名前に数字のついた植物はいくつかあって、いま咲いている花では日々草、百日草、千日紅などでしょう。
そのうちの百日草の百日とは花の咲いている期間を表しているのですが、百日とは控えめで初夏から秋まで咲き続けてくれます。
カクトラノオの薄紫の花が咲き揃いました。この花を見ると暑さの峠を越したなとホッとします。花を活けるのに葉を下の方からだんだんとはずしていくと、四角な茎に横シマが現れます。

江戸時代に天竺牡丹と呼ばれて広まっていきました。
長い間の品種改良で多種、多様な花色、花容の品種があり、いかにこの花に愛着を持つ人が多いかの証となっています。

鉄砲ユリに似たタカサゴユリを今年の夏はあちこちで多く見うけます。高速道路の法面、畑の片隅、駐車場の奥、わが家の狭い庭にも3本、そして玄関のアプローチに1本はえています。

ハスの花には思い出がふたつあります。ひとつは我家から車で1時間程東へ行ったところにある袋井・松秀寺のハスの花。
――ポンと音がしてハスの花が開くのよ――
この植物を私の住んでいる地方ではヒマと呼んでいます。夏になるといけばなの花材として一般的に流通しています。2メートルぐらいまで成長するので最近ではガーデニングにも用いられています。

「暑いですね〜」があいさつになる今頃になると摘みとった草花はあっという間にうなだれてしまいます。生花市場に顔を出したら小さな青いりんごが夏の花と一緒に並んでいました。

「あなたにとって夏の花は何でしょうか?」の問いかけにおよそ7割の人が“ヒマワリ”と答えました。このごろのひまわりの多様な色には目を見張るものがあります。
立春といわれても、まだ冬だよ、といわれる寒波がこの列島を襲っています。けれど、日脚を見ると一日一日伸びていて、木々を見ると芽吹いていて、なるほど立春なのだ、春は立っているのだと思います。
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