整の月になっているのかも気になっていたんだけど。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>暦の由来は天体と、それにともなう農作業のためのものでした。古代ローマの暦では、農作業があまりない冬の1月、2月には名前がなかったそうです。その後冬の月にも名前をつけましたが、1年の始まりは3月のままで、2月は1年の終わりの月だったんです。<br />
グレゴリオ暦の前身であるユリウス暦で1年365日となり、うるう年の調整をする必要がでてきました。1年の始まりも1月とされたのですが、古い暦の名残で、2月は平年が29日、うるう年が30日となったんです。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
なんだかけっこう適当な感じもするけど…あれ、2月、1日多くない？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そうなんです。当初は、偶数月は小の月、奇数月は大の月で、2月が29日までで、あわせて365日だったんです。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
それがどうして2月が28日に？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>これは、ローマの初代皇帝・アウグストゥスに由来しています。</p>
<p style="width:150px;" class="floatright"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi4.jpg" alt="アウグストゥス" title="アウグストゥス" width="150" height="225" class="size-full wp-image-9646" /><span class="photocaption">アウグストゥス</span></p>
<p>アウグストゥス(Augustus)の名前は、8月(英名August)に冠されています。<br />
8月の名前に自分の名をつけ(Augustus/英名August)たうえに、1日増やして31日にしたのです。<br />
それによって、9月以降の大の月・小の月もずれてしまいました。そして、8月に増えた1日は、当時1年の最後の月とされていた2月から「帳尻合わせのために」取られてしまったのです。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa3.gif" alt="ハテナ" /><br />
えー！　自分の名前はつけるは1日増やすは…ちょっとスゴくない？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>時の為政者が暦を変更する、ということはたびたび行われていたようですよ。とはいえ、この理由にはちょっとビックリですが、2月が短いのには、こんなわけがあったということです。</p>
</div>
<h4>1日はどうして24時間なのか</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
年と月は大体わかったけど、1日はどうして24時間なの？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>日、というのは日の出から翌日の日の出まで、と考えられました。これがおよそ24時間です。もちろん日の長さにも変化がありますし、正確に24時間というのではなく、平均の値です。</p>
</div>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi5.jpg" alt="koyomi5" title="koyomi5" width="510" height="383" class="alignnone size-full wp-image-9647" /></p>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa1.gif" alt="ハテナ" /><br />
「日」がつくから日の出に関係するのはわかるけど、どうして「24」？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>「月」を12回繰り返すと「年」になることから、時を刻むのに「12」という数字に意味があったんでしょう。1日は昼が12時間、夜が12時間で、あわせて24時間になったとか。古くは、「1日の始まりは日の出から」と考えられたことも多いようですが、現在の時計で0時が夜中なのは、昼と夜を同じぐらいの比率にしよう、ということのようです。</p>
</div>
<h4>ほかにもいろいろある「12」</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa5.gif" alt="ハテナ" /><br />
そういえば、十二支も「12」ですね。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>これも天体や暦と無縁ではないですね。昔の日本では、時刻を十二支で表していましたしね。それから、びおがベースにしている「二十四節気」も、太陽の位置をもとに、12の節気と12の中気で構成されています。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa7.gif" alt="ハテナ" /><br />
天体の位置が、季節に大きく影響するわけですもんね。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>このごろは、人為的活動で気候が変わってしまうという恐ろしい時代になってきましたが…</p>
</div>
<h4>「週」は特別？</h4>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa2.gif" alt="ハテナ" /><br />
ところで、一週間は12進法でいえば6日になりそうですが、7日ですね。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>「週」は、ちょっとクセモノですよ。日月火水木金土という名称(七曜)は、バビロニアが発祥で、これこそ天体からとってはいるものの、今のように1週間がさだめられたのは、天体・自然の周期に由来していないんです。<br />
1週間が7日なのは、ユダヤ教から来ているといわれています。「創世記」にある、神が6日で天地を創造し、7日目に休んだ、というものです。このためユダヤ教では7日に1日の安息日を設けました。これが他の宗教にもおよびました。<br />
6日働いて1日休むというのは、経済活動に都合が良かったのか、いまでは我々が仕事をするときは、「年」や「月」より、まず「週」がベースになりますよね。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa5.gif" alt="ハテナ" /><br />
「週」は人為的なんですね。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>そうなんです。だから、自然・季節のことを考えるときには、年・月は出てきても、週という概念は本来は役に立たないですね。ところが最近では、東京での桜の開花が木曜・金曜に集中していることがわかったそうですよ。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa2.gif" alt="ハテナ" /><br />
え、じゃあ「週」も自然と関係あるってこと？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>残念ながら、そうではなさそうです。週の後半は、経済活動による排熱がたまり、これによって気温が高くなって開花を促しているのでは、と推測されているのです。</p>
<div id="attachment_9659" class="wp-caption aligncenter" style="width: 160px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/koyomi6.jpg" alt="人為的だったはずの「週」が気候に影響を及ぼす？　木・金に桜が咲きやすいという事実から。" title="桜" width="150" height="200" class="size-full wp-image-9659" /><p class="wp-caption-text">人為的だったはずの「週」が気候に影響を及ぼす？　木・金に桜が咲きやすいという事実から。</p></div>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa4.gif" alt="ハテナ" /><br />
それって、面白いようだけど、よく考えると怖い話じゃない？</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>怖いですよ。人間の活動が気候に影響をあたえるようになってきていることを端的に示している気がしますね。とはいえ、東京以外の都市では必ずしもこの結果になっていないようで、まだはっきりとしたことは言えませんが。</p>
</div>
<div class="special_q">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/special_qa7.gif" alt="ハテナ" /><br />
温暖化に脱線したりしましたが、暦って面白いですね。</p>
</div>
<div class="special_a">
<p>天体、季節、数字の面白さに加え、時の皇帝がねじ曲げてしまったり、宗教的背景があったりと、人間の知恵と欲望が両方盛り込まれていますよね。</p>
<p>もともと農業向けにつくられた暦も、今は工業・商業に暦の主要用途が移ってしまったともいえるかもしれません。</p>
<p>おそらく私たちが生きている間には、せいぜい休日が追加される程度で、大きな暦の変化はないでしょうけど、古い暦に込められた知恵と、それを活かした暮らしを忘れないようにしたいですね。</p>
</div>
<hr />
<p>参考書籍<br />
暦の歴史　ジャクリーヌ・ド・ブルゴワン著 創元社<br />
旧暦読本　岡田芳郎著　創元社</p>
<p>写真<br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Pope_Gregory_XIII.jpg">グレゴリウス13世(パブリックドメイン)</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Statue-Augustus.jpg">アウグストゥス(Original by Andreas Wahra, new version by Till Niermann クリエイティブ・コモンズ Attribution-Share Alike 3.0 Unported)</a></p>
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		</item>
		<item>
		<title>雨水・霞始靆(かすみはじめてたなびく)　ナズナ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/kakasya_05/</link>
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		<pubDate>Wed, 24 Feb 2010 01:21:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





農作物を作らなくなって数年を経た畑はナズナやカキドウシなどが土の表面を覆っています。
ナズナの別名はペンペン草とかベンベン草といいます。
ナズナの果実が三味線のバチの形に似ているのでこの名がついたようです。
 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k06011.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0601thumb1.jpg" alt="ナズナ(薺)01" title="ナズナ(薺)01" width="510" /></a>
</div>
<div style="width:144px; float:right; padding-left:10px"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k06021.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0602thumb1.jpg" alt="ナズナ(薺)02" title="ナズナ(薺)02" width="144" /></a>
</div>
<p>農作物を作らなくなって数年を経た畑はナズナやカキドウシなどが土の表面を覆っています。</p>
<p>ナズナの別名はペンペン草とかベンベン草といいます。<br />
ナズナの果実が三味線のバチの形に似ているのでこの名がついたようです。<br />
子供には小さなハートの形と説明した方がわかりやすいと思える程にきれいなハート型です。</p>
<p>「ペンペン草も生えない」「ペンペン草しかない」といった言い回しにみられるようにマイナスイメージが強いのですが、春の七草のひとつとして、遊びにつかった草花として、私には身近な植物です。<br />
ナズナの果実を下向きに引いて茎からはがし耳のそばで右に左にまわすと懐かしい音がしました。<br />
その音はペンペンでもベンベンでもなく、シャラシャラと乾いた音がしました。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>雨水「霞始靆・かすみはじめてたなびく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_05/">http://www.bionet.jp/bio72_05/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>雨水・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)　パンジー</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/kakasya_04/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/kakasya_04/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 07:25:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





園芸店に足を運んだらデージー、ラナンキュラス、スノーフレークなどの春の花の苗がずらりと並んで、店内はすでに春らんまんの有様でした。
店の外におかれた平台にはお日様があたり、ビオラ、パンジーが数えきれない程に並 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0501.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0501thumb.jpg" alt="パンジー01" title="パンジー01" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0502.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0502thumb.jpg" alt="パンジー02" title="パンジー02" width="200" /></a>
</div>
<p>園芸店に足を運んだらデージー、ラナンキュラス、スノーフレークなどの春の花の苗がずらりと並んで、店内はすでに春らんまんの有様でした。</p>
<p>店の外におかれた平台にはお日様があたり、ビオラ、パンジーが数えきれない程に並べられています。<br />
その一株、一株の花が一斉にこちらを向いてとってもキュートな表情です。<br />
大勢の子供たちに見つめられているような気分になって、口元がゆるんでしまいます。</p>
<p>ところでビオラもパンジーもすみれの園芸品種ですのに、本家のすみれをこのあたりでは見かけなくなりました。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>雨水「土脉潤起・つちのしょううるおいおこる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_04/">http://www.bionet.jp/bio72_04/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>味噌—歴史と効用を持つ発酵食品</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/miso/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/miso/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 07:23:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ハレの日の旬・ケの日の旬]]></category>

		<category><![CDATA[特集]]></category>

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		<description><![CDATA[「 手前味噌」という言葉があります。この言葉が、自分のつくったものを自慢する言葉として使われていることからもわかるように、かつて味噌は自分でつくるものでした。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/misossoup2.jpg" alt="味噌" title="味噌" width="510"  class="aligncenter size-full wp-image-9600" /></p>
<p>「手前味噌」という言葉があります。この言葉が、自分のつくったものを自慢する言葉として使われていることからもわかるように、かつて味噌は自分でつくるものでした。今はスーパーマーケットで年中味噌が買えますが、味噌づくりは今が旬。実はそんなに難しくありません。味噌づくりの紹介をする前に、改めて味噌のことを見つめなおしてみましょう。</p>
<h4>味噌の歴史</h4>
<p>海外で日本食が恋しいときの表現によく使われるのが「ご飯と味噌汁が食べたい」。日本食の代名詞のようになっています。<br />
味噌汁が食卓にのぼるようになった歴史は古く、鎌倉時代から室町時代にかけてといわれています。</p>
<p>味噌そのものの歴史となるとさらに古く、8世紀初頭に制定された「大宝律令」には、味噌のルーツといえる「醤(ジャン・ひしお)」と「未醤(みしょう)」が登場します。<br />
日本の書物では8世紀まで待たなければなりませんが、紀元前に記された「論語」には、｢不得其醤不食｣という表現が出てきます。醤がなければ食べない、というような意味です。<br />
これほど古くからつくられていた「醤」とは、どんなものなのでしょう。</p>
<h4>〇〇もミソもいっしょ?</h4>
<p>ここでいう「醤」は、麹と穀物を発酵・熟成させたもの全般をいいます。醤油ももちろん「醤」ですが、中国や朝鮮半島には、多くの「醤」がありますね。</p>
<div id="attachment_9560" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso01.jpg" alt="これらも味噌と同じ「醤」の仲間" title="これらも味噌と同じ「醤」の仲間" width="250" height="188" class="size-full wp-image-9560" /><p class="wp-caption-text">これらも味噌と同じ「醤」の仲間</p></div>
<p>コチュジャン(苦椒醤)、トウバンジャン(豆板醤)、テンメンジャン(甜麺醤)などは、見ても分かるとおり、今の醤油よりも味噌にちかいものです。<br />
ニョクマムやナンプラー、しょっつる、いしるなどの「魚醤」も、原料こそ魚ベースですが、同じ発酵食品の系統です。</p>
<p>現在の味噌に近い作りのものは、「未醤(みしょう)」と呼ばれていて、これが転じて「みそ」になったといわれています。平安時代には「味噌」の文字が書物にあらわれます。</p>
<h4>味噌の栄養・効用</h4>
<p>味噌の原料となる大豆は、タンパク質を多く含みます。大豆が熟成されて味噌になる過程で、タンパク質はアミノ酸になり、より吸収されやすくなっています。<br />
味噌汁をよく飲む人は、飲まない人にくらべて胃がんの死亡率が半分程度という統計もあります。<br />
また、抗酸化物質による老化防止や、女性ホルモン作用物質による乳がん予防、ひいては放射性物質を吸着して排出するという作用まであるのです。</p>
<h4>味噌の種類</h4>
<p>日本では主に米、豆、麦の三種類の味噌がつくられています。全国的には米味噌の消費量が多く、豆味噌は東海地方で、麦味噌は九州を中心に食べられています。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100219.jpg" alt="全国みそ分布" title="全国みそ分布"  /></p>
<p>米、豆、麦味噌の違いは、おおまかにいえば、発酵のもととなる「麹」の違いです。米味噌では、カビの一種である麹菌の胞子(種麹)を米に混ぜこんで「麹」をつくります。麦味噌では、米の代わりに麦で麹をたてます。豆味噌は、米や麦をつかわずに、大豆そのものを麹にします。</p>
<div id="attachment_9561" class="wp-caption aligncenter" style="width: 385px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso02.jpg" alt="しこみ" title="しこみ" width="375" height="500" class="size-full wp-image-9561" /><p class="wp-caption-text">八丁味噌(豆味噌)のしこみ</p></div>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso03.jpg" alt="白みそ" title="白みそ" width="188" height="250" class="floatright size-full wp-image-9562" />発酵には温度も重要ですから、地域によって味噌の仕込み時間はかわってきます。また、保存性を高めるためには塩分の濃度も必要で、これは仕込み時間とも関係してきます。<br />
材料の違い、温度の違い、仕込み時間の違いなどから、多種多様な味噌が出来るわけです。仕込み時間が短ければ、白っぽく、ながくなれば赤く(濃く)なります。</p>
<h4 style="clear:both;">味噌消費の今</h4>
<p>味噌の消費は、家計支出調査によると1970年に1世帯あたり年間15キロあまり、一人当たりでも3.9キロが購入されていましたが、2008年には世帯あたり7.2キロ、一人当たり2.3キロと、半減といっていい減り具合です。<br />
さまざまな調査でも、朝食はパン派という人が半分からそれ以上という結果が多く、「ご飯と味噌汁」という典型的な日本の朝食は崩壊してきているといってもいいのかもしれません。</p>
<div id="attachment_9563" class="wp-caption alignnone" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso04.jpg" alt="貴重な光景になってしまうのでしょうか。" title="貴重な光景になってしまうのでしょうか。" width="520" height="390" class="size-full wp-image-9563" /><p class="wp-caption-text">貴重な光景になってしまうのでしょうか。</p></div>
<p>主原料の大豆は、その多くが輸入に頼られていて、2008年の食品産業新聞社による推計データでは、味噌用大豆、133,000トンのうち、国産はわずか1割にも満たない11,000トン。多くを、アメリカ、カナダ、中国の大豆が占めます。パンかごはんかという問題よりも、むしろ国産大豆のシェアの低さが気にかかります。味噌原料以外で見ても、国産大豆の自給率は全体(食用・油脂・飼料)で5%程度、食用に限っても20%程度です。</p>
<p>近年は、米の生産調整によって大豆の作付は増加していますが、「大豆相場」などというものがあるとおり、大豆の価格は安定していません。<br />
味噌も醤油も豆腐も、大豆がなければ出来ません。日本の食料自給率の低さはかねてから問題視されていますが、大豆に関してはいっそう深刻だという認識をもっておきたいものです。</p>
<h4>家庭で出来る味噌づくり</h4>
<p>さて、味噌づくりというと、趣味の世界、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、数十年前は多くの家庭で行われていたのです。</p>
<p><strong>手順</strong></p>
<p>みそづくりの手順は、ひとそれぞれ。味噌には作り手毎のオリジナリティがあります。<br />
今回は、浜松市の自然食品のお店「あさのは屋」さんが開いている味噌づくりの会にお邪魔してきました。<br />
家庭でも簡単にできる、ということをわかってもらうことを目的の一つとしていますので、仕込む量もそれほど多くはありません。</p>
<p>味噌づくりの会では、2種類の味噌を仕込みました。<br />
少し早めに仕上がる白味噌(米味噌の一種)と、熟成させて少し濃い味になる米味噌です。<br />
手順はほぼ同じですが、材料の比率と熟成期間が違います。</p>
<p><strong>材料</strong><br />
(米味噌約7.5kg分)<br />
大豆 2kg<br />
米麹 2kg<br />
塩 0.8kg(このうち、ふり塩として80gとっておく)<br />
　これだけです。簡単そうでしょ?</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso05.jpg" alt="米麹" title="米麹" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9565" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso06.jpg" alt="大豆" title="大豆" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9566" /></p>
<p>麹は「こうじ屋」さんに無農薬米をついたものを持ち込んで麹を立ててもらいましたが、米麹として市販されているものでもOKです。</p>
<p>生麹の他に乾燥麹もあります。<br />
生麹は、予定を決めてすぐに取りかからないといけませんが、すぐに出来ない場合は、塩を入れて「塩切り麹」にして、出来るだけ早く取りかかりましょう。<br />
乾燥麹だと、買っておいて、都合の良い時に使えます。やはり生麹の方が、味噌づくりの醍醐味がある様な気がします。</p>
<p><strong>道具</strong><br />
かめ(ふたと重石も)<br />
すり鉢<br />
すりこぎ<br />
(バット・マッシャー)<br />
ボール<br />
ゴムべら</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso07.jpg" alt="道具" title="道具" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9567" /></p>
<p>今回は7組9名+お店の方で作業をしました。大きなボールが家にない場合は、寿司桶や大きな鍋などでも代用可。</p>
<p><strong>豆を洗い、水に漬けておきます</strong><br />
前の晩に、豆を水に漬けておきます。<br />
今回使用したのは無農薬の大豆、高知県産「ふくゆたか」。<br />
2〜3回、水を換えながら汚れを落とします。汚れを落としながら、潰れた豆などをはねます。</p>
<p> <img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso08.jpg" alt="大豆洗う" title="大豆洗う" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9568" /></p>
<p>洗い終わったら、大豆の量のおよそ3倍の水に漬けておきます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso09.jpg" alt="水に漬けておく" title="水に漬けておく" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9569" /></p>
<p><strong>豆を煮ます</strong><br />
一晩たって、たっぷり水をすった豆を煮ます。<br />
一晩水に漬けておいた大豆。写真ではわかりづらいですが、豆がかなり大きくなり、鍋の上の方まで来ています。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso10.jpg" alt="豆を煮る" title="豆を煮る" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9570" /></p>
<p>このとき焦がさないようにときどきゆっくり混ぜてあげること。<br />
アクがかなりたくさん出ますので、丁寧に取り除きます。<br />
親指と小指で大豆をつまんで楽につぶれるぐらいの柔らかさに煮ます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso11.jpg" alt="アクがかなりたくさん出る" title="アクがかなりたくさん出る" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9571" /></p>
<p>ここまでを準備しておいて、味噌づくりの会がスタートしました。</p>
<p><strong>麹と塩を混ぜます</strong><br />
米麹を丁寧にほぐし、塩を加えてしっかり混ぜ、「塩きり麹」をつくります。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso12.jpg" alt="塩きり麹" title="塩きり麹" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9572" /></p>
<p><strong>豆を潰します</strong><br />
すり鉢とすりこぎ、マッシャー、袋に入れて踏む等の方法で豆をつぶします。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso13.jpg" alt="豆を潰す1" title="豆を潰す1" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9573" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso14.jpg" alt="豆を潰す2" title="豆を潰す2" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9575" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso15.jpg" alt="豆を潰す3" title="豆を潰す3" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9576" /></p>
<p><strong>豆と塩きり麹を混ぜます</strong><br />
豆を手でさわれるくらいの温度まで冷まし、塩きり麹と混ぜ合わせます。温度が高すぎると麹菌に悪影響が出ますので、要注意。冷め切っても良くありません。ある程度あたたかいうちに混ぜる方が、発酵には良いようです。<br />
このときに「まだかなー」などと思わず、「おいしい味噌になれ」と心を込めるのが大事、とか?</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso16.jpg" alt="豆と塩きり麹を混ぜる" title="豆と塩きり麹を混ぜる" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9577" /></p>
<p><strong>必要に応じて煮汁を加えます</strong><br />
煮汁の量で味噌の固さを加減します。煮汁もおいしいので、余ったら煮物やスープに使えます。</p>
<p><strong>かめ(甕)の準備</strong><br />
長期間熟成させるため、雑菌が混入すると傷んでしまうこともありますので、かめを焼酎でふき、底に塩をふります。(ふり塩の1/3位)</p>
<p><strong>味噌玉を投げ入れます</strong><br />
空気と触れている箇所も傷みのもとになります。空気が入りにくくなるよう、団子のように丸めた味噌玉を、かめに投げつけます。べちゃっとつぶれた味噌を、さらに押しつけて空気を抜きます。これを繰り返して、しっかり空気を抜いていきます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso17.jpg" alt="味噌玉を投げ入れる" title="味噌玉を投げ入れる" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9578" /></p>
<p><strong>重石をして蓋をします</strong><br />
容器のふちはカビが生えやすいため、しっかり塩をまいて、まわりの汚れをきれいな布でふきとります。空気に触れないようにするため、また雑菌を繁殖させないようにするための最後の仕上げです。今回は、ひとつは、だしパックに粉からしを入れたものを置き、ラップをしてから重石二つと蓋をしました。<br />
ちょうど作業中に味噌づくりのベテランがお客さんとして見えたので、その方にならって、もうひとつの瓶には、重石をひとつにして、その代わりにビニール袋に詰めた塩を置きました。<br />
とにかく空気を入れないようにすることがポイントです。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso18.jpg" alt="重石をして蓋" title="重石をして蓋" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9580" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso19.jpg" alt="重石をして蓋2" title="重石をして蓋2" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9581" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso20.jpg" alt="重石をして蓋3" title="重石をして蓋3" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9582" /></p>
<p><strong>涼しいところで熟成させます</strong><br />
ほこりにならないように紙をかぶせひもでしばり、涼しいところに保管します。天地返しをすることもありますが、かえって空気が入ってしまうこともあり、今回は行わないとのことでした。白味噌は3ヶ月後ぐらいから、米味噌は秋頃から食べごろになります。<br />
シンプルな材料が、麹と時間の力によって、おいしい味噌に変化します。発酵調味料・食材は、地域によって食材、温度・湿度、菌の違いがあり、それが多様なバリエーションを生んでいます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso22.jpg" alt="涼しいところで熟成" title="涼しいところで熟成" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-9592" /></p>
<p>一ヶ月ぐらいしたら、開けてカビをチェックします。<br />
もしかびているようだったら、少しとりのぞき、かめの内側を、焼酎、アルコール等でふいておきます。丁寧にするなら熟成するまで2〜3ヶ月に1回くらいみてあげて、かびを取り除くと風味の良いお味噌に仕上がる気がします。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/miso21.jpg" alt="味噌いろいろ" title="味噌いろいろ" width="520" height="348" class="aligncenter size-full wp-image-9583" /></p>
<p>左から、昨年の同時期に仕込んだ白味噌、米味噌、そして別途入手の10年以上経過した味噌。熟成が進むと色が濃くなります。</p>
<p>家の数あれば味噌の数あり。寒さを感じるうちが、仕込みに適したシーズンです。<br />
「手前味噌」を楽しんでみませんか。</p>
<blockquote><p>協力　オーガニックハウス あさのは屋<br />
<a href="http://www.asanohaya.com/">http://www.asanohaya.com/</a></p></blockquote>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/02/miso/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>雨水・全国みそ分布</title>
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		<pubDate>Mon, 15 Feb 2010 09:42:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[


]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="storycontent">
<p><img class="navimapimg" src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100219.jpg" alt="全国みそ分布" /></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>立春・魚上氷(うおこおりをいずる)　ツバキ</title>
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		<pubDate>Sat, 13 Feb 2010 23:47:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





木偏のとなりに春と書いて椿ですし、季語からいっても春の花木です。
でも私には冬にイメージがあって、いまだに春と結びつかずにいます。
どうしてかしら? ぼんやりした記憶をたどってみると、どうも山茶花(さざんか) [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0301.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0301thumb.jpg" alt="ツバキ(椿)01" title="ツバキ(椿)01" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0302.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/k0302thumb.jpg" alt="ツバキ(椿)02" title="ツバキ(椿)02" width="200" /></a>
</div>
<p>木偏のとなりに春と書いて椿ですし、季語からいっても春の花木です。<br />
でも私には冬にイメージがあって、いまだに春と結びつかずにいます。</p>
<p>どうしてかしら? ぼんやりした記憶をたどってみると、どうも山茶花(さざんか)と椿を一緒にして見ていた節があります。<br />
これは私だけの感覚かしらと椿の資料を探っていたら、民俗学者の折口信夫先生が「花の話」の中で</p>
<p>< 古い昔は山茶花と椿を区別せずに椿と呼んでいたのではないか></p>
<p>と記していることを知りました。</p>
<p>色をうしなってしまったような冬の庭にあって、つややかな緑の葉と花の色は目の奥にしっかりと焼きつけられます。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>立春「魚上氷・うおこおりをいずる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/bio72_03/">http://www.bionet.jp/bio72_03/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>パプアニューギニア、ふたたび 海と空に魅せられた人たち</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/papuanewguinea02/</link>
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		<pubDate>Sat, 13 Feb 2010 23:47:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[パプアニューギニア]]></category>

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		<description><![CDATA[世界有数のダイビングサイトでもあるパプアニューギニア。そんな海があるかと思えば、雲に包まれた別世界のような高地もあるのが魅力だといいます。旅行作家・山口由美さんからの寄稿です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h4>■ダイビングの聖地として</h4>
<div id="attachment_9395" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/mg_1430.jpg" alt="ワリンディの海:ジョイス・リーフ近くのナンシー・リーフにて。" title="ワリンディの海:ジョイス・リーフ近くのナンシー・リーフにて。" width="520" height="346" class="size-full wp-image-9395" /><p class="wp-caption-text">ワリンディの海:ジョイス・リーフ近くのナンシー・リーフにて。撮影：Michele Westmorland</p></div>
<p>  私もそうなのですが、パプアニューギニアと関わりをもつ人の多くが、最初の出会いは、ダイビングだったと言います。赤道直下、手つかずの自然に恵まれたパプアニューギニア、実は、世界有数のダイビングサイトとして知られているのです。<br />
　そうして、パプアニューギニアと巡り合ったダイバーのひとりがレニ・リーフェンシュタールでした。<br />
　1902年ドイツに生まれ。ダンサー、女優として活躍した後、映画監督となり、彼女の才能に惚れ込んだヒットラーの依頼により、ベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』を製作します。<br />
　戦後は、ナチスとの関係により、彼女自身も長く世間の批判にさらされましたが、1972年、アフリカ・スーダンのヌバ族の肉体美を賛美した写真集『ヌバ』によりセンセーショナルな再デビューを果たします。</p>
<h4>■レニ・リーフェンシュタール、海に潜る</h4>
<p>　その頃、撮影の帰途、たまたま立ち寄ったケニアで、彼女は、水中世界の美しさに目覚めます。ダイビングのライセンスをとったのは、なんと71歳のとき。いまでこそ、70代のシニアダイバーが珍しくなくなりましたが、当時、彼女は、20歳も年齢をサバよんで、講習を受けたといいます。<br />
　レニは、その後、30年近くも現役ダイバーとして潜り続け、2002年、100歳のとき、映画『ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海』を発表します。<br />
　親しくしていたフランス人写真家の紹介で、ニューアイルランド島(ラバウルのある島です)、キンベ湾に面したダイビングリゾート、ワリンディ・プランテーション・リゾートにレニがやってきたのは、1996年と98年のことでした。</p>
<h4>■40歳年下のパートナーと</h4>
<div id="attachment_9387" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5168.jpg" alt="レニがサインしたダイビングの同意書" title="レニがサインしたダイビングの同意書" width="520" height="347" class="size-full wp-image-9387" /><p class="wp-caption-text">レニがサインしたダイビングの同意書</p></div>
<p>　リゾートには、日付と生年月日、自筆のサインが記されたダイビングの同意書が残されていました。彼女が確かに九十六歳のダイバーであったことを証明するものです。力強いサインの筆致は、彼女が、変わらぬ若さを持ち続けていたことを伝えています。<br />
　レニには、ホルスト・ケトナーというパートナーがいました。出会った66歳のとき、26歳だった、40歳年下の男性です。<br />
  物静かでたくましい青年は、やがてレニの分身となり、水中撮影では、ディレクターとして指示をするレニのもと、大型のムービーカメラを廻していたといいます。<br />
　ダイニングルームやバーのあるメインの建物に近い、9番のバンガローは、二人のお気に入りの部屋でした。作品や人生からは、男まさりの強靭さを感じさせるレニですが、実際の彼女は、夕食になると、赤いルージュを引いてダイニングルームにあらわれる、とても女性的な人だったといいます。<br />
　ワリンディのオーナー夫人であるセシリーが、レニの声色を真似てくれました。甲高いトーンの、女優らしくちょっと芝居がかった物言いで、話しながら自分の手で相手の腕にやさしく触れたという彼女。その昔、ヒットラーとも、そうして会話をしたのでしょうか。</p>
<h4>レニが愛した「原色の海」へ</h4>
<div id="attachment_9386" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/dscf0125.jpg" alt="ワリンディの海:スーザン・リーフにて。" title="ワリンディの海:スーザン・リーフにて。" width="520" height="390" class="size-full wp-image-9386" /><p class="wp-caption-text">ワリンディの海:スーザン・リーフにて。</p></div>
<p>　今回は、あいにくの天候でしたが、レニの愛した海に潜らない手はありません。セシリーの記憶では、レニが好きだったのは、ジョイス・リーフというポイントだそうですが、ダイビングガイドとしてワリンディで働く恵子さんによれば、コンディションのいい日でないと、ジョイス・リーフの美しさは堪能できないとのこと。近くにあるスーザン・リーフに潜りました。<br />
　水面は大荒れで、ときどき叩きつけるような雨も降る状況でしたが、水中には、別世界が広がっていました。<br />
　群青色の海を背景に、サンゴ礁とソフトコーラルと色鮮やかな生物たちがおりなす、平和で穏やかで、そして、レニ自身のように華やかな原色の海です。<br />
　『オリンピア』で一世を風靡し、『ヌバ』で鮮やかに復活したレニ。彼女が追い求めたのは、肉体の美しさという純粋なテーマでしたが、ナチスドイツのプロパガンダといわれた『オリンピア』はもとより、内戦の火種を抱えていたスーダンの『ヌバ』も、いつも背景に政治や戦争がありました。人生の最後に彼女は、そうした呪縛の一切ない水中に希望を求めたのかもしれません。<br />
　風で激しく波打つ水面を見上げながら、数メートル潜行するだけで世界が一変する海の不思議を、私は、改めて感じたのでした。</p>
<h4>■ハイランドへ</h4>
<div id="attachment_9391" class="wp-caption aligncenter" style="width: 357px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5516.jpg" alt="民族衣装の草のスカートを着て、畑で働くフリ族の女性。" title="民族衣装の草のスカートを着て、畑で働くフリ族の女性。" width="347" height="520" class="size-full wp-image-9391" /><p class="wp-caption-text">民族衣装の草のスカートを着て、畑で働くフリ族の女性。</p></div>
<div id="attachment_9399" class="wp-caption aligncenter" style="width: 357px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5495.jpg" alt="儀式用のかつらを被り、化粧をして正装したフリ・ウィッグマン。" title="儀式用のかつらを被り、化粧をして正装したフリ・ウィッグマン。" width="347" height="520" class="size-full wp-image-9399" /><p class="wp-caption-text">儀式用のかつらを被り、化粧をして正装したフリ・ウィッグマン。</p></div>
<p>　パプアニューギニアの魅力は、最高の海に囲まれた島の中央には、雲に包まれた高地があり、海とはまた異なる別世界があることです。<br />
　比較的早くに開発された沿岸地域は、それゆえに太平洋戦争の戦場にもなりました。激戦地として知られるパプアニューギニアですが、同じ頃、戦争を知ることもなく、石器時代の暮らしが続いていた地域が、中央高地にあったことは、あまり知られていません。<br />
　ファーストコンタクトが1952〜53年というタリは、まさにそうした土地でした。宇宙人との遭遇を思わせる「ファーストコンタクト」という言い方は、近代文明、あるいは白人との初めての接触を言います。<br />
　タリでは、石器時代から目覚めて、まだ50年余りしかたっていないのです。地毛で作ったかつらを鳥の羽やヘアバンドで飾り立てる、フリ・ウィッグマンと呼ばれる独特の男の装束、草のスカートをはく女の装束。そうした伝統衣装が、いまなお生活の中に生きている数少ない地域でもあります。</p>
<h4>■雲上のロッジを建てたパイロット</h4>
<div id="attachment_9392" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5712.jpg" alt="アンブアロッジにて。朝、雲が降りてきたるタリ盆地を望む。" title="アンブアロッジにて。朝、雲が降りてきたるタリ盆地を望む。" width="520" height="347" class="size-full wp-image-9392" /><p class="wp-caption-text">アンブアロッジにて。朝、雲が降りてきたるタリ盆地を望む。</p></div>
<div class="floatright" style="width:300px;"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5273-300x200.jpg" alt="雲上のロッジを建てたパイロット" title="雲上のロッジを建てたパイロット" width="300" height="200" class="size-medium wp-image-9388" /><br /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5280-300x200.jpg" alt="愛機の前で。社長のボブと、空港の荷物運び担当のフリ族の男。ちなみに上半身はフリースを着ているが、下半身は葉っぱです。" title="愛機の前で。社長のボブと、空港の荷物運び担当のフリ族の男。ちなみに上半身はフリースを着ているが、下半身は葉っぱです。" width="300" height="200" class="size-medium wp-image-9389" /><br /><span class="photocaption"/>愛機の前で。社長のボブと、空港の荷物運び担当のフリ族の男。ちなみに上半身はフリースを着ているが、下半身は葉っぱです。</div>
<p>　タリでは、アンブアロッジという眺めのいい宿に泊まりました。標高2100m。ここが雲上の高地であることは、空を流れる雲の低さが教えてくれます。<br />
　ロッジのオーナーは、トランス・ニューギニ・ツアーズという旅行会社を経営する、ボブ・ベイツというオーストラリア人です。観光業に乗り出す前は、土木エンジニアであり、パイロットでもありました。1963年といいますから、彼が若かりし頃、初めてパイロットとしてやってきて、惚れ込んだ土地がタリでした。<br />
　鬱蒼とした熱帯雨林と急峻な山にさえぎられるニューギニア島の内陸部。鉄道はなく、道路も限られています。ファーストコンタクトの時代から、奥地に入る唯一の交通手段が飛行機でした。こうした未開の地を腕一本で飛ぶ小型機のパイロットを、ブッシュパイロットと呼びます。ボブは、エンジニアとして自ら滑走路も整備する、誇り高きブッシュパイロットだったのです。<br />
　いまも現役パイロットのボブは、ときに自ら操縦桿を握り、ロッジにお客さんを運びます。<br />
　アフリカやアラスカ、さまざまな土地で、ブッシュパイロットが操縦する飛行機に乗ってきた私ですが、ボブの操縦は、ぴかいちに上手です。</p>
<h4>■首都ポートモレスビーのリゾート</h4>
<div id="attachment_9393" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5730.jpg" alt="首都ポートモレスビーの沖に浮かぶロロアタ・アイランド・リゾート。" title="首都ポートモレスビーの沖に浮かぶロロアタ・アイランド・リゾート。" width="520" height="347" class="size-full wp-image-9393" /><p class="wp-caption-text">首都ポートモレスビーの沖に浮かぶロロアタ・アイランド・リゾート。</p></div>
<p>　旅の最後の夜は、首都ポートモレスビーの空港から車とボートでわずか30分の別天地、ロロアタ・アイランド・リゾートで過ごしました。<br />
　タリでも、石油と天然ガスのプロジェクトが始まるそうですが、近年、パプアニューギニアでは、鉱山ビジネスが盛況で、資源バブルの様相を呈しています。もっとも、その利益は、外国資本と一部の政治家の懐に入るだけといいますが。<br />
　影響として困るのは、首都のホテル代が高騰していること。そのなかで、適正な料金で泊まれる数少ない快適な宿が、ロロアタなのです。<br />
　島はダイビングも有名で、首都の近くとは思えない、のんびりした雰囲気が魅力。週末の金曜日には、夕食時に恒例のシンシンも楽しめます。</p>
<div id="attachment_9437" class="wp-caption aligncenter" style="width: 357px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_5775_2.jpg" alt="ロロアタの子供シンシンにて。" title="ロロアタの子供シンシンにて。" width="347" height="520" class="size-full wp-image-9437" /><p class="wp-caption-text">ロロアタの子供シンシンにて。</p></div>
<p>　Singsingと書いてシンシン。パプアニューギニアでは、歌と踊りを総称してこう呼びます。ロロアタのは、ポートモレスビー周辺の部族であるモツ族の、子供たちのダンシングチームです。<br />
　現在、首都のポートモレスビーには、週一便、成田からの直行便が就航していますが、三月末からは週二便に増える予定。そうなれば、ロロアタ・アイランドは、日本からも身近なリゾートになります。</p>
<blockquote><p>ニューギニア航空<br />
<a href="http://www2.air-niugini.co.jp/">http://www2.air-niugini.co.jp/</a><br />
ワリンディ・プランテーション・リゾート<br />
<a href="http://www.walindi.com/">http://www.walindi.com/</a><br />
アンブアロッジ<br />
<a href="http://www.pngtours.com/lodge1.html">http://www.pngtours.com/lodge1.html</a><br />
ロロアタ・アイランド・リゾート<br />
<a href="http://www.loloata.com/AboutLoloata.html">http://www.loloata.com/AboutLoloata.html</a></p></blockquote>
<div class="profile">
<div class="name">山口由美</div>
<p>1962年神奈川県箱根町生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。海外旅行とホテルの業界誌紙のフリーランス記者を経て作家活動に入る。旅とホテルをテーマにノンフィクション、小説、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している。日本旅行作家協会会員。日本エコツーリズム協会会員。</p>
<div class="link"><a href="http://www.yumiyamaguchi.com/">http://www.yumiyamaguchi.com/</a></div>
</div>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=bionet00-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4884924231&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr&#038;nou=1" style="width:120px;height:240px;padding-right:6px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=bionet00-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4884924339&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr&#038;nou=1" style="width:120px;height:240px;padding-right:6px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=bionet00-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4884924312&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr&#038;nou=1" style="width:120px;height:240px;padding-right:6px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=bionet00-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4104692026&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr&#038;nou=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><b>関連記事</b></p>
<p>スズ鉱山とジェームス・ボンド　タイ・プーケット<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/09/phuket/">http://www.bionet.jp/2009/09/phuket/</a></p>
<p>コーヒーとエコツーリズム　タンザニア キリマンジャロ山麓<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/08/tanzania/">http://www.bionet.jp/2009/08/tanzania/</a></p>
<p>マンハッタンと呼ばれた島 北マリアナ諸島[テニアン]<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/05/tinian/">http://www.bionet.jp/2009/05/tinian/</a></p>
<p>石器時代からやって来た島　パプアニューギニア<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/papuanewguinea/">http://www.bionet.jp/2009/01/papuanewguinea/</a></p>
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		</item>
		<item>
		<title>立春・黄鶯睍睆(うぐいすなく)　アオモジ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/kakasya_02/</link>
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		<pubDate>Tue, 09 Feb 2010 08:51:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





青文字の大きな木に巡り合ったことがあります。
それは春の彼岸の頃、枝先に白っぽい小花をびっしりつけた木でした。
名前が分らずにその場を立ち去ってから数年後、青文字であったことを知り胸のつかえがおりたことを覚え [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0201.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0201thumb.jpg" alt="アオモジ(青文字)01" title="アオモジ(青文字)01" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0202.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0202thumb.jpg" alt="アオモジ(青文字)02" title="アオモジ(青文字)02" width="200" /></a>
</div>
<p>青文字の大きな木に巡り合ったことがあります。<br />
それは春の彼岸の頃、枝先に白っぽい小花をびっしりつけた木でした。<br />
名前が分らずにその場を立ち去ってから数年後、青文字であったことを知り胸のつかえがおりたことを覚えています。</p>
<p>それまでに幾度となく青文字の枝を手にしていましたのに、枝先の蕾はライトグリーンの粒にしか見えず、花が開く時まで構ってやれずにいたのです。</p>
<p>青文字を削るとその切り口から爽やかな香りが立ちます。<br />
その香りを楊枝(ようじ)や箸にして生活に取り入れた昔の人々の知恵を思うにつけて、丁寧な時間の積み重ねがあったことが偲ばれます。</p>
<p>ちなみに楊枝の別称であるクロモジは黒文字の木からきています。そして白文字の木もあります。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>立春「黄鶯睍睆・うぐいすなく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/02/bio72_02/">http://www.bionet.jp/2009/02/bio72_02/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>海から山を思う漁師・海子丸さんの一本釣り鮮魚</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/kaikomaru/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/kaikomaru/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 09 Feb 2010 08:51:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ハレの日の旬・ケの日の旬]]></category>

		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[対馬]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=9370</guid>
		<description><![CDATA[対馬で知り合ったCWニコルさんの教え子でもある漁師・海子丸の細井さんから魚を送っていただきました。一本釣りにこだわった魚はどれも絶品。通信販売も可能です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_9451" class="wp-caption floatright" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kaikomaru-12.jpg" alt="海子丸さんから届いた魚" title="kaikomaru-12" width="200" class="size-full wp-image-9451" /><p class="wp-caption-text">海子丸さんから届いた魚</p></div>
<p>森里海連環学実践塾で訪れた対馬で、一人の漁師さんと出会いました。<br />
「海子丸(かいこまる)」の細井尉佐義(ほそいいさよし)さんです。<br />
海子丸では、鮮度のよい魚がとどけられる範囲で、通信販売も行っています。<br />
そちらの紹介をする前に、なぜ「びお」で対馬の魚をとりあげたのか、説明させてください。</p>
<p>通信販売のリンクもありますので、最期まで読んでくださいね！</p>
<h4 style="clear:both;">■対馬の海も悲鳴をあげている</h4>
<p><div id="attachment_9376" class="wp-caption aligncenter" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e6b5b7e5ad90e4b8b8e5b8b0e6b8af680c397480.jpg" alt="細井さんの船・海子丸" title="細井さんの船・海子丸" width="510" height="383" class="size-full wp-image-9376" /><p class="wp-caption-text">細井さんの船・海子丸</p></div>
<div id="attachment_9378" class="wp-caption floatright" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e7b4b0e4ba95e38195e38293.jpg" alt="細井さん" title="細井さん" width="300" height="225" class="size-full wp-image-9378" /><p class="wp-caption-text">細井さん</p></div>細井さんは、対馬の北・上対馬町で漁業を営んでいます。</p>
<p>暖流・対馬海流と寒流・リマン海流がぶつかり合う、日本有数の恵まれた漁場といわれています。リアス式海岸による複雑な形の湾も、多様な魚種を育む環境です。</p>
<p>外部から訪れた我々は、自然が豊かでいいところだなあと、のんきに考えていました。</p>
<p>しかし、細井さんは「自然が豊かにみえる対馬であっても、資源の枯渇は年々すすんでいる」といいます。</p>
<p>森林に恵まれ、海に囲まれ、自然が豊かに思える対馬ですが、一旦雨が降れば、ほんの数ミリの雨でも川は濁り、50ミリも降ろうものなら、湾は真っ茶色に染まってしまう、というのです。</p>
<p>本来、山・森林には保水力があります。森林に多い、有機物が多く含まれた土は、保水力も高く、降った雨は、一度に川に流れ込まずに保水されます。<br />
自然林や、手入れされた人工林では、適度な日照が好陽性の地被植物を育て、それらにより土壌の保水力も高まります。しかし放置林の植物相は乏しく、土壌の保水力も弱いといわれています。<br />
一見自然が豊かな対馬でも、手が入れられずに放置されている人工林も多く、それによって降った雨は土を削りながら海に流れ込むのです。</p>
<p>湾が汚れれば、ワカメやカジメなどの海藻の生育に支障をきたします。海藻類が育たなくなれば、やがては磯焼けを引き起こします。<br />
対馬で漁師をはじめて8年、その間にも年々資源の枯渇を肌で感じているそうです。</p>
<p>細井さんは、漁師の立場から、先日開かれた「対馬から&#8221;林業再生&#8221;を考える」シンポジウムに参加し、客席から、そういった発言と、つらい現実だけでなく、次の世代に貴重な自然を残す大切さと、そのために何が出来るのかという話をされました。</p>
<h4>■C.W.ニコルさんに学ぶ</h4>
<p><div id="attachment_9373" class="wp-caption aligncenter" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e382a2e38395e382a1e383b3e69982e4bba31.jpg" alt="アファンの森にて皆と" title="アファンの森にて皆と" width="510" height="367" class="size-full wp-image-9373" /><p class="wp-caption-text">アファンの森にて皆と</p></div>
<div id="attachment_9374" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e382a2e38395e382a1e383b3e69982e4bba32.jpg" alt="左が細井さん" title="左が細井さん" width="250" height="157" class="size-full wp-image-9374" /><p class="wp-caption-text">左が細井さん</p></div>
<p>細井さんが、海に生きながら山を思う背景には、C.W.ニコルさんとの出会いがありました。</p>
<p>ニコルさんは、一見自然豊かなようで、生態系のバランスを崩してしまった山をなんとかしたい、という思いから、長野の荒れた里山を購入し、「アファンの森」と名付け、森林と自然の再生を実践し、訴えていく場をつくりました。<br />
サラリーマンだった細井さんは、荒廃する自然を前に、このままではいけないと発起し、脱サラしてアファンの森で学び、そこで奥様になる女性とも知り合い、8年前から対馬で漁師をはじめ、一本釣りにこだわって漁を行っているという異色の経験の持ち主なのです。</p>
<p><div id="attachment_9454" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kaikomaru-10.jpg" alt="C.W.ニコルさんと久しぶりの再会" title="kaikomaru-10" width="250" height="161" class="size-full wp-image-9454" /><p class="wp-caption-text">C.W.ニコルさんと久しぶりの再会</p></div>そのニコルさんが、対馬にシンポジウムでやってきました。細井さんはかつての師のシンポジウムに、周辺の漁師を誘って駆けつけてくれました。そこで、先のような発言があったのです。</p>
<p>漁師仲間でも、危機意識のある人もいれば、いつまでも資源に恵まれたままだと思い込み、海を守ることに興味を示さない漁師もいるとのことです。<br />
森の仕事も、海の仕事も、時間のデザインをしなければならない時代です。そして、海は海だけでなく、山は山だけでない、それぞれに関連した問題が起こっているのです。細井さんは、こうしたことにいち早く気づき、活動している尊敬に値する人だと感じました。森里海連環の実践者として、「びお」でも応援したいと思っています。</p>
<h4>■対馬直送、一本釣りの魚をいただく</h4>
<p><div id="attachment_9459" class="wp-caption floatright" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kaikomaru-11.jpg" alt="美味しくいただきました！" title="kaikomaru-11" width="200" class="size-full wp-image-9459" /><p class="wp-caption-text">美味しくいただきました！</p></div>細井さんは、次の世代にきちんとしたものを残していくことが大事だと語ってくれました。自分の仕事でいうのなら、それは美味しい魚がとれる海を残していくことだ、と。<br />
細井さんの「海子丸」では、対馬の魚を直送してくれる通信販売を行っています。<br />
対馬直送、一本釣りの魚をいただきました。</p>
<p>今回の鮮魚は、目鯛(メダイ・ダルマ)、笠子(カサゴ・ホシカリ)、鮴(眼張・メバル)、連子鯛(レンコダイ・キダイ)です。<br />
それに加えて、試作中の西京漬け、「寶凪漬け(ほうなぎづけ)」も送っていただきました。<br />
編集部で調理して、美味しくいただきましたので、レポートします。</p>
<p><b>メダイ</b></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e383a1e38380e382a4e382b9e382ade383a3e383b3.jpg" alt="メダイ" title="メダイ" width="510" height="246" class="aligncenter size-full wp-image-9440" /></p>
<div style="width:260px; float:right;"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/dsc_1569.jpg" alt="メダイの天ぷら" title="メダイの天ぷら" width="250" height="166" class="floatright size-full wp-image-9423" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/p1070793.jpg" alt="メダイ煮付け" title="メダイ煮付け" width="250" height="188" class="floatright size-full wp-image-9429" /></div>
<p>大きい目が特徴の、スズキ目の魚です。青色の目が神秘的で、とても印象的な魚です。体は赤褐色から黒褐色で、全長90ｃｍほどになります。稚魚は流れ藻に付いて表層で暮らし、成長するにしたがい水深100～400ｍの底層に移動します。脂肪が多く、白身で冬においしい魚です。びお編集部のある静岡県浜松市では、流通しているのをほとんど見かけませんが、静岡県でも沖合では釣りの対象魚となっているようです。粘液によるヌメリが多く、処理がちょっと大変な魚ですが、その味はなかなかのものです。細井さんのおすすめは、ジューシーというフライでしたが、今回は刺身と天ぷらでいただきました(スミマセン！)。</p>
<p>刺身は、適度な歯ごたえと、適度な脂が心地よく、天ぷらは、軽くさっと揚げ、ジューシーな食感を楽しみました。</p>
<p>アラは塩をふってしばらくおいたあと、熱湯をかけてから、大根と煮付けて。頭はスタッフが持ち帰ってこれも煮付けに。一尾丸ごと美味しくいただきました。</p>
<p><b>カサゴ</b></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kasago.jpg" alt="カサゴ" title="カサゴ" width="510" height="258" class="aligncenter size-full wp-image-9441" /></p>
<p>体長は20〜30cmくらい、目と口が大きく、目の近くがへこんでいて黒ずみ、頭部に鋭いトゲがたくさん並んでいてごつごつしているのが特徴です。浅場にすんでいるものは黒褐色が多く、深場にすんでいるものは赤みが強いなど、すんでいる場所や水深によって体色が変わります。江戸時代には勇ましい姿が武家に好まれ、端午の節供の祝いに欠かせない魚だったといいます。<br />
昔は大衆魚で、磯釣りの対象魚としてどこでもよく釣れましたが、最近は漁獲も少なく、高級魚となっています。<br />
煮ても揚げてもうまいカサゴですが、せっかく鮮度のいいものが手に入りましたので、今回は刺身でいただきました。メダイとはまったくことなる淡白な白身で、これは絶品です。<br />
アラは味噌汁に。いいダシが出て、アラもスミズミまでしゃぶるように食べてしまいました。</p>
<p><b>沖メバル（ウスメバル）</b></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e382aae382ade383a1e38390e383abe382b9e382ade383a3e383b3.jpg" alt="沖メバル" title="沖メバル" width="510" height="278" class="aligncenter size-full wp-image-9442" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/dsc_1567.jpg" alt="沖メバルの丸ごと煮付け" title="沖メバルの丸ごと煮付け" width="250" height="166" class="floatright size-full wp-image-9425" />俗に言うメバルよりも色が赤く、沖合にいることが多いので沖メバルと呼ばれるそうです。全長35ｃｍほどで、体側の上半部に5～6本の茶褐色の斑紋があります。また、眼に黄金色の光沢があります。稚魚は流れ藻に付きますが、成長にともなって水深40～150ｍくらいの岩礁域に移ります。身は滑らかで白く、適度に脂があります。<br />
これは丸ごと煮付けていただきました。煮魚には生姜がつきもののように思われますが、鮮度の高い魚なら、生姜などなくても美味しくいただけます。今回は、酒と醤油とみりんだけ、水なしで煮てみました。結果は正解。身崩れしやすい魚ですので、扱いは慎重に。</p>
<p><b>レンコダイ</b></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/e383ace383b3e382b3e382b9e382ade383a3e383b3.jpg" alt="レンコダイ" title="レンコダイ" width="510" height="310" class="aligncenter size-full wp-image-9443" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/p1060702.jpg" alt="レンコダイの塩焼き" title="レンコダイの塩焼き" width="250" height="188" class="floatright size-full wp-image-9424" />全長20～30ｃｍくらい、体色は橙赤色で、体側背方に３つの黄色斑があり、吻部も黄色です。大陸棚縁辺域の水深100～200mの底層付近にすんでいます。<br />
塩焼きが最高、という細井さんのおすすめにしたがって、丸ごと塩焼きにしてみました。鯛の塩焼きというと、結婚式などでいただくものが多く、正直イメージがよくなかったのですが、そうした養殖の真鯛と比べてはいけませんでした。これはうまい！　これは私、サヅカが家に持ってかえっていただきましたが、自分の感想としては、今回の鮮魚の中で一番でした。ありがとうございます！</p>
<p><b>寶凪漬け</b></p>
<div class="floatright"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kaikomaru-13.jpg" alt="こだわり材料だけで作られた寶凪漬け" title="kaikomaru-13" width="250" height="188" class="size-full wp-image-9462" /></p>
<p class="photocaption">こだわり材料だけで作られた寶凪漬け</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/kaikomaru-14.jpg" alt="上からアナゴ、サワラ、ブリ" title="kaikomaru-14" width="250" height="166" class="size-full wp-image-9463" /></p>
<p class="photocaption">上からアナゴ、サワラ、ブリ</p>
</div>
<p>こだわりの西京漬け、寶凪漬け(ほうなぎづけ)の試作も送っていただきました。無添加の味噌、対馬の塩とはちみつをつかった逸品です。対馬はニホンミツバチが住む島で、今回のはちみつも、近所の方にわけていただいた、収穫してすぐのものだそうです。</p>
<p>今回の魚は、ブリ、アナゴ、サワラです。<br />
ブリは特に甘みを感じ、照り焼きや煮物で味わうのとは違う、いままでに食べたことのないような味でした。<br />
アナゴの西京漬けは、スタッフ一同はじめてで、今回はこれが一番人気でした。アナゴというと醤油ベースのたれで食べることが多かったのですが、味噌は醤油ベース以上に合うのでは、と感じました。<br />
サワラは西京漬けとして一般的な魚です。今回の魚の中では、一番肉厚につくられていて、そのせいもあってか薄味で、あっさり味を好むスタッフに人気でした。<br />
どれも隠し味で入っているはちみつが、隠れていないほど甘みがあって、ご飯にもあいますが、酒にもぴったりです。<br />
味噌漬けは焼くときに焦がしやすいので要注意。よい材料と、時間と手間とがかかった逸品でした。</p>
<p>海子丸さんの魚は、<a href="http://www.kaikomaru.com/">www.kaikomaru.com</a>から購入出来ます。森と川と海、そして里をこれからも守っていきたいと考える方は、ぜひ海子丸さんを応援していただき、ご購入お願いします。</p>
<p>海子丸・細井さん写真：細井さん提供<br />
魚イラスト：木下俊司</p>
<hr />
<p><strong>関連サイト</strong></p>
<p><a href="http://www.kaikomaru.com/">対馬からの産直、鮮魚卸・販売 - 海子丸<br />
http://www.kaikomaru.com/</a></p>
<p><a href=" http://blog.goo.ne.jp/kaikomaru">海子丸ブログ<br />
http://blog.goo.ne.jp/kaikomaru</a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/02/kaikomaru/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>孤高の画家 島崎蓊助展　開催のご案内</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/shimazakiosuke/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/shimazakiosuke/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 08 Feb 2010 05:17:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ニュース・トピックス]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=9407</guid>
		<description><![CDATA[島崎 爽助さん(びお編集委員)の父であり画家の島崎蓊助氏の展覧会「孤高の画家 島崎蓊助展 セピアに込めた執着と解放」がヒロ画廊にて2月22日より開催されます。
現代美術のウェブマガジン カロンズネット
http://ww [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>島崎 爽助さん(びお編集委員)の父であり画家の島崎蓊助氏の展覧会「孤高の画家 島崎蓊助展 セピアに込めた執着と解放」がヒロ画廊にて2月22日より開催されます。</p>
<blockquote><p>現代美術のウェブマガジン カロンズネット<br />
<a href="http://www.kalons.net/j/news/articles_2208.html">http://www.kalons.net/j/news/articles_2208.html</a><br />
REALTOKYO<br />
<a href="http://www.realtokyo.co.jp/events/view/29854">http://www.realtokyo.co.jp/events/view/29854</a></p></blockquote>
<p>詳細は下記サイトよりご確認下さい。</p>
<hr />
<blockquote><p>
会場：ヒロ画廊　東京都中央区銀座6-7-16　第一岩月ビル3F<br />
会期：2010.2.22(月)〜3.13(土)※日曜休廊<br />
時間：10:00〜19:00 </p>
<p>TEL: 03-3574-0545　FAX: 03-3574-0359<br />
URL: <a href="http://www.hirogallery.com">http://www.hirogallery.com</a></p></blockquote>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/02/shimazakiosuke/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>奥村昭雄　立春大吉 47年間の年賀状</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/02/okumuraarchive02/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/02/okumuraarchive02/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 04 Feb 2010 05:08:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[奥村昭雄のデジタル・アーカイブ]]></category>

		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[年賀状]]></category>

		<category><![CDATA[建築家]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=8915</guid>
		<description><![CDATA[毎年、立春大吉に送られてくる年賀状を、まとめて掲載したらおもしろいのでは、ということでしたので、立春大吉が近づいてきて、ここで掲載しないといけないと思いました。ずいぶん間延びした連載で恐縮ですが、ご覧ください。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/okumuraarchive02.jpg" alt="奥村昭雄　立春大吉 47年間の年賀状イメージ" title="奥村昭雄　立春大吉 47年間の年賀状イメージ" width="520" class="aligncenter size-full wp-image-9328" /></p>
<p>奥村昭雄さんから、大きなトランク二つにいっぱいのスケッチ帖をお預かりし、それを次々と連載しようと張り切っていましたが、その量があまりに膨大であるため、整理とスキャニングに手間取っているあいだに、つい掲載が延びてしまいました。<br />
最初の動機は、毎年、立春大吉に送られてくる年賀状を、まとめて掲載したらおもしろいのでは、ということでしたので、立春大吉が近づいてきて、ここで掲載しないといけないと思いました。ずいぶん間延びした連載で恐縮ですが、ご覧ください。</p>
<div class="syunW520 paddingBottom10" style="font-size: 0.85em; text-align: right;" >サムネイルをクリックすると拡大します。</div>
<div id="okumuraNenga">
<ul>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-3.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-3t.jpg" alt="1963" /><span class="okumuraSeireki">1963</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-4.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-4t.jpg" alt="1964" /><span class="okumuraSeireki">1964</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-5.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-5t.jpg" alt="1965" /><span class="okumuraSeireki">1965</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-6.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-6t.jpg" alt="1966" /><span class="okumuraSeireki">1966</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-7.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-7t.jpg" alt="1966" /><span class="okumuraSeireki">1966</span></a></li>
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<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-9.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-9t.jpg" alt="1967" /><span class="okumuraSeireki">1967</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-10.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-10t.jpg" alt="1968" /><span class="okumuraSeireki">1968</span></a></li>
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<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-29.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-29t.jpg" alt="04" /><span class="okumuraSeireki">1982</span></a></li>
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<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-34.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-34t.jpg" alt="1983" /><br />
<span class="okumuraSeireki">1984</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-35.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-35t.jpg" alt="1984" /><span class="okumuraSeireki">1984</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-36.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-36t.jpg" alt="1985" /><span class="okumuraSeireki">1985</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-40.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-40t.jpg" alt="1986" /><span class="okumuraSeireki">1986</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-41.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-41t.jpg" alt="1987" /><span class="okumuraSeireki">1987</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-42.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-42t.jpg" alt="1987" /><span class="okumuraSeireki">1987</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-43.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-43t.jpg" alt="1987" /><span class="okumuraSeireki">1987</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-44.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-44t.jpg" alt="1989" /><span class="okumuraSeireki">1989</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-46.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-46t.jpg" alt="1990" /><span class="okumuraSeireki">1990</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-47.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-47t.jpg" alt="1993" /><span class="okumuraSeireki">1993</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-49.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-49t.jpg" alt="1994" /><span class="okumuraSeireki">1994</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-51.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-51t.jpg" alt="1995" /><br />
<span class="okumuraSeireki">1995</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-53.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-53t.jpg" alt="1996" /><span class="okumuraSeireki">1996</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-54.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-54t.jpg" alt="1997" /><span class="okumuraSeireki">1997</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-56.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-56t.jpg" alt="1998" /><span class="okumuraSeireki">1998</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-57.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-57t.jpg" alt="1999" /><span class="okumuraSeireki">1999</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-58.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-58t.jpg" alt="2000" /><span class="okumuraSeireki">2000</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-59.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-59t.jpg" alt="2001" /><br />
<span class="okumuraSeireki">2001</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-60.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-60t.jpg" alt="2002" /><span class="okumuraSeireki">2002</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-61.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-61t.jpg" alt="2003" /><span class="okumuraSeireki">2003</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-62.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-62t.jpg" alt="2004" /><span class="okumuraSeireki">2004</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-63.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-63t.jpg" alt="2005" /><span class="okumuraSeireki">2005</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-64.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-64t.jpg" alt="2006" /><span class="okumuraSeireki">2006</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-65.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-65t.jpg" alt="2007" /><span class="okumuraSeireki">2007</span></a></li>
<li><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-67.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-67t.jpg" alt="2008" /><span class="okumuraSeireki">2008</span></a></li>
<li class="marginBottom15"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-68.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-68t.jpg" alt="2009" /><span class="okumuraSeireki">2009</span></a></li>
<li class="marginBottom15"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-69.jpg" class="thickbox" rel="okumuranenga"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/d1-69t.jpg" alt="2010" /><span class="okumuraSeireki">2010</span></a></li>
</ul>
</div>
<p>奥村昭雄さんは、練馬の中村橋に住んでいます。これまでに中村橋に何回訪ねたか分りません。もう随分前のことになりますが、ご一緒に海釣りに出掛けた時、大鯛を釣り上げられました。そのときは二匹も釣り上げられ、中村橋に凱旋した奥村さんは「中村橋には魚屋はいらないよ」と豪語し、得意満面でありました。その魚拓が事務所に貼られていました。<br />
奥村さんとは、いろいろ議論してきましたが、議論は四方に飛びます。これは清家清さんも一緒でした。清家さんの場合は、話が四方どころか八方に飛んでしまいました。清家さんのインタビュー記事をまとめた人は、みんなそんな記憶を持っているようです。<br />
奥村さんの場合は、自分の関心にしたがって、話が飛びました。けれど、こちらが質問したことを忘れたのではと思っていると、ちゃんと覚えていて、数時間あとになって「あれはね……」と話し出します。こちらはもう質問した内容を忘れていて、困ったことがありました。<br />
年賀状のことが話題になったことがありました。宮脇檀さんの年賀状でした。<br />
宮脇さんから毎年送られてくる年賀状は、その年の自分の記録、仕事やら旅の記録やらを、びっしりと細かく書き込んだものでした。奥村夫人(伴走者)のまことさんは、宮脇さんの年賀状を見ながら、「こんなこと毎年やっていると疲れて、どうかなっちゃうよ」と心配されました。こういう話題について奥村さんは、あまり喋りません。喋らないけれど、同意されていると感じました。少しだけ口を開けられ、何か言おうとされますが、また口を閉じられます。いわずもがなを口にされません。<br />
宮脇さんの年賀状を話題にされたのは、宮脇さんが亡くなる5年ほど前のことでした。宮脇さんは、いつも忙しくしている人で、一緒に行ったヨーロッパは、15日間で7カ国を回るという旅でした。北のヘルシンキから、イギリス、フランス、スイスと回り、アルプスをゲーテが越えた道に沿ってバスで越え、深夜にミラノに入って、翌日にはベニスに入り、次いでアテネを訪ね、最後は地中海のミコノス島に渡りました。一回でヨーロッパを見て回る、という触れ込みの旅でした。この旅には、町の工務店ネットの仲間である、長岡の高田清太郎さんも参加されていました。<br />
宮脇さんは、バスの一番前に坐り、マイクを持ち続けて、ヨーロッパの建築家を次々に俎上に載せ、あれやこれやひっきりなしに喋られました。宮脇さんはあらゆることに興味を持ち、いつも快活な人でした。<br />
後年、ヨーロッパの南北を一日で縦断するとどんな体感を得られるかを知りたくて、ストックホルムからグラナダまで移動する旅をしたことがありますが、こういう関心の持ち方と、それをすぐに行動に移してしまうところは宮脇さんの影響かも知れません。その部分だけ取り出すと、忙しく自分を駆り立てる宮脇さんは、どこか自分に似ていると思っていました。多分、まことさんはそんなわたしの性癖を読み取り、それで宮脇さんの年賀状を話題にされたのかも知れません。<br />
この夫妻の話題は、いつも批評性に富んでいて、他人の話だからと、一緒になって笑って喋っていると、実は自分のことを言っているのだと、ふと気づかされるのです。笑って喋り合う前に、話を咀嚼しなければと思うのですが、話がおもしろいので、ついうっかり乗ってしまいます。あの時の、あの話をもう少し自分に即して考えておけばよかった、と思うのですが、たいがい後の祭ですね。下手に乗ってしまって、これはまずかったということもありましたが……。</p>
<p>お正月に中村橋を訪問すると、立春大吉に向けて、いつも年賀状の案を作っておられたように思われます。実際には、もう少し後だったのかも知れませんが、多くの人からの年賀状に目を通した上で、やおら自分達の年賀状を準備するというふうで、賢いやり方だと思いました。ひと頃、奥村さんの周辺の建築家の多くは、このやり方に倣って立春大吉の年賀状を出しておられましたが、最近は“通常”のやり方に戻る方が増えました。<br />
正月を開けると仕事が忙しくなり、年賀状を立春大吉に出すのは案外苦痛なのかも知れません。新年は、年を改めることであって、中国の風習が板についていないと、日本の正月から一カ月後に、もう一度自分を起動させるのはしんどいのです。奥村さんは、もうそれが習いになっているけれど、他の人は、格好いいからとニワカ仕込みでやっても身につかなかったのだと思います。</p>
<p>奥村さんの47年間の年賀状は、その年の干支をテーマにしたものもあれば、家族写真のものもありますが、その前年に突き詰めて取り組まれたことをビジュアルにされたものも幾つかあります。<br />
その年賀状を見て、奥村さんのことをよく知っている人は、最近奥村さんはこんなことを考えているんだ、ということを知ります。樹形の科学や、気象データの解析や、海流や、完全魔方陣の話など、シロウトにとって、何がおもしろいのかというテーマを、奥村さんは、独自のアプローチで、丹念に、緻密に、弁証法的に究められたのでした。<br />
中村橋を訪ねた人がそれを話題にすると、奥村さんは待っていましたとばかり、その詳細について話し出します。奥村さんは、愉しくてしようがないというふうでしたが、ぼくは横で見ていて、相手はそこまで興味を持っていないのになぁ、と思ったりしました。<br />
上野の藝大で先生を勤めておられたときの傑作話も幾つもあります。<br />
藝大の入学試験はスケッチを描いたりする課目があって、カンニングの心配がないので、監督教官は時間を持て余していたそうです。そこで奥村さんは、その教官のための試験問題を作って、みんなに配って退屈を救ったという話です。</p>
<p>そんな人が作ってきた、47年間の年賀状です。</p>
<div class="profile">
<div class="name">奥村昭雄</div>
<p>建築家。1928年、東京都生まれ。1952年、東京美術学校建築科卒。同研究員として東京芸術大学改築計画担当。1956年、吉村順三設計事務所入所。1964年、東京芸術大学美術学部建築科助教授。1973年、同教授。木曽三岳村に板倉民家を再生しアトリエをつくる。1978年、木曽三岳木工所設立。現在、木曽三岳奥村設計所代表。東京芸術大学名誉教授。<br />
代表的な建築作品に、星野山荘(1973年)、新田体育館(1983年)、阿品土谷病院(1987年)、関西学研都市展示館(1994年)など。著書に『奥村昭雄のディテール　空気・熱の動きをデザインする』(彰国社)、『暖炉づくりハンドブック』(建築資料研究社)、『パッシブデザインとOMソーラー』(建築資料研究社)、『木の家具作り』(INAXブックレット)、百の知恵双書004『時が刻むかたち』、同007『樹から生まれる家具』(農文協)などがある。</p>
<div class="link"><a href="http://www.quiet.co.jp/">http://www.quiet.co.jp/</a></div>
</div>
<hr />
<p><b>＜捜しています、３枚の年賀状＞</b><br />
実は、1988年・1991年・1992年の３年分の年賀状だけが、奥村さんの手元に残っておられません。もしも保存されている方がありましたら、「びお」編集部まで、ぜひご一報を！<br />
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。</p>
<hr />
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/nikki2010.jpg" alt="立春大吉一行日記" title="立春大吉一行日記" width="250" class="floatright size-full wp-image-9346" /></p>
<p>町の工務店ネットが制作した、一行日記「立春大吉」も今日からスタートです！<br />
日々の暮らしの中にも、季節のうつろいを感じていただけたらと思います。日記スペースも上手く活用してくださいね！</p>
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		<title>立春・東風解凍(はるかぜこおりをとく)　ウメ</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Feb 2010 05:05:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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まだ固い蕾の白梅を家に持ち帰って一週間がたちました。
白梅の優しい香りが部屋に漂い始めてやっと蕾がゆるんだことを知りました。
ふと窓の外に目をやると庭の紅梅の蕾も膨らんでいました。
今年の紅梅は花のつき方が少 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0101.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0101thumb.jpg" alt="ウメ(梅)01" title="ウメ(梅)01" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0102.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k0102thumb1.jpg" alt="ウメ(梅)02" title="ウメ(梅)02" width="200" /></a>
</div>
<p>まだ固い蕾の白梅を家に持ち帰って一週間がたちました。<br />
白梅の優しい香りが部屋に漂い始めてやっと蕾がゆるんだことを知りました。</p>
<p>ふと窓の外に目をやると庭の紅梅の蕾も膨らんでいました。<br />
今年の紅梅は花のつき方が少ないようです。<br />
―――　桜切る馬鹿　梅切らぬ馬鹿　―――<br />
という諺がありますが、去年の夏に強く剪定したからでしょう。</p>
<p>“瑞枝”という言葉をご存知でしょうか。<br />
梅の成長は早くて、1年間で1m以上も伸びるような緑色の枝があります。<br />
この枝を“瑞枝”といったと思うのですが――。<br />
ふつうに読めば“みずえ”なのですが、華道の先生には“ずばえ”と教わったと記憶しています。<br />
いくつかの辞書で調べましたが、いまだにわからないでいます。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>立春「東風解凍・はるかぜこおりをとく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/02/bio72_01/">http://www.bionet.jp/2009/02/bio72_01/</a></p>
</div>
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		<title>一行日記「立春大吉」、今日からスタートです！</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Feb 2010 05:05:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ニュース・トピックス]]></category>

		<category><![CDATA[一行日記]]></category>

		<category><![CDATA[立春大吉]]></category>

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		<description><![CDATA[
今日から「立春」です！立春とは、二十四節気の最初で、春の始まりを意味しています。
旧暦では、一年の始まり、お正月は立春の頃に訪れました。今でも旧暦を重んじる中国では、旧暦のお正月を「春節」（しゅんせつ）として、新暦のお [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/02/nikki2010.jpg" alt="立春大吉一行日記" title="立春大吉一行日記" width="520" height="372" class="aligncenter size-full wp-image-9346" /></p>
<p>今日から「立春」です！立春とは、二十四節気の最初で、春の始まりを意味しています。<br />
旧暦では、一年の始まり、お正月は立春の頃に訪れました。今でも旧暦を重んじる中国では、旧暦のお正月を「春節」（しゅんせつ）として、新暦のお正月以上に盛大にお祝いします。<br />
そとはまだ寒いですが、自然界では少しずつ春の訪れは始めっているのかも知れません。そういえばそろそろスギ花粉が気になる季節になりますし…。これもひとつの春の訪れでしょう。</p>
<p>町の工務店ネットが制作した、一行日記「立春大吉」も今日からスタートです！<br />
日々の暮らしの中にも、季節のうつろいを感じていただけたらと思います。日記スペースも上手く活用してくださいね！</p>
<p><b>関連記事</b><br />
びお特集「七十二候・二十四節気・一行日記が出来ました。 」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/shichijyuniko_nijyusisekki/">http://www.bionet.jp/shichijyuniko_nijyusisekki/</a></p>
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		<title>立春・ウメの開花前線</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 08:35:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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			<content:encoded><![CDATA[<div class="storycontent">
<p><img class="navimapimg" src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100204.jpg" alt="ウメの開花前線" /></p>
</div>
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		<title>大寒・鷄始乳（にわとりはじめてとやにつく）キンカン</title>
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		<pubDate>Sat, 30 Jan 2010 01:30:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

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近所を50分ほど散歩すれば、みかん、甘夏、レモン、金柑など柑橘系の実が見られます。
毎年そのほとんどが収穫されずに野鳥のエサになり、やがては地面に落ちて朽ちてしまいます。
その中でも金柑は観賞用と割り切られて [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7201.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7201thumb.jpg" alt="キンカン(金柑)01" title="キンカン(金柑)01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7202.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7202thumb.jpg" alt="キンカン(金柑)02" title="キンカン(金柑)02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>近所を50分ほど散歩すれば、みかん、甘夏、レモン、金柑など柑橘系の実が見られます。<br />
毎年そのほとんどが収穫されずに野鳥のエサになり、やがては地面に落ちて朽ちてしまいます。<br />
その中でも金柑は観賞用と割り切られているのでしょう、金色の実がたわわとなり枝がしなだれていても収穫される気配はありません。</p>
<p>私の育った家にも金柑がありました。<br />
風邪の流行する季節になると、母は金柑と氷砂糖を入れた土びんを火鉢にかけてシロップを作ってくれました。<br />
その甘酸っぱい香りは部屋の隅々にまで行きわたり、幼い私はあたたかいオレンジ色に染まってしまう夢を見たものです。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>大寒「鷄始乳・にわとりはじめてとやにつく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_72/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_72/</a></p>
</div>
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		<item>
		<title>対州檜(たいしゅうひ)は使えるのか？ 森里海連環学実践塾 in 対馬 レポート</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi2/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi2/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 30 Jan 2010 01:30:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[対馬]]></category>

		<category><![CDATA[山]]></category>

		<category><![CDATA[森林]]></category>

		<category><![CDATA[森里海]]></category>

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		<description><![CDATA[シンポジウムの興奮覚めやらず、それが余韻となっての酒盛りでしたが、わたしには懸念があって、果たして対州檜はあるのか、あったとして使えるのか、ほんとうに対馬の森を蘇らせることはできるのか、との思いがつよく、歓びの感情が溢れるなかにあって、あたかも“広場の孤独”のような心境を囲っていたのでした。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsuahim01.jpg" alt="対州檜" title="対州檜" width="520" class="alignnone size-full wp-image-9255" /></p>
<h4>沖の漁火</h4>
<p>対馬一番のホールで入場者レコードを記録したシンポジウムの夜に、講師を務めたC.Wニコルさんや竹内典之京都大学名誉教授、扇対馬森林組合長、実践塾参加者たちと、宿舎のロビーに集って、夜遅くまで酒盛りのひとときを過ごしました。<br />
シンポジウムの興奮覚めやらず、それが余韻となっての酒盛りでしたが、わたしには懸念があって、果たして対州檜はあるのか、あったとして使えるのか、ほんとうに対馬の森を蘇らせることはできるのか、との思いがつよく、歓びの感情が溢れるなかにあって、あたかも“広場の孤独”のような心境を囲っていたのでした。<br />
というのは、これで三回目の対馬訪問となり、島中を走り回ったものの、ついぞ対州檜なるものを目にしたことがなかったからです。<br />
翌日、対馬の林業家・佐護計理さんの森を訪ねることになっていましたが、実は前回、対馬森林組合の方に案内されて、佐護さんの森を少しだけ見ています。</p>
<div style="width:210px; float:right">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode01.jpg" alt="対馬日の出01" title="対馬日の出01" width="200" class="floatright paddingBottom5 size-full wp-image-9271" /><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode02.jpg" alt="対馬日の出01" title="対馬日の出01" width="200" class="floatright paddingBottom5 size-full wp-image-9272" /><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode03.jpg" alt="対馬日の出03" title="対馬日の出03" width="200" class="floatright paddingBottom5 size-full wp-image-9273" /><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode04.jpg" alt="対馬日の出04" title="対馬日の出04" width="200" class="floatright paddingBottom5 size-full wp-image-9274" /><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode05.jpg" alt="対馬日の出05" title="対馬日の出05" width="200" class="floatright paddingBottom5 size-full wp-image-9275" /></p>
</div>
<p>放置され、あるいは皆伐され、切り捨て間伐された森に比べれば、佐護さんの森はよく管理され、明るい森でした。しかしながら、果たしてそれを対州檜と呼び得るのかどうか。もしあの森が対州檜の森だとすると、いわれるほどのものではない、というのが正直な感想でした。佐護さんの森の奥まで入れば、と思わないではありませんが、今回は大勢でバスに乗ってのツアー見学なので、時間の制約もあり、ムリだという諦めもありました。<br />
その夜は、床に就いても寝付かれず、部屋の窓から沖のイカ釣り船の漁火を3時頃まで見ていました。<br />
昨年の春は、富山湾のホタル烏賊の漁火を見に行きました。そのときは雨で、雨に身を打たれながら青白い漁火を見ていました。今回はホテルの暖房に身を包まれながらの、窓越しの漁火。安気なものでありますが、かえってこころの緊張はつよくなり、寒風の漁場の漁火と、これからの対馬の林業の険しさが重なって見えました。<br />
同室者が目覚めてはならないと、音を消したテレビ画像を照明にしてパソコンを開き、いつもながらの夜半の仕事に向かいましたが、どうにも落ち着きません。それでも3時を過ぎて床に就きましたら、よほど疲れていたのか、うとうとと眠りにつきました。<br />
目覚めて、ホールに降りて行きましたら、太平洋側から荘厳な日の出でした。それは見事なものでした。元旦以来のご来光だな、と思いながら朝食を取り、対馬北部に向けて出発しました。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/hinode06_1.jpg" alt="日の出06_1" title="日の出06_1" width="520" height="346" class="aligncenter size-full wp-image-9282" /></p>
<h4>北対馬、佐護さんの森へ</h4>
<p>今日も、バスのお隣は竹内さんです。<br />
窓から放置林を見ながら、竹内さんは、この日も晴れない気持ちでおられました。竹内さんの見立てでは、原生林の地質と同じ土壌だと考えると、土が浅く、浅いが故に育とうとして木は踏ん張り、また空中の湿度が低く、それらの条件を得て独得の性質を生んでいる点では対州檜も同じというものでした。<br />
この竹内さんの見立ては、佐護さんの話、それから後に紹介する石井さんの話と符合するものでした。佐護さんは、全国の林業経営のなかで秀でた業績が認められ、林野庁長官賞を受賞されている対馬一の林業家です。<br />
佐護さんによると、藩政時代の対馬は、林業に重きを置かなかった島だといいます。わたしが知るところでは、日本の美林といわれる地域は、だいたい300年とされます。それは享保の改革を行った将軍吉宗の植林施策を受けてのものでした。この施策を森の管理に結びつけたのが吉野、秋田、木曽などで、それらの森は今も残っています。これに対し対馬藩は植林に関心を持たず、明治以降植えられたものが対州檜と呼ばれるものになったのではないか、ということを佐護さんは言われました。まあそういうことだろう、と思いました。<br />
続いての佐護さんの話は、かなり刺激的なものでした。佐護さんは対州檜と言われても、それを追ったのでは林業は成り立たない、と言われたのです。林業といえども、厳しいグローバル経済の中に巻き込まれており、われわれはそのなかで考えるしかなく、国の林野行政が一体何をやってくれたのだ、という憤懣を語られました。それは、この機会を待っていましたといわんばかりのもので、それは佐護さんの年来の思いであると理解できました。国は、あまりにも林業の現場を知らず、やらなくていいことばかりに税金を費やし、バカをやりおるという怒りに似た感情が溶岩になって、そこに噴出されました。<br />
われわれは政府の人間ではないので、そんな感情をぶつけられても困るのですが、普段は穏やかであろう、端正な面持ちの佐護さんが、まなじりを決して怒りを露わにされることに琴線を揺すぶられました。<br />
この話をお聞きしながら、わたしは南米チリの果てのプンタアレーナスの町で、アルパカのセーターが見つからず、町の洋品屋にあるセーターは中国産ばかりであったことを思い出しました。<br />
マゼラン海峡に面した、四六時中、強い風に晒されるこの町で、ゴワゴワしたアルパカのセーターは衣服として最適なのですが、それが中国産の化繊のセーターに駆逐されてしまい、わずかに土産物屋に残されていただけでした。モノは低きに流れ、それは地の果てまでのものであることを思い知ったのですが、佐護さんの憤懣に、長らくアルパカを育てているパタゴニアの農夫のやり切れなさをみたのです。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsuahim1535.jpg" alt="対州檜1535" title="対州檜1535" width="520" height="346" class="alignnone size-full wp-image-9256" /><br />
　</p>
<div style="width:260px; float:left">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsuahim15231.jpg" alt="対州檜" title="対州檜" width="250" height="166" class="floatleft size-full wp-image-9260" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsuahim15261.jpg" alt="対州檜" title="対州檜" width="250" height="166" class="floatleft size-full wp-image-9261" /></p>
</div>
<p>各地の林家が、森を持て余し苦境に立っていることを、道を歩きながら、佐護さんはふと洩らされました。○○県の○○さんが破産したという話です。各地の代々の名家が背負い、強いられていることの重さと苦境を痛いほど感じました。<br />
佐護さんの森は、ほかの対馬の森に比べて明るい森で、よく頑張っておられます。請われたら伐る、そのための製材所もある、と佐護さんは言います。つよい自負心を持ち、国にも、どこにも頼らない独立独歩の気概を感じはしましたがツラクも感じました。<br />
参加者のなかに、佐護さんの話を聞きながら「大変なのはあなただけじゃない」という人がいました。零細林家は、なすすべなく森を放置していて、ほかに生活の糧を求めざるを得ません。林業がやれるのは、それ自体幸せなことだという人もいます。しかし、そんなことでいがみ合ってみても事態が好転するわけではありません。<br />
この局面をどう突破するのか、それは協同・協働するほかないとわたしは思っていて、現に、オルターナティブなあり方が一方の世界として生まれており、公正貿易に奔走する人たちを知っているわたしは、対馬の林業を、新しいネットワークで蘇らせる道もあるのでは、と思われたのでした。</p>
<h4>石井さんの対州檜</h4>
<p>対馬で木材の仕事をされている石井弘康(有限会社 石井興産)さんは、シンポジウムでの対州檜の話を聞いて、「以前、四国や九州の業者が挙って、対州檜を買い漁り、裸山になった国有林での植樹作業を思い出した」と、わたしへのメールで書かれました。</p>
<div style="width:260px; float:right">
<div id="attachment_9269" class="wp-caption alignnone" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/ishi_hinoki01.jpg" alt="ishi_hinoki01" title="ishi_hinoki01" width="250" height="333" class="floatright paddingBottom10 size-full wp-image-9266" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/ishi_hinoki02.jpg" alt="ishi_hinoki02" title="ishi_hinoki02" width="250" height="333" class="floatright paddingBottom10 size-full wp-image-9267" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/ishi_hinoki03.jpg" alt="上記掲載写真3点および冒頭写真 提供:有限会社石井興産" title="上記掲載写真3点および冒頭写真 提供:有限会社石井興産" width="250" height="167" class="floatright size-full wp-image-9268" /><p class="wp-caption-text">　上記掲載写真3点および冒頭写真 提供:有限会社石井興産</p></div>
</div>
<p>石井さんのメールによると、対州檜は国有林・民有林のほんの一部に残っていて、簡単に行ける場所にはない、といいます。過去に持て囃された対州檜は、安定供給できるほどの資源量は残念ながら無いというのです。<br />
戦前の対馬にあって、杉檜の人工林は、薪炭確保の場でもありました。杉の小枝は、火付がよく焚き付けようとして集められたといいます。このため、枯枝は早めに幹から切り離されるので、人工的に枝打ちしなくても優良材が出来たと石井さんはいいます。殊に、明治中頃に植えられたものは、やせた土壌にもかかわらず、密に植栽され、それがやがて対州檜と呼ばれる木材質をカタチづくったのでは、といいます。<br />
しかし、戦後拡大造林で植樹された対馬の檜は、苗木が入手し難く高価だったこともあり、また、痩せた土壌を気にしてなのか3000本/haの疎植でした。さらに、除間伐の保育施業の遅れから、中心の年輪は広く外周は狭い年輪の不均等が見られ、幾つかの試みもマイナス側に作用しました。そして、林業不調時代を迎え、放置せざるを得なくなった状況に陥り、現在に至っているようです。<br />
石井さんは、4年前に数十本まとまった対州檜の原木を入手されましたが、それはやはり惚れ惚れする木で、百年を超える樹齢の対州檜は、その色艶といい、肌の張り具合といい見事なのものだったといいます。<br />
石井さんによると、「いわゆる対州檜は、岩石交じりのやせた土壌で成長が遅いため、年輪が狭く、高樹齢でありながらも、大径木が少ない」といいます。「樹齢70年前後でも、4寸角が取れる大きさの割合が高く、製材したそれは無節材など役物が取れ、年輪がほぼ均等に育っているので、島外の業者に人気が高かった」そうです。<br />
この石井さんの話は、竹内さんと話した対州檜と符合するものでした。<br />
石井さんは、戦後植林の檜は「対馬ひのき」として、対州檜と区別します。「対馬ひのき」は、対州檜ほどではないけれど、痩せた土壌で育ったがゆえに、色艶が濃く年輪も堅く強い木だといいます。肥えた土地で育った内地の檜は、爪で押すと軽く傷がつくものがあるけれど、この点｢対馬ひのき｣は、爪を弾き、木肌が凛としているといいます。だから、対馬の大工は「対馬ひのき」を好むといいます。</p>
<h4>100年の森へ</h4>
<p>現在、対馬の材の多くは丸太のまま船で伊万里に送られています。それはそれで安定販売先になっていますが、材価は低く、これを続けているだけでは対馬の林業に将来はありません。<br />
わたしはシンポジウムで、会場におられる島田林野庁長官を前に「林業再生プランで50%自給率にという案はいいけれど、数値だけが走り出す危険があり、現場は○○㎥出せと数字を追うことになりはしないか。50%自給率よりも、まず施業のための作業道をつくれ、そして豊かな森をつくろうということを一番目に言うべきではないか」と述べました。<br />
対馬で進めるべき林業も、そういう方向のものだと確信するのですが、だからといって作業道を敷くだけで食えるのか、現場の苦労を知らないよそ者の言うことだと受け止める人が、少なからずおられたように思います。<br />
わたしは対馬に入る前に、出雲の林業家・製材所・工務店と勉強会を持ち、その足で対馬へと向かいました。出雲の山は、戦後造林の時期が遅く、現在の木材不況を受けて青息吐息の状態でした。柱材は提供できても、梁材は出雲では出せません。木材市場があるので、工務店は梁材を調達できますが、それは他県のものです。このことは、有数の森林県である大分県でも同じで、大分の木材市場の実に50%は他県材で占められています。<br />
出雲のメンバーは、県産材をいう以上、流通材だけに頼っていては何も育たないことに気づき、重ね(合わせ)梁による建築を思い立ちました。それでわたしに声が掛かり、構造家の山辺豊彦さん、システム構築の仕事をしている村田直子さんに声を掛け、出雲に同道戴いたのでした。<br />
つまり出雲では、柱も、梁材も出雲材を用いて建てようというのです。重ね(合わせ)梁は、和風の建物を望む人には適していませんが、若い人に魅力を感じてもらえる木の空間を構造化できれば、大径木の梁材に比べコストも低く抑えられるので魅力なのでは、という目論見です。柱材だけなら、出雲で調達できる材を用いれば、樹齢が若くてもOKです。それを間伐利用しながら、残すべき木を残し、そうして長伐期の出雲の森をつくるというのです。<br />
これは“並材”しかないけれど、森林率だけは高い地域にとって、唯一持ち得る選択肢だと、わたしは思っています。山を苛め、皆伐して、僅かばかりのお金を手にする愚を捨て、こころを奮い立たせ、ほんとうの林業に身を乗り出すべきで、今はそれをやるかどうかのターニングポイントに来ていると、わたしには思われるのです。国の「林業再生プラン」は、決して先進林業地だけのものであってはならないと思います。環境をいうなら、放置され、皆伐を選択している地域が問題なのですから。国家戦略室や林野庁は、ダメな地域を捨てるのではなく、やれる方法があることを明示することが肝要であり、その好例を何としても生み出してほしいと思います。そういう努力を傾けないで、あそこはダメな地域だと言っているだけでは、｢林業再生プラン｣は成就しないでしょう。<br />
さて出雲に話を戻しますが、出雲には、出雲大社があります。<br />
古代の出雲大社は巨大なものでした。失われたかたちを求めた大林組のバーチャルプロジェクト記録『古代出雲大社の復元』(学生社刊)によると、高さは16丈(48m)前面長さは1町(109m)の階段を持ち、高さは96mあったといいます。その巨大さゆえに、およそ30年に一回の割合で建物は倒れてしまったといいます。それで、とうとう鎌倉時代には、大きくなくても「神殿ハ神徳ニ非ズ」という御触れが出て、それ以降は仮設建設ということで現在に至っているという話です。<br />
古代の出雲大社の構造については、本居宣長の『玉勝間』(岩波文庫)に記されていて、直径3mの柱を3本束ね、それを今の集成材のような発想で縦継ぎして建てられました。『玉勝間』の図を初めて目にしたとき、本居宣長のおもしろさを思いました。<br />
この構造の発想は、どこか重ね(合わせ)梁による建築と重なります。そんな話を絡ませれば、ムクの一本材に拘るよりも、かえってカッコいいのでは、と出雲の人たちに申し上げました。そのときの出雲の人たちの晴れやかな顔が印象的でした。郷土を掘ると、一律解でない、何かがみえてきます。<br />
要は、並材利用の知恵をどう発揮するかであり、日本各地の山は、およそそういう山ばかりです。｢100年の森｣を目指しながら、間伐そのものを林業にして行くことが、そういう地域が取るべき道です。</p>
<h4>「対馬ひのき」の用途</h4>
<p>そのように考えた場合、対州檜を蘇らせる｢100年の森｣まで、何で食い繋ぐかが対馬では問題となります。<br />
ズバリそれは、｢対馬ひのき｣を土台に使えないか、というのがわたしの提案です。わたしの秘中の秘の提案で、ここで初めて披露します。<br />
石井さんが言うように、戦後植林のものを対州檜というのは憚られます。それは将来のために取っておけばいいと思います。僅かに残された対州檜を発掘して整理し、シンボル的存在として、対馬を紹介する印刷物などに取り上げてもらい、対馬に、そのような木を育てる『対馬・100年の森構想』があることを構想として打ち出します。扇対馬森林組合長や財部対馬市長がシンポジウムで発表されたお話と重なりますが、林業は、長期展望を持つことが大事です。しかし、当面どうするかということを抜きにできません。実効性あっての将来です。<br />
屋久杉に対し「小杉」があるように、その子どもとして「対馬ひのき」を、今使える材として押し出してはどうかと考えました。「対馬ひのき」は、竹内さんの見立て、石井さんの評価に見るように、土台として用いるのに最適の材といえます。<br />
そのような材として思い起こすのは「能登ひば」です。<br />
「能登ひば」は、江戸時代、北陸の大名加賀藩主の命により、当時持ち出し禁制とされていた青森ひばの苗を、隠密に持ち帰らせ奥能登に植林させたのが始まりといわれていますが、「能登はやさしや土までも」と言われるように、土が優しく、その柔らかい土に踏ん張って育ったのが「能登ひば」です。<br />
それは痩せた石混じりの土で育った対州檜とどこか似ていないでしょうか。建築家の三澤康彦さんは、土台に「能登ひば」を用いています。「対馬ひのき」の木材質からして土台に最適ではないでしょうか。<br />
現在、丸太のまま船で運んでいますが、土台については対馬で製材し、乾燥させて木材質を高め、「対馬ひのき」のラベル、産地タグをつけ、ブランド化してはいかがでしょう。柱も梁も、となると、すでに工務店は「近くの山」と提携しているところが多く、余程のことがないと切り替えてくれません。しかし、取っ掛かりとして土台に特化し使ってもらい、「対馬ひのき」の良さを知ってもらえば、他の材も、となるかも知れません。<br />
土台の径なら、利用間伐でやれます。現に今ある材を「製品」に高めるのです。そのためにやるべき作業はたくさんありますが、具体的に動き出し、一つ一つ着実にこなして行けば何とかなります。<br />
そうして残す木を残し「100年の森」へと向うのです。<br />
六根清浄、お山は晴天。</p>
<p><b>関連記事</b><br />
びお特集「対馬から”林業再生”を考える　森里海連環学実践塾in対馬レポート」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi1/">http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi1/</a><br />
びお特集「玄界灘に浮かぶ対馬に、古代の森と、今の森を見に行く<br />
[対馬紀行その一] 」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/04/tsushima01/">http://www.bionet.jp/2009/04/tsushima01/</a><br />
びお特集「ニホンミツバチの島 [対馬紀行その二] 」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/04/tsushima02/">http://www.bionet.jp/2009/04/tsushima02/</a><br />
びお特集「対馬の原生林に、日本列島の原郷を見た。」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/10/tsushima03/">http://www.bionet.jp/2009/10/tsushima03/</a></p>
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		<title>大寒・水沢腹堅(さわみずこおりつめる)　菜の花</title>
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		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 14:52:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





ご存知かと思いますが、菜の花という植物名はありません。
小松菜、白菜、水菜、キャベツなどのアブラナ科の花を菜の花と呼んでいます。
先の葉ぼたんも中心の部分が伸び、やがて菜の花が咲きます。
つい3日前にスーパー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7101.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7101thumb.jpg" alt="菜の花" title="菜の花" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7102.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7102thumb.jpg" alt="菜の花02" title="菜の花02" width="200" /></a>
</div>
<p>ご存知かと思いますが、菜の花という植物名はありません。<br />
小松菜、白菜、水菜、キャベツなどのアブラナ科の花を菜の花と呼んでいます。<br />
先の葉ぼたんも中心の部分が伸び、やがて菜の花が咲きます。</p>
<p>つい3日前にスーパーの野菜売場で求めた菜の花が台所のカウンターで花を咲かせています。</p>
<p>きょうは改めて大きな鉢に菜の花をたっぷりといけてみました。<br />
台所の菜の花に花屋さんで買った菜の花5本、ちりめんの質感がおもしろい葉も一緒に加えました。<br />
さて、残った菜の花はからし和えにでもしましょうか?<br />
もちろん、スーパーの菜の花を使って――。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>大寒「水沢腹堅・さわみずこおりつめる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_71/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_71/</a></p>
</div>
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		<title>対馬から&#8221;林業再生&#8221;を考える　森里海連環学実践塾in対馬レポート</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi1/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/tsushima-morisatoumi1/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 14:47:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[対馬]]></category>

		<category><![CDATA[山]]></category>

		<category><![CDATA[森林]]></category>

		<category><![CDATA[森里海]]></category>

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		<description><![CDATA[1月22日〜24日の3日間、森里海連環学実践塾が対馬で開かれました。「対馬から林業再生を考える」と題されたシンポジウムも同時に開かれ、森里海連環、そして林業の未来がここから開いていく、そんな三日間でした。まずは初日、二日目をレポートします。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_9142" class="wp-caption alignnone" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m1.jpg" alt="複雑な湾の形により長い海岸線を持ち、森林にも覆われる島・対馬。" title="tsushima-m1" width="510"  class="size-full wp-image-9142" /><p class="wp-caption-text">複雑な湾の形により長い海岸線を持ち、森林にも覆われる島・対馬。</p></div>
<p>この1月23日、対馬森林組合主催、日本に健全な森をつくり直す委員会、森里海連環学実践塾、町の工務店ネット、森里海実践塾in対馬実行委員会の共催による、「対馬から&#8221;林業再生&#8221;を考える」ー&#8221;森里海連環&#8221;思想の提案ーと題したシンポジウムが開かれました。<br />
今回の森里海連環学・実践塾は、シンポジウムを含めた3日間にわたり、長崎県対馬市で開催されました。</p>
<h4>改めて・対馬とは</h4>
<p><iframe width="510" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x356ae3b5691ee29d:0x4d839eb5483e356b,1&amp;ll=34.229971,129.347534&amp;spn=3.179124,5.603027&amp;z=7&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x356ae3b5691ee29d:0x4d839eb5483e356b,1&amp;ll=34.229971,129.347534&amp;spn=3.179124,5.603027&amp;z=7&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>
<p>これまで何度か紹介していますが、改めて対馬とは。<br />
日本海・九州北西に浮かび、韓国釜山まで49.5km、福岡まではおよそ145kmの国境の島です。<br />
佐渡、奄美大島に次いで日本で3番目に大きな島で、南北82キロ、海岸線の延長は915キロ、複雑な湾の地形を持ち、また森林率は89%と、自然との関わりが深い島です。</p>
<p><iframe width="510" height="620" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x356ae3b5691ee29d:0x4d839eb5483e356b,1&amp;ll=34.391046,129.333801&amp;spn=0.702608,0.700378&amp;z=10&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x356ae3b5691ee29d:0x4d839eb5483e356b,1&amp;ll=34.391046,129.333801&amp;spn=0.702608,0.700378&amp;z=10&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>
<p>先の特集でも述べているように、長崎県の木で家を作ろうと考えたときに、持続可能に供給可能な県産材の光を対馬に見出したことが発端です。<br />
対馬の檜は、かつて「対州檜（たいしゅうひ）」と呼ばれ、戦後に多く出荷されてきました。その結果がどうなり、今後どうなっていくのか。それがシンポジウムのひとつのテーマでもありました。しかし対馬を考えるときに、山のことだけを考えてもはじまりません。対馬は海に囲まれた島であり、そして漁業者と林業者、そして農業者がそれぞれを兼ねているという島なのです。海と山は川で結ばれ、そしてそこに人の営みが加わってつながりを持っているということを考える「森里海連環学・実践塾」の舞台に相応しい場といえるでしょう。</p>
<h4>22日・対馬に入る</h4>
<p><div id="attachment_9151" class="wp-caption alignnone" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m10.jpg" alt="龍良山遠景。" title="tsushima-m10" width="510" class="size-full wp-image-9151" /><p class="wp-caption-text">龍良山遠景。</p></div><br />
翌23日にシンポジウムを控え、一行は古来より斧が入ったことがないといわれる霊峰・龍良山（たてらさん）に入りました。今から6000年ほど前、西日本にはタブ・シイ・カシが茂る大きな森がひろがっていました。龍良山の原始林は、その生き残りといわれています。龍良山には神が住むといい、人間の立ち入りを禁じてきたのです。そのため、「斧が入ったことがない」といわれ、天然記念物法が制定されて間もない1923年に「龍良山原始林」として国の天然記念物に指定されました。以来、人の手が入らない原始の山を保っています。<br />
標高559mのこの山は、標高350m付近を境に、シイとアカガシの林域にわかれています。</p>
<p>この標高差による植物相の違いと、老大木が倒れてできる林冠ギャップ(すきま)により、太陽の光が届き、そこに好陽性の植物が育つことで、生物多様性が確保されています。<br />
原始林だからといって大木だけが残るのではなく、大木と若木が混生しています。人工林とはまったくことなる森のありかたといえるでしょう。</p>
<p>龍良山の詳細は、「<a href="http://www.bionet.jp/2009/10/tsushima03/">対馬の原生林に、日本列島の原郷を見た</a>」で紹介しています。ので、あわせてご覧下さい。<br />
※龍良山に入山する際は厳原森林事務所への申請が必要です。ご注意ください。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m3.jpg" alt="tsushima-m3" title="tsushima-m3" width="510"  class="alignnone size-full wp-image-9144" /><br />
原始林と聞くと鬱蒼として陽が当たらないイメージを持ちますが、龍良山には陽が入っていました。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m11.jpg" alt="tsushima-m11" title="tsushima-m11"  height="510" class="aligncenter floatcenter size-full wp-image-9152" /><br />
大木が倒れ、そこに陽があたり、そこにまた植物が生えてきます。倒れた木は菌類に分解され、いつか土壌となって循環します。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m4.jpg" alt="tsushima-m4" title="tsushima-m4" width="510"  class="alignnone size-full wp-image-9145" /><br />
龍良山に多く見られる板根(ばんこん)。対馬の特徴として、土壌のすぐ下は岩が多く、根が下まで張れないことから上部に板状にもりあがる現象。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m12.jpg" alt="tsushima-m12" title="tsushima-m12" width="510"  class="alignnone size-full wp-image-9158" /><br />
人との比較で板根の大きさ、木の大きさがわかります。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m7.jpg" alt="tsushima-m7" title="tsushima-m7" width="510"  class="alignnone size-full wp-image-9148" /><br />
アカガシ林域まで登りました。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m8.jpg" alt="tsushima-m8" title="tsushima-m8" width="510" class="alignnone size-full wp-image-9149" /><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/tsushima-m9.jpg" alt="tsushima-m9" title="tsushima-m9" width="510" class="alignnone size-full wp-image-9150" /><br />
対馬に残る石屋根を見学。石屋根は「<a href="http://www.bionet.jp/2009/04/tsushima01/">玄界灘に浮かぶ対馬に、古代の森と、今の森を見に行く</a>」でも触れています。<br />
(このページ・佐塚昌則)</p>
<p>次のページでは、23日のシンポジウムの様子を、講演者のひとりでもある小池一三がレポートします。</p>
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		<title>大寒・款冬華(ふきのはなさく)　キブサスイセン</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_70/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_70/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 08:16:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





日本水仙、糸水仙、黄房水仙そして神奈川の真鶴から頂いてきた白一色のらいちょう水仙(注)と4種類の水仙が冬から春にかけて次々と花をつけます。
色どりの乏しい今の季節に明るさを添えてくれます。
中でも黄房水仙はど [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7001.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7001thumb.jpg" alt="キブサスイセン" title="キブサスイセン" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7002.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k7002thumb.jpg" alt="キブサスイセン02" title="キブサスイセン02" width="200" /></a>
</div>
<p>日本水仙、糸水仙、黄房水仙そして神奈川の真鶴から頂いてきた白一色のらいちょう水仙(注)と4種類の水仙が冬から春にかけて次々と花をつけます。<br />
色どりの乏しい今の季節に明るさを添えてくれます。<br />
中でも黄房水仙はどんなに冷たい風が吹こうがしらんぷりして陽気です。<br />
前々回の日本水仙とはちがう顔つきです。</p>
<p>黄房水仙の花だけ9本、きゅっと集めてブーケ風にして足元を広げたら立ってくれました。<br />
あたりに水仙の香りが漂い春がきたようです。</p>
<p>(注)中川一政美術館の近くで平塚らいちょうが植えた水仙の愛称</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>大寒「款冬華・ふきのはなさく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_70/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_70/</a></p>
</div>
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		<title>町の中の暮らしで森を思う</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kyomi085/</link>
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		<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 08:14:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[興味津々]]></category>

		<category><![CDATA[木]]></category>

		<category><![CDATA[森林]]></category>

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		<description><![CDATA[生活を支える森をわたしは知らない。遠くにある森が暮らしの中で生き生きと役立ち、わたしと森がもっと近くになるといいのに。この正月休みに気になっていた、2つの森につながることがら。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/sugi.jpg" alt="杉" title="杉" width="465" height="335" class="aligncenter size-full wp-image-8875" />　町育ちの常で、森とは縁遠い。ハイキングや、ましてや登山に趣味の無いわたしにとって、同じ東京であっても森は遠く、はるか西のかなたにある。神宮や皇居のような保護されている森ではなく、生活を支える森をわたしは知らない。遠くにある森が暮らしの中で生き生きと役立ち、わたしと森がもっと近くになるといいのに。この正月休みに気になっていた、2つの森につながることがら。</p>
<p>　　　　　　　　　　■</p>
<h4>その1　卒塔婆</h4>
<p>　このお正月も、里帰りをして新年を祝った人も多いのではないだろうか。わたしはといえば、めったに墓参をしない怠け者だ。<br />
　わたしの実家の菩提寺は東京近郊、森の入り口と言っていいところにある。子どものころは、わずかな人家と畑を抜けていくと、山の際に突然寺がある印象だったが、今は木立のあった場所に住宅がどんどん建って、寺もまた、森から離れつつある。<br />
　ご住職は、都心のお寺でも執事長を務めていて、そのお寺のホームページでブログを書いておられる。意外なことをこのブログで知った。</p>
<p>　「卒塔婆の80％が輸入材」であり、「白木のお位牌やお棺に代表されるように、白い木肌が当然であるという風潮」があったために、国産のモミが採れなくなった今では当然のように輸入材が使われているのだという。輸入することで輸入にかかる環境負荷とコストを考え、「常円寺では既に行われていた塔婆の地産地消を東京地区のお寺に広めようというキャンペーンを始め」たのだそうだ。</p>
<blockquote><p><a href="http://joenji.blogzine.jp/zakkan/2008/11/1113_1786.html">http://joenji.blogzine.jp/zakkan/2008/11/1113_1786.html</a></p></blockquote>
<p>　モミは白木のままで木目が目立たず、においがあまり無い。木肌が白いとので墨のりが良く、文字が書きやすい。もともと、東京の西多摩地区ではモミの木が数多くあって、江戸時代から卒塔婆の生産が盛んだった。今でも生産は全国の70％を占めるが、原料は国産のモミから、外国産のモミやトドマツにシフトしている。<br />
　輸入材を使うことで、森の木は一段と使われなくなり、使われなければ森は次第に荒れてくる。荒れれば花粉症や災害の問題もある。健全な身近な森を守ることや輸入材を運んでくるための環境負荷を考えれば地産地消が望ましい。</p>
<p>　このお寺では、平成17年から多摩産のスギを利用している。スギには香りがあるし、色も濃く、節も多い。切り替えるには不安もあったというが、実際には檀家からは一切苦情は無いそうだ。むしろ香りがいい、一律でない色の変化が自然を感じる、軽くていいというプラスの評価が多いらしい。<br />
　昨年9月には、日蓮宗東京教化伝道センターが企画して、「東京の山を守るために」というセミナーも開かれた。森の今を知り、多摩のスギを使った卒塔婆を普及しようという試みだ。</p>
<p>　東京以外にも、寺院発信の森を守る試みはいくつかある。同じ日蓮宗でも福山市では地元の特産、ヒノキの間伐材を卒塔婆を使っている。曹洞宗にも「塔婆供養で植林支援」というプロジェクトがある。こちらは使用した卒塔婆の数にあわせて寄付を募り、植林に役立てようというものだ。<br />
　少しずつ、こういう流れが当たり前になってお寺から檀家に伝わり、家族に伝わり、誰もが地場の森に目を向るようになったらいいと思う。</p>
<h4>その2　割り箸</h4>
<p>　マイ箸ブームというのはどうなったのだろう。わたしの周りでマイ箸を持っていた人も、今はどうも使っていないようだ。<br />
　「もともと割り箸は端材や間伐材を生かしたもので、むしろ森を守っているのだ」というのがマイ箸反対派の意見だったものだが、国内の生産量はいまやわずか2％。海外での割り箸製造は原木をまるまる使うもので、海外の森を割り箸にして使い捨てているというのが現状だ。<br />
　では、国産の割り箸はどうなっているのだろう。Googleで検索してみると、料亭や割烹では国産の箸であることをアピールしている。コンビニでも、国産の割り箸を使っているところがある。どうせ使うなら少しでも国産の割り箸を利用し、その割り箸を生産する工場、製材所、林業に資金が還元されるようにしていきたい。ネットショップを検索してみると、質により、100膳で500円から700円前後。中国産の3倍くらいの値段か。単価が安いので、そんなに大きな負担とは思えないのだが、オフィスのパーティや常備品にどうだろうか。</p>
<p>　　　　　　　　　　■</p>
<p>　地元産の木材を生かした木の家に住みたいと考えている人は多い。マンションを木を生かしてリフォームする例もある。そうやって大きく木と関われない、小さなアパート住まいのわたし。それでも日本の森で生まれた台所用具や食器、生活用具を使ったり、国産の割り箸を探したりしながら、遠いと感じている近隣の森を時々思ってみるのもいい。日本は山と水の国。豊かな緑をDNAが欲しがっているから。</p>
<div id="attachment_8756" class="wp-caption floatright" style="width: 475px"><iframe width="465" height="350" frameborder="0" title="杉並区周辺の航空マップ" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A9%8B%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%95&amp;t=k&amp;brcurrent=3,0x60188b571aa41423:0x418522594924803e,1&amp;ll=35.704426,139.621124&amp;spn=0.097577,0.159645&amp;z=12&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A9%8B%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%95&amp;t=k&amp;brcurrent=3,0x60188b571aa41423:0x418522594924803e,1&amp;ll=35.704426,139.621124&amp;spn=0.097577,0.159645&amp;z=12&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small><p class="wp-caption-text">杉並区周辺の航空マップ</p></div>
<p><br class="clear" /></p>
<blockquote><p>《森と林業を知るリンク》<br />
木づかい.com<br />
<a href="http://www.kidukai.com/index.php">http://www.kidukai.com/index.php</a></p>
<p>財団法人日本木材総合情報センター<br />
<a href="http://www.jawic.or.jp/">http://www.jawic.or.jp/</a></p>
<p>森林・林業学習館<br />
<a href="http://www.shinrin-ringyou.com/">http://www.shinrin-ringyou.com/</a></p>
<p>みんなの森<br />
<a href="http://www.minnanomori.com/index.html">http://www.minnanomori.com/index.html</a></p>
<p>《きっかけになったブログ》<br />
常圓寺雑感<br />
<a href="http://joenji.blogzine.jp/zakkan/">http://joenji.blogzine.jp/zakkan/</a></p></blockquote>
<div class="profile">
<div class="name">中山るりこ</div>
<p>「びお」特撰こだわりブログ「<a href="http://www.bionet.jp/category/tokusen/simple-life/">simple life＊easy living</a>」ブロガー。</p>
<p>どこへ引っ越しても書き散らしている。<br />
パソコンの前にいる時間が長い。<br />
絵や写真は苦手。言葉が好き。(simple pleasure 2より)</p>
<div class="link">simple pleasure 2 <a href="http://ririkono.jugem.cc/">http://ririkono.jugem.cc/</a></div>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>牡蠣の旬は本当に冬？</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/uminomilk/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/uminomilk/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 08:13:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ハレの日の旬・ケの日の旬]]></category>

		<category><![CDATA[冬]]></category>

		<category><![CDATA[海]]></category>

		<category><![CDATA[食べ物]]></category>

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		<description><![CDATA[海のミルクともいわれ、栄養豊富なことで知られる牡蠣。冬になると多く出回ります。英語でRのつく月には牡蠣を食べるな、ともいわれるよに冬が旬の貝ですが、その説には賛否あるようです。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/kakimain1.jpg" alt="生牡蠣" title="生牡蠣" width="520" height="362" class="aligncenter size-full wp-image-8935" /></p>
<h4>「海のミルク」</h4>
<p>生牡蠣100グラム中に、1日に必要なタンパク質の3分の2が、カルシウムは3分の1が、そしてリンは全量が含まれています。鉄やヨードにいたっては、必要量の4倍も含まれています。</p>
<p>また、牡蠣の独特ともいえる旨みは、グリコーゲンやグリシンなどの物質によるものです。一粒300メートルで有名な「グリコ」の名は、創業者の江崎利一が、牡蠣からグリコーゲンを抽出してキャラメルを作ったところから来ているのだそうです。</p>
<blockquote><p>江崎グリコ：グリコーゲンと栄養菓子グリコ<br />
<a href="http://www.glico.co.jp/kinenkan/sogyo/sogyo2.htm">http://www.glico.co.jp/kinenkan/sogyo/sogyo2.htm</a></p></blockquote>
<p>牡蠣にはビタミンA、B、Cも多く、栄養が豊富なことから、「海のミルク」ともいわれています。</p>
<h4>牡蠣の歴史</h4>
<p><div id="attachment_8932" class="wp-caption floatright" style="width: 240px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/napo.jpg" alt="ナポレオンも牡蠣を好み、領土を広げようとしたのは牡蠣を確保するためという説もあるほどです。" title="ナポレオン" width="230" height="274" class="size-full wp-image-8932" /><p class="wp-caption-text">ナポレオンも牡蠣を好み、領土を広げようとしたのは牡蠣を確保するためという説もあるほどです。</p></div>牡蠣は古くからヨーロッパでも健康食品として愛されていました。ジュリアス・シーザーがイギリスに攻め入ったのも、ナポレオンが遠征をしたのも、牡蠣を我が物にしたかったからではないかという説があるほどです。</p>
<p>牡蠣は紀元前1世紀にはすでにイタリアで養殖されていたという記録があり、また日本でも元禄時代に広島で養殖が始まっています。</p>
<p>イギリスには「Rのつかない月に牡蠣を食べるな」ということわざがあります。<br />
英語でRのつかない月は、5月(May)、June(6月)、Jury(7月)、August(9月)。この頃は、牡蠣の産卵期にあたり、味が落ちることと、食中毒を起こしやすいことから、このようなことわざが生まれたのでしょう。<br />
日本でも、牡蠣の旬は冬とされ、一般に流通するのも冬場が中心です。<br />
(この記事も、それにあわせています)<br />
ところが、単純に冬が旬、というわけでもないようですよ。</p>
<h4>牡蠣を美味しくするには、森の手入れから</h4>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mori.jpg" alt="森" title="森" width="230" height="173" class="floatright size-full wp-image-8937" />森は海の恋人、という運動があります。</p>
<blockquote><p>NPO法人 森は海の恋人<br />
<a href="http://www.mori-umi.org/">http://www.mori-umi.org/</a></p></blockquote>
<p>牡蠣養殖業の畠山重篤さんがはじめた運動で、豊かな海を取り戻すために、漁民による広葉樹の植林や講演、環境教育などの活動をされています。<br />
牡蠣をおいしくするのは、山から川を伝わって海に流れ込んでくる水です。その水の良し悪しで、牡蠣の餌となる植物プランクトンや海藻の生育に影響が出ます。山が荒廃すれば、水もわるくなり、牡蠣もおいしくならないのです。<br />
牡蠣のために山の木を植えるというのは、一見無関係なようで、実は密接な関係のあることなのです。</p>
<p>町の工務店ネットでも、森里海連環学・実践塾を開催しています。<br />
森と、里と、海を、バラバラに考えず、なくしてしまった森・里・海のつながりを取り戻そう、という学問です。<br />
森里海連環学については、以下の特集に詳しいため、ご一読ください。</p>
<p>びお特集：智頭の山へ、出雲の野へ　第6回森里海連環学実践塾の記録<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/07/morisatoumi06/">http://www.bionet.jp/2009/07/morisatoumi06/</a></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/kakidana.jpg" alt="牡蠣棚" title="牡蠣棚" width="520" height="360" class="aligncenter size-full wp-image-8938" /><br />
<span class="photocaption">良い牡蠣をつくるためには、良い森から。</span></p>
<h4>牡蠣の旬はいつ？</h4>
<p>さて、山がよくなると牡蠣がおいしくなるなら、冬よりも、春や夏のほうが牡蠣がおいしいのでは？　という疑問がわいてきます。<br />
作家の島田雅彦は、</p>
<blockquote><p>Rのつかない月に牡蠣を食うな、と俗にいわれているが、それはウソである。夏の牡蠣の旨さを秘密にし、他人に食べさせまいとしたものの陰謀に違いない(「ひなびたごちそう」)。
</p></blockquote>
<p>と述べています。陰謀かどうかはわかりませんが、冬でなくてもおいしい牡蠣があるのは確かです。<br />
養殖の牡蠣は「真牡蠣(マガキ)」が中心で、これらは一斉に放精、産卵するため味の落ちる時期も集中しているのですが、初夏においしくなる岩牡蠣は、少しづつ放精、産卵し、また真牡蠣よりも放精産卵後の回復が早く、真牡蠣ほど集中的に味が落ちることはないといわれています。</p>
<p>旬ナビマップにあるように、牡蠣は広島・岡山で多く消費されています。全国的に流通しているのもこの両県のものが多いのですが、夏に出回る三陸や鳥取の岩牡蠣もまた美味なのです。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/mapimages/map32.gif" alt="旬ナビマップ牡蠣" title="旬ナビマップ牡蠣"/></p>
<p>旬ナビなのに、季節外れの話題になってしまいました。夏においしい岩牡蠣もありますが、入手しやすい真牡蠣は冬の食べ物といっていいでしょう。</p>
<h4>生食の可否は鮮度ではない</h4>
<p>スーパーマーケットにいくと、生食用牡蠣、加熱用牡蠣がわけて売られています。<br />
加熱用は古くなったもの、というわけではありません。<br />
食品衛生法で、生食用牡蠣の基準が定められています。</p>
<p>この基準では、生食用牡蠣は、</p>
<div class="column marginBottom10">
<p>・細菌数は、検体1グラムにつき50,000以下でなければならない。<br />
・E.coli（大腸菌）最確数は、検体100グラムにつき230以下でなければならない。<br />
・むき身にした生食用かきの腸炎ビブリオ最確数は、検体1グラムにつき100以下でなければならない。<br />
原料用かきは、海水100ml当たり大腸菌群最確数が70以下の海域で採取されたものであるか、又はそれ以外の海域で採取されたものであって100ml当たり大腸菌群最確数が70以下の海水又は塩分濃度3％の人工塩水を用い、かつ、当該海水若しくは人工塩水を随時換え、又は殺菌しながら浄化したものでなければならない。</p>
</div>
<p>とあります。この基準が満たせなければ生食用としては出荷出来ないのです。<br />
生食用であっても時間がたてば細菌は増殖しますので、鮮度のよいうちに食べた方がいいのはもちろんです。</p>
<p>加熱用として売られている牡蠣は、生食用のように浄化・殺菌処理などをしていないため、鮮度に関わらず加熱が必要です。</p>
<p>現在の生食用牡蠣は、その処理工程で味が落ちてしまうという意見もあります。シーザーやナポレオンのほうが、我々よりも、おいしい生牡蠣を食べていたのかもしれませんね。<br />
日本ではこのような規制がありますが、ヨーロッパでは自己責任で、という風潮が強いそうです。</p>
<h4>牡蠣を食べる</h4>
<p>同じ材料をつかって、和風、洋風でいただいてみました。</p>
<p><b>牡蠣の松前焼き</b></p>
<p>松前焼きとは、昆布の上に具材を並べて焼く料理の総称。今回は当然、牡蠣の松前焼きです。</p>
<p>材料<br />
牡蠣のむき身<br />
昆布<br />
しめじ(という名前で売っていましたが、ヒラタケ？)</p>
<p>ミニマムに牡蠣だけで、とも思いましたが、牡蠣と昆布からでる旨みに誘われて、しめじも一緒に焼いてみました。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/konbu.jpg" alt="昆布" title="昆布" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8939" /><br />
昆布は水で軽く戻しておきます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mukimi.jpg" alt="牡蠣塩水でもみ洗い" title="牡蠣塩水でもみ洗い" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8942" /><br />
牡蠣は流水で洗い流したあと、塩水でもみ洗いをします。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/narabe.jpg" alt="並べる" title="並べる" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8940" /><br />
網に昆布を敷き、その上に牡蠣としめじを並べます。牡蠣には塩と酒をふりました。<br />
あとは昆布がコゲない程度の火加減で、牡蠣に火を通します。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/yake.jpg" alt="牡蠣に火を通します" title="牡蠣に火を通します" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8941" /><br />
出来上がり。昆布の旨みが牡蠣に染み込んで、酒の肴にぴったり！　もちろんご飯のおかずにもなりますよ。</p>
<p><b>牡蠣のバター炒め</b></p>
<p>同じ材料で洋風のものもつくりました。牡蠣はヨーロッパでも親しまれているだけあって、こういう料理もぴったりです。</p>
<p>材料<br />
牡蠣のむき身<br />
しめじ(ヒラタケ？)<br />
にんにく少々<br />
バター<br />
白ワイン</p>
<p>フライパンにオリーブオイルを熱し、刻みにんにくを炒めます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/itame.jpg" alt="牡蠣炒める" title="牡蠣炒める" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8943" /><br />
その後牡蠣を投入、ざっと火が通ったところでしめじを入れ、白ワインを振り、塩コショウをしながらさらに炒めます。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/bata.jpg" alt="バター炒め出来上がり" title="バター炒め出来上がり" width="520" height="390" class="aligncenter size-full wp-image-8944" /><br />
材料に火が通ったところで、バターを入れて出来上がり。仕上げにバジルと、醤油をほんの少々を振ってみました(ヨーロッパはどこに…？)。</p>
<p>酒飲みには松前焼きが、ご飯のおかずにはバター炒めが好評でした。<br />
牡蠣は加熱するとかなり小さくなってしまうので、少し多いかな、というぐらいの量で調理するのがおすすめです。</p>
<hr />
<p>参考文献<br />
森は海の恋人　畠山重篤著　北斗出版<br />
牡蠣礼讃　畠山重篤著　文藝春秋<br />
旬の食べ物には驚異的な薬効あり　中村幸昭著　朝日ソノラマ<br />
ひなびたごちそう　島田雅彦著　朝日新聞社</p>
<p><a href="http://www.bionet.jp/2010/01/fuyunosakana/">びお・旬ナビ「冬の魚介」<br />
http://www.bionet.jp/2010/01/fuyunosakana</a>/</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/01/uminomilk/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>冬の魚介類</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/fuyunosakana/</link>
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		<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 08:11:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[旬のデータ]]></category>

		<category><![CDATA[冬]]></category>

		<category><![CDATA[魚]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/2010/01/fuyunosakana/</guid>
		<description><![CDATA[冬に旬を迎える魚介24種類をピックアップしました。
冬の魚として有名な物から今が旬とはあまり知られていないものまで、その特徴、選び方、料理例をご紹介します。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="content">
<div class="frame">
<div class="imgleftBig">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_01.jpg" width="285" height="170" alt="あかあまだい(赤甘鯛)" /></p>
</div>
<p><span class="style1">あかあまだい(赤甘鯛)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>アマダイは、江戸時代以前から高級料理の素材として食されてきた。やわらかくて甘みがあり美味。晩秋から冬が旬である。アマダイといえば普通、アカアマダイのことを指すが、仲間には他にシロアマダイ、キアマダイがある。特にシロアマダイは一番美味とされ、ついでアカアマダイ、キアマダイの順といわれる。<br />
細長く、かなり側扁形の体をしており、頭部が大きいこと、額が著しいおでこ型をしているのが特徴。口は頭部の底にあって小さく、両顎に歯がある。体の色は名の通り赤く、目の後ろに逆三角形の銀白色の斑紋があり、体長は45cm前後になる。<br />
すみかは60〜100mの海底の砂地。そこでおでこ型の頭を生かして砂の中にもぐり、小エビ、シャコ、カニ類、巻貝、多毛類、クモヒトデなどの底生生物を餌としている。<br />
本州中部以南から東シナ海にかけて、済州島、南シナ海に分布している。特に日本海側ではアカアマダイのみが生息しており、シロアマダイやキアマダイは見られない。<br />
産地としては、若狭湾、相模湾のものが味がよいとされている。特にひと塩ものの若狭湾産は「若狭グジ」として、京料理には欠かせない高級魚である。また静岡名産の「興津干し」は、キアマダイの生干しで、天下一品といわれている。最近では中国や韓国からの輸入も増加している。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
赤色が鮮明でまだらになっていないものが新鮮。目に張りがあり、身に弾力があり、腹のしっかりしたものを選ぶ。ウロコが簡単に落ちるようなものは避ける。<br />
市場には30～40ｃｍくらいのものが多く出回っているが、あまり小さいものは脂ののりが悪くて、味が落ちる。1kg以上あるものがよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
やわらかくて甘みがあり美味だが、水分が多くて傷みやすいので注意する。普通はひと塩したものを調理する。<br />
ひと塩ものを三枚におろして皮から身だけをこそげとり、わさびじょうゆで食す。また、皮をとった身だけを上等なだし昆布ではさんで締めた昆布締めもオツな味。<br />
また、西京みそに漬けた西京焼きも美味。関西では一般的な食べ方である。<br />
その他、塩焼き、照り焼きなどの焼き物、酒蒸し、椀だね、揚げ物などにも向いている。<br />
ウロコをとらずに背開きにして、干物にしてもよい。<br />
また、調理した後のあらも、あら汁にするとおいしい。全てが使える食材である。<br />
釣りたての新鮮なものは、刺身にすると絶品と言われる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
あまだい(一般)、あかくじだい(日本海側)、あかくじな(長崎、鹿児島)、あかびた(高知)、いっきん(沖縄)、ぐじ(京都)、くずな(大阪、島根、福岡)、あかくずな<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/bio72_63/"></a></p>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="textleft255 paddiright10">
<p><span class="style1">あこうだい(阿候鯛、赤魚鯛)</span></p>
<div class="line heightLine-group61">
<p>白身の深海魚で冬が旬。淡白な味ながら脂がのっていて美味。特に1月頃には脂がたっぷりのっておいしくなる。関東を中心に、釣りの対象魚としても人気がある。<br />
アコウは赤魚がなまったものといわれている。体の赤い色はマダイと同じカロチノイド系の色素だが、アコウダイの方が色が濃いところから、マダイの代わりに祝儀魚に使われたりする。<br />
鼻先が丸く、目が大きく飛び出しているのが特徴。体形は側扁で頭が大きく、頭部の背面とエラブタの部分にたくさんのトゲがある。口が大きく、下顎が突き出て、背ビレに棘状が見られる。体長は50～60cmに成長する。<br />
すみかは水深300～400mの深海で、岩礁の穴に居ついているが、冬から春にかけての産卵期には比較的浅場に寄ってくる。群れを作ることはなく、1尾で生活するのが普通。<br />
日本固有の魚で、東北地方以南、四国、九州北部に分布し、関東周辺では茨城県から房総沖に多く生息している。<br />
各地で水揚されるが、特に相模湾や駿河湾で多く獲れる。切り身にして出回ることが多く、かす漬けやみそ漬けにして売られるものもある。ただ、切り身の場合、仲間であるバラメヌケやサンコウメヌケ、オオサガ、アラスカメヌケなどのメヌケ類をアコウダイと称して店頭に並べることも少なくない。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
ウロコがしっかりついていて皮が破れていないもの、体色がはっきりとした鮮紅色で光沢があり、エラが鮮やかな赤色のものを選ぶ。<br />
深海魚特有の特徴で目が飛び出しているが、鮮度のよいものは目がつぶれておらず張っていて、澄んでいる。<br />
切り身の場合、身が白くてしまっているものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
脂がたっぷりのった1月頃のアコウダイは鍋物に最高。<br />
新鮮なものは刺身に。身がくずれやすいので、片霜造りで刺身にし、わさびじょうゆやポン酢などで食べるとおいしい。昆布締めにしてもよい。<br />
また、粕漬けや西京漬けの人気が高い。<br />
身はすべておいしく、さまざまな料理に用いられる。ブイヤベース、しゃぶしゃぶ、グラタン、あら炊き風の煮物、揚げ煮、フライなど。<br />
火を通す際は、皮が縮むので、包丁目を入れておくのがコツ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
あかうお(富山)、あごう(秋田)、めぬけ(東北)、あこう</p>
</div>
</div>
<div class="textleft255">
<p><span class="style1">あら</span></p>
<div class="line heightLine-group61">
<p>西日本から九州で高級魚としてよく知られている。東日本ではなじみが薄く、目にすることは少ないが、大変おいしい魚であることは近年知られてきている。旬は冬。文字どおり気性の荒い魚で、引きの強さで釣り人に人気。<br />
体はやや長い側扁形をしており、姿形はスズキに似ている。しかし口はスズキより大きく、エラブタに大きな3本のトゲがあるのと、体側に黒い縞帯があるのが特徴。幼魚時代は第2背ビレに1個、尾ビレに2個の黒い斑点がある。しかしこれらの縞や斑点は成魚になると消えてしまう。尾ビレは正形で、体長は成魚で1mにもなる。北海道以南の日本各地の沿岸から、朝鮮半島南部、フィリピンのやや深い岩場に生息する。<br />
冬には鍋物用として出回るが、ほとんどは高級料理店などに出荷されるので、市場への入荷量は少ない。四国や九州でアラというと、ハタ科のクエのことも指すので、まぎらわしい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
体が銀色に輝いて、ウロコがはがれておらず、張りがあるものを選ぶ。<br />
鮮度のよいものは、ぬめりが多く、目が透明である。また、エラの内側がきれいで、鮮やかな赤色をしている。身肉の色は、白色に多少ピンクの入ったものがよい。<br />
<b>切り身:</b>弾力と光沢があり、ピンクがかった白身でだれていないものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
白身で、淡白な味をしており、さまざまな料理に利用できる。とりわけ鍋にするとおいしく、チャンコ鍋の筆頭に挙げられるのがこのアラのチャンコだという。アラが手に入ったら、ぜひとも鍋料理にするとよい。<br />
新鮮なものは刺身やたたきに。刺身は見た目・旨味・甘味・食感など最上の味わい。2、3日寝かせたあと、三枚におろして皮を引き、薄造りにする。引いた皮はから揚げにして酒の肴に。<br />
その他、煮つけ、塩焼き、椀だねにしてもおいしい。九州には内臓を取り除いたものを、丸ごと姿煮にする地方もある。<br />
カマや頭の部分も適当な大きさに切って、熱湯に通して、ポン酢や三杯酢で食べるとオツな味。さばく時は背ビレ、胸ビレのトゲに注意する。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
いかけ・おきだら・たら・おおだら(長崎)、すけそう(長崎、熊本)、おきのすずき(鹿児島)、おきすずき(高知)、おおがしら(神奈川)、ほた(大阪、和歌山、兵庫、高知)、やなせ(山口県日本海側)、あらます(三重)、きよせ(島根)、いかけ(山陽、山陰)</p>
</div>
</div>
<div class="clear">
<div class="9999">&emsp;</div>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="imgright paddiTop20 paddiBottom20">
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_02.jpg" alt="あんこう(鮟鱇)" width="285" height="190" /></span></p>
</div>
<p><span class="style1">あんこう(鮟鱇)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>醍醐味とはこういう味わいを言うのだろうか、味は抜群で、厳寒の頃の口福である。旬は鍋の季節の冬。「東のアンコウ、西のフグ」と称され、東日本を代表する冬の味覚でもある。<br />
一般に食用とされるのはキアンコウ。味がよく、アンコウ類の中で最も高額で取引される。その他、ハナアンコウ、メダマアンコウなどがいる。オスは小さいため、一般的にはメスを食べる。<br />
特徴は、縦扁形で頭が大きく、胴は細くなりながら尾ビレとなる「アンコウ型」をしていること。胸ビレは両手のように左右に太く伸び、腹ビレは腹面に一対。口は大きな受け口で、上下の顎には犬歯状の歯がたくさん並んでいる。“釣り竿”と呼ばれるのは背ビレの第一棘で、これが変形して長く伸び、先端部は皮弁が釣り餌状をしている。<br />
ユーモラスな姿をしているが、海底の砂に身を埋め、この“釣り竿”をひらひらと出して、餌と間違えて寄ってきた魚をひと呑みにしてしまうという獰猛な魚である。深さ100～数百mの海底をすみかとし、底魚やタコ、イカ類、サバやイワシなどを食べている。成長すると、体長は1.5mにもなる。<br />
北海道以南の日本各地の沿岸、朝鮮半島南部、東シナ海に生息している。<br />
初秋に関西方面から切り身が少量入荷するが、近海の姿ものは巨体とさばき方の難しさから専門店に流通することが多い。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
丸ごと買うなら、10〜20kgのものを。体のぬめりが透明で臭わないものを選ぶ。色ツヤがよく、身に弾力のあるものがよい。<br />
腹が裂かれている場合は肝を見る。大きくて黄色みが強く、まわりの血管がまだ鮮やかな血の色をしているものがよい。<br />
<b>切り身:</b>身が淡いピンク色で、透明感のあるものほどよい。身がぷりっとし、色のよいものを選ぶ。色がくすんでいるものは古くなっている証拠。<br />
<b>アン肝:</b>パックに血がたまっていないものが良質。色がきれいでつやのあるものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
アンコウ料理といえば、もちろん「アンコウ鍋」で、絶品。やわらかくて粘りのある身は、脂肪が少なくあっさりしているので、鍋ものによく合う。<br />
アンコウは大きいうえに身がぶよぶよとして骨もやわらかいので、まな板の上でさばくのが難しい。そのため口にかぎをつけて吊るし、口から胃に水を入れ、安定させたところで吊るしたままさばく。(「吊るし切り」と言われる。)内臓が傷つかずにさばけ、最後には大きな口が残る。<br />
解体されたものは「アンコウの七つ道具」と呼ばれ、捨てるところなく鍋の具になる。これは肉(大身)、エラ、皮、ヒレ(とも)、卵巣(ぬの)、胃(水袋)、肝臓(肝)の七つの部分。特に大きな肝臓は「あん肝」といって珍重される。美味で、「海のフォアグラ」とも絶賛される。<br />
刺身、から揚げ、蒸しきも、「とも酢和え」などにも。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
くつあんこう(神奈川)、みずあんこう(宮城)、琵琶魚(びわぎょ)、あんごう<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_04.gif" alt="リンク" width="81" height="21" /><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/nabe/">びお特集「冬はやっぱり鍋でしょう！ 」</a></p>
</div>
<div class="clear">
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="left255Box heightLine-group62">
<div class="imgcenterHukinoto">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_03.jpg" alt="きんめだい(金目鯛)" width="255" height="158" /></p>
</div>
<p><span class="style1">きんめだい(金目鯛)</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>鮮やかな赤の皮と、金色の大きな目が印象的。脂のりがよく、クセのない美味な白身魚。この魚は意外にも原始的な魚に近い構造をしていて、先祖は1億年前から生存していた古い魚ともいわれる。水深200～800mの深海にすむ。ほとんど差し込まない太陽のわずかな光を捉えるために、特殊な網膜を持ち、それが金色に光るため、「金目鯛」の字が当てられた。体は側扁形で、尾ビレは正形で二叉状。体長は3年で約30cm、5年で約40cm、大きなものは50cmほどになる。長生きの魚で、14･15年生きる長寿のものも珍しくないといわれる。<br />
大西洋、地中海、インド洋、太平洋と世界中に分布している。日本では茨城県以南の太平洋側で多く獲れる。<br />
体色は海の中で泳いでいるときは淡い赤だが、死んでから鮮紅色になる。姿、形とも美しい魚の一つで、そのため、タイの仲間ではないが、尾頭つきにして祝い魚となることもある。1年中出回るが、最も脂がのっておいしいのは12～2月。好、不漁の差が激しく、市場相場の変動も大きい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
目が金色に光っていて、白目が澄んでいるもの、身がピンと張っているものを選ぶ。ウロコが金色に輝いていて、体色が鮮やかな赤色のものが新鮮。切り身の場合は、切り口がしっかりしていて、身に張りと透明感があるものが新鮮。血合いの鮮やかさもポイント。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
何といってもおいしいのは煮つけ。頭やアラも煮つけにすると美味。冷めると煮こごりができる。かぶと煮にした目玉のまわりは最高においしい。脂肪分が多い魚だが、わりあいさっぱりしているので、新鮮なものは刺身やあらいにして食べられる。コリコリとした歯ざわりはタイに似ている。また、鍋物にするとよいだしが出るので、寄せ鍋・ちり鍋にも最適。<br />
やわらかな肉質なので、焼き魚にするときはうす塩で締めてから、かす漬けやみそ漬けにする。その他、フライ・から揚げ・ムニエル・ブイヤベース・蒸しもの・干物などにしてもおいしい。<br />
胸ビレをよく使って泳ぐので、ヒレの付け根やカマもおいしく食べられる。また目の周りの筋肉が発達しており、ここは味もピカイチ。目玉はカルシウムの宝庫なので、味噌汁や鍋に入れるとよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
きんめ(東京・三崎)、あかぎ(三崎)、ぎんめだい・まきんめ(小田原)、まきん(神奈川)、あかだい・きんたろうだい(静岡県舞阪)、かげきよ(三重県尾鷲)</p>
</div>
</div>
<div class="right255Box marleft10 heightLine-group62">
<p><span class="style1">かさご(笠子)</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>無骨な姿からは想像できないほど、引き締まった白身はおいしく、磯釣りの人気者。上品で淡白な味わい。旬は晩秋から冬。<br />
体は側扁形で頭と口が大きく、「つら洗わず」というあだ名がついているように目の近くがへこんでいて黒ずみ、頭部に鋭いトゲがたくさん並んでいるのが特徴。浅場にすんでいるものは黒褐色、深場にすんでいるものは暗赤色になるなど、すんでいる場所によって体色が変わる。体長は20〜25cm程度だが、メスの方が小型。寿命は7〜8年。<br />
江戸時代には勇ましい姿が武家に好まれ、端午の節供の祝いに欠かせない魚だったという。<br />
北海道の南部から九州までの日本全国、フィリピンなどに分布している。各地に生息するため、地方名が豊富である。<br />
昔は大衆魚で、磯釣りの対象魚としてどこでもよく釣れた。最近は漁獲も少なく、高級魚となっている。稚魚の放流が各地で行われ、養殖もされている。生魚のほか、背開きの干物も出回っている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
鮮度がよいものは腹部に張りがあり、目が澄んでいて、皮がみずみずしく、ツヤがある。眼球が白くなっていても、中心が澄んでいれば新鮮。<br />
また、エラも鮮度を見分ける重要なポイント。エラが鮮やかな赤い色をしているものを選ぶ。鮮度が落ちると黒ずんできたり、さらに古くなると粘りが出てきて白濁し、異臭を放つようになる。<br />
ウロコがすれていないものがよい。<br />
赤みが強い深場のものより、浅場の黒褐色のものがおいしいとされている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
大きくて生きがよければ、刺身やあらいに。<br />
頭や骨は下ゆでしてから吸い物にすると、ほどよい脂が浮いておいしい。ちり鍋、塩焼き、味噌汁にもよく合う。<br />
くせがなく適度に脂の乗った身は煮付けにもむいている。小ぶりのものなら煮つけ・丸揚げにすると磯魚らしい味わいを楽しめる。煮つけは思い切って甘辛く調理するとよい。新鮮なものなら、胃・肝臓・腸などをきれいに水洗いして一緒に煮ると、おいしい。また、意外にも干物もおいしい。<br />
昔、お年寄りたちは煮つけの残った骨に熱湯を注いで汁にしてすすったほど、骨まで滋味豊かな魚。カサゴから出るだしは本当に滋味深いものがあり、最高。ウロコが多く、鋭いトゲがあるので、さばくときには注意が必要。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
あかぞい(青森)、あこう(茨城、愛知)、がしら(関西)、かしら(大阪、和歌山、神戸、高知)、ほご(中国・四国地方)、あかめばる(神奈川、岡山)、からこ(山口)、あらかぶ(九州地方)、つらあらわず(三浦半島)、ごうち</p>
</div>
</div>
<div class="clear">
<div class="9999">&emsp;</div>
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<div class="frame">
<div class="imgright paddiTop20 paddiBottom20">
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_04.jpg" alt="くろまぐろ(黒鮪)" width="285" height="190" /></span></p>
</div>
<p><span class="style1">くろまぐろ(黒鮪)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>ホンマグロとも呼ばれる。日本近海で漁獲され、生で水揚されたものは、刺身にして食べる魚のトップクラス。冬が旬。<br />
一尾で体長3m、重さ350〜600kgにもなり、魚の王といわれるマグロの中でも最も大型で、王者の風格がある。味も、マグロの仲間の中で最も美味。価格の上でも市場で500万円を超える高値で取引される高級魚。<br />
外形は太い紡錘形で、背が黒いのでクロマグロと呼ばれる。立派なヒレを持つが、そのわりに胸ビレが小さいのが特徴。群れをなして回遊する習性がある。紡錘形の体を生かし、非常に速いスピードで泳ぐ。口に入ってきた海水をエラに通して呼吸するため、死ぬまで泳ぎ続ける。満3年ほどで成熟し、産卵する。<br />
温暖性で世界中に分布している。日本近海の他、南太平洋、地中海、インド洋、大西洋、南米などで、マグロ漁船が群れを追って漁を展開する。冷凍で水揚げされる他、最近では空輸で生のまま水揚げされる。それでも足りずに、輸入も増えている。<br />
小型の若魚はヨコワ、それよりも大きくなった若魚はメジマグロといわれる。メジマグロは、脂ののりが成魚にはかなわないが、さっぱりした味が、これはこれで好まれる。メジマグロは夏から秋が旬。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
サクや刺身の場合は、表面がしっとりときめの細かい感じのするもの、色があせていないもの、黒ずんでいないものを選ぶ。<br />
赤身は色が鮮やかなもの、トロはピンクのものを選ぶ。<br />
スジが多いもの、ドリップ(赤い汁)が出ているもの、切り口の角が取れているものは避ける。また、斑点のあるものは血抜きが不完全なので避ける。<br />
サクはサク取りの筋目を見て選ぶとよい。スジが真横で等間隔、まっすぐなものほど食感がよい。<br />
最近は急速冷凍の技術が上がり、解凍方法さえしっかりすれば、冷凍物も生マグロに負けないほど美味。売場で解凍が進みすぎているものは避ける。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
刺身やすし種にして食べるのが一番。部位や脂ののり具合により大トロ、中トロに分けられる。<br />
しょうゆにつけて「ヅケ」にし、そのまま又は軽く焼いて食べてもおいしい。<br />
生食以外は、ぬた、しお焼き、つけ焼き、照り焼き、角煮、山かけ、中落ちをねぎま鍋にしたりなど。ステーキやフライもおいしい。<br />
頭は、丸ごと焼いた兜焼きにしたものが最高。老化防止によいDHAもたっぷり含まれている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
ほんまぐろ、くろ(茨城、千葉、神奈川)、しび(東北、静岡、富山、熊本、沖縄)、まぐろしび(東京、神奈川、静岡)、よこかわ(関西)、めじ(幼魚・千葉、東京、神奈川、静岡)</p>
</div>
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<div class="9999">&emsp;</div>
</div>
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<div class="frame">
<div class="imgleftBig">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_05.jpg" width="255" height="158" alt="とらふぐ(虎河豚)" /></p>
</div>
<p><span class="style1">とらふぐ(虎河豚)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>青酸カリの10倍もの毒を持つ、といわれるフグだが、身が締まって歯ごたえのよい上品な白身は極上の味で、冬の味覚のNo.1。天然のものは冬が旬。食用になるフグには、トラフグのほか、マフグ、カラスフグ、ショウサイフグ、カナフグ、サバフグなどがある。トラフグは最も味がよく最高級品として取り扱われ、一般にはほとんど流通しない。<br />
猛毒をもっているとは思えない、愛嬌のある姿形。ウロコがないかわりに、背と腹に小さなトゲが密生している。切れ味のよい鋭い歯を4枚持ち、釣り糸を簡単に食いちぎる。トラフグは背側は黒っぽく、白い斑点があり、胸ビレの近くに白い縁どりの大きな黒紋がある。また、しりビレが白いのが特徴。<br />
本州中部以南に分布し、特に東シナ海に多く生息する。山口県の下関はフグの集積地として、全国の大部分のフグが集まる。独特の袋競り(買い付け人がつけた値段が他にわからない方法)でさばかれる。<br />
近年は韓国と中国から鮮魚あるいは冷凍で輸入もされている。また、人工種苗を用いた養殖や放流も盛んに行われている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
身が締まっていて張りがあり、皮にツヤがあるものが新鮮。目が透き通っていて、しっかりした尾がつき、しりビレと腹が白いものを選ぶ。身のふくらみも見る。<br />
養殖物(トラフグのみ)は、尾がちぎれたり、全体に黄色っぽい体色をしている。<br />
<b>さばいたもの:</b>身が透き通っているのが、鮮度のよい証拠。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
フグの毒は、肝臓や精巣、卵巣などの臓器に含まれるため、さばくためには知識と熟練を要する。そのため、法律でフグ調理師の免許をもたないとさばくことができないと定められている。「フグ引き包丁」なる専用の包丁もある。<br />
最もおいしいのは薄造りにした刺身(フグ刺し、てっさ)。<br />
骨と一緒にぶつ切りにしたちり鍋(てっちり)も極上のおいしさ。鍋のあとの雑炊はフグのだしがよくきいて格別。<br />
その他、から揚げ、焼きフグ、湯引きなどにも。白子(精巣)もおいしく、鍋や蒸し物に使われる。ヒレ酒や白子酒も独特の味わいで美味。<br />
なお、てっさやてっちりなどの「てつ」という呼称は、フグの毒性を「鉄砲」に見立てたことが由来。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
しろ(大阪・神戸・徳山・下関・仙台ほか)、ほんふぐ(境港・徳山・下関・北九州・萩ほか)、まふぐ(下関・広島・明石)、もんふぐ(く)(徳山・高知・宮崎・長崎ほか)、くろもんふぐ(大分)、げんかいふぐ(大分、壱岐)、だいまる(北九州・大分)、てっぽう(大阪)、おおふぐ(香川)、きたまくら(高知)</p>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="textleft255 paddiright10">
<p><span class="style1">はたはた(鰰、鱩、波多波多)</span></p>
<div class="line">
<p>白身で淡白、よく締まった身で、肉離れがよく美味。卵はその歯ざわりのよさからカズノコと同じように好まれる。厳冬の産卵期を迎えた12月頃から脂が乗って旬になる。<br />
厳寒期、寒冷前線と低気圧が重なって通過する日に、なぜか大群で産卵のために海岸近くの浅場に押し寄せる。雷が鳴る荒海の日本海で漁が行われるため、「雷魚(かみなりうお)」や「冬至魚」とも呼ばれる。<br />
体形はやや細長く、腹部がふくらんでいて側扁している。大きな胸ビレと長いしりビレ、下顎が突き出した受け口、ウロコがなく肌はなめらかで、側線がないなどの特徴がある。<br />
普段は水深150m～400mの砂泥地にすみ、昼は砂泥にもぐり、朝と夕方活動する。2年で成熟し、体長は20～30cmになる。11月～12月の産卵期には、水深10mの浅場に大群で押し寄せる。<br />
アラスカからカムチャツカ、サハリンを経て、太平洋側は宮城県以北から北海道全域、日本海側では山陰以北一円に生息する。<br />
かつては、秋田県や山形県の沿岸で大量に獲れたが、海藻に付着した卵が乱獲され、年々漁獲量が減り、現在では北海道、山陰地方が主産地となっている。近年では輸入物も多い。<br />
種苗生産や放流を行って資源回復に努めている地域もある。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
皮にツヤがあり光っているもの、ぬめりのあるもの、目が青く澄み、目とエラブタに血がにじんでいないものが新鮮。<br />
色がはっきりしているものを選ぶ。<br />
卵を楽しむなら、腹の大きくふくらんだものを選ぶ。<br />
韓国産のものは全体に大ぶりで黒っぽいので、国産のものと簡単に見分けがつく。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
塩焼きにしたり、醤油に漬け込んで焼いたり、鍋物、煮つけにする。<br />
鮮魚が手に入ったら、三枚におろして酢締めにすると驚くほどおいしい。<br />
ハタハタの頭や腸を塩漬けにして発酵させた「しょっつる(魚醬)」をだしにしたしょっつる鍋や、ハタハタ寿司(いずし)は秋田の郷土料理。<br />
また、麹や米ぬか、みそで漬け込んだものや干物もおいしい。<br />
卵のブリコは栄養価が高く、独特の食感を楽しめる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
かみなりうお(東北)、はだはだ(秋田)、しまあじ(新潟、兵庫、福岡)、おきあじ(京都、山陰)、かたは・かはた・はた(鳥取)、しろはた</p>
</div>
</div>
<div class="right255Box">
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_06.jpg" alt="ひらめ(鮃、平目)" width="255" height="158" /></span><span class="style1">ひらめ(鮃、平目)</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>白身魚の最高級品で、そのおいしさはタイにも匹敵すると言われる。まったくクセがなく、その上うまみが強い。特に冬の天然物のヒラメは「寒ビラメ」といい、脂肪がのって、身も締まり、格別のおいしさ。<br />
平らな典型的な側扁形をしている。素人目にはカレイと見分けがつかないほどそっくり。昔から「ヒラメ左で右カレイ」と言われるように、皮目の黒い方を上にした時に目が左側についているのがヒラメで、右側にあるのがカレイというのが最も簡単な見分け方。ただし一部のカレイで左に目があるものもある。また、カレイに比べて口が大きく、歯並びが鋭いことでも区別できる。<br />
稚魚の時代は普通の魚と同じような形をしているが、孵化して1か月頃から右の目が移動し始め、体が扁平になって、成魚のようなヒラメ型になる。体長は80cm余り、重さは1kg以上で、カレイよりも大型。<br />
千島、樺太、北海道から九州、南シナ海まで、サンゴ礁域を除く日本全国に生息。<br />
漁獲量が少なく、貴重な高級魚になっている。最近は養殖や輸入物が増え、これらの占める割合が多くなっている。<br />
千葉や神奈川では幼魚をソゲと呼ぶが、刺身にするとなかなかおいしい。ソゲは春から9月くらいが旬。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
黒い皮に透明感とツヤがあり、白い皮がきれいなものが新鮮。体全体にぬめりがあり、身に張りがあり、エラブタからエンガワまで身が厚く、肉づきのよいものを選ぶ。おなかがふくれているものは、腐りやすいので避ける。<br />
1〜1.5kgくらいのものが最も味がよいとされる。天然物は、裏側が真っ白なのが特徴。養殖ヒラメは、裏側が部分的に黒色になるので、それと分かる。<br />
<b>切り身:</b>身に透明感があり、張りのあるもの、血合いの鮮やかなものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
何といっても刺身にするのが一番。(ヒラメはうまみ成分のイノシン酸・グルタミン酸などの遊離アミノ酸のバランスがよく、淡白で上品なうまみを出すところから、生食が最適。)五枚おろしを薄造りにしてポン酢しょうゆで。あらいも美味。皮、肝も美味なのでとりおき、肝はふり塩、皮は細切りにし、ともにゆでて冷まし、薄造り、エンガワとともに盛り合わせるとよい。<br />
表側の方が肉が厚くおいしいので、おろし身を買って刺身にするときは、表側の「上身」を求める。<br />
死後硬直中は歯ごたえはよいが、氷温で熟成させると甘みとうまみが増す。<br />
エンガワ(縁側)と呼ばれる、尾ビレと背ビレに沿ってついている筋肉はコリコリして格別の旨さで、珍重される。<br />
その他、フライ、ムニエル、ソテー、カルパッチョ、マリネ、グラタンなど洋風料理にもよく合う。しゃぶしゃぶやちり鍋にすると贅沢なおいしさが楽しめる。煮つけ、酒蒸し、から揚げなどにも。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
かれい(全国)、おおぐちかれい(東北、関西)、そげ(関東・幼魚)、めびき・みびき(富山)、おおぐち(和歌山、中国、愛媛)、ほんがれい(和歌山、徳島)、てっくい(北海道)、さかむかい(佐渡)、ばんご(福井)、かるは(福岡)</p>
</div>
</div>
<div class="left255Box">
<div class="imgcenterHukinoto">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_07.jpg" alt="ぶり(鰤)" width="255" height="158" /></p>
</div>
<p><span class="style1">ぶり(鰤)</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>何といっても、ブリは冬に獲れる寒ブリに限る。寒い海域に生息しているものの方が、脂肪ののりがよく旨いといわれている。特に大阪以西で多く賞味され、九州では正月魚としても欠かせない。<br />
代表的な出世魚で、成長するにつれて呼び名が変わる。地域によって多くの異名がある。東京では15cmくらいをワカシ→40cmくらいをイナダ→60cmくらいをワラサ→1mくらいのものをブリと呼ぶ。大阪ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリという。このほか、現在では「ハマチ」というと養殖ものを指すようになった。<br />
体はわずかに側扁した紡錘形。体色は背は青色、腹は銀白色で、体側に黄色い線がある。成魚で1mにもなり、近海で獲れる最も大きな魚である。<br />
温帯性の回遊魚で、回遊領域は東シナ海、日本海、太平洋と3つのグループに分かれる。稚魚の間は沖合いを漂流、ワカシ・イナダ時代は沿岸に定住し、回遊を始めるのはワラサになってから。南日本には瀬つきのブリがおり、回遊性のものと比べると、頭が大きく、体はほっそりしている。これをキブリ、回遊性のものをオオブリと呼んで区別することもある。<br />
日本各地で獲れるが、天然ものの主産地としては質、量ともに北陸がトップ。特に、富山湾の寒ブリが最高級。近年、稚魚のモジャコを採集して養殖するのが盛んで、市場に出回る8割以上が養殖ものだが、味は天然ものに及ばない。身肉中のうまみ成分も、天然ものが断然多い。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
体が硬く締まって光沢のあるもの、尾ビレが大きくて鋭くピンと張っているもの、目が澄んでいて、体の黄色い線がはっきりしているものを選ぶ。<br />
天然物と比べると、養殖ものは回遊しないため、運動不足で体がずんぐりしている。また、尾のカーブが緩い。<br />
切り身の場合、身に透明感があり、血合いが鮮やかなものを選ぶ。天然ものの切り身は淡いピンク色が混じっている。養殖物は白っぽい。<br />
ブリ・ワラサの旬は冬で、イナダの旬は夏。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
冬から早春にかけてのブリは寒ブリといって、脂がのって非常においしい。<br />
刺身・照り焼き・塩焼き、どれもおいしい。特にカマの部分は最高に美味。カマは塩焼きが一番。<br />
その他、寿司だね・ぶり大根などの煮物・あら煮・かぶと煮などで賞味される。頭、中骨はあら煮にするとよい。<br />
イナダやワラサは、刺身・寿司だねに向く。<br />
関西や北陸地方では、正月や婚礼には欠かせない魚とされ、かぶらずしや、塩漬けにして乾燥させた塩ブリとして使われる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
はまち(四国地方)、やず(中国・九州地方)、おおうお(和歌山・福岡)、たんごぶり(茨城)、あおぶり(富山)、あかんぼ(和歌山、長崎、鹿児島)、すべり(鳥取)、あおいお(高知)、てんこつ(鹿児島)、ワカシ・イナダ・ワラサ(東京)、ツバス・ハマチ・メジロ(関西)<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_04.gif" alt="リンク" width="81" height="21" /><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/buri/">びお特集「鰤の話」</a><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_68/">びお・七十二候「水泉動・しみずあたたかさをふくむ 」</a><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/nabe/">びお特集「冬はやっぱり鍋でしょう！ 」</a><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/kagoshima_oshougatsu/">びお特集「鹿児島の食、鹿児島のお正月「レイコさんの食卓から」みなさまへ 」</a></p>
</div>
</div>
<div class="right255Box">
<div class="9999">&emsp;</div>
<p><span class="style1">ほうぼう</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>身は上品な味とこくが身上。淡白な白身の肉は歯ごたえがあり、おいしい高級魚として扱われている。特に近海で底引き網で捕獲されたものは、高値で取引される。旬は冬から早春にかけて。特に早春は出色の味とされる。<br />
細長い紡錘形で、角ばった大きな頭部は硬い骨板で覆われている。体のわりに胸ビレが大きく、生きているときの内側は鮮やかな青色に縁取られたうぐいす色で、青色の斑点の散在し美しい。胸ビレの一部が3対の軟条に変化し、これを使って海の底を歩くように動き回る。またその表面には感覚細胞が発達し、触覚・味覚器として餌を下がることもできる。<br />
水深100m前後の深い砂泥地にすむ。体色もやや薄紫を帯びた朱色できれい。下半部は白色。ウキブクロの上部な筋肉を使って、ボーボーと海底に響き渡るような音を出す。<br />
北海道以南の各地沿岸を中心に、朝鮮半島、中国海域などの東シナ海から、ニュージーランドやアフリカまで分布する。日本近海では8〜9月に産卵する。成長はきわめて遅く、生後1年で10cm、倍の20cmになるにはさらに3年かかる。成長すると体長は30〜40cmになる。<br />
近縁種にカナガシラやカナドなどがある。<br />
近年では、輸入物のミナミホウボウが市場に出回ることが多くなっている。<br />
昔からめでたい魚とされ、例えば愛媛県宇和島市では、頭部の骨板を鎧と兜に見立て「強い子になるように」との願いを込めて、「お食い初め」の魚として利用されている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
体の色が白っぽいものは避け、できるだけ赤みが強く鮮やかな色のものを選ぶ。また、腹の色が真っ白で、引き締まっているものを選ぶ。体表のぬめりが透明なもの、また背の赤い斑点が濃く鮮明なものが新鮮。小さいものは脂が少ないので、40〜50cmクラスのものがよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
可食部分は少ないが、淡白でおいしく、他の白身魚同様、さまざまに料理できる。<br />
鮮度のよいものは、やはり刺身にするのが一番。<br />
姿のまま塩焼きや煮魚にすると形が美しい。<br />
その他、椀だねや鍋物、天ぷら、蒸し物、酢の物、魚すきなどにしてもおいしい。潮汁・味噌汁もなかなかで、この場合は下ゆでしておくと身が締まり生臭みもとれる。早春の頃の木の芽みそ焼きもいい。<br />
ヨーロッパでは、ブイヤベースになくてはならない存在だという。また、ゼラチン質が多いので、その煮こごりは、魚通の人に人気がある。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
きみよ(東北、新潟)、どこ(秋田)、きみうお(北陸)、ほうほう(富山)、かながしら(和歌山、山口、長崎、鹿児島)、こと(鳥取)、このうお・ほこうお・ほこのうお(九州)、こおぼう</p>
</div>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="9999">&emsp;</div>
<p><span class="style1">ほっけ</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>白身でくせがなく、脂がのっているが味は淡白。秋から冬にかけてが旬。ただし、春のホッケも脂がのっておいしいと言われる。<br />
中年以上の人には、忘れられない魚の一つ。戦後の食料難の時代に飢えをしのがせてくれた、懐かしい魚である。<br />
鮮度が落ちやすいので、冷凍技術が未熟だった時代には「まずい魚」のイメージを持たれていたが、現在では居酒屋の定番メニューや、食卓のおかずとして浸透している。<br />
アイナメ科に属し、見た目もアイナメに似ている。体形は紡錘形、体色は黒褐色で下方は淡く、体側に不明瞭な暗色横帯が見られる。産卵期になるとオスは体がコバルト色になり鮮やかな黄色の唐草模様が現れ、メスは暗褐色の地色に黄色の模様に変わる。<br />
成長するにつれてすむ場所を変えるので、出世魚のように名前が変わる。アオボッケと呼ばれる幼魚時代は沿岸に近い表層、ロウソクボッケと呼ばれる若魚時代は海底、少し大きくなったハルボッケの時代は海底から表層まで活発に動き、成熟したネボッケは沖合の岩礁帯に定着する。<br />
北海道から、本州の日本海側は対馬海峡以北、太平洋側は茨城県を南限とし、オホーツク海、千島列島周辺に生息する。漁獲高の9割を北海道周辺で占めている。一年を通して出回っているが、産地以外の市場では干物などで売られたりするほか、相当量が冷凍すり身原料に使われている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
体表に光沢とぬめりがあり、背の斑紋の色がくっきりとしていて、お腹の白さが明確なものが新鮮。<br />
体全体が灰色っぽくなったり、目やえらぶたに血がにじんでいたりするものは、時間がたって鮮度が落ちているので注意。<br />
<b>ホッケの開き干し：</b>皮にツヤがあり、身は厚く、ほどよく湿り、かといって粘りなどがないもの。<br />
天日で干すと灼けが少し出るが、機械乾燥のものに比べて甘い。<br />
皮に縞模様のあるものはキタノホッケで、これもおいしい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
頭をつけたまま背開きにした生干しのジュウジュウと脂の焼ける味が、熱燗によく合い、初冬の味覚としておなじみ。<br />
生干しは背開きにして、うすく塩をふって5〜6時間ほど干す。塩と風が、たっぷりな脂肪からホッケ特有の味を引き出す。<br />
ホッケの旨味成分は、凍らせても2日目には半分に減少してしまうため、開き干しはおいしさをできるだけ長く保持するための優れた保存法である。<br />
産地・北海道では、獲れたてを新鮮な刺身やなれずしの材料としても用いる。<br />
その他、煮つけ、照り焼き、塩焼き、鍋物、フライ、ムニエル、すり身などにも。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
ほっき(青森)、どもしじゅう(佐渡)、あおぼっけ・ろうそくぼっけ・はるぼっけ・ねぼっけ・たらばほっけ・ちゅうほっけ(北海道)</p>
</div>
<div class="clear">
<div class="9999">&emsp;</div>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="imgright paddiTop20 paddiBottom20">
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_08.jpg" alt="ぼら(鯔、鰡)" width="255" height="158" /></span></p>
</div>
<div class="9999">&emsp;</div>
<p><span class="style1">ぼら(鯔、鰡)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>旬は秋から冬。冬場の「寒ボラ」がおいしい。大きくなるにしたがって呼び名が変わる出世魚の一つで、老成魚のトドは「とどのつまり」の語源になっている。<br />
胴は太く紡錘形で、やや側扁している。頭の背面は広くて丸く、顔の先は丸みがあって受け口。体長が2〜3cmのものをハク→5〜6cmのものをオボコまたはスバシリ→10〜20cmのものをイナッコ→20〜30cmのものをイナ→30cm以上になるとボラ→老成魚をトドと呼び、大きくなると80cm以上にも成長する。<br />
主として海底近くにすむ。広塩性の魚類で、外海、内湾から河口付近、川という具合に淡・海両水域に生息するが、季節によってすみ分けている傾向が見られる。南海性で世界各地の温帯・熱帯地域に広く分布。日本では、北海道から九州の沿岸部まで見られるが、産卵場は三重から薩南諸島。汚染に強く、都市近郊にも生息する。<br />
産卵のため外洋に向かうボラを捕獲して、その卵巣を塩漬けにし、塩をていねいに抜いたあと天日干しにして作られるのが「カラスミ」(唐墨・中国の墨に似ていることに由来する名前)。カラスミは三大珍味の一つに数えられている。ねっとりとした食感とコクのある味わい、酒との相性などが魅力で、高級品として珍重されている。長崎県野母崎産のものが最高だが、本数が極端に少なく、ほとんどは専門店や料理屋に回る。<br />
また、胃と腸がつながる部分の筋肉も「ボラのへそ」と呼ばれる珍味。(「うす」または「そろばん玉」とも呼ばれる。)コリコリした歯ざわりが魅力。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
冬の大型の太ったものがおいしい。<br />
光沢があり、ウロコが揃っているもの、においがなく、肌合いのよいものを選ぶ。<br />
ボラは内海や川の底の土に含まれている微小動物や有機物を消化するため、汚れた場所で育ったものにはにおいの強いものがある。産地を確かめるとよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
特有の泥臭みがあるというが、晩秋から冬にかけてのものは臭みが少ない。新鮮なものは刺身やあらいにして、辛子酢みそやしょうがじょうゆ、わさびじょうゆで食べる。<br />
ボラの刺身は三枚におろし、皮を引いてうすく塩をふって、冷蔵庫で3時間くらい締めると泥臭みも抑えられる。すぐには刺身にしないところが珍しい食べ方。<br />
臭みが気になるときは、そぎ切りにしてさっと湯引きにし、氷水にとって身を締めるとよい。<br />
その他、焼き物、フライなどに最適。<br />
カラスミは薄く切ってそのまま、または軽くあぶって、酒の肴に。イタリアではすりおろしてパスタに混ぜる。<br />
「へそ」は、開いて内容物を丁寧に除いて洗い、立て塩にしばらく浸けてから串に刺して焼く。焼き上がりを塩かしょうがじょうゆで食べる。日本酒に合う珍しい酒の肴。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
まぼら(別名)、ちょぼ(東海、関西)、なたねぼら(愛媛)、おぼこ(幼魚・東京)、いな(若魚・東北、関東、静岡、和歌山、高知、広島)、しろめ(青森、富山、四国)、すぽ(宮城)、とど(大型の老成魚・東京、静岡)、まくち(長崎)、<br />
はく、すばしり、いなっこ</p>
</div>
<div class="clear">
<div class="9999">&emsp;</div>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="textleft255 paddiright10">
<p><span class="style1">まだら(真鱈)</span></p>
<div class="line">
<p>マダラは通称「タラ」と呼ばれており、サケと並んで北の海を代表する魚。「鱈」という漢字のとおり、旬は厳寒期の12～2月頃。この時期、メスは腹に卵をいっぱい抱える。<br />
驚くほど食欲が旺盛な魚で、プックリとふくれ上がったお腹から「たらふく(鱈腹)食べる」という言葉の語源になった。<br />
マダラの特徴は、前部が太く後ろになるほど細くなる、紡錘形の側扁した体をしていること。またタラ類共通の特徴で、3基の背ビレと2基のしりビレがある。下顎の下に長いヒゲがあり、体長は75～110cmほどになる。<br />
北太平洋の北部を中心に、アメリカのオレゴン州、アジア大陸に隣接する黄海などに分布。日本では北海道周辺に多く分布し、太平洋側では茨城県より北、日本海側では山口県より北に見られる。外海を群れで回遊するものを沖ダラ、回遊せずに岩盤の割れ目などに居つくものを根ダラという。<br />
市場には鮮魚の他に、塩干しにした「塩ダラ」、素干しした「棒ダラ」なども出回っている。マダラの白子(精巣)は「菊子(きくこ)」(あるいはタチ、タツ、キク)といわれる高級品。卵巣は「真子(まこ)」と呼ばれる。「たらこ」はマダラではなく、スケトウダラの卵巣。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
身に弾力があり、体全体がふっくらとした張りのあるものを選ぶ。目が澄んでいて、体の茶と白がはっきり分かれているものがよい。<br />
大きい方がおいしく、5kg以上あれば間違いない。<br />
鮮度の落ちるのが早い魚なので、切り身を買う場合は、身に淡いピンク色が残っていて、透明感があるものを選ぶ。身が白くて不透明、皮が白っぽくなっているものは鮮度があまりよくない。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
最もポピュラーな料理法はタラちり(ちり鍋)。淡白な味で魚特有の臭みもなく、汁に魚のうまみがほどよくしみ出す。また、もともとやわらかい身が、煮えると“ちり”となって口の中で溶ける、最高の鍋物になる。<br />
その他、昆布締め・煮つけ・かす漬け・みそ漬け、洋風ではムニエル・バター焼き・フライ・クリーム煮などに。<br />
鮮度落ちの早い魚だが、新鮮なものは刺身にできる。<br />
白子はゆがいて紅葉おろしやポン酢でさっぱりといただく。また、味噌汁・吸い物・酢の物・鍋・ソテー・茶碗蒸しなどにも。<br />
卵はツヤがあり、こんもりとした新鮮なものなら、煮つけや鍋物の具にするとおいしい。ほぐしてしょうゆ・塩漬けにもする。<br />
棒ダラは、京都名物「いも棒」の材料として有名。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
ぽんたら(北海道・小型魚)、すいぼう(石川)、こぼだら(富山)、ひげだら(神奈川)、ほんだら(福島)、あかはだ</p>
</div>
</div>
<div class="right255Box">
<p><span class="style1">むつ</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>寒の頃が旬で、「寒ムツ」とも称される。12月から1月が、脂がのって一番おいしい時期。煮付けておいしい高級魚。また、その真子「むつこ」のおいしさは誰もが認めるところ。幼魚は春から夏にかけて市場に出回る。関西では評価が低い魚である。<br />
「○○ムツ」という名の魚にはいろいろあるが、ムツ科に属するのは、オキムツとも呼ばれるムツと、クロムツの2種類だけで、アカムツやシロムツは別の科に属する。ムツとクロムツは非常によく似ているため、ふつう市場では区別されずにひっくるめて「クロムツ」と呼ばれることが多い。ムツは背の方が紫がかった黒色をしているが、腹側は色が淡くなるのが特徴で、クロムツは全体が紫黒色をしている。体長も、ムツが成長すると50〜60cmになるのに対して、クロムツはやや小型。<br />
ムツは整った紡錘形をしていて、わずかに側扁している。目が大きく、口は下顎がやや飛び出している。口の中も紫黒色をしていて、上下に鋭い犬歯状の歯がずらりと並んでいる。<br />
東北地方から九州の近海、台湾にかけて分布する。成魚は水深300〜500mの岩礁域にすみ、初冬から早春にかけての産卵期には200mくらいのところに上って産卵する。幼魚期はムツメ、ムツゴなどと呼ばれ、水深10〜12mくらいの浅い岩礁域にすむ。秋口に体長20cm以上になると深海に移り、3年ほどで成魚になる。<br />
ムツに限らず、昔は脂の多さが原因で人々から敬遠されていた魚が、時代を経て人気を得るようになった例は多い。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
皮目に光沢のあるもの、うろこがとれていないものを選ぶ。エラが濁っていない赤色で、飛び出した目が青く澄み、濁っていないものが新鮮。<br />
2〜3kgクラスがおいしい。<br />
切り身は、身に張りがあり、血合いが鮮やかなものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
脂肪分の多い魚なので、煮つけにするのが定番。また「むつこ」と呼ばれる真子は大変おいしく、煮魚にこれが添えられていれば至福の味。酒の肴として珍重され、肉そのものよりも人気があるほど。<br />
釣りたての新鮮なものが入手できたら刺身に。皮を引いて、頭の方から薄くそぎ切りにする。<br />
また、かす漬けや照り焼き、塩焼き、みそ煮、ちり鍋にしてもおいしい。小型のものは丸ごと揚げてもおいしい。<br />
一般には、主に上等な蒲鉾の材料として用いられている。<br />
調理する際には、大きな鋭い歯でけがをしないように注意したい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
ろく(宮城)、おんしらず・つのくち・ひむつ・めだか(東京、横浜)、おきむつ(和歌山)、からす(富山)、のどぐろ(下関)、もつ(高知、愛媛)、かっちゃむ(佐賀)、くろまつ(奄美大島)<br />
仙台では、ムツのことを「六(ロク)の魚」という。これは仙台の伊達家が陸奥守であったことから、“ムツ”は遠慮して“ロク”とした、という。</p>
</div>
</div>
<div class="9999">&emsp;</div>
<div class="left255Box paddiright10">
<p><span class="style1">あかがい</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>江戸前寿司になくてはならない存在。「本玉」、「赤玉」と呼ばれ最高のすし種として扱われる。独特の風味と強いうまみ、弾力ある歯ごたえを楽しむ。<br />
殻が厚く、卵形でふくらみ、殻の表面には42〜43本の放射肋と呼ばれる筋が走っている。生息する場所の環境によって形が変わり、潮の流れの遅いところでは殻がふくらみ、速いところでは平べったくなる。生貝の表面は茶褐色だが、殻の中の身と呼ばれる足やヒモなどの軟体部は、ヘモグロビンを含む血液を持つため、鮮やかな赤色をしている。ヘモグロビンが流れているのは貝類ではアカガイの仲間だけ。そのため他の貝類に比べて鉄をたくさん含む。3年で成熟し、殻長は10cmほどになり、その後はあまり成長しない。<br />
北海道南部から九州、韓国や中国沿岸に分布し、内湾の海中10〜20mの浅い砂泥中に生息する。そのためか、石器時代から食用にされ、貝塚から多量の殻が発掘される貝の一つである。泥にあまりもぐらないのは、ハマグリやアサリのように長い水管を持っていないためである。<br />
最近は漁獲が減っており、国内産のアカガイは、市場に出回るものの1〜2割にすぎない。韓国や中国から輸入されるものがほとんどで、むき身を冷凍にしたものも増えてきている。安価なのは輸入品で、国産は高級品の部類。また、近縁種のサルボウやサトウガイが代用にされる。これらの貝は殻の表面の肋が30〜38本と少なく、一般に小ぶりである。サトウガイは、アカガイの「本玉」「赤玉」に対して、「白玉」とか「ばっち(場違いの意)」と呼ばれる。ただし味や身の品質はアカガイと遜色はない。むき身で「アカガイ」の名で売られることもある。<br />
 <img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
殻つきのものを求めるときは、殻がしっかり閉じている生きているものを選ぶ。殻が10cmほどに成長したものがよい。においのするものは鮮度が落ちている。異臭のするものを食べると食中毒の恐れも。<br />
たたくと堅い音がするもので、貝の殻が薄く、重いものが身の入りがよくておいしい。<br />
生食するときは殻つきが原則だが、むき身を買うときは、身の色が鮮やかな濃いオレンジ色で、身に張りと厚みがあり、にじみ出ている血の色が鮮紅色のものが新鮮。薄くなって色があせているものは古い。<br />
 <img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
何といっても新鮮なところを生で。<br />
鮮度を保つために、調理直前に殻から出す。早めに出すときは、塩水でさっと洗い、冷蔵庫に保管する。身を開いて内臓を取り出す。鮮度を保つために、できるだけ身に触れないようにして下ごしらえする。<br />
“タマ”(肉の中央部分)をそぎ切りにして、刺身やすし種に。“ヒモ”(肉の周辺の縁の身、外套膜)は珍味として喜ばれ、コクのある味を楽しむ。酢との相性がよいので、キュウリやワカメなどと一緒に酢の物にしたり、サラダ、酢味噌あえにするのもおいしい。その他、炊き込みご飯の具にしたり、佃煮や缶詰に加工する。また、内臓をうす味で煮つけるとオツな味。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
ほんだま、あかだま、きさ貝</p>
</div>
</div>
<div class="right255Box">
<div class="9999">&emsp;</div>
<p><span class="style1">わかさぎ(公魚、若鷺)</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>ワカサギのワカは白く弱々しいこと、サギは古語によると白く清楚なことを意味し、そこから名づけられたという。また、江戸時代に幕府に納めたことから、公儀御用の魚ということで「公魚」という字が当てられた。<br />
旬は冬。特に冬から春先の子持ちが珍重されている。厳冬期の凍結する湖で氷に穴を開けて釣る穴釣りは冬の風物詩として有名。<br />
体は細くやや側扁し、ウロコが全体を覆っていて、はがれやすいのが特徴。体長は15~20cmくらいの小さな魚。冷水性。流通段階でウロコはほとんどなくなってしまうので、ウロコのない魚と思われがちである。<br />
各地に移植され、現在ではほぼ全国の湖沼に生息している。大昔は海産魚だったが、陸封されて淡水魚となり、今では淡水魚扱いされている。しか輸入品も多い。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
 体に透明感と張りがあり、銀色に光っているものが新鮮。また、腹がしっかりしていて割れていないものが良品。<br />
内臓が飛び出しているものは避ける。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
淡白な味で脂肪分が少なく、小型で骨もやわらかいので、丸ごと食べられる。丸のままのから揚げや天ぷら、フライ、南蛮漬けなどに適している。その他、煮つけ、甘酢煮、マリネ、甘露煮、塩焼き、干物、燻製など、どれもおいしい。<br />
釣りなどで新鮮なものが手に入れば、わさびじょうゆでの刺身もおいしい。<br />
釣り場では一度焼いてから、酒としょうゆのたれに漬けてもう一度焼くつけ焼きや、素焼きしてから練り味噌をつけて焼く魚田が手軽で、しかもおいしい。<br />
丸ごと食べられるので、下準備が楽で、カルシウム、リン、鉄分などを余すところなく摂取できる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
あまさぎ(石川、山陰、福岡)、こうか(茨城、群馬)、さいかち(群馬)、まはや(茨城・千葉)、しらさぎ(鳥取)、めそぐり・そめぐり(北陸)、さくらうお(福島)、ちか</p>
</div>
</div>
</div>
<div class="clear">
<div class="frame">
<div class="imgright paddiTop20 paddiBottom20">
<div class="9999">&emsp;</div>
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_09.jpg" alt="たらばがに(鱈場蟹)" width="285" height="210" /></span></p>
</div>
<p><span class="style1">たらばがに(鱈場蟹)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>タラバガニはジューシーでたっぷりした身が特徴で、冬の味覚の王者。ゆでると朱色になる。<br />
脚が長く、両脚を広げると1m以上にも達する。カニの王様と思われているが、実はヤドカリの仲間で、脚がハサミ脚も含めて4対、8本しかない。味がよいため、市場でもきわめて高値で取引される。<br />
「鱈場蟹」と漢字で書くとおり、魚のタラとほぼ同じ場所で漁獲される。<br />
ズワイガニと同様に寒海性で、北海道沿岸からオホーツク海、ベーリング海、北極海、アラスカ沿岸、カナダ沿岸などに分布する。北海道の北寄りでは浅い海にすみ、道東では水深200m前後の砂礫底にすみ、産卵期の4〜5月には浅い海に移動する。寿命は30年以上とされている。<br />
主に北海道で獲れ、ゆでて冷凍したものが出回る。また多くは船上で缶詰にして出荷される。タラバガニの身の缶詰は、カニ缶の最高級品。<br />
近縁種のハナサキガニはタラバガニよりも安価だが、味がよいため、ゆでたものが出回っている。また、同じく近縁種のアブラガニもおいしいが、味はタラバガニの方が上。<br />
いずれもアラスカやカナダから、ゆでたものや冷凍物が多量に輸入されている。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
死ぬと腐りやすいので、生の場合は必ず生きているものを選ぶ。持ち上げたとき脚をバタバタさせるものが生きのよい証拠。<br />
ゆでたものの場合は、ゆでたてがおいしいので、ゆでてすぐ冷凍されたもの、ゆでたてを売ってくれる店で買うとよい。<br />
いずれも大きさではなく、手に持ったときの重さで判断する。重量感があるものが、身が充実していておいしい。<br />
殻の硬いものが良品。甲羅の色がきれいで、関節のところが黒ずんでいないものは、鮮度がよい証拠。<br />
オスは腹部が左右対称だが、メスは非対称。オスの方が格段に美味。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
生きたカニをゆでて食べるのが最高。また、生で鮮度がよければ、霜降りにしてあらいにして食べるのが最高、とも言われる。<br />
ゆでたものや冷凍物は、二杯酢やサラダ、鍋物、甲羅蒸し、かにご飯、味噌汁などに。その他グラタン、スープなどあらゆる料理に使える。<br />
みそもおいしい。甲羅に熱燗の酒を注いで飲めば、通にはたまらない味わい。かにみそは缶詰にもなる。<br />
加熱するときは、生きているものは水からゆで、ゆでてあるものは蒸し器で再加熱する。<br />
塩茹でに冷凍のものを使う場合は、料理する前に湯通しすると余分な水分を抜くことができる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /></p>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="textleft255 paddiright10 heightLine-group63">
<p><span class="style1">ずわいがに（楚蟹）</span></p>
<div class="line">
<p>日本海産のズワイガニは甘みのある濃厚な味。冬の味覚の王者として、エチゼンガニ・マツバガニとも呼ばれて珍重されている高級なカニ。<br />
おむすび型の甲羅に60～80cmもある長い脚がすらりと伸びている。しかしこれはオスだけで、メスは脚が短く、別の種類のように見える。脚はハサミ脚も含めて5対、10本。寒海性で、日本海、銚子沖から北海道、ベーリング海からアラスカ、北アメリカ西岸まで分布する。水深50～600mの泥底をすみかにし、産卵期の12月から2月には沿岸に移動する。受精卵はメス腹部に放出され、約1年間、そのまま孵化するまで過ごす。これを「外子」と呼び、珍味の一つだが、現在は資源保護のため、海に放すことになっている。<br />
ズワイガニ漁は3月まで水揚げされる。主に北陸や山陰で水揚げされるが、最近は漁獲量が減って、きわめて高級品になっている。手頃な値段のものは、ほとんどが近縁種のベニズワイガニ。鮮度が落ちやすいため、大部分は産地で塩ゆでにされたものか、それを冷凍したものが出回る。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
死ぬと腐りやすいので、生の場合は必ず生きているものを選ぶ。持ち上げたとき脚をバタバタさせるものが生きのよい証拠。<br />
ゆでたものの場合は、ゆでたてがおいしいので、ゆでてすぐ冷凍されたもの、ゆでたてを売ってくれる店で買うとよい。いずれも大きさではなく、手に持ったときの重さで判断する。重量感があるものが、身が充実していておいしい。殻の硬いものが良品。甲羅の色がきれいで、関節のところが黒ずんでいないものは、鮮度がよい証拠。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
生きたカニをゆでて食べるのが最高。また、生で鮮度がよければ、霜降りにしてあらいにして食べるのが最高、とも言われる。<br />
ゆでたものや冷凍物は、二杯酢やサラダ、鍋物、甲羅蒸し、かにご飯、味噌汁などに。その他グラタン、スープなどあらゆる料理に使える。みそもおいしい。甲羅に熱燗の酒を注いで飲めば、通にはたまらない味わい。かにみそは缶詰にもなる。加熱するときは、生きているものは水からゆで、ゆでてあるものは蒸し器で再加熱する。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
えちぜんがに(北陸、関東)、まつばがに(関西、山陰)、せいこがに(メス・北陸)、こうばく、ぜんまる、もさ</p>
</div>
</div>
<div class="right255Box heightLine-group63">
<p><span class="style1">たいらぎ</span></p>
<div class="lineNanohana">
<p>「タイラガイ」という名でよく知られる。磯の香りと歯ごたえのよさが身上。甘みもある。ホタテガイ同様、大きな貝柱が生食される。ホタテガイよりも歯ごたえがあって格別のおいしさ。旬は冬から春にかけて。<br />
烏帽子のような三角形が特徴で、長さは30cmにもなる大きな貝。殻は先が尖っていて薄く、色は黒褐色で内側には黒い光沢がある。大小2つの貝柱があるが、食用にするのは直径5センチほどの大きい貝柱だけ。以前は大量に採れ、また殻が割れやすいこともあり、貝柱だけが店頭に並んでいたが、最近は殻がついているものも多い。<br />
すみかは内湾の砂泥地で、砂の中に先端を突き刺した格好で生息している。房総半島より南に分布しており、瀬戸内海、有明海での生産高が多い。特に有明海では、貝柱のかす漬けが名物。以前は東京湾や伊勢湾でも盛んに漁獲されたが、現在では漁獲量がかなり減り、高価なものになってしまった。韓国からの輸入品もある。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
殻の色が濃く、かつ透明感があるものを選ぶ。<br />
むき身なら、貝柱に透明感があり、弾力のあるものがよい。<br />
鮮度が落ちると表面がべとつき、白く濁ってくる。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
新鮮であれば刺身が一番。むき身で売られていたものはさっと湯に通す。貝柱の薄い膜はきれいにはずし、わさびじょうゆや柑橘類の絞り汁をたらすなどして、あっさり味で食べる。寿司だね、酢の物にも。<br />
その他、つけ焼き、塩焼き、天ぷら、バター焼きなどにしてもおいしい。つけ焼きや炒め物にする時は、貝のうまみが逃げないように、卵白や片栗粉をまぶして火を通すとよい。<br />
貝柱以外の部分はクセのある臭いがあるため、あまり使われないが、新鮮なものなら、ひもを刺身にしたり、さっとゆでて酢味噌であえたり、煮つけにしてもよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
たいらがい、てえらげえ、たちがい(瀬戸内海)</p>
</div>
</div>
</div>
<div class="9999">&emsp;</div>
<div class="frame">
<div class="imgleftBig">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_10.jpg" width="285" height="210" alt="ほたてがい" /></p>
</div>
<p><span class="style1">ほたてがい</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>ふっくらとした貝柱の中には、グリシン、アラニン、グルタミン酸、イノシン酸、コハク酸などのアミノ酸を豊富に含み、うまみのかたまりのような貝。なめらかな舌触りで、甘みがある。和・洋・中華を問わず、世界中で人気。1年中冷凍のものが出回っているが、生は冬から春にかけてが旬。<br />
二枚の殻は形が異なり、右はふくらみを持ち、左は平らになっている。海底では平らな方を底につけていて、色も、ふくらんだ側は美しい灰白色で、平らなほうは赤褐色をしている。殻の表面に、太い肋(筋)が規則正しく放射状に並んでいる。<br />
普通、2枚貝には貝柱が2個あるが、ホタテガイには大きな貝柱が1個だけあるのが特徴。殻を開閉して、殻の中に取り込んだ水を噴射しながら、海底を飛んで移動するが、その殻の開閉をするのが閉殻筋である貝柱。1回の噴射で1〜2m飛ぶといわれる。<br />
寒海性で、東北地方から北海道、サハリン近海やオホーツク海に分布する。日本では富山県と千葉県が南限。<br />
稚貝(天然種苗)を用いた放流や養殖が盛んに行われている。天然物の主産地は北海道や青森だが、近年では天然物は減少し、市場に出回るもののほとんどが養殖物。青森県の陸奥湾、北海道の噴火湾、オホーツク海などで養殖されている。養殖の発展により、漁獲高も価格も安定している。<br />
日本で一番消費量の多い貝で、加工品も多い。生の貝柱、生の貝柱を冷凍したもの、貝柱とヒモをゆでて冷凍したもの、干し貝柱、水煮缶詰など。ヒモ(外套膜)は塩辛やみりん干しなど。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
3～4年ものといわれる大きなものがうまみがある。<br />
殻つきの場合、ぴったりと口を閉じている、また口が開いていても指でふれると素早く口を閉じる、生きのよいものを選ぶ。また、ヒモがしっかり殻についているものがよい。鮮度落ちすると、貝柱がゆるんでヒモがダレてくる。<br />
ワタは腸が黒ずんでいるものは、鮮度が落ちているので避ける。<br />
死んだ殻つきを選ぶより、生を産地で冷凍したものの方がおすすめ。<br />
<b>生の貝柱：</b>こんもりと盛り上がって、透明感とツヤがあり、飴色がきれいなものが新鮮。<br />
<b>生の貝柱を冷凍したもの：</b>角がしっかりとがっているものを選ぶ。トレーにドリップが出ていないこと。<br />
<b>ボイルホタテ：</b>貝柱がふっくらとして厚みのあるものがおいしい。<br />
<b>干し貝柱：</b>濃く、澄んだべっこう色をしているものが良質。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
生きたものや鮮度のよいものは、刺身やサラダにして食べるのが最高。レモンとよく合う。貝柱のまわりの薄い膜は除いて使う。また、ワタは生食しないこと(毒性プランクトンを食べている可能性がある)。<br />
殻つきのものは、殻から一度外して掃除してから、酒やしょうゆをかけて貝殻焼きにすると、風味があっておいしい。秋田名物「しょっつる貝焼き」は、ホタテ、とりどりのきのこ、みつ葉などを、しょっつる(魚醤)を調味料にして、貝殻で煮て食べるもの。独特の味でおいしい。<br />
その他、鍋、椀だね、炊き込みご飯や釜めしの具などにも。<br />
干したものは、炊き込みご飯やおかゆに用いると、滋味深い味わいになる。<br />
バター焼き、ムニエル、グラタン、クリーム煮、カレーやシチュー、フライなど洋風料理にも淡白な味が生きる。<br />
中華料理では、干した貝柱は欠かせない食材の一つ。<br />
貝柱だけでなく、ヒモも独特の香りと歯ごたえを楽しめる。よいだしが出るので、加熱するときは一緒に加えるとよい。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
あきたがい、おおぎがい、うみおおぎ、いたらがい</p>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="imgright paddiTop20 paddiBottom20">
<p><span class="imgcenterHukinoto"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_11.jpg" alt="まがき(真牡蠣)" width="285" height="210" /></span></p>
</div>
<p><span class="style1">まがき(真牡蠣)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>世界中で食されているカキは栄養価が高いことで有名。別名「海のミルク」と呼ばれるほど。産卵のためのエネルギー源であるグリコーゲンが増えるほどおいしくなる。<br />
マガキは冬が旬。凹凸のある殻が2枚あり、その大きさが左右で異なる。天然のものは沿岸の岩礁に付着する。5月から8月にかけてが産卵期で、幼虫は岩やカキ棚、いかだなどに付着して育ち、約3年で成熟して10cmほどになる。他の貝と違い移動性がないので、栄養素を摂るのにひたすら海水をろ過し続け、えらで吸収するしかない。養殖のものは24時間栄養を摂り続けられるので成長が早い。<br />
欧米では、英語でRのつかない月はカキを食べないと言われるが、日本でも同じように「桜が散ったらカキを食べるな」と言われている。ちょうどその頃から8月にかけて、産卵して味が悪くなる上、中毒を起こしやすいからである。例外は「夏ガキ」ともいわれるイワガキで、このカキは8月が旬。<br />
カキの仲間は世界中に100種ほどあるが、日本近海には20種が生息する。<br />
天然のカキは現在では希少価値で、市場に出回ることはほとんどなく、多くは養殖物。カキの養殖の歴史は古く、日本では江戸時代、世界ではローマ時代までさかのぼる。大正時代に養殖法が改良されて、全国的に普及し、波が静かで水のきれいな内海で養殖されるようになった。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
殻つきは、生きていて、口を固く閉じているものを選ぶ。殻の幅が広く、重みのあるものが味がよい。<br />
むき身は、出荷日が新しいものを選ぶ。身がふっくらとして、色つやがよく、透明感があり、縁のひだの色が鮮明なものが新鮮で良質。<br />
また、「生食用」か「加熱用」かをチェックすること。生食用とは、生で食べられるように、紫外線で殺菌した海水で飼育、浄化したものを指す。この技術は50年以上前に的矢(三重県)で開発されたもの。カキは鮮度が落ちやすいので、生食には必ず「生食用」を。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
何といっても、その香気、やわらかな口あたりを楽しむので、加熱しすぎて固くするのは禁物。<br />
生食するときは、調理する前に大根おろしか、濃い目の塩水の中でふり洗いして、汚れやぬめりを落とす。<br />
生で酢ガキにしたり、オーロラソースなどで食べるのが一番。<br />
カキは中毒しやすいので、生食できるのは、出荷の前に養殖用の生け簀から、きれいな海水の中に移されて、有害物質を排出させた生食用のものだけ。<br />
また、加熱して、カキフライ、炊き込みご飯、時雨煮、鍋物などにしても美味。<br />
オイスターソースや缶詰、エキス等の加工品としても用途は幅広い。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
かき、なががき、えぞがき、しかめ<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_04.gif" alt="リンク" width="81" height="21" /><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2010/01/uminomilk/">びお・旬ナビ「海のミルク」<br />
</a></p>
</div>
</div>
<div class="frame">
<div class="imgleftBig">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/fg_12.jpg" width="285" height="210" alt="まなまこ(真海鼠)" /></p>
</div>
<p><span class="style1">まなまこ(真海鼠)</span></p>
<div class="lineAmanatsu">
<p>コリコリとした歯ざわりと独特な苦味が冬の味。「冬至ナマコ」といわれるように、旬は冬。冬至の頃に一番風味が増す。またこの時期は肉に締まりが出る。<br />
英語ではナマコのことを「海のキュウリ(sea cucumber)」というが、キュウリよりも数段グロテスクな姿形のため、敬遠する人も多いかもしれない。<br />
ウニと同じ棘皮動物だが、バナナのように細長い体で、体長は30cmほどになる。体中に角のような突起があり、腹面には無数の管足がはえていて、これではって移動する。体の前端には触手に縁どられた口があり、プランクトンや海藻、巻貝の幼生などを餌にしている。冬は活発だが、夏は仮眠状態。<br />
北海道から九州まで、日本全国の外洋性の沿岸地域に分布しており、岩礁地帯をすみかとしている。また、アラスカ、サハリン、千島列島、朝鮮半島などにも分布している。<br />
日本近海には60種ほどのナマコが生息するが、食用として流通しているのはマナマコだけ。<br />
茶褐色をしたアカナマコ、青緑色のアオナマコがあるが、体の表面の色が変化しただけで同じもの。すむ場所によって色が変化する。関東ではアオナマコを、関西ではアカナマコを「キンコ」といって珍重する。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_01.gif" alt="選び方" width="81" height="21" /><br />
必ず生きたものを選ぶこと。生きていて、皮のしっかりしたもの、表面の角がなるべく少ないものを選ぶ。角が多く立っているものは、硬すぎることがあるので注意。<br />
値段は高いが、アカナマコの方が上物。肉が厚くて身がやわらかい。<br />
このわた(腸の塩辛)の市販品は、色の濃いものを選ぶ。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_02.gif" alt="料理の例" width="81" height="21" /><br />
酢の物が一般的。歯ざわりと独特の苦味を楽しめる。<br />
内臓を抜いて塩をふり、よく洗ってぬめりを取り除いて用いる。さらによく臭みを抜きたい場合、洗ったナマコを番茶の煮出し汁にくぐらせる「茶ぶり」という方法もあり、食感も少しやわらかくなる。<br />
ナマコの腸の中のものを絞り出し、腸管だけにしたものを「このわた」、ナマコの卵巣を「このこ(くちこ)」という。このわたは塩辛にして、このこは乾燥させてから軽く火であぶって食べる。どちらも珍味とされ、酒の肴として喜ばれている。<br />
内臓を除いてゆでてから乾燥させた中国料理の高級食材「いりこ」も非常に美味。戻すのに5日~1週間もかかるが、生のときはコリコリしていた食感が、ぷるぷるに変わる。料理としては、スープなどのうまみをよく吸わせた煮込みなどにするのが一般的で、フカヒレや干しアワビとともに醤油で煮込んだ「紅焼三鮮」が有名。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_03.gif" alt="地域名・別名" width="81" height="21" /><br />
なまこ、あおこ・あかこ・しまなまこ(北海道)、かいそ<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/syun/t_04.gif" alt="リンク" width="81" height="21" /><br />
<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/bio72_62/">びお・七十二候「熊蟄穴・くまあなにこもる 」<br />
</a></p>
</div>
</div>
<div class="clear">
<div class="9999">&emsp;</div>
</div>
</div>
<div class="clear">
<div class="textonly">
<div class="line  style4">
<p><b>参考文献 </b><br />
「食材図鑑　魚」　佐藤魚水 監修　　永岡書店、1997年<br />
「スーパーで買える魚図鑑」　セマーナ 編　　日本文芸社、2002年<br />
「さばきもわかる食材魚図鑑」　池田書店編集部 編　　池田書店、2008年<br />
「旬を味わう　魚の事典」　坂本一男 監修　ナツメ社、2008年<br />
「旬の食材　秋の魚」　講談社 編　　講談社、2004年</p>
</div>
</div>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>転換期を迎えた日本の自動販売機</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/jihanki/</link>
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		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 05:44:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

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		<description><![CDATA[文明の利器・文化の破壊者ともいわれる自動販売機。日本は世界2位の自販機大国ですが、ここ数年、自販機は試練の時を迎えているといえるでしょう。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-top.jpg" alt="jihanki-top" title="jihanki-top" width="510"  class="aligncenter size-full wp-image-8770" /></p>
<h4>自動販売機の歴史</h4>
<div id="attachment_8756" class="wp-caption floatright" style="width: 209px"><a href="http://www.jvma.or.jp/information/qa_history01.html"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-1.jpg" alt="「ヘロンの聖水自動販売機の原理図・ラテン語版写本」イタリア国立図書館所蔵 日本自動販売機工業会より引用" title="jihanki-1" width="199" height="323" class="size-full wp-image-8756" /></a><p class="wp-caption-text">「ヘロンの聖水自動販売機の原理図・ラテン語版写本」イタリア国立図書館所蔵 日本自動販売機工業会より引用</p></div>
<p>自動販売機は、近代文明を象徴するものだというイメージがありませんか？<br />
しかしながら、その歴史は古く、今から2000年以上前、紀元前215年に、エジプト・アレクサンドリアの神殿に「聖水自動販売機」があったといわれています。<br />
残念ながら現物は残っていませんが、アレクサンドリアの数学者・機械学者のヘロンの著である「気体装置」に、その原理が記されています。</p>
<p>硬貨を投入すると、その重みで受け皿が傾き、蓋が上がって聖水が出てくるという仕掛けです。<br />
この装置が実在したのかどうかは諸説あり、アイデアだけだったのではないか、という説もあります。</p>
<p>ヘロンの聖水自動販売機以降、文献には自動販売機のようなものの記録が途絶え、次に記録があらわれるのは17世紀初頭のイギリスまで待たなければなりません。<br />
本格的に自動販売機が普及しだすのは、19世紀のイギリスです。<br />
いまでは「世界の工場」といえば中国ですが、19世紀当時は、世界で最初の産業革命を経たイギリスが、高い工業力を背景に、「世界の工場」として君臨していました。</p>
<p>こうした自販機の流れは、ヨーロッパ各国、そしてアメリカに渡っていきます。19世紀後半から20世紀にかけては、新しい自販機産業は、イギリスではなくアメリカから生まれるようになります。これは、世界の工業の中心が、イギリスからアメリカに移っていったことと無関係ではないでしょう。</p>
<h4>実は斜陽？　日本の自動販売機</h4>
<p>日本ではじめてつくられた自販機は、明治21年(1888年)につくらてたタバコの自動販売機です。1967年に、旧国鉄で電車の切符の自動販売機が導入され、以降日本にも自動販売機時代がやってきます。</p>
<p>下のグラフは、2000年から2008年までの、自販機の台数・売上の推移です。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-graph1.jpg" alt="jihanki-graph1" title="jihanki-graph1" width="510" height="377" class="aligncenter size-full wp-image-8758" /></p>
<p>日本の自動販売機台数は、1984年に500万台を超え、多少の増減をしながら、ピークの2000年に560万台を超えました。その後減少に転じ、2008年末の時点で526万台、売上高はおよそ5兆7478億円となっています。<br />
一方、グラフに記したコンビニエンスストアの売上は、2000年ごろこそ自動販売機と拮抗していましたが、その後両者に差が開き、2008年は顕著な差が出ています。</p>
<p>自動販売機とコンビニに、いったい何が起きたのでしょうか。</p>
<h4>自動販売機の売上構成</h4>
<p>自販機の売上構成の比較グラフを見れば、答えは一目瞭然です。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-graph2.jpg" alt="jihanki-graph2" title="jihanki-graph2" width="510" height="462" class="aligncenter size-full wp-image-8757" /></p>
<p class="photocaption">「券類」は、乗車券、食券、入場券、貸靴券他<br />
「その他」は、切手類、カミソリ・靴下・チリ紙他、新聞・雑誌、生理・産制用品、乾電池・玩具・カード・写真シール他<br />
「自動サービス機」は、両替機、ビデオソフト・パチンコ玉・ゴルフボール貸機、コインロッカー・コインテレビ・パーキングメーター・駐車場精算機他</p>
<p>2007年と2008年を比較すると、どの項目も微減しているのですが、たばこだけは半減しています。</p>
<h4>タスポの影響</h4>
<div id="attachment_8767" class="wp-caption floatright" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-4.jpg" alt="たばこ自販機は成人認証カードtaspoがないと買えないようになりました。" title="jihanki-4" width="300" height="238" class="size-full wp-image-8767" /><p class="wp-caption-text">たばこ自販機は成人認証カードtaspoがないと買えないようになりました。</p></div>
<p>2008年7月から、自動販売機でたばこを購入するには、成人識別カード「taspo(タスポ)」が必要になりました。未成年者が自動販売機でたばこを買うのを防ごうという取り組みです。</p>
<p>当初は発行手続きの煩雑さから普及が進まず、失敗論が支配的でした。<br />
このため、自動販売機での購入を避け、コンビニでたばこを買う人が増えたのが、2008年の自販機・コンビニの売上に大きく差がついた要因といわれています。</p>
<p>taspo対応の自販機に変更するのにも費用がかかり、自販機中心のたばこ販売店は大ダメージを受け、廃業に追い込まれたところも多いといいます。</p>
<div id="attachment_8768" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-3.jpg" alt="これがないと自販機でたばこが買えないtaspo。面倒だと言われていましたが、いつのまにか普及しているようです。" title="jihanki-3" width="300" height="226" class="size-full wp-image-8768" /><p class="wp-caption-text">これがないと自販機でたばこが買えないtaspo。面倒だと言われていましたが、いつのまにか普及しているようです。</p></div>
<div id="attachment_8766" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-5.jpg" alt="コンビニはtaspoがいらないため、自販機のシェアを大きく奪う結果になりました。" title="jihanki-5" width="300" height="239" class="size-full wp-image-8766" /><p class="wp-caption-text">コンビニはtaspoがいらないため、自販機のシェアを大きく奪う結果になりました。</p></div>
<p>2009年1月のtaspo公式サイトによると、発行は1000万枚に近づいているとのことです。喫煙人口は2600万人という推計があり、また自動販売機でたばこを購入する人の割合とあわせて推計すると、自販機派の人にはかなりの割合でtaspoが普及しているといえます。2009年の結果はまだ公表されていませんが、taspoの普及が進んだ結果、果たしてどうなることでしょうか。</p>
<p>とはいえ、taspoの導入によって、深夜の自動販売機による販売自主規制(未成年者の購入防止)がなくなったので、これまで自販機で買っていた人にとっては、かえって購入の機会が増えているともいえますね。たばこ自販機の販売不振は、未成年者の購入がなくなったから、なのでしょうか…？</p>
<h4>そもそも自販機は減っている</h4>
<p>たばこは顕著ですが、それ以外の自販機の数自体、ここ数年で目減りしています。<br />
かつてイギリスからアメリカに、そして日本に伝わってきた自動販売機の隆盛と衰退は、工業力、あるいは経済そのものの力を反映しているのでしょうか。</p>
<p>しかしながら、現在「世界の工場」となっている中国では、思いのほか自動販売機の普及が進んでいないようです。紙幣中心だからだとか、無人では盗まれてしまうからだとか、いろいろな説があります。今後の普及も、屋内に設置するタイプが主になるという見方があります。</p>
<p>いまのところ、日本は普及台数においてアメリカに次いで世界2位、人口ひとりあたりで言えば世界1位の自販機大国です。<br />
国民24人に1台程度の自販機があるわけで、これは世界でも突出している数字です。これまでが異常で、これからは正常にもどるのかもしれません。</p>
<p>自販機減少の理由としては、taspoの導入にまつわる問題の他、</p>
<p>本物志向<br />
不景気<br />
大口客の減少<br />
使い捨てへの抵抗<br />
などがあげられます。</p>
<p><strong>「本物志向」</strong><br />
コーヒーやお茶は、自販機の主戦場ともいえる商品です。しかしこれらは、つきつめるとどうしても缶やペットボトルでは味わえない、本物の味を求めることになり、自販機では太刀打ちできなくなります。<br />
イギリスでそれほど自販機が普及しなかったのは、紅茶をちゃんといれる国だから、という話もあります。</p>
<div id="attachment_8762" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-9-300x262.jpg" alt="日本の自販機の主役、缶コーヒー。「缶コーヒー」は、「珈琲」とは別の飲み物だ、なんていう人もいますが。" title="jihanki-9" width="300" height="262" class="size-medium wp-image-8762" /><p class="wp-caption-text">日本の自販機の主役、缶コーヒー。「缶コーヒー」は、「珈琲」とは別の飲み物だ、なんていう人もいますが。</p></div>
<p><strong>「不景気」</strong><br />
ほとんどの自販機は定価販売です。500mlのペットボトルは150円が一般的。一方、安売り店で買えば、同じものが半額近い値段で買えることがあります。自販機はその手軽さで普及してきたと言えますが、財布の紐が固くなってきた今、手軽さよりも価格を優先する消費者も多いでしょう。<br />
また、これに呼応するように安売り自販機も登場していますが、元来利益の幅がそれほど大きくない自販機では、他の商品の販売という相乗効果が見込めなければ苦しいのではないでしょうか。<br />
また、自販機は一般的に設置している場所の持ち主が電気代を支払います。売上が減れば、売上マージンと電気代を相殺すると利益がでない、ということも起こります。これによって自販機を置くのをやめるケースも多く、自販機減スパイラルが起こっているのかもしれません。</p>
<p><strong>「大口客の減少」</strong><br />
住宅の工事ではあまり見られませんが、中規模以上の建設工事や土木工事などでは、工事現場に必ずと行っていいほど自動販売機が設置されます。寒い冬、外で働く体には、自動販売機の温もりはありがたいものですよね。<br />
公共工事の減少や、マンションの着工減などで、こうしたところに設置される自動販売機が減っています。</p>
<p><strong>「使い捨てへの抵抗」</strong><br />
使い捨てはよくないし、費用もかかることから、自販機で飲み物を買うのをやめ、マイボトルを持ち歩く人も増えています。缶もペットボトルもリサイクルが行われてはいますが、そもそも使わない、という選択。</p>
<h4>文明の利器・文化の破壊者？</h4>
<p>自販機は、お客がいないときも通電しているため、環境負荷の槍玉にあげられることがあります。こうした声に配慮してか、あるいは設営者の電力コスト削減のためか、室内の自販機では、明かりを消して運用しているケースも見受けられます。<br />
日本自動販売機工業会の「環境問題への取り組み」によると、1991年から2005年の15年間で、缶・ボトル飲料自販機の消費電力を半分にしたとのことです。</p>
<p>同会発表の缶・ボトル飲料自販機の1台あたりの年間消費電力量は、2008年度で1349kwh。これは一般的な家庭の消費電力の1/3近い数字です。カップ式や紙容器式になると、より高い値です。飲料の自販機台数は258万8200台。すべて缶・ボトル式としても、1349×2588200台=3,491,481,800kwh。桁が多いので漢字で書くと、34億9148万1800kwhです。</p>
<p>これは電気の無駄遣いだ！という声もあるでしょう。実際に無駄な自販機も多々あるでしょう。これは自販機だけにいえることではなく、深夜営業のコンビニエンスストアにも同じ批判があります。自販機は無人ですが、その向こう側には雇用や経営があるのです。一律に自販機を批判しても問題は解決されません。</p>
<div id="attachment_8769" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-2.jpg" alt="省エネのため、明かりを消して営業中という看板。" title="jihanki-2" width="300" height="225" class="size-full wp-image-8769" /><p class="wp-caption-text">省エネのため、明かりを消して営業中という看板。</p></div>
<p>考えるべきことは、「いつでもどこでも買える」、という、便利な生活が、本当に私たちにとってよいのか、ということです。コンビニエンスストアも自販機も、この点では同様です。</p>
<p>この両者にはゴミ箱が設置されていて、そのゴミ箱が家庭の持ちこみゴミでいっぱいになっていることをよく目にします。こうした「節操のなさ」は、自販機やコンビニが生み出したのか、それとも我々の節操がなくなっているからこそ、自販機がこれほどまでに普及したのか。いずれにしても、無自覚でいるべきではない課題のように思えます。</p>
<div id="attachment_8837" class="wp-caption aligncenter" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-10.jpg" alt="コンビニの中には、ゴミ箱を撤去することで持ち込みゴミを防止する動きもありますが…" title="jihanki-10" width="200" height="267" class="size-full wp-image-8837" /><p class="wp-caption-text">コンビニの中には、ゴミ箱を撤去することで持ち込みゴミを防止する動きもありますが…</p></div>
<h4>豊かさと自販機</h4>
<p>ものが十分にあり、選択の幅があることは豊かさの象徴です。自販機は、そういう点では成長期の豊かな日本の象徴だったのかもしれません。しかし、今では自販機で様々な飲み物が買えることはあたりまえ過ぎて、それを豊かだと思う人は少ないでしょう。<br />
逆に、従来型の自販機の利益モデルがくずれつつある今、自販機をつかって面白いことに取り組みだしたケースもあります。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100108000000000026.htm">静岡新聞<br />
自販機でミニカー販売　たばこからの転換試行<br />
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100108000000000026.htm</a>
</p></blockquote>
<p>静岡の自販機コーナーで、たばこ自販機を改造し、400円から800円のミニカーを販売しているそうです。このミニカーは、同じく静岡県で製造されているもの。静岡はプラモデルの生産がさかんなこともあり、プラモデルの販売も検討しているそうです。地域のPRという側面をもったこうした取り組みは、自販機の新しい姿といえるのかもしれません。</p>
<p>そういえば、昔の自販機には、「ワクワク感」がありました。<br />
当たりつき自販機のルーレットを凝視しながらボタンを押したり、瓶が並んだ自販機で、自分の手でコーラを引き抜く快感もありました。<br />
今は自販機にもポイントカードがあって、ポイントをためて何かがもらえたり、というものもありますが、それにときめかないのは、私が歳をとったのか、それとも豊かになりすぎたのか。いまでも子どもたちは自販機にワクワクしているのでしょうか。</p>
<div id="attachment_8765" class="wp-caption aligncenter" style="width: 310px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/jihanki-6.jpg" alt="いまやガシャポンも200円超時代。子どもたちは「せんとくん」にワクワクするのかな？" title="jihanki-6" width="300" height="225" class="size-full wp-image-8765" /><p class="wp-caption-text">いまやガシャポンも200円超時代。子どもたちは「せんとくん」にワクワクするのかな？</p></div>
<p>台数が減少に転じた今こそ、「文化の破壊者」の汚名を返上するチャンスではないでしょうか。どこにでもある、から、あるべきところにだけあり、何でも売る、から、そこにしかないもの、そこにあることに納得できるものを。</p>
<h4>これも自販機？</h4>
<p>多摩動物公園には、チンパンジー用の自販機や空き缶回収機があります。チンパンジーの学習能力の実証や、飼育下の行動にさまざまな可能性をあたえる工夫として行っているものですが、実際にチンパンジーはコインを入れてジュースを買い、空き缶回収機まで利用しはじめたとのことです。</p>
<blockquote><p>
多摩動物公園<a href="http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=51"><br />
チンパンジー用自販機・空き缶回収機<br />
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=51</a><br />
<a href="http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=10232">チンパンジー「ミル」、“空き缶回収”に成功！<br />
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=10232</a><br />
<a href="http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=12113">チンパンジーの空き缶回収機、利用広がる！<br />
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&#038;link_num=12113</a>
</p></blockquote>
<p>チンパンジーでも空き缶はきちんと捨てられます。みなさんは、大丈夫ですか？</p>
<hr />
<p>参考<br />
自動販売機の文化史(鷲巣力著　集英社新書)<br />
日本自動販売機工業会 <a href="http://www.jvma.or.jp/">http://www.jvma.or.jp/</a><br />
日本フランチャイズチェーン協会 <a href="http://jfa.jfa-fc.or.jp/">http://jfa.jfa-fc.or.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>小寒・雉始雊(きじはじめてなく)　ハボタン</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_69/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_69/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 05:43:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





キャベツの花蕾を食用化したものがカリフラワーやブロッコリー、そして食用ではなくて観賞用に改良したものが葉ぼたんだそうです。
葉ぼたんは12月に入るとお正月の寄植え用や冬の花だんを彩る植物として園芸店に並びます [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6901.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6901thumb.jpg" alt="ハボタン(葉牡丹)" title="ハボタン(葉牡丹)" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6902.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6902thumb.jpg" alt="ハボタン(葉牡丹)02" title="ハボタン(葉牡丹)02" width="200" /></a>
</div>
<p>キャベツの花蕾を食用化したものがカリフラワーやブロッコリー、そして食用ではなくて観賞用に改良したものが葉ぼたんだそうです。</p>
<p>葉ぼたんは12月に入るとお正月の寄植え用や冬の花だんを彩る植物として園芸店に並びます。<br />
いつの頃からか直径10cm未満の小さな葉ぼたんが切花として出回るようになりました。<br />
その小さな葉ぼたんは他の花とのバランスがとりやすく、主役にも脇役にもなります。</p>
<p>今回は葉ぼたんを主役にして、動きを見せつつ落ち着いた雰囲気が出ていると自己満足しています。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>小寒「雉始雊・きじはじめてなく」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_69/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_69/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>【予告とお願い】vol.2 半世紀の年賀状史</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/announcevol2/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/announcevol2/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 05:40:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[奥村昭雄のデジタル・アーカイブ]]></category>

		<category><![CDATA[建築家]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/2010/01/announcevol2/</guid>
		<description><![CDATA[1988年・1991年・1992年の３年分の年賀状だけが、奥村さんの手元に残っておられません。もしも保存されている方がありましたら、「びお」編集部まで、ぜひご一報を！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/yokoku1994.jpg" alt="立春大吉年賀状1994" title="立春大吉年賀状1994" width="200" height="295" class="floatright size-full wp-image-8826" />建築家・奥村昭雄さんからは、毎年毎年、とてもユニークな年賀状が届けられます。２月に入ってから「立春大吉」の言葉ととともに、これまで約半世紀に渡り送られ続けている歴代の奥村さんの年賀状を、今年の立春の訪れとともに一挙大公開、ご紹介いたします。お楽しみに！</p>
<hr />
<h4>＜捜しています、３枚の年賀状＞</h4>
<p>実は、1988年・1991年・1992年の３年分の年賀状だけが、奥村さんの手元に残っておられません。もしも保存されている方がありましたら、「びお」編集部まで、ぜひご一報を！<br />
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。</p>
<hr />
<p><b>【お知らせ】</b></p>
<div id="attachment_8756" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/danro.jpg" alt="暖炉づくりハンドブック" title="暖炉づくりハンドブック" width="250" height="277" class="floatright size-full wp-image-8819" /><p class="wp-caption-text">「暖炉づくりハンドブック」著/奥村昭雄・発行/建築資料研究社</p></div>
<p>NHK教育「鑑賞マニュアル 美の壺」というテレビ番組をご存知ですか？<br />
毎回、様々なアイテムを取り上げ、その歴史や楽しみ方、選び方等を紹介しています。</p>
<p>その番組で1月22日（金）、「暖炉」の特集が放送されます。内容は暖炉のある暮らしの魅力について。<br />
その際、奥村さんが取材を受けており、より興味深い内容になっているのではと予想しています。ぜひご覧ください！</p>
<blockquote><p>
NHK教育 鑑賞マニュアル 美の壺「暖炉」<br />
1月22日 22:00〜22:25</p>
<p>教育　月曜（日曜深夜）0:15〜（再）<br />
BS2　火曜16:00〜（再）<br />
BShi　金曜7:00〜（再）<br />
総合　土曜5:15〜（再）<br />
　地域によっては放送日が異なります。<br />
　また、予告なく変更になる場合もございます。</p>
<p><a href="http://www.nhk.or.jp/tsubo/">http://www.nhk.or.jp/tsubo/</a>
</p></blockquote>
<hr />
<div class="profile">
<div class="name">奥村昭雄</div>
<p>建築家。1928年、東京都生まれ。1952年、東京美術学校建築科卒。同研究員として東京芸術大学改築計画担当。1956年、吉村順三設計事務所入所。1964年、東京芸術大学美術学部建築科助教授。1973年、同教授。木曽三岳村に板倉民家を再生しアトリエをつくる。1978年、木曽三岳木工所設立。現在、木曽三岳奥村設計所代表。東京芸術大学名誉教授。<br />
代表的な建築作品に、星野山荘(1973年)、新田体育館(1983年)、阿品土谷病院(1987年)、関西学研都市展示館(1994年)など。著書に『奥村昭雄のディテール　空気・熱の動きをデザインする』(彰国社)、『暖炉づくりハンドブック』(建築資料研究社)、『パッシブデザインとOMソーラー』(建築資料研究社)、『木の家具作り』(INAXブックレット)、百の知恵双書004『時が刻むかたち』、同007『樹から生まれる家具』(農文協)などがある。</p>
<div class="link"><a href="http://www.quiet.co.jp/">http://www.quiet.co.jp/</a></div>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>美の壺で「暖炉」特集！</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/danro/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/danro/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 05:32:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ニュース・トピックス]]></category>

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		<description><![CDATA[NHK教育「鑑賞マニュアル 美の壺」というテレビ番組をご存知ですか？
毎回、様々なアイテムを取り上げ、その歴史や楽しみ方、選び方等を紹介しています。
その番組で1月22日（金）、「暖炉」の特集が放送されます。内容は暖炉の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_8756" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/danro.jpg" alt="暖炉づくりハンドブック" title="暖炉づくりハンドブック" width="250" height="277" class="floatright size-full wp-image-8819" /><p class="wp-caption-text">「暖炉づくりハンドブック」著/奥村昭雄・発行/建築資料研究社</p></div>
<p>NHK教育「鑑賞マニュアル 美の壺」というテレビ番組をご存知ですか？<br />
毎回、様々なアイテムを取り上げ、その歴史や楽しみ方、選び方等を紹介しています。</p>
<p>その番組で1月22日（金）、「暖炉」の特集が放送されます。内容は暖炉のある暮らしの魅力について。<br />
その際、建築家・奥村昭雄さんが取材を受けており、より興味深い内容になっているのではと予想しています。ぜひご覧ください！</p>
<blockquote><p>
NHK教育 鑑賞マニュアル 美の壺「暖炉」<br />
1月22日 22:00〜22:25</p>
<p>教育　月曜（日曜深夜）0:15〜（再）<br />
BS2　火曜16:00〜（再）<br />
BShi　金曜7:00〜（再）<br />
総合　土曜5:15〜（再）<br />
　地域によっては放送日が異なります。<br />
　また、予告なく変更になる場合もございます。</p>
<p><a href="http://www.nhk.or.jp/tsubo/">http://www.nhk.or.jp/tsubo/</a>
</p></blockquote>
<hr />
<div class="profile">
<div class="name">奥村昭雄</div>
<p>建築家。1928年、東京都生まれ。1952年、東京美術学校建築科卒。同研究員として東京芸術大学改築計画担当。1956年、吉村順三設計事務所入所。1964年、東京芸術大学美術学部建築科助教授。1973年、同教授。木曽三岳村に板倉民家を再生しアトリエをつくる。1978年、木曽三岳木工所設立。現在、木曽三岳奥村設計所代表。東京芸術大学名誉教授。<br />
代表的な建築作品に、星野山荘(1973年)、新田体育館(1983年)、阿品土谷病院(1987年)、関西学研都市展示館(1994年)など。著書に『奥村昭雄のディテール　空気・熱の動きをデザインする』(彰国社)、『暖炉づくりハンドブック』(建築資料研究社)、『パッシブデザインとOMソーラー』(建築資料研究社)、『木の家具作り』(INAXブックレット)、百の知恵双書004『時が刻むかたち』、同007『樹から生まれる家具』(農文協)などがある。</p>
<div class="link"><a href="http://www.quiet.co.jp/">http://www.quiet.co.jp/</a></div>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>大寒・都道府県庁所在市のかき消費量</title>
		<link>http://www.bionet.jp/map/map32/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/map/map32/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 14 Jan 2010 04:39:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[


]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="storycontent">
<p><img class="navimapimg" src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100120.jpg" alt="都道府県庁所在市のかき消費量" /></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>「阿蘇山大観望の家」を訪ねる</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/daikanbounoie/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/daikanbounoie/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 01:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[建物]]></category>

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		<description><![CDATA[町の工務店ネットの多彩な家づくりを示す例として、熊本・ミズタホームの新しい家をご紹介します。こういうレベルの工務店が現にここにあり、町の工務店ネットのメンバーであることに、私は深い感銘を受けました。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b>ー熊本・ミズタホームの家づくり</b></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie01.jpg" alt="阿蘇山大観望の家" title="阿蘇山大観望の家" width="520" height="346" class="aligncenter size-full wp-image-8639" /></p>
<p>町の工務店ネットの多彩な家づくりを示す例として、熊本・ミズタホームの新しい家をご紹介します。</p>
<p>ミズタホームさんは、宮崎県諸塚村の“産直住宅”に取り組んでおられます。 “阿蘇山大観望の家”は、諸塚村の木を用いて建てられた家です。<br />
名古屋から飛行機で宮崎に入り、宮崎県の北方の諸塚村まで取材をしながら移動し、諸塚村から椎葉村、五ヶ瀬村を通り、幾つもの峠を越えて南阿蘇へと入りました。出発前にぎっくり腰にやられ、脂汗をかきながらの取材旅行でしたが、“大観望の家”を見て、はるばるやってきて、ほんとうに良かったという実感を持ちました。　<br />
建築場所は南阿蘇。外輪山の麓の村です。<br />
阿蘇山は、居間から一望できます。道路を隔てて、田圃と畑が段々で下がっていて、台所の窓も、居間の窓も、阿蘇山に向って開かれています。窓から見る阿蘇山は北側なので、順光の阿蘇山が大観望されます。居間から見ると、軒の出の水平線が、溜息が出るほどにきれいです。土地代は、都市部のそれと比べると驚くほど低価格だといいます。この家の住人は京都の人だそうで、老後をここで過ごそうと建てられました。</p>
<div id="attachment_9991" class="wp-caption aligncenter" style="width: 418px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie02.jpg" alt="阿蘇山大観望の家2" title="阿蘇山大観望の家2" width="408" class="aligncenter size-full" /><p class="wp-caption-text">　</p></div>
<p> <img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie03.jpg" alt="阿蘇山大観望の家3" title="阿蘇山大観望の家3" width="255" class="floatLeft paddingBottom15" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie04.jpg" alt="阿蘇山大観望の家4" title="阿蘇山大観望の家4" width="255" class="floatRight paddingBottom15" /></p>
<p> <img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie05.jpg" alt="阿蘇山大観望の家5" title="阿蘇山大観望の家5" width="169" class="floatLeft paddingBottom15" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie06.jpg" alt="阿蘇山大観望の家6" title="阿蘇山大観望の家6" width="338" class="floatRight paddingBottom15" /></p>
<p><br class="clear"/></p>
<p>この家を見ていて、私は養老猛司さんの「参勤交代論」が頭に浮かびました。<br />
氏は「半定住」の考えを奨励していて、江戸時代の参勤交代のように、地方と都市を往き交うのがいいと言います。普通の勤務ではむずかしいことですが、そうすることが企業にとっても、個人にとってもいいという認識が広まれば空論ではなくなります。行き詰った都市文明の現実に対する養老さんの提案は21世紀的で、この住まいは、そんなふうに住むのがごく自然なように感じました。<br />
内部から見える大阿蘇は雲が覆っていましたが、ときおり陽光が雲を照らし、それが幻想的な美しさを醸していました。</p>
<div id="attachment_9992" class="wp-caption aligncenter" style="width: 343px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie072.jpg" alt="阿蘇山大観望の家7" title="阿蘇山大観望の家7" width="333" class="aligncenter size-full" /><p class="wp-caption-text">　</p></div>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie08.jpg" alt="阿蘇山大観望の家8" title="阿蘇山大観望の家8" width="520" class="aligncenter size-full" /></p>
<div style="width:290px; float:right;">
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie09.jpg" alt="阿蘇山大観望の家9" title="阿蘇山大観望の家9" width="135" height="205" class="floatright size-full" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie10.jpg" alt="阿蘇山大観望の家10" title="阿蘇山大観望の家10" width="135" height="205" class="floatright size-full" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie11.jpg" alt="阿蘇山大観望の家11" title="阿蘇山大観望の家11" width="280" class="floatright size-full paddingBottom15" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie12.jpg" alt="阿蘇山大観望の家12" title="阿蘇山大観望の家12" width="135" height="205" class="floatright size-full" /><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie13.jpg" alt="阿蘇山大観望の家13" title="阿蘇山大観望の家13" width="135" height="205" class="floatright size-full" /></p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/daikanbounoie14.jpg" alt="阿蘇山大観望の家14" title="阿蘇山大観望の家14" width="280" class="floatright size-full" /></p>
</div>
<p>ミズタホームの水田和弘さんの仕事については、武山倫さんが季刊誌「Ren」2号に書いています。<br />
「日本人の住まいを“新しい民家”として蘇らせる」可能性を持った工務店だと、あの辛口で鳴る倫さんが評価しています。しかしながら、武山さんには、「ミズタ少年の情熱と体力が熱くほとばしるあまり、やりすぎ風の饒舌感として、ほほえましく映って」いて、まだしもの観があると見ていました。<br />
武山さんは「大人っぽく少し抑えることと、なるようになっている部分へのプロポーションの検証と熟考が加わると、水田さんはすぐにも巨匠感の漂う空間に変貌する」と書いたのでした。倫さんは、「この人が上手になったら恐ろしいなあ……」と末尾に本音を洩らします。確かに、工務店の設計が、そんなことになったら建築家は何をやったらいいのか分からなくなります。<br />
倫さんが、この文章を書いてから、ちょうど2年になります。<br />
倫さんの予感は、果たしてもうすでに、ここに現実になっていると思いました。<br />
構造と空間の明快な関係性、開口部と壁の微妙な関係、明かりのことなど、工夫の余地はあると思いましたが、工務店設計・施工の工務店ということでいうと、群を抜いていて、全国十指に入るレベルにあると思いました。業界紙「行列ができる工務店」などとで取り上げられなくても、こういうレベルの工務店が現にここにあり、町の工務店ネットのメンバーであることに、私は深い感銘を受けました。<br />
見真似でなく、どこまでも自分を保持しながら、ここまで自分を高めた水田さんは偉い!　と思いました。<br />
水田さんは、数を追わない工務店です。<br />
お金のことばかりを言うお客を相手にしません。<br />
お金の多寡ではなく、その人が何を大事にする人なのかが、水田さんにとっては大問題です。水田さんは、一旦自分に仕事を委ねられると、そのユーザーにとことん仕事で返されます。決して金に煩いわけではないのです。<br />
水田さんにとって、一年にやれる仕事は限られており、ほどよい数の仕事を、おもしろく、熱心に取り組めるのが幸せであり、工務店の本懐だと考えておられるのです。水田さんのゾーンに入ってしまったユーザーは、みんな「ミズタワールド」に嵌ります。ハウスメーカーがいくら逆立ちしてもかなわない世界がそこにあります。<br />
ミズタホームさんに、息子さんが戻って来ました。そして今年、結婚されました。<br />
ミズタホームは、水田さんと奥さん、ご子息とその若奥さんによる家族経営の工務店です。よき仕事を残すことが次世代のための最大の財産であり、それがミズタホームの家業だという暗黙知が、この親子にはあるように思いました。一番むずかしい仕事の継承が、いいカタチで進んでいると思いました。<br />
工務店は、いろいろな生き(行き)方があります。私は、それでいいと思います。<br />
昨年ご紹介した「府内町家」の工務店、大分の日本ハウジングさんは、会社の規模が大きく、あの規模のなかで進めることを背負わされています。この工務店が、何を、どう進めるかは、ミズタホームさんと自ずと異なります。日本ハウジングは、量産化住宅グループに所属しています。行き詰まりを感じ、かといってそれも捨てられず、さてどうしたものかと悩んでいました。わたしは、いっぺんに変わろうとしないで、まず仕事を分けることを提案しました。そして、一方で“質のいい量産への道”を求めてはどうかと提案しました。その一つの“解”として、私は“現代町家”をお勧めしました。それは決して“減産”を意味しない取り組みでした。<br />
その工務店の潜在力(ポテンシャル)をどう読むかということと、その工務店の筋道を見つけることを、私は大切にしています。日本ハウジングには、営業力があります。大分県や佐伯の山も、そのパワーを評価していて、一旦動き出すと間違いなく受注は伸びると思います。それを押し上げ、突破力となるコアが“府内町家”です。<br />
つまりをいえば、日本ハウジングは、ミズタホームさんのようにやれなくていいのです。<br />
わたしは40年近く、この業界に生きていますが、工務店に一律解はないと考えています。一つとして同じ解答はありません。だからおもしろいのです。<br />
それなら、日本ハウジングはミズタさんから学べないかといえば、そんなことはありません。この“阿蘇山大観望の家”取材のあと、私は大分に向かいましたが、阿蘇での取材が曇天であったことから、翌朝、もう一度阿蘇に向かうことにしました。車で3時間近い距離があります。午後にお客と打ち合わせがあるという馬場鉄心社長を、朝早く出れば打ち合わせ時間に間に合うと強引にお誘いして、阿蘇に向かいました。同社のマニュアル作業を請けているMOON設計の村田直子さんにも同行していただきました。マニュアルの打ち合わせは車中で、という強引な誘いに二人は応じてくださいました。<br />
日本ハウジングの馬場社長と営業の田中さんは、“阿蘇山大観望の家”を見て、こういう仕事をする工務店があるということに、しきりに感心し、唸っていました。村田さんも、目が洗われた、という顔をしていました。強引にお誘いしてよかったと安堵しました。<br />
水田さんは、前月に開かれた “府内町家”の見学会に参加されています。<br />
考えてみるに、おそらく町の工務店ネットのメンバーになっていなければ、日本ハウジングとミズタホームが建物を見学し合うことはなかったと思います。両社は立ち位置がまるで異なるからです。<br />
町の工務店ネットの中には、伝統工法を進めておられる福岡・悠山想や奥三河・滝川のような工務店さんもあれば、伊勢・カントリーハウスの顔を持つせこ住研さんのような工務店も、また都市部でがんばる工務店もあれば、過疎化に負けない工務店もあります。<br />
まことに多士済々、いろいろな工務店が参加しています。バラバラといえばバラバラですが、共通項は「地域に生きる工務店」ということです。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/01/daikanbounoie/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>小寒・水泉動(しみずあたたかさをふくむ)　ロウバイ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_68/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_68/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 01:00:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_68/</guid>
		<description><![CDATA[





つい老梅と書きそうになってうろたえてしまいました。
漢和辞典に天眼鏡をあててやっと臘梅と書けました。蝋梅と書いてもいいようです。蝋細工の蝋です。
芳香を放つ花はたしかに蝋細工のような光沢です。
花の色からいえ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6801.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6801thumb.jpg" alt="ロウバイ(臘梅)01" title="ロウバイ(臘梅)01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6802.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/k6802thumb.jpg" alt="ロウバイ(臘梅)02" title="ロウバイ(臘梅)02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>つい老梅と書きそうになってうろたえてしまいました。<br />
漢和辞典に天眼鏡をあててやっと臘梅と書けました。蝋梅と書いてもいいようです。蝋細工の蝋です。<br />
芳香を放つ花はたしかに蝋細工のような光沢です。<br />
花の色からいえばやはり月へんの臘の方が月を想わせてこの花にふさわしいと私は思います。</p>
<p>それにしても前回の水仙といい、臘梅といい、香りに敏感な方は苦手かもしれません。<br />
それ程の強い香りです。<br />
どんな理由があってのその香りでしょうかと、水仙や臘梅に直接聞いてみたいものです。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>小寒「水泉動・しみずあたたかさをふくむ」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_68/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_68/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_68/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>小寒・芹乃栄(せりすなわちさかう)　スイセン</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_67/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_67/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 03:20:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_67/</guid>
		<description><![CDATA[





お正月に集った子供たちはそれぞれの生活の場所に戻りました。
ガランとした部屋をはぐらかすようにつけたテレビの音だけを遠くに聞きながら、水仙を見つめています。
思春期、水仙に思いを寄せていました。
群生の水仙で [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6701.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6701thumb.jpg" alt="スイセン(水仙)01" title="スイセン(水仙)01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6702.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6702thumb.jpg" alt="スイセン(水仙)02" title="スイセン(水仙)02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>お正月に集った子供たちはそれぞれの生活の場所に戻りました。<br />
ガランとした部屋をはぐらかすようにつけたテレビの音だけを遠くに聞きながら、水仙を見つめています。</p>
<p>思春期、水仙に思いを寄せていました。<br />
群生の水仙ではなくて、一本だけスッと立っている水仙にです。<br />
寒い朝、うっすらと白い粉をはたいたような葉はゆるく捻れながら直立しています。<br />
触れてはならない花のようでした。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>小寒「芹乃栄・せりすなわちさかう」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_67/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_67/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>小寒・全国お雑煮マップ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/map/map31/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/map/map31/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 03:20:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[


]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="storycontent">
<p><img class="navimapimg" src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100105.jpg" alt="小寒・全国お雑煮マップ" /></p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「餅」これぞハレの日の食べ物</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/mochi/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/mochi/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 03:20:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ハレの日の旬・ケの日の旬]]></category>

		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=8606</guid>
		<description><![CDATA[餅。身近なようでいて、これほど「ハレの日」の食べ物に相応しいものはないでしょう。餅は、ハレの日、ケの日という民俗学の考え方には欠かせない、神様への供物だからです。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-05.jpg" alt="mochi-05" title="mochi-05" width="510" height="383" class="alignnone size-full wp-image-8608" /></p>
<h4>餅こそ、ハレの日の食べ物</h4>
<p>旬ナビでは、さまざまな「ハレの日の旬」を紹介してきましたが、正月の餅ほど、「ハレの日の旬」に相応しい食べ物はないでしょう。<br />
そう聞くと、疑問に思う方もいるかも知れません。<br />
餅って、別に高価な食べ物ではないですよね。お正月にはどこの家でも食べているし、スーパーにいけば切り餅も年中売られています。</p>
<p>ただ高ければいい、珍しければいいのではありません。「ハレの日の旬」を考えるときに、どうしても欠かせない民俗学の考え方があります。</p>
<h4>ハレの日・お正月</h4>
<p>ハレとケとは、民俗学者の柳田國男が見出した、日本人の世界観です。ハレ（晴れ）は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ（褻）はふだんの生活である「日常」を表します。</p>
<p>現在では年中行事もすたれてきましたが、正月だけは特別である、という風潮はまだまだ健在です。</p>
<div id="attachment_8609" class="wp-caption floatright" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-04.jpg" alt="餅つきは、年神を迎えるための正月に欠かせない行事でした。" title="mochi-04" width="200" class="size-full wp-image-8609" /><p class="wp-caption-text">餅つきは、年神を迎えるための正月に欠かせない行事でした。</p></div>現在でさえ祝われている正月ですから、かつては最大の年中行事として年末から準備が進められてきました。<br />
正月は、年神を迎え、新年の安泰と五穀豊穣を祈願する、農業中心の日本社会に深く根付いたものだったのです。<br />
「すす払い」で年神を迎えるために家を清め、「歳の市」で正月用品を準備し、「餅つき」をする、というのが、少し前までの正月の迎え方でした。</p>
<p>すす払いは大掃除という形で現在に残り、歳の市も、本来の目的とは変わって、年末の安売りセールと化しています。餅つきも、自宅で臼と杵を使って、という家はほとんど見かけなくなり、餅は、買ってくるか、電気の餅つき機で作ることが多いようです。</p>
<p>では、どうして「正月に餅」なのでしょうか。</p>
<h4>餅とはなんなのか</h4>
<p>餅の語源は諸説あり、持って出る「持ち飯(もちいい)」、粘る「黐(もち)」という説もあれば、「毛知比(もちひ)」という記述のある文献もあります。「もちひ」は「糯飯(もちいい)」が語源です。</p>
<p>餅は古くから、神に供える食べ物でした。奈良時代には、読経供養料として餅が使われたといいます。</p>
<p>正月だから餅、というわけではなく、古くは正月意外にもさまざまな年中行事で餅が使われてきたのですが、年中行事が廃れて行く中で、正月の餅は踏みとどまっているわけです。</p>
<p><div id="attachment_8612" class="wp-caption floatright" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-01.jpg" alt="お年玉は、「タマ(魂)」に通じ、古くは餅だったとか。" title="mochi-01" width="200" height="139" class="size-full wp-image-8612" /><p class="wp-caption-text">お年玉は、「タマ(魂)」に通じ、古くは餅だったとか。</p></div>
<p>柳田の研究には、餅に関する興味深いものがあります。<br />
お年玉といえば、近年では子どもが正月にもらうお小遣いを指すようになっていますが、元来お年玉は餅だったのです。<br />
小餅をつくり、家長が家族の一人ひとりに配当する風習が、お年玉の始まりといわれています。<br />
この餅は、年神から賜るもので、お年玉の「玉」は、「タマ(魂)」に通じ、それを食べることで、生命の更新を図ろうとした、という説です。</p>
<div id="attachment_8610" class="wp-caption floatleft" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-03.jpg" alt="鏡餅は心臓を模した形で、白という色にも特別な意味合いがあったといわれます。" title="mochi-03" width="200" height="267" class="size-full wp-image-8610" /><p class="wp-caption-text">鏡餅は心臓を模した形で、白という色にも特別な意味合いがあったといわれます。</p></div>
<p>鏡餅の形も心臓を模していたもので、それは「タマ(魂)」を象徴するもので、それを食べることでタマを補充することが必要、と考えられていたのです。</p>
<p>また、餅は自由に造形出来ること、色が白いことにも意味があると柳田は考えていました。そうした造形から鏡餅のようなものが生まれたこと、また、白という色は、工業技術が発達する以前は、人為的につくるのが非常に難しい色であり、それ故に忌避されることもあれば、神をよりつかせる清浄性をもつ色とされてきました。<br />
このように、餅は神への供物として、古くから日本人に親しまれてきました。</p>
<h4 style="clear:both;">神人共食と餅のもつ社会性</h4>
<p>神人共食（しんじんきょうしょく）とは、神とともに食事をする、あるいは神の食べたものを自分も食べることにより、その力や利益を得ようというものです。<br />
正月の餅は神に供えるものですから、その餅を食べることは神人共食であり、さまざまな願いがこめられてきたのでしょう。</p>
<p>直会（なおらい）は、神事のあとに、供物を参加者が飲食する、神人共食の一つといえます。直会の風習は各地に残っていて、家の上棟式のあとにも行われます。けっしてただの「打ち上げ」ではないんですよ。<br />
上棟式では餅をまく地域が多く、餅まきには近所の人が集まります。これも神事の名残です。火事につながるからということで、上棟式の餅を焼くのはタブーとされています。</p>
<p>餅はこのように神事に用いられてきましたが、一方で社会的な意味合いも持っていました。<br />
かつての年中行事のなかでは、餅の贈答が多く行われていました。特に、家ごとに日が異なるような農耕儀礼の場合は、餅の贈答行為によって近隣の人に経済状況や家族の状況を知らせる、といった機能もあったのです。</p>
<div id="attachment_8611" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-02.jpg" alt="餅を配ることは、社会的地位の確立や、同一性の保持のためなどの意味があったといわれます。" title="mochi-02" width="250" height="188" class="size-full wp-image-8611" /><p class="wp-caption-text">餅を配ることは、社会的地位の確立や、同一性の保持のためなどの意味があったといわれます。</p></div>
<p>贈答になぜ餅が多く用いられてきたのかには諸説あります。<br />
同じ火で調理し、それを一緒に食べて一体感を得る、ということは古くから行われてきましたが、社会的に一箇所に集まるのが難しくなってきたため、同じときにつくった餅を配ることで、一同に集まり食事をすることのかわりとしたのではないか、という説があります。<br />
そういえば、餅は正月だけでなく、さまざまなときに配られますね。<br />
餅は神と人をつなぎ、また人と人とをつなぐツールでもあるのです。</p>
<h4>雑煮の話</h4>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/mochi-06.jpg" alt="mochi-06" title="mochi-06" width="510" height="403" class="alignnone size-full wp-image-8607" /></p>
<p>さて、正月の餅といえば、雑煮ですね。</p>
<p>いろいろなところのお雑煮紹介は、びお編集委員の玉井さんが2007年のお正月に「わがやのお雑煮大会」という企画を行い、そこにいろいろなブロガーのお雑煮が紹介されています。ぜひご覧下さい。</p>
<blockquote><p><a href="http://myplace.mond.jp/myplace/archives/000350.html">MyPlace:わがやのお雑煮大会<br />
http://myplace.mond.jp/myplace/archives/000350.html</a>
</p></blockquote>
<p>旬ナビマップには、全国お雑煮マップを掲載しました。</p>
<p><a href="http://www.bionet.jp/map/map31/"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/naviimages/map_100105.jpg" alt="お雑煮マップ" /></a></p>
<blockquote><p><a href="http://www.bionet.jp/map/map31/">旬ナビマップ　全国お雑煮マップ<br />
http://www.bionet.jp/map/map31/</a>
</p></blockquote>
<p>北海道や沖縄にはかつて雑煮文化はなく、今の北海道での雑煮は、移り住んだ人たちが持ち込んだものです。沖縄では雑煮ではなく、豚汁が正月のお祝いの料理です。<br />
また、このマップにはありませんが、正月の三が日は餅を食べない、という地域もあります。これは、餅は神様の食べ物であり、三が日は神様が食べているので人間は食べてはいけないという考えでしょうか。</p>
<p>多少の地域差はありますが、大きく分けると、東日本は角餅、西日本は丸餅が主流です。</p>
<p>お雑煮は誰もが自分の生まれ育ったところのものがあたりまえだと思っているようで、他所のお雑煮を見るとびっくりすることが多いですね。これは何も最近に限ったことではなく、江戸時代にはすでに東西で雑煮にかなり違いがあったようです。</p>
<p>丸餅は神様からの賜り物、いっぽうの角餅は、ついて伸ばしたあとは切ればよいので、大量生産に向いているといえるでしょう。ここに東西の違いが出ている、と考えるのは早計かもしれませんが、自分の地域の雑煮の由来を考えてみるのは、とても興味深いことですね。</p>
<p>柳田は雑煮について、最大の年中行事に食すものに「雑」の字を使っていることは考えにくいとして、どこかで何かと入れ替わったのではないかと言っています。たしかに、雑煮とはいっても、地域によっては餅だけだったり、餅と菜だけのシンプルなものもあり、「ごった煮」のイメージがある「雑煮」という言葉が似あわないものもたくさんあります。</p>
<p>雑煮の地域名を見てみると、「ノーリャー」「オノウライ」「ノウレェー」など、「直会（なおらい）」から来ていると思われるものもあり、やはり雑煮は神事と結びついていたことが想像出来ます。</p>
<p>正月だからとあたりまえのように食べていた雑煮にも、こんな歴史があったのですね。<br />
もう小寒に入りましたが、ほとんどの地域では、鏡開きはこれからです。<br />
お餅を食べるときに、ちょっと思い出してみてほしい話でした。</p>
<hr />
<p>参考文献<br />
餅と日本人(安室知著　雄山閣出版)<br />
日本の「行事」と「食」のしきたり（新谷尚紀監修　青春出版社）<br />
餅（藤田秀司著　秋田文化出版社）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>2010年を緑の時代へ</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kyomi084/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kyomi084/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 31 Dec 2009 15:00:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[興味津々]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=8591</guid>
		<description><![CDATA[新年あけましておめでとうございます。2010年・町の工務店ネット・びおの抱負です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今年は、2000年に開始された「近くの山の木で家をつくる運動」から10年目を数えます。国産材の自給率は24%に留まっており、依然として低調です。この10年の取り組みは何だったのか、何が問題だったのか、立ち止まって考えるべき時期に来ております。<br />
今年は、国家戦略室が「林業再生本部」を発足させ、国交省と林野庁を中心とする「&#8221;家づくり&#8221;から林業再生を考える委員会」(仮称)がスタートします。これらの取り組みが実りを得るには、現場の実践が何より大切です。</p>
<p>昨年12月に九州の山に入りました。枝打ちも、間伐もされていない山は鬱蒼として暗く、一方、皆伐(かいばつ)と、切り捨て間伐の山が目立ちました。林道は、台風が来るというとズタズタに裂かれてしまうような造りで、道さえ通せば政府から補助金が出されたことを伺わせました。形を変えた「公共工事」です。それはそれで、地域を潤したことでしょうが、台風などで壊れてしまった林道に補助金は出ないので、あとは「野となれ山となれ」ということでしょうか。</p>
<p>暗い気持ちでいましたら、そんな山ばかりではありませんでした。道造りの名人・大橋慶三郎さんの教えを受けられた大分県臼杵市の林業家後藤國利さんの森は、林内に太陽の光が差し込んでいて、まるで奈良吉野の山のように明るい森でした。九州でこのように整備の生き届いた森を見るのは初めてで、感銘を覚えました。町の工務店ネットのメンバーである、大分の日本ハウジングがこの後藤さんの山の木を用いて、今年から家を建てます。ひんぱんに山と往き来し、両者の関係が深まることを期待します。</p>
<p>島根県の藤原木材さんが、島根県は太い木が育っていないので、柱と柱を重ねて使う“合わせ梁”の研究を進めたいと提案されました。全国どこでも梁材は流通しています。しかし、そこの土地に育っているかといえば、戦後植林の材はまだきびしいといわれます。梁材を欠いているというと、その山の名折れなので他から運んできて間に合わせます。この点、藤原さんは正直で、現実を直視することで、ほんとうの“長伐期”の山を育てようとされているのです。</p>
<p>戦後植林で育った木を、今、皆伐してしまうと元の黙阿弥です。奈良吉野の山は1万本植樹して250年掛けて100本まで持って行きます。吉野の山に取って間伐とは林業そのものです。長伐期の木を残しながら、間伐する木をお金に換えて糧を得ているのです。梁にする木が育っていなかったら、柱を二本重ねて梁にすればいいのです。100年先、200年先の将来を考えて、今を生きるのが林業です。その間をどう凌ぐのか、藤原さんの提案は、そこに掛かっています。凄い提案だと思います。</p>
<p>今年1月22日〜24日までの3日間、長崎県対馬で「森里海連環塾in対馬」を開催しますが、昨秋、竹内典之(京都大学名誉教授　人工林の第一人者)と対馬の山を見て歩いた印象は、かつての「対州檜」はどこにある、という感じでした。ほとんど失われていて、戦後植林も10年ほど遅れて出発したので、それがまだ十分に育ち切れていないと思いました。対馬で考えるべきは、島根方式の採用です。今、育ったものをお金になるからと皆伐してしまうと、対馬には何も残りません。</p>
<p>この10年というもの、町は町が欲する材を山に要求し、山は、それがすぐにお金になるからということで、してはならないことをやって来ました。大切なことは、臼杵の後藤さんがやっておられる「100の森」のような長伐期の山を、地域協同のチカラで育てる意思を持つことです。そのために、何をどう進めるか、その内実を得ることが、真に「緑の時代」をつくるのだと思います。2010年を、その新たな出発の年にしたいと、こころから念じています。</p>
<div id="attachment_8593" class="wp-caption aligncenter" style="width: 212px"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/nanga2010.jpg" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/nanga2010-202x300.jpg" alt="あけましておめでとうございます。今年の年賀状、クリックで拡大します。" title="nanga2010" width="202" height="300" class="size-medium wp-image-8593" /></a><p class="wp-caption-text">あけましておめでとうございます。今年の年賀状、クリックで拡大します。</p></div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.bionet.jp/2010/01/kyomi084/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>冬至・雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)　お正月の花</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_66/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_66/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 31 Dec 2009 15:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/2010/01/kakasya_66/</guid>
		<description><![CDATA[





あけましておめでとうございます。
どうしてかしら？
お正月を迎えたとたんに日の光や風や室内の空気までも新鮮に感じられるのは。
子供の頃からすこしも変わらない感覚です。
普段はお花を飾らないお家でもお正月はやは [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6601.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6601thumb.jpg" alt="お正月の花" title="お正月の花" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6602.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6602thumb.jpg" alt="お正月の花02" title="お正月の花02" width="200" /></a>
</div>
<p><strong>あけましておめでとうございます。</strong></p>
<p>どうしてかしら？<br />
お正月を迎えたとたんに日の光や風や室内の空気までも新鮮に感じられるのは。<br />
子供の頃からすこしも変わらない感覚です。</p>
<p>普段はお花を飾らないお家でもお正月はやはり特別のハレの日です。<br />
玄関や居間の正面などにお花があり新年を演出してくれます。</p>
<p>わが家のおせち料理は年々質素になっているのですが、お正月の花だけは華やかになりました。<br />
私が年を重ねたことと比例しているようです。</p>
<p><strong>皆様にとって今年も良き事の多い年でありますように。</strong></p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<p><img class="djtr" alt="旬の句" width="61" height="21" src="http://www.bionet.jp/wp-content/plugins/wp-DJTR/image.php?t=%E6%97%AC%E3%81%AE%E5%8F%A5&amp;fsize=16&amp;ffamily=ipamp.ttf&amp;fcol=%2386683d&amp;width=510" /></p>
<div class="haikuniku">
<div class="khaiku180"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2010/01/biohaiku_kaka6601.jpg" alt="お正月の花" title="お正月の花" width="180" /></div>
<div class="khaikutext">
<p>正月を、地元を詠んだ句で始めます。<br />
この句は、太平洋と浜名湖を繫ぐ今切口を詠んだ句です。<br />
浜名湖は、むかしは淡水湖でした。近江(おうみ/琵琶湖)に対して、古名は遠淡海(とおつあわみ/遠江)と呼ばれていました。<br />
明応7年(1498年)に大地震が起きました。津波が押し寄せ、浜名湖と海を隔てていた弱い部分(砂提)が決壊し、現在の汽水湖になりました。この津波で、舞阪と弁天島が分かれ、被害を受けた村が、村中で新地に引っ越したということで村櫛という名前の村ができました。決壊した場所は「今切(いまぎれ)口」と呼ばれ、江戸時代は渡し船で往来しましたが、新居に関所があり、この関所は「股あらため」が合ったので、お姫さんたちは奥浜名湖の道を通りました。地元では「姫様街道」と呼ばれています。<br />
今切口は、狭いところで200mの幅しかなく、大潮のときには急流のようになります。そこを魚が往き通いますので、釣りの名所になっていて、昼も夜も、いつも人で賑わっています。<br />
「流し釣り」という釣り船があって、船頭が櫓を巧みに操り、船を流れに対して横に流しながら釣り糸を垂れます。マダカ(スズキになる前の魚)釣りの季節になると、生き餌(ひいらぎ)で釣ります。マダカの鰓洗いは豪快で、海面から踊るように飛び上がって釣糸を切ろうとします。マダカ釣りの最盛期は、春と秋にそれぞれ一週間位のもので、そのほかのときにもは出ていて、「釣れないなぁ」という顔をした釣り客の顔が、今切れの岸から見えます。<br />
お正月の今切れは、初日の出のあとは静かなもので、風の音がヒュルリと聴こえます。清しい風音です。</p>
</div>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>冬至「雪下出麦・ゆきわたりてむぎいずる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_66/">http://www.bionet.jp/2009/01/bio72_66/</a></p>
</div>
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		<title>もうひとつの「成長戦略」!!　首相官邸での「成長戦略説明会」に参加しました。</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/seityosenryaku/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/seityosenryaku/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 30 Dec 2009 05:43:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

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		<description><![CDATA[行ってきましたよ、政府の中枢、首相官邸に!!
政府の成長戦略説明会で、町の工務店ネットの考える、もうひとつの「成長戦略」を展示・説明してきました。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_8572" class="wp-caption alignnone" style="width: 650px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/1230_00.jpg" alt="成長戦略説明会での、町の工務店ネットの展示" title="1230_00" width="510" class="size-full wp-image-8572" /><p class="wp-caption-text">成長戦略説明会での、町の工務店ネットの展示</p></div>
<div id="attachment_8579" class="wp-caption alignnone" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/1230_05.jpg" alt="全体の様子" title="1230_05" width="510" height="339" class="size-full wp-image-8579" /><p class="wp-caption-text">全体の様子</p></div>
<h4>行ってきましたよ、政府の中枢、首相官邸に!!</h4>
<p>2009年12月30日の11:30～12:30に掛けて、首相官邸にて政府の「成長戦略説明会」が開かれ、参加しました。<br />
<div id="attachment_8574" class="wp-caption floatright" style="width: 210px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/1230_03.jpg" alt="セッティングの最中。" title="1230_03" width="200" height="258" class="size-full wp-image-8574" /><p class="wp-caption-text">セッティングの最中。ギリギリのスケジュールでパネルが間に合いました。</p></div>前日に展示物のセッティングがあり、事務所の4人がレンタカーで運びこみました。建物を背景に記念写真していて警備の人に咎められたり、例の閣僚の「雛壇」撮影の階段で写真を撮ったり(こちらは咎められませんでした)、結構ミーハーしてきました。</p>
<p>テレビ報道でご覧になられたと思いますが、IRT(ITとRobot Technologyの融合技術／東大、トヨタ、富士通、オリンパスなどによる)や、H-IIBロケット、iPS細胞、藻類バイオマス、ナノテク・光メモリなどの先端技術がホワイエに展示され、鳩山総理をはじめ全閣僚がそれを見聞し、それをたくさんの報道陣が追うというものでした。因みに、町の工務店ネットのお隣はホンダの2足歩行ロボット・アシモでした。</p>
<div id="attachment_8580" class="wp-caption alignnone" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/1230_04.jpg" alt="中央が町の工務店ネットの展示。奥には鳩山首相と握手をしたアシモ。" title="1230_04" width="510" height="359" class="size-full wp-image-8580" /><p class="wp-caption-text">中央が町の工務店ネットの展示。奥には鳩山首相と握手をしたアシモ。</p></div>
<p>数々の先端技術の展示に対して、こちらはベーシックな住宅の断熱化がテーマ。<br />
国家戦略室の要望は、住宅の壁体カットモデルでした。「えっ、何、カットモデル？！」・・・。壁体カットモデルなんて、断片に過ぎないし、地味だし、見栄えがしないし、モデルハウスに行けば見掛けるものであるけれど、即物的にそれだけ見せられても、まるで象の脚だけを見せられるようなもので、たいがいの人は何がなんだか分からないし、さてさてどうしたものかと頭を痛めました。</p>
<p>正式に依頼があったのは25日の朝でした。発表は暮れもどん詰まりの30日。<br />
前日に搬入となると、与えられた時間は実質3日半しかありません。しかも、予算なしというではありませんか。こちらは大手メーカーではないので、そんな予備費があるわけではなし、「象の脚」を出したところで笑われるだけだし、というわけで降りたいと一瞬思いましたが、要請された以上、お応えしなければ町の工務店ネットの名がすたります。</p>
<p>先ず「成長戦略」とは何なのか、ということですね。</p>
<p>ロボットやロケットなどの「未来イメージ」を提示するのは分かるけど、果たしてそこに市民が「成長戦略」を見るかどうか。その企業の社員と周辺企業にとっては希望ですが、一般市民にとっては遠い話です。不況に喘ぎ、今年も派遣村が設けられている現実の方が重くて、「花より団子」を欲しているのが一般市民の偽らぬ気持ちです。</p>
<p>というわけで、先端技術と並んで、「もうひとつの成長戦略」があるのではないか、そういうものとして提案できたらいいのでは、と考えました。住宅の断熱化を取り上げたい、という菅副総理の思いもそこにあるのでは、と勝手に解釈して、あとで述べる内容で提案したのでした。</p>
<p>これは比較で述べるしか説明がつかない、と考えました。となると、まず資料集めです。あちらこちらに問い合わせたものの、ピンと来るものがありませんでした。こういうときは、勝手知ったる友人ということで、<a href="http://www.sunqeom.com/">EOM</a>（浜松市東区上新屋町）の荏原幸久さんに相談したところ、ここ30年の省エネ基準変遷史はどうか？　と提案してくれました。「それ、それ。それで行きましょう！」ということになって、彼はその作業に忙殺されるようになります。計算をしっかりやらないといけないし、時間はあまりに乏しいからです。</p>
<p>荏原さんは寝食を忘れて取り組んでくれました。ざらっと計算結果を見て「これで行ける！」と確信を持ちました。それはこの30年間に、日本の壁の中で起こったことを見事に表していました。省エネ率が向上し、CO<span class="co2">2</span>の削減の大きな変化が数値で、ハッキリと示されていました。その飛躍的な変化というだけでなく、それによって日本の住宅空間とその居住性が劇的に変化した背景を、それは教えてくれました。</p>
<p>その展示物には、大きな空間を示す写真をタイトルバックに使うことにし、最近、大分で撮った趙海光さん設計による「府内町家」（施工／<a href="http://www.nihonhousing.co.jp/">日本ハウジング</a>）の写真を用いることにしました。こういう吹き抜け大空間は、昔は寒いものとされましたが、断熱・気密化技術によって、小さなエネルギーで寒くなくなりました。</p>
<p>この省エネ30年の変遷を見ていて気づいたのは、日本に初めて省エネ基準が公示された1980年以前の住宅のことでした。今尚、日本の全住宅戸数の40％以上が、無断熱住宅です。「成長戦略」の重要施策とされる太陽光発電を導入しても、肝心の建物が「ザル住宅」では、折角得られたエネルギーをみすみす捨てているようなものです。この40％以上を占める膨大な無断熱住宅の改修・改築を行えば、日本政府が掲げるCO<span class="co2">2</span> 25％削減の基盤をカタチづけることになります。</p>
<p>断熱改修を行うには、床・壁・天井を剥がさなければなりません。ということは、同時に耐震工事を行うべきというわけで、本文に述べたような内容をまとめたのです。</p>
<p>もし、日本の全住宅戸数の40％以上を対象に、国民的な改修・改築運動が起これば、住宅は裾野が広いので、景気回復の有力な柱になります。それは、先端技術と並ぶ「もうひとつの成長戦略」となります。窓口になっている国家戦略室のメンバーには、「それこそ菅副総理の見識を示すことになるのでは」と申し上げました。</p>
<div id="attachment_8573" class="wp-caption floatleft" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/1230_01.jpg" alt="EOM設計・入政建築制作のカットサンプル。きついスケジュールでのご協力ありがとうございました。" title="1230_01" width="250" height="188" class="size-full wp-image-8573" /><p class="wp-caption-text">EOM設計・入政建築制作のカットサンプル。きついスケジュールでのご協力ありがとうございました。</p></div>この省エネ基準の変遷をグラフで示すと共に、その壁体・開口部カットモデルを示そうということになり、壁体カットモデルについては、やはりEOMの駒野清二さんに設計してもらい、施工は<a href="http://www.irimasa.net/">入政建築</a>の新野達治社長にお願いしました。新野さんは、急いで材料を調達し、休みに入る大工さんに来てもらって制作してくれました。感謝感謝です。窓のカットモデルは手に負えないので国交省にお願いしてメーカーから既成品を調達してもらいました。</p>
<p>カットモデルの依頼から始まり、そこまで話を高め、手繰り寄せたのでした。</p>
<h4>町の工務店ネットが考える、もうひとつの成長戦略とは</h4>
<p><div id="attachment_8499" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/funaimachiya001.jpg" alt="大分・府内町家(設計/趙海光 施工/日本ハウジング)" title="大分・府内町家(設計/趙海光　施工/日本ハウジング)" width="520" height="233" class="size-full wp-image-8499" /><p class="wp-caption-text">大分・府内町家(設計/趙海光　施工/日本ハウジング)</p></div>
<p>下に、日本に最初に「省エネルギー基準」が制定された1980年以前の建物、以後の建物、1992年の「新省エネルギー基準」、1999年の「次世代省エネルギー基準」、それから町の工務店ネットが想定した「将来・省エネルギー基準」の5種類のグラフと、エネルギー消費量(灯油缶換算)と、CO<span class="co2">2</span>排出量の変化などについてまとめました。</p>
<p>この図を見ると、建物の熱損失量が大幅に減り、それによってエネルギー消費量が大幅に削減されたことが分かります。しかしそれは、省エネ率がアップしたというだけでなく、住宅そのものの居住性能と居住空間が劇的に変化したことに大きなメリットがあります。</p>
<p>ここに掲載した写真は、最近、小さな町の工務店によって大分市に建てられたモデルハウスです。<br />
広々とした吹き抜けのリビングが印象的な建物です。吹き抜け空間は、エネルギーを食うものと考えられ、建築家の設計にこそ見られたものの、工務店の設計ではご法度にされてきました。大分のモデルハウスは、断熱技術の進化による変化のカタチが如実です。<br />
この建物は、密度の高い断熱材で、建物がすっぽりと包まれています。熱が一番逃げやすい開口部にはペアガラスを用いられています。つまり、この住宅は小さなエネルギーで開放的な空間を実現しているのです。冬の暖房だけでなく、夏にも快適な住宅です。少ない冷房量で涼しく過ごせますし、大きな空間なので風が通りやすく、冷房なしでも過ごせます。</p>
<p>省エネは、節約・ガマンすることだと思っている人が少なくありません。断熱化は、地球環境に負荷を掛けないで住宅の居住性能を向上させる技術であり、この視点に立って、広く普及をはかることが肝要なことと考えます。</p>
<div id="attachment_8351" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/graphsyoene.jpg" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/graph_t.jpg" alt="省エネ基準の変遷" title="省エネ基準の変遷" width="520" height="486" class="aligncenter size-full wp-image-8503" /></a><p class="wp-caption-text">クリックで拡大します。</p></div>
<div class="marginTop20">
<strong>●エネルギー消費量(灯油換算)　&#038;　CO<span class="co2">2</span>排出量</strong>
</div>
<table id="noBorderTable" style="font-size:0.85em;">
<tr>
<td style="width:55px; font-weight: bold;">無断熱</td>
<td>Q=876(W/℃)*(20-10)(℃)*6(時間)*0.5(部分)*30(日)=788(kW/月)<br />
L=788(kW)/1.0349(kW/L)=761(リットル)18㍑灯油缶42.3缶 ドラム缶3.8本<br />
CO2=761(リットル/月)*2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)=1925(kgCO<span class="co2">2</span>/月)</td>
</tr>
<tr>
<td style="width:60px; font-weight: bold;">旧省エネ</td>
<td>Q=408(W/℃)*(20-10)(℃)*6(時間)*0.5(部分)*30(日)=367(kW/月)<br />
L=367(kW)/1.0349(kW/L)=380(リットル)18㍑灯油缶21.1缶 ドラム缶1.9本<br />
CO2=380(リットル/月)*2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)=961(kgCO<span class="co2">2</span>/月)</td>
</tr>
<tr>
<td style="width:60px; font-weight: bold;">新省エネ</td>
<td>Q=289(W/℃)*(20-10)(℃)*6(時間)*0.5(部分)*30(日)=260(kW/月)<br />
L=260(kW)/1.0349(kW/L)=251(リットル)18㍑灯油缶13.9缶 ドラム缶1.3本<br />
CO2=251(リットル/月)*2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)=635(kgCO<span class="co2">2</span>/月)</td>
</tr>
<tr>
<td style="width:60px; font-weight: bold;">次世代</td>
<td>Q=197(W/℃)*(20-10)(℃)*6(時間)*0.5(部分)*30(日)=177(kW/月)<br />
L=177(kW)/1.0349(kW/L)=171(リットル)18㍑灯油缶9.5缶 ドラム缶0.9本<br />
CO2=171(リットル/月)*2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)=433(kgCO<span class="co2">2</span>/月)</td>
</tr>
<tr>
<td style="width:60px; font-weight: bold;">将来基準?</td>
<td>Q=144(W/℃)*(20-10)(℃)*6(時間)*0.5(部分)*30(日)=130(kW/月)<br />
L=130(kW)/1.0349(kW/L)=125(リットル)18㍑灯油缶7.0缶 ドラム缶0.6本<br />
CO2=125(リットル/月)*2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)=316(kgCO<span class="co2">2</span>/月)<br />
※ドラム缶は200リットルです。</td>
</tr>
</table>
<p><strong>【計算方法】前提条件</strong><br />
地域区分　Ⅳ地域(旧基準ではⅢ地域)で、東京や大阪を含みます。<br />
室温20℃一定、日平均外気温10℃(5〜15℃)、暖房時間6時間、暖房床面積1/2の間歇部分暖房とし、住宅の総熱損失量(W/℃)から概略を求めています。<br />
換気回数は無断熱、旧省エネ時代に建てられたものは気密化の基準がなく、実態としては、在来軸組みでは1回程度の換気回数がありましたが、今回の計算では最低必要換気量(0.5回)で全て一定としました。<br />
灯油の換算係数として<br />
発熱量　8900(kcal/L)　または　10340(W/L)<br />
CO<span class="co2">2</span>排出量　2.53(kgCO<span class="co2">2</span>/L)　または　0.245(kgCO<span class="co2">2</span>/kW)<br />
図中、無断熱の住宅ですと室内温度を1℃暖める場合には、1時間当たり876(W)の熱が必要であることを意味します。<br />
室温が20℃,暖房時の平均外気温が10℃だとすると、Q=876*(20-10)=8.76(kW)<br />
1日、6時間、1/2面積の間歇部分暖房では、8.76*6*0.5=26.28(kW/日)<br />
1ヶ月の暖房熱量は、26.28*30=788(kW/月)となります。<br />
灯油換算では、788/1.034=761(リットル/月) 18㍑灯油缶で42.3缶　ドラム缶で3.8本です。<br />
CO<span class="co2">2</span>排出量は、761*2.53=1925(kgCO<span class="co2">2</span>/月)<br />
※計算は、<a href="http://www.sunqeom.com/">EOM株式会社</a>(浜松市)　担当/荏原幸久・駒野清治によります。</p>
<div id="attachment_8352" class="wp-caption aligncenter" style="width: 530px"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/plan.jpg" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/plan_t.jpg" alt="壁体カットサンプル" title="壁体カットサンプル" width="520" height="339" class="aligncenter size-full wp-image-8504" /></a><p class="wp-caption-text">クリックで拡大します。</p></div>
<div class="marginTop20">
<strong>【既存住宅の不適格問題と、その改修・改築】</strong>
</div>
<p>現在、長期優良住宅の性能要件となっている「次世代省エネルギー基準」は、制定されて10年になります。トップランナー技術として年々進化を遂げていますが、もう特別な技術ではなくなりました。</p>
<p>しかし、エネルギーロスが大きい1980年の「省エネ基準」以前の住宅が、今尚、全住宅戸数の約40%以上を占めていることを考慮すると、日本政府が命題とするCO<span class="co2">2</span>を25%削減する上で、また居住性能を向上させる上で、断熱不足の住宅改修は急務の課題と言えます。</p>
<p>しかし、断熱改修するには床・壁・天井を剥がさなければならず、大規模改築になります。また、壁を剥がすなら一緒に耐震改修を考えたいところです。</p>
<p>兵庫県南部地震による死者は6,434名を数えました。この80%相当、約5000人は老朽家屋の下敷きによって亡くなりました。地震対策上、問題ありとされるのは、「省エネ基準」の翌年に施行された「改正建築基準法」以前の住宅です。もし2000年の建築基準法改正に基づく耐震基準で建築されていれば、この死者は1/10で済んだといわれます。今後30年以内に確実に起こるといわれる大地震に対する“防災都市”の見地からも、耐震改修は断熱改修と並んで最重要視されるべきテーマです。</p>
<p>このようにみると、既存住宅の不適格問題は、耐震・断熱、あるいは建物劣化などとリンクしていることが分ります。単なる“お化粧直し” のリフォームではなく、現行基準に照らして不適格とされる既存住宅の改修・改築が、今、早急に求められているのです。</p>
<p>現内閣が、電気自動車・ロボットなどの先端技術と並んで、基盤技術である建物の断熱・気密化を「成長戦略」の環の中に位置づけたのは、この点でよい着目であり、見識を示すものと評価されます。来年度の国交省の予算にも、その支援策が幾つか盛り込まれています。</p>
<p>けれども、これを大きな流れにするためには、建物の検査・診断、資産評価の制度化が必要であり、改築工事に対する長期住宅ローンの仕組みがつくられなければなりません。現況、建物の資産評価は20年でゼロという状態であり、ゼロのものをいくら改築しても、保険も、保証も付けられず、金融機関は大規模改築の建築費に見合った長期住宅ローンをつけません。</p>
<p>住宅建設は裾野が広く、一旦動き出したら、その波及効果は大きく景気を押し上げますので、障碍となっている問題を解明し、それを克服する方策を一日も早く講じる必要があります。</p>
<p>改修・改築のためには、建物の床・壁・天井を剥がさなければなりません。ということは、内装も一新されるということです。内装材は、新建材ではなく、国産材が多く使用されることになるでしょう。現在の林業が“切り捨て間伐”を余儀なくされているのは、その用途が限られ、コストが見合わないからです。もしこの改修・改築が大きな流れとなるなら、構造材だけでなく「羽柄材」が大量に利用されることになり、間伐材の「出口」に道を開くことになります。</p>
<p>それによって“山”は潤い、雇用は拡大します。そして、不況に喘ぐ町場の工務店は息を吹き返し、広く仕事が行きわたります。住宅を改修・改築して、もし子や孫と一緒に過ごせるなら、おじいちゃん・おばあちゃんはタンスに眠っているお金を出してくれるでしょう。“生きた経済”の復活です。</p>
<p>我々は小さなネットワークですが、そのような視点に立って、今回の「成長戦略」説明会に臨みました。我々の背景には何万という町の工務店がひかえています。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/wood.jpg" alt="森林" title="森林" width="350" height="233" class="alignleft size-full wp-image-8505" /></p>
<p>上の写真の建物は、このような高密度に作業道が整備された明るいスギ林の材を用いて建てられます。<br />
鉱物や化石は、掘り出せばやがて枯渇しますが、人工林は、きちんと更新がなされるなら、繰り返し再生し、持続可能な資源となります。木をふんだんに用いた家は環境にも貢献できるのです。山をよく手入れし、明るい森をつくる仕事は、この国の重要な成長戦略の一つといえるでしょう。<br />
この森は、大分県臼杵の林業家　後藤國利さんによって育てられている森です。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>冬至・麋角解(さわしかのつのおつる)　枯草</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/kakasya_65/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/kakasya_65/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 27 Dec 2009 08:20:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





クリスマスから元旦にかけての一週間は、右を見ても左を見ても慌しさを抱えた人たちが動いています。
私も年内に終えてしまいたい用件がいくつかあり気持ばかり焦っています。
車で移動中にふと外を眺めると、寒風に晒され [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="kimage1702"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6501.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6501thumb.jpg" alt="枯草01" title="枯草01" width="170" /></a>
</div>
<div class="kimage3302">
<p><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6502.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6502thumb.jpg" alt="枯草02" title="枯草02" width="330" /></a></p>
</div>
<p>クリスマスから元旦にかけての一週間は、右を見ても左を見ても慌しさを抱えた人たちが動いています。<br />
私も年内に終えてしまいたい用件がいくつかあり気持ばかり焦っています。</p>
<p>車で移動中にふと外を眺めると、寒風に晒されて白くなったエノコロ草が揺れていました。<br />
そこはゆるやかな時が流れエノコロ草が風と遊んでいるような光景でした。</p>
<p>枯れたエノコロ草にヒオウギの実(ヌバタマ)そしてツルをあわせて、枯草の野を想いながらいけてみました。<br />
「サァ〜　大丈夫よ、いまできることからね」と自分に言い聞かせながら―――。</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>冬至「麋角解・さわしかのつのおつる」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/bio72_65/">http://www.bionet.jp/2008/112/bio72_65/</a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>七十二候・二十四節気・一行日記が出来ました。</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/shichijyuniko_nijyusisekki/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/shichijyuniko_nijyusisekki/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 27 Dec 2009 08:20:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.bionet.jp/?p=8360</guid>
		<description><![CDATA[「びお」の上部を飾っているアニメーションは、二十四節気ごとに変わっているのにお気づきでしょうか。このアニメーションの原画から「一行日記」をつくりました。「びお」がずっとベースにしてきた七十二候・二十四節気について、もう一度おさらいです。以前のアニメーションも全部見られますよ！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<blockquote><p>1月13日追記<br />
この「一行日記」は、町の工務店ネットの工務店が、お客様にお配りするカレンダーの代わりに制作したもので、非売品です。<br />
1月12日まで、抽選でプレゼントを受け付けておりましたが、現在は終了しております。<br />
何卒ご了承ください。
</p></blockquote>
<p>住まいネット新聞「びお」は、二十四節気・七十二候に沿って記事の更新を行っています。</p>
<p>二十四節気(にじゅうしせっき)は、中国の戦国時代に考案された季節の区分で、1年を12の「中気」と12の「節気」にわけたものです。太陰太陽暦の暦と季節を一致させるために使われていましたが、暦が現在の新暦になった今は、季節感を表す言葉として使われるようになっています。</p>
<p>七十二候(しちじゅうにこう)は、この二十四節気をさらに三つに分けたもので、それぞれの期間は約5日間です。この5日という期間にも、すこしずつ気候はかわっていくわけで、あらためてこの暦の深さや自然の面白さが感じられます。</p>
<p>「びお」では、節気ごとに、ページ上部のアニメーションを更新し、各節気の初候には「旬ナビ」を、次候と末候にはそれぞれ特集をお届けしています。</p>
<p>今回、このアニメーションの原画をもとにした「立春大吉・一行日記」が完成しました。<br />
これにあわせて、これまでのアニメーションを一同にまとめてごらんいただけるようにしました。</p>
<p>(びおのリニューアルの関係上、「清明」からはじまっていますが、暦は「立春」からのスタートです)</p>
<p>画：柴田美佳　Flash制作・一行日記制作：小池創作所<br />
絵をクリックすると、アニメーションがはじまります。</p>
<div>
<strong>清明</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf01.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_05.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>穀雨</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf02.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_06.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>立夏</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf03.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_07.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>小満</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf04.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_08.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>芒種</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf05.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_09.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>夏至</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf06.html?width=760&#038;height=125" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_10.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>小暑</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf07.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_11.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>大暑</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf08.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_12.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>立秋</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf09.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_13.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>処暑</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf10.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_14.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>白露</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf11.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_15.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>秋分</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf12.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_16.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>寒露</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf13.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_17.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>霜降</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf14.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_18.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>立冬</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf15.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_19.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>小雪</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf16.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_20.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>大雪</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf17.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_21.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<div class="marginTop30">
<strong>冬至</strong><br />
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/swf18.html?width=908&#038;height=150" class="thickbox"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/images/bioflash/header_img_22.jpg" border="0" width="510" alt="click" /></a>
</div>
<p>小寒から先は、「びお」で公開のタイミングで追加します。「一行日記」では、「びお」より一足お先に絵柄が見られますよ。</p>
<h4>一行日記って何？　カレンダー？</h4>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/nikki1.jpg" alt="nikki1" title="nikki1" width="510" height="320" class="alignnone size-full wp-image-8478" /><br />
カレンダーのようでいて、俗に言うカレンダーとはちょっと（ずいぶん？）違います。<br />
カレンダーというのは、どうしても一週間、あるいは一ヶ月という社会的単位を中心にしたものであり、必ずしも季節感を表すことができるようにはなっていません。<br />
2009年の「びお」カレンダーでは、七十二候を折り込んで、季節感をお届けできればと制作しましたが、2010年版「一行日記」では、この考え方をぐっと進めて、七十二候のスタートである「立春」からはじまるというつくりになっています。<br />
「1月がないんだけど…」という声も実際にありましたが、落丁ではありません。うしろのほうに、ちゃんとありますからね！</p>
<blockquote><p><strong>一行日記・はじめのことばより</strong><br />
この綴りは、新しい一年を、「七十二候」というリズムで刻んでみませんか、というお誘いです。そして、そのリズムの実感を、言葉にして書き留める、「one-sentence record 〜 一行日記」のスペースを設けました。</p>
<p>「掘りたての筍をいただく。すぐ茹でた、すぐ食べた。美味い！」<br />
「初めてセミの声を耳に。夏到来？　いや、まだ雨模様の今日」<br />
「紅葉狩りに行く。知らぬ間に『もみじ』の歌を口ずさんでいた。」<br />
「晴天、コートを出す。樟脳の臭い、陽にあてて干す。」</p>
<p>見たこと、聞いたこと、味わったこと、感じたこと。<br />
その日にあったこと、何でも結構です。<br />
一日一行の記録には、自然への、暮らしへの、新しい眼差しと思わぬ発見が、きっと満ちているはずです。
</p></blockquote>
<div id="attachment_8474" class="wp-caption alignnone" style="width: 520px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/nikki.jpg" alt="節気ごとに1枚ずつの構成で、一行日記スペースを設けています。" title="nikki" width="510" height="475" class="size-full wp-image-8474" /><p class="wp-caption-text">節気ごとに1枚ずつの構成で、一行日記スペースを設けています。</p></div>
<div class="profile">
一行日記・画</p>
<div class="name">柴田美佳（しばたみか）</div>
<p>1969年静岡県生まれ。イラストレーター。<br />
東京の専門学校ではイラストを、その後エディトリアルデザインの世界を勉強。<br />
地元に帰りデザイナーの仕事に就きつつ、2003年頃よりデジタルでのイラストの制作を開始。以後、現在も地元で活動中。</p>
<div class="link"><a href="http://www.shibatamika.com/">http://www.shibatamika.com/</a></div>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>太陽の誕生日・冬至</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/touji/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/touji/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 22 Dec 2009 06:48:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[旬のコラム]]></category>

		<category><![CDATA[冬]]></category>

		<category><![CDATA[太陽]]></category>

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		<description><![CDATA[冬至とクリスマス、どちらの行事も、このころ最も太陽の力が弱まり、また再び力を取り戻していくことから来ています。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/touji-1.jpg" alt="touji-1" title="touji-1" width="510" class="alignnone size-full wp-image-8330" /></p>
<p>二十四節気の中でも知名度の高い「冬至」です。</p>
<p>冬になると、日が短くなりますね。<br />
冬至は、一年の間で、一番日が短い日、とされています。<br />
太陽が真南にきたときの高さを南中高度といいます。冬至には最も南中高度が低くなり、夏至にもっとも高くなります。<br />
夏は日が長く、秋は日が短い、というのは、この南中高度の違いによるものです。秋から冬にかけて日が落ちるのがみるみる早くなる感覚を、「秋の日は釣瓶落とし」などと表現しますが、実際には冬至と夏至の間を周期的に繰り返しているのです。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/touji-2.jpg" alt="touji-2" title="touji-2" width="370" height="272" class="aligncenter size-full wp-image-8331" /></p>
<p>図で見てもわかるように、南中高度が低くなると、太陽の出ている時間が短くなります。冬至に日が短くなるのは当然のことながら北半球だけ。また、日が一番短い日も、場所や年によってずれがありますが、今は12月22日頃を冬至としています。</p>
<h4>太陽の力がもっとも弱くなる日</h4>
<p>太陽は、古来人々の生活に密接にかかわってきました。</p>
<p>太陽は、その恵みから神と崇められることも多く、日本では天照大神(あまてらすおおみかみ)、ギリシャ神話のアポロン、エジプト神話のラーなど、世界各地で崇拝されてきました。</p>
<p>冬至は、太陽の力が最も弱まる日として、古くから知られてきました。<br />
日が短く、草木は枯れ、生き物の姿を見ることも少なくなるため、死に一番近い日として、その厄を払うために「冬至」にかけて「湯治」をおこなったのが、ゆず湯のおこりだといわれています。</p>
<p>弱まった太陽は、この日から太陽がふたたび強くなっていくことから、「太陽の誕生日」と考えられ、その祝いも、日本だけでなく、世界各地で行われています。</p>
<h4>クリスマスは冬至祭だった？</h4>
<p>12月25日のクリスマスは、キリストの誕生日を祝う日として知られています。<br />
しかし、実はキリストの誕生日はこの日ではないという説もあります。キリスト教においては、キリストが生まれたことよりも、死と、復活することに意味があると考えられておリ(復活祭が盛大に行われることからもわかります)、誕生日はもともとは重要な意味を持っていなかったといいます。</p>
<p>また、実際のキリストの誕生日は、1月、4月、9月、10月など諸説あり、12月25日だという根拠はありません。</p>
<p>ではなぜ12月25日がキリストの誕生日として知られるようになったのでしょうか。</p>
<p><div id="attachment_8332" class="wp-caption floatright" style="width: 260px"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/touji-3.jpg" alt="クリスマスも、冬至が起源。" title="touji-3" width="250" height="188" class="size-full wp-image-8332" /><p class="wp-caption-text">クリスマスも、冬至が起源。</p></div>12月25日がキリストの誕生日であると決まったのは、西暦325年。<br />
当時、ローマでは太陽神を崇めるミトラ教が流行していました。12月25日は、冬至と同じように太陽が復活する日として祭りが行われていました。<br />
定着していた冬至の祭りを、キリストの誕生日とすることでキリスト教の勢力拡大を行ったというわけです。</p>
<p>つまり、クリスマスの源流は太陽の死と復活を祝うことにあったということですね。</p>
<h4>天岩戸も冬至の朝日？</h4>
<p>日本の神話でも、太陽の神である天照大神が天岩戸に隠れ、世界が真っ暗になってしまい、また再び天照が現れ、世界が明るくなる、という記述があります。これは、日食を指すという説もありますが、冬至に太陽の力が弱まり、再びよみがえるということを指す、という解釈もあります。</p>
<p>このように、太陽は人々の関心をあつめ、また崇拝の対象になってきました。</p>
<h4>冬の太陽</h4>
<p>さて、冬はどのぐらい太陽の力が弱まるのでしょうか。</p>
<p>気象庁が発表している<a href="http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/atlas.php?prec_no=&#038;prec_ch=&#038;block_no=&#038;block_ch=&#038;year=&#038;month=&#038;day=&#038;elm=normalmap&#038;view=">平年値分布図</a>を見てみましょう。データは1971年から2000年の平年値です。</p>
<p>なお、日照時間とは、日照計で測定される直達日射量が120W/m2以上である時間とされています。雨や曇りなどで日が出ていない間はカウントされません。<br />
(図は<a href="http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/atlas.php?prec_no=&#038;prec_ch=&#038;block_no=&#038;block_ch=&#038;year=&#038;month=&#038;day=&#038;elm=normalmap&#038;view=">気象庁サイト</a>より)</p>
<p><strong>12月の月間日照時間</strong><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/sunshine_12.png" alt="sunshine_12" title="sunshine_12" width="510" height="362" class="alignnone size-full wp-image-8335" /><br />
冬至のある12月は、太平洋側を中心に月100時間から200時間近い日照があることがわかります。一方で、日本海側は日照時間が少ないことがわかります。</p>
<p><strong>6月</strong><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/sunshine_06.png"  alt="sunshine_06" title="sunshine_06" width="510" height="362" class="alignnone size-full wp-image-8336" /><br />
夏至のある6月です。日本海側と太平洋側に逆転が起きています。200時間〜300時間のところもあります。</p>
<p><strong>8月</strong><br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/sunshine_08.png" alt="sunshine_08" title="sunshine_08" width="510" height="362" class="alignnone size-full wp-image-8337" /><br />
夏至は6月ですが、8月のほうが日照時間は長い地域が増えています。6月は雨により日照が少なくなる地域があるのが影響しています。</p>
<p>参考に、12月の月平均気温<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/mean_temperature_12.png" alt="mean_temperature_12" title="mean_temperature_12" width="510" height="362" class="alignnone size-full wp-image-8338" /><br />
北海道と、東日本の山間部では零下になっています。気温は高度や風などさまざまなものに影響されますので、日照時間とは一致していません。</p>
<p>こうしてみると、あらためて、日本は東西南北に長く、その気候も一様ではない、ということです。<br />
「びお」では、「<a href="http://www.bionet.jp/map/">旬ナビマップ</a>」として、さまざまなデータをもとにした地図を掲載しています。</p>
<p>今回は、趣向を変えて食べ物の話のない「旬ナビ」をお届けしました。<br />
でも、食べ物の旬があるのも、気候に変化があるからと言えるでしょう。</p>
<p>冬至は、かぼちゃを食べてゆず湯に入る日、クリスマスはプレゼントをもらえる日、とだけ捉えるよりも、太陽が弱まり、復活することに感謝の気持ちを持ちながら、冬至を過ごしてみませんか。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>冬至・乃東生(なつかれくさしょうず)　クリスマスのアレンジメント</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/kakasya_64/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/kakasya_64/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 22 Dec 2009 06:47:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[花々舎の草花]]></category>

		<category><![CDATA[草花]]></category>

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		<description><![CDATA[





やっとクリスマスの準備ができました。
子供たちが巣立ったわが家ではケーキもチキンもワインもないクリスマスですが、唯一クリスマスのアレンジメントが玄関に飾られています。
年中行事によせてのアレンジメントはいくつ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kakasya2">
<div class="box510kaka">
<a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6401.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6401thumb.jpg" alt="クリスマスのアレンジメント" title="クリスマスのアレンジメント" width="510" /></a>
</div>
<div class="box200kaka"><a href="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6402.jpg"class="thickbox" rel="himeyuri"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/k6402thumb.jpg" alt="クリスマスのアレンジメント02" title="クリスマスのアレンジメント02" width="200" /></a>
</div>
<p>やっとクリスマスの準備ができました。<br />
子供たちが巣立ったわが家ではケーキもチキンもワインもないクリスマスですが、唯一クリスマスのアレンジメントが玄関に飾られています。</p>
<p>年中行事によせてのアレンジメントはいくつかあるのですが、クリスマスやお正月のアレンジメントは特別な感じです。<br />
教室にみえる方々が楽しみにして下さっているのがわかるので、頭と手をフル回転しながらあれこれと考えます。</p>
<p>12/7に使ったサンゴ水木が今年のクリスマスアレンジメントに変身しています。<br />
切り口にポスターカラーのピンクをのせて今年のクリスマスカラーらしくしました。<br />
銅線で星形のオーナメントを作り、その中にサルトリイバラの実を、ひとつ、ふたつ閉じ込めてしまいました。<br />
さて、クリスマスらしくなったでしょうか?</p>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<p><img class="djtr" alt="旬の句" width="61" height="21" src="http://www.bionet.jp/wp-content/plugins/wp-DJTR/image.php?t=%E6%97%AC%E3%81%AE%E5%8F%A5&amp;fsize=16&amp;ffamily=ipamp.ttf&amp;fcol=%2386683d&amp;width=510" /></p>
<div class="haikuniku">
<div class="khaiku180"><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/biohaiku_kaka6401.jpg" alt="クリスマスのアレンジメント03" title="クリスマスのアレンジメント03" width="180" /></div>
<div class="khaikutext">
<p>最初にこの詩の全体を紹介します。</p>
<blockquote><p>絵本をひらくと、海がひらける。若葉にはまだ、海がわからない。<br />
若葉よ。来年になったら海へゆかう。海はおもちゃでいっぱいだ。<br />
うつくしくてこはれやすい、ガラスでできたその海は<br />
きらきらとして、搖られながら、風琴のやうにうたってゐる。</p>
<p>海からあがってきたきれいな貝たちが、若葉をとりまくと、<br />
若葉も、貝になってあそぶ。<br />
若葉よ。来年になったら海へゆかう。そして、ぢいちゃんもいっしょに貝にならう。<br />
(『若葉のうた』より「若葉よ来年は海へゆかう」)</p></blockquote>
<p>この詩を読んだとき、あの金子光晴が、と衝撃を受けました。<br />
というのは、光晴というと、そのときまで晦渋と暗喩に満ちた反戦詩の光晴という存在でしたから。<br />
たとえばそれは、『鮫』という詩の一部を紹介するだけで了然としています。</p>
<blockquote><p>コークスのおこり火のうへに、<br />
シンガポールが載つかつてゐる。<br />
ひゞ入つたゐ焼石、蹴爪の椰子。ヒンヅー・キリン族。馬来人。南洋産支那人。それら、人間のからだの焦げる凄愴な臭ひ。<br />
合歓木の花と青空。<br />
荷船。<br />
檳榔の血を吐く――赤い眩迷。</p>
<p>鮫は、リゾール水のなかで、鼻っぱしらが爛れかけてゐる。<br />
奴らの眼は紅く、ぽっと腫れあがってゐる。</p></blockquote>
<p>シンガポールの沿海にいる鮫は、オランダやイギリスなどによる軍艦を暗喩しています。それは日本の姿でもありました。「コークスのおこり火のうえに」というのは、シンガポールで戦争が始まろうとしている、ということです。そのため、たくさんの人種が食い物にされ、その狭い島の上で焼かれている、というのです。何という凄惨な詩でしょうか。<br />
次に、光晴を光晴ならしめた戦前の代表的な抵抗詩の一部を紹介します。</p>
<blockquote><p>
おいら。<br />
おっとせいのきらひなおっとせい。<br />
だが、やっぱりおっとせいはおっとせいで<br />
ただ<br />
「むかうむきになってるおっとせい」</p></blockquote>
<p>ここにいう「オットセイ」とは、「だんだら縞のながい陰を曳き、みわたすかぎり頭をそろへて、拝礼してゐる奴」であり、それは当時の体制に流される「衆愚」な国民を暗喩しています。光晴は、この「オットセイ」を、吐く息がクサイだの、気持ち悪いヤツらだと散々けなします。しかし、気がついたら俺も同じ「オットセイ」の一人だと気づきます。けれども自分は、横を向いている、へそ曲がり「オットセイ」だといいます。<br />
光晴の晦渋、暗喩、寓意は、当時の官憲の目をくらますためのものでした。そういうものとして読むと、『若葉のうた』は、放埒な詩人の根にあるところの、真のやさしさが溢れていて、光晴はそういう人だったのだと思えてきます。</p>
</div>
<p><br class="clear" /></p>
</div>
<div class="kshichijyunikolink">
<div class="kshichijyunikolinktitle"><strong>びお七十二候</strong></div>
<p>冬至「乃東生・なつかれくさしょうず」<br />
<a href="http://www.bionet.jp/2008/12/bio72_64/">http://www.bionet.jp/2008/112/bio72_64/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「優先席」なんていらない</title>
		<link>http://www.bionet.jp/2009/12/kyomi083/</link>
		<comments>http://www.bionet.jp/2009/12/kyomi083/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 22 Dec 2009 06:46:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bio</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[特集]]></category>

		<category><![CDATA[興味津々]]></category>

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		<description><![CDATA[いつも利用するバス路線であたらしい車両に乗った。それには「優先席」専用のシートが使われていたので、iPhoneを取り出して写真を撮った。優先席のシールに描かれている四人の乗客の絵が織り込まれたもので、なかなかかっこいいしハイバックで座りやすそうだ。しかし、ぼくは優先席というものは不必要ではないかと思っている。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/kuomi83top.jpg" alt="優先席" title="優先席" width="400" height="388" class="aligncenter size-full wp-image-8304" /></p>
<p>　新潟でいつも利用するバス路線で、今年から使われるようになったあたらしい車両に乗った。それには「優先席」専用のシートが使われていたので、iPhoneを取り出して写真を撮った。優先席のシールに描かれている四人の乗客の絵が織り込まれたもので、なかなかかっこいいしハイバックで座りやすそうだ。<br />
　しかし、ぼくは優先席というものは不必要ではないかと思っている。どこの席であれ、身体のつらい人に席を譲るのは当たり前ではないか。「優先席」というのは、「このシートでは、席を譲ってあげてください」と言っているようなものではないか。<br />
<img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/kuomi8301.jpg" alt="優先席サイン" title="優先席サイン" width="250" class="floatleft size-full wp-image-8305" />　先日、そのことを話したら、横浜の市営地下鉄ではだいぶ前から優先席をなくしましたよという話をきいた。<br />
　さっそく横浜市営地下鉄のサイトを探してみると、「全席優先席」という表現をしている。2004年(平成16年)から実施したそうだ。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/info/news/2004/20041012.html">http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/info/news/2004/20041012.html(横浜市交通局記者発表資料 )</a></p></blockquote>
<p>　現在は、市営地下鉄のサイトの「地下鉄の乗り方」というページに「全席優先席」という小項目があって、次のように書かれている。<br />
ーー 平成15年12月1日より横浜市営地下鉄は「すべての座席を優先席」としています。<br />
お年寄りやお体の不自由な方、妊娠されてる方、小さなお子様連れの方には、ひとこと声をかけて席をお譲り下さい。 お客様同士のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/sub/norikata.html">http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/sub/norikata.html<br />
(横浜市交通局 公式ウェブサイト)</a>
</p></blockquote>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/kuomi8302.jpg" alt="優先席サイン2" title="優先席サイン2" width="250" class="floatleft size-full wp-image-8307" />　ところが、それよりも前に阪急電鉄は全席優先席をしていたという記事があった。<br />
1999年12月から全席優先席という考えのもとに優先席を撤廃していたけれど、かえって座席を譲らない風潮がすすんだため、8年間もつづけられたのち2007年に再び優先席を復活することにしたという。<br />
横浜市は阪急電鉄を参考にして全席優先席の実施に踏み切ったのだけれど、そのあとで阪急はもとにもどすことにしたわけだ。</p>
<blockquote><p><a href="http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071017/trd0710172336020-n1.htm">http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071017/trd0710172336020-n1.htm(産経ニュース2007.10.17 23:35)</a></p></blockquote>
<p>阪急電鉄の、すこぶるまっとうな試みに対して乗客が情けない反応で応えたというのはとても残念なことだ。</p>
<p><img src="http://www.bionet.jp/wp-content/uploads/2009/12/kuomi83031.jpg" alt="優先席サイン3" title="優先席サイン3" width="470" height="233" class="aligncenter size-full wp-image-8308" /></p>
<p>　じゃあ、外国ではどうなんだろうかと、検索してみたら、北アイルランド在住のイギリスのグラフィックデザイナー のサイトに、「Priority Seat」とそのサインについて取り上げている。 David Aireyという人のブログだ。デザイナーらしく「How effective is priority seating signage?」というタイトルである。　それによれば、ロンドンでは2005年に「baby on board」と書かれたバッジを妊娠中の女性に配布して付けてもらい、同乗の客が席を譲るようにうながそうというキャンペーンをした。その後になされた調査の結果は、つぎのようなものだったという。</p>
<table id="noBorderTable">
<tr>
<td>・92%の同乗客</td>
<td>:求められなくとも席を譲る</td>
</tr>
<tr>
<td>・82%の同乗客</td>
<td>:妊娠したひとは席を譲ってほしいと言うべきだ</td>
</tr>
<tr>
<td>・78%の妊娠女性</td>
<td>:座りたくても自分から座らせてとは言わない</td>
</tr>
</table>
<p>その結果、バッジ作戦は効果がないとされて、3年後にロンドン市長は妊娠女性や障碍者をはじめ立っていることがつらい人たちのための優先席ステッカーを地下鉄に貼ることにしたが、妊娠女性の1/3は席を譲ってもらえなかったという。<br />
日本の電車の写真なども例として取り上げながら、いずれにしろこういう試みは悪いことではないから、適切なデザインをあたらしく作ってほしいと結論づけて、この問題についての意見を寄せてほしいと結んでいる。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.davidairey.com/london-underground-priority-seat-signs/">http://www.davidairey.com/london-underground-priority-seat-signs/(David Airey)</a></p></blockquote>
<p>　それについて、David Airey自身のものも含めて35のコメントが書かれている。「妊娠しているのか太っているのか区別をするのはむずかしい」という人や「両手に荷物をかかえている人と違いがないだろうという友人がいる」なんていうことを書いている人もいて、それに対して「押されて母乳がにじみ出したり、オシッコがこぼれそうになる妊婦のことをちっともわかっていない」と反論する人がいたりする。英語の国のアドバンテージというものだろうが、中にはブラジルやアルゼンチン、カナダなどの外国からもコメントもあるのだが、それだけになおさら、どの意見も日本で送られていたとしても不思議はないように思えて、これが普遍的な問題であることが分かる。<br />
ブエノスアイレスからコメントを送った人は、「ALL SEATS ARE PRIORITY」と書いている。やはりぼくと同じことを感じる人もいるのだ。</p>
<p>　国や文化による違いよりも個人個人の意見の違いが大きいようで、席を譲らないやつがいたり譲ることを躊躇する気持ちがあるのは日本だけではないらしいということが分かって、ぼくはわずかに安心した。<br />
そばに老人がやっと立っているというのに気づかないふりをする若者の多くは、ひどく利己的だからでも邪悪なわけでもなく、迷いを無表情で包んでいるのかもしれない。そうやって落ち着かずにいるよりは、席を譲る方が、じつは自分にとってもずっと気持ちがいいのだという、ほんのわずかなことに気づかせるしかけがあればいいのだが。</p>
<blockquote><p>MyPlace<br />
<a href="http://myplace.mond.jp/myplace/">http://myplace.mond.jp/myplace/</a></p></blockquote>
]]></content:encoded>
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