浜松便り

今切変遷図

おはようございます。びお編集部の林です。
編集部のある浜松は今日も秋雨で肌寒いです。

浜松市文化遺産デジタルアーカイブ追加資料搭載のお知らせ、と浜松市立図書館のホームページに書いてありました。
それで浜松市文化遺産アーカイブの存在を知り、はじめて訪れました。むかしの浜松市の姿をデジタル画像で見ることができます。
たとえば遠江州敷知郡浜松御城下略絵図の真ん中下、びお編集部(浜松市中区南浅田)の近くにある「光福寺」が木々に囲まれて描かれ、集落のかたわらに「浅田村」と書かれています。「浅田村」は南浅田のもとになった地名でしょう。そして、いつもは馬込川と呼んでいる川が「太子渕」と書かれています。

一番興味をもったのは浜名湖の今切変遷図
もとは淡水湖だった浜名湖が地震による津波で太平洋とつながり、その決壊した場所は今切いまぎれと呼ばれ魚がたくさん釣れると編集人から聞きました。災害とともに変わっていった今切の移り変わりを、今切変遷図では貼り付けた付箋ふせんをめくった状態で一覧できます。古代、浜名湖から出る浜名川が太平洋にそそぎ、平安時代には浜名橋という橋が架けられていました。浜名橋は四大橋と呼ばれ平安貴族にも歌枕として人気だったそうです。

霧はるる浜名の橋のたえだえにあらはれわたる松のしき浪 藤原定家

その外にも『浜松市史』や絶賛放映中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で有名になった井伊直虎の関連資料が公開されています。
みなさんの町の図書館もこのような地域資料がデジタルアーカイブで公開されているかもしれません。ご自宅で手軽にお住いの地域の歴史に触れることができますよ。(甲)

南浅田でみつけた祠