職人女子の活躍

2010-03-09 16:08

施主工事も佳境です。

今までは主に旦那さんの出番でしたが、タイル貼りなど私にも出来る事が始まっています!

職人気質な旦那さんはもくもくと、自分のペースでやりたいんだ!という人ですが、私は軟弱なのですぐに友人たちに「手伝って〜〜〜」と助けを求めます。
そして、本当にありがたいことに、たくさんの友達がそれに応えて、入れ替わり立ち替わりお手伝いにきてくれています。

職人女子I、M、S、タイルを貼る

職人女子I、M-1、S、
タイルを貼る


職人女子M、ボンドを塗る。

職人女子M-2、ボンドを塗る

この日はキッチン、洗面所、アトリエのシンクの壁にタイルを貼りに、4人の女友達が来てくれました。
私も含め全員、タイル貼り未経験者でしたが、インターネットで捜したタイルの貼り方のプリントを渡したら、それを元にどんどん進めてくれます。
職人女子…というか、気持ちは女子だけど年齢は30代後半〜、生きてる年数分、様々な経験があるのでとても頼りになります(笑)。

このモザイクタイルは今回唯一インターネットで取り寄せた施主支給品。
昔のタイルみたいな、少しくすんだ色ムラがある感じのを捜していて、アウトレットのタイル屋さん『タイルライフ』でやっと見つけました。
各商品にサンプル取り寄せ・問い合わせボタンが付いていて、とてもお買い物がしやすく、タイル貼りに必要な資材(接着剤や目地材など)や納期についても相談にのってもらえて、システムは合理的、でも対応はとても人間的で、バランスがすごくよかった!
とてもよくしていただいたので感激して、思わずお問い合わせボタンからお礼のメールを送ったら(それしかコンタクトを取る方法がなかったので)ちゃんとそれにも丁寧なお返事をくれました(笑)

タイルは現在ここまで出来上がり。

キッチンの壁

キッチンの壁


洗面所

洗面所


アトリエのシンクまわり

アトリエのシンクまわり

あとは端っこの半端な寸法になったトコロにタイルを切って貼って、それから目地で埋める、という工程なのですが、私の頼んだタイルが磁気質というとても硬いタイプで、ホームセンターで売っているような市販のタイルカッターでは切れないことが判明…。
とりあえずそこで、困って止まっています…。

それから、壁に漆喰の下地を塗るための養生もはじめました。

職人女子Y

職人女子Y


同時進行で壁に巾木(床と壁の境目についている木の板)も付けて。
職人女子の親方、K。<br />
細かい仕事から大工仕事まで何でも器用にこなします!

職人女子の親方、K。
細かい仕事から大工仕事まで何でも器用にこなします!

とても嬉しいのは、手伝いに来てくれる友人たちが、本当に楽しんでくれていること!
皆それぞれ、イラストレーターだったり、自分の洋服のブランドを持っていたり、料理人に着物コーディネーターにハーフセルフビルド経験者と、もともと創ることが好きな人ばかり。

子持ちのお友達は子連れで来て、家の息子と甥っ子姪っ子もまとめて、妹が見てくれています。
男の子は木の破片とクギ、トンカチを使って、工作に夢中です。

息子作、何か飛ぶものらしい…

息子作、何か飛ぶものらしい…

本当にたくさんのヘルプをもらって、しみじみありがたく感じています。
助けてもらう経験で、心底、私も誰かの助けになりたい、という気持ちが込み上げます。
そういう風にして親切や優しい気持ちっていうのは、循環していくんだろうなぁ。

さてこれから、フローリング貼りに続く第二の山場、漆喰の下地づくりが始まります。

町の専門店

2010-03-05 13:40

最近の新しい我が家は、旦那さんが毎日トンカントンカン、頑張って床にフロアー材を貼ってくれています。
1Fも2Fも、家中のすべてのフローリングを施主工事で貼る予定ですが、もう残り4分の1程度まで進んできました。

2Fの様子

2Fの様子

旦那さんのフローリング貼りの経験は、今住んでいる家の6畳間を友達に手伝ってもらいながら一度だけ、というほとんど初心者に近いものでしたが、今回の家中のフローリングでスピードも技術も、最初に比べて格段にアップしてきた様子。
入れ替わり立ち代わり現場に入る業者さんたちにも「大工さん、大工さん!」と間違えて呼びかけられる日々だそう(笑)
我が家の家づくりは本当に旦那さんが大活躍してくれています!

さて、この床材は、購入、手配も私たちで行いました。
施主支給品というと『ネットでの買い物が安くてお得!』という先入観があって、最初はインターネットでいい床材を売っているサイトを捜していたのですが…。
結局、購入先は地元天竜のフジイチさん。

ネットのアウトレットのお店や専門店も、確かに安い事は安いのですが、手頃な値段の物はやはり輸入材。せっかく柱も梁も地元の木を使っているのに、安いだけの理由で床はパイン材にしてしまうのもな〜…と迷ったり。
国産材を扱っているサイトを見つけて、サンプル取り寄せや疑問点を質問してみたけれど、対応がメールだけだとイマイチわからなくて、素人の私たちにはとても不安。

ここ!という購入先が見つからないでいた頃、設計士の坂田さんたちに連れて行ってもらったフジイチさんで、一般への小売りもしてもらえますか?と伺うと、「大丈夫ですよ!」とのこと。
見積もりを出していただいたところ、幅13cm長さ4m、天竜産の杉板で一足(約1坪弱)7700円と、ネットで見ていた国産材よりもむしろ安いくらい!
販売部の内山さんが必要量について設計士さんと打ち合わせをして下さり、配送の事などもきめ細かく対応していただけて、とても助かりました。
現場に運び込んだフジイチさんの床材を見た棟梁の石塚さんが「これはいい木ですね〜〜!」と一言。

そういう諸々も合わせて考えると、顔の見えるお買い物にして本当によかった、と思ったのでした。

壁に塗る漆喰も同じく最初はネットショップでの買い物を考えていました。
あらかじめ練り済みの商品化されているものを買うのが、安いしDIY向けなのかな〜?!と。

ただ、色んな種類があって、気をつけないと漆喰といいつつ中には合成樹脂がかなり混ぜられているものもあるらしい、とか、顔料や藁を入れたいとなるとどれくらいの量を?と素人判断できないことも出てきたり、下地処理のことや、部屋ごとに色を変えたいとなると分量の計算も複雑になり、とても頭を悩ませていました。

そんな時、たまたま行った漆喰塗りワークショップでお逢いした浜松市の左官の会社、ハマニの河合さんに
「材料だけでも売っていただけますか?」と聞いてみた所、
「もちろんです!」とのこと。
しかも、自然素材だけで希望の色や質感にオリジナルで調合してもらえるし、コテやミキサーなど、漆喰塗りに必要な道具類のレンタルもしてくれて、素人のセルフビルドにとっても嬉しいシステム!

先日はハマニさんの事務所に伺って、色々な塗り壁のサンプルを見ながら、どんな壁にするか河合さんと打ち合わせをしてきました。

様々な色、質感の塗り壁サンプル

様々な色、質感の塗り壁サンプル


いろんな色の土、漆喰に混ぜる藁のサンプル

いろんな色の土、漆喰に混ぜる藁のサンプル


ハマニの河合さん。手前にあるのは色々な左官の雑誌!

ハマニの河合さん。手前にあるのは色々な左官の雑誌!

現場を見て最適な下地処理のやり方も教えていただけるし、わからない事は色々と質問もできるし、壁の面積をお伝えすれば、必要な分量を計算してもらえます。(←これ、慣れてないとかなり面倒…)
そんなDIYに対する万全のサポートがあり、しかも漆喰材料と下地材、道具のレンタル料を合わせてもネットで商品化されてる漆喰を買うのと同じくらいの金額か、または安いくらいかも…?!

木材につづき漆喰も、地元の会社からの顔の見えるお買い物にして、本当によかった、と大満足。
セルフビルドやDIYをお考えの方は、ネットでの購入を決める前に、地元の専門店も訪ねてみる事、ぜひオススメです!

何より、フジイチの内山さんは『木のお仕事』が、ハマニの河合さんは『土のお仕事』が多分きっと本当にお好きで、そしてプロフェッショナルだな〜と、見ていて感じます。
そういう方たちとすすめるお仕事は、とってもスムーズで気持ちがいい!

そして、内山さんも河合さんも、紹介してくださったのは、設計士の坂田さん。

坂田さんも奥様の洋子さんも、それから現場監督の吉山さんも棟梁の石塚さんも、私たちが手掛ける部分に関して、おそらく多少心配しつつも黙って見守り(笑)、でも、困った時には相談にのってくれ、材料を購入する時に面積の計算をしてくれたり、専門家を紹介してくださったり。

こうしてたくさんの方たちのありがたいサポートを受けて、私たちのハーフセルフビルドは進んでいます!

モルタルと猫

2010-02-19 15:38

遂に昨日、いかにも『施主工事』という感じの作業をやりました。

コンクリート打ちっぱなしになっている玄関にモルタルをひきます。
ラフに仕上がっているコンクリートもそれはそれでいい感じで、このままでいいのでは…と私は言ったのですが、モルタルで金具を押さえないと玄関扉がつかないのですって!

というわけで、やったこともないのに無謀にも、自分たちでモルタルをひくことにしました。

材料は漆喰のワークショップもお願いしているハマニさんから購入しました。
設計士さんが計算してくれた面積を伝えて、必要な量を現場まで届けていただいたのですが、その量25kg×10袋=250kg!!
自分でホームセンターに買いに行かなくてよかった…。(はじめはそのつもりでした)

さて、施工当日は協力な助っ人が現われました。それは、友人のゆうや君。
ゆうや君は木人苑(ことえん)という庭屋さんの若き親方で外構工事も手掛けているので、モルタル塗りは専門です。そして、イベントのデコレーションやカフェの内装を手掛けたりもしている多才なクリエイターでもあります。

施工前日にモルタルの色を濃くするには?とか、石を入れるにはどうすればいいの?とか電話で色々質問していたのですが、あまりにも素人な私たちを心配して、仕事の合間に顔を出してくれました。
しかもモルタルに混ぜる顔料も「じゃ、左官材料やに寄って買って持ってきますよ〜。」と。
やはり持つべき物は友達です〜!感謝〜!

ゆうや君に混ぜ方を教わる。

ゆうや君に混ぜ方を教わる。

これが顔料。レトロなパッケージ!

これが顔料。レトロなパッケージ!

モルタルに混ぜる水加減を教えてもらったら、さっそく塗りはじめます。
(ここからは施工に夢中で写真がありません)
ゆうや君は帰ってしまったので、旦那さんと私だけでチャレンジ。
コテで隅からモルタルを置いて行きます。

実際にやってみるとモルタルを塗る事よりも、モルタル材料を混ぜて作る事の方が時間もかかるし力仕事で大変です。
私はひたすら塗って、旦那さんがひたすら混ぜてくれました。頑張れ〜!

そんなこんなで、午後イチからはじめて3時間後、やっと玄関いっぱいになんとかモルタルをひき終わりました。

そして、天竜川の河原でひろってきた石を埋めて完成〜!

あとは乾燥して固まるのを待つばかり!

あとは乾燥して固まるのを待つばかり!

もちろん、プロがやったようにツルツルピカピカには出来ないけれど、モルタルの色とか石の大きさや並べ方など、その場で自分の思い通りにできるので、私としては大満足。
ちょっと凸凹したりムラになったりも味のうち、ということで。

庭では梅が満開でした。

梅の花

梅の花

…と、本当はここでキレイに終わるはずだったのですが
翌朝まさかの展開が!!

今日は旦那さんだけが現場に。私は家で仕事をしていたら、
「昨日のモルタル…猫の足跡だらけだよ…」と電話が。

まだ玄関扉がついていないので入口は雨風が入らないよう、ブルーシートで囲ってあるのですが、夜中にその隙間からノラ猫が入り込み、まだ乾かぬモルタルの上を歩いて行ったらしい…
ショック〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

こういう跡が…

こういう跡が…


テンテンと…何度も通ったね…

テンテンと…何度も通ったね…

肉球の形がくっきり…かわいい…とは今日は思えない…(苦笑)
毎日現場に入っている大工さんも、いままで猫が中に入った形跡を感じた事はなかった、と。
どうしてよりによって昨日、しかも玄関から入るのよ〜〜〜〜!!!
(でっかい窓もあいてるのに!)

すぐにゆうや君に電話して相談すると、補修しても補修の跡が出ちゃうので、猫の足跡を取るか補修の跡をとるかですね〜とのこと。

かなり究極の2択でしたが、結局、旦那さんが補修してくれました。
不幸中の幸いで、乾いてきたらモルタルの混ぜ方がムラだったのか、昨日より全体に色ムラが目立ち、おかげで補修の跡はほとんどわからない状態に。色ムラも完全に乾けばもう少し目立たなくなるでしょう、とのこと。
ふぅ〜〜、なんとかなって、よかった〜〜〜!

次は玄関の外回りにモルタルをひくんだけど、どうしよう、猫対策…。

猫跡、補修後。

猫跡、補修後。

漆喰塗りワークショップのご案内

2010-02-12 11:50

建築中の我が家を使って株式会社ハマニさんご協力のもと、漆喰塗りのワークショップをすることになりました!

3月28日(日曜日)9:00〜16:00
浜松市中区曳馬にて
料金:¥1.000-(お昼ご飯つき)
限定15人まで

詳しくはこちらもご覧くださいませ

壁が出来てきた。

2010-02-10 06:05

現在の新しい我が家。だんだん、壁もついてきて、全貌が見えてきました。

キッチン

キッチン


これはキッチンに耐水プラスターボードが張られているところ。
ここに、タイルと漆喰を自分たちで施工します。
廊下

廊下


2F アトリエの壁

2F アトリエの壁


階段もできた!

階段もできた!

壁が出来てきてみたら、ここはちょっと変更したいかな〜と思うような箇所もチラホラ。

トイレ

トイレ


階段下のトイレ、使うのには支障なさそうだけど、結構狭い!
本当はこの階段下部分にもプラスターボードを張って隠す予定でしたが、それだと更に狭さを感じそうだし、この階段の凸凹が出てるのも小さい棚を付けたり、何かを飾ったり色々遊べそうで面白い、ということで、坂田さんたちとも相談してこのままにしてもらうことに。
大工さんは、隠すつもりで作っているのでクギの跡とか、コーキングとかが出てしまう、ということを気にしてらっしゃいましたが、多分それは、後で自分たちでどうにかできる…と思う。

2F階段手すり

2F階段手すり


2階の階段との仕切りもここにプラスターボードを張って、その上から漆喰を塗る予定だったけど、他の壁もほとんどがそうなので、同じような質感が多すぎて、出来てみるとなんだかちょっと息苦しいかも…。
本当は、今の写真くらいの軽〜い感じの木の柵がいいな、と思ったけど、この木が仕上げ用の木材じゃないのでトゲが刺さりそう。どうしようか、坂田さん達と棟梁の石塚さんとお話して、天井に使った杉の板のあまりを使って、木の壁にしてもらえることに!

階段下

階段下


一階からの階段の昇り口にもプラスターボードの仕切り壁がつく予定になっていたけど、ふと下を見たら収納によさそうな空間がひろがっている(のを見学に来た友達が気づいてくれた)。仕切ると狭くなるし、完全にデッドスペースだし、収納が少ないのでここはとりあえずこのままで。フタは旦那さんがなんとかすると言ってました。

建具の打ち合わせ

建具の打ち合わせ


この写真は棟梁の石塚さん、スローハンドさんからの現場監督の吉山さん、アトリエ樫からの監督の坂田洋子さん(坂田さん奥様)が建具について打ち合わせをしてくれているところ。
古いものを入れるのでサイズやちゃんと使えるかどうかetc…真剣にお話してくれています。
この木の板戸はまだ初期の設計の時に買ってしまったので、幅が今の家と合わない…さてどうしましょう、という内容(汗)
古い建具を使うことで面倒なことも色々出てくるかと思いますが、皆さん嫌な顔せず丁寧に対応してくださいます。感謝、感謝です。

さて、そんな感じで木工事が進んでいる間に、私は施主工事の準備。
床材の発注をしたり、壁に塗る漆喰の色を迷ったり、タイルのサンプルなどを取り寄せたり。

もうすぐ、大工さんによる木工事は終了するようです。

柚子 と みつろう と せっけん

2010-02-07 16:30

寒い。今年の冬は寒い〜〜。
寒いのは苦手な私ですが、でも、寒い時期には寒い時期のつくる愉しみがあります。

まずは私の大好きな『柚子』。

無農薬の柚子がたっぷり手に入ったら、もちろんぽん酢にして鍋に、柚子ネード(レモネードの柚子版)に、柚子ヨーグルト(プレーンヨーグルトに柚子果汁とはちみつをかける)と毎日のように柚子を食すのは、実はその種と皮が欲しいが為だったりします。

たくさん集めた柚子の種はアルコール度数40度以上のウォッカにつけて。
皮は天日に干しに。

右の瓶:柚子の種のチンキ、左の瓶:干した柚子の皮を砕いたもの

右の瓶:柚子の種のチンキ、左の瓶:干した柚子の皮を砕いたもの

柚子の種からはペクチンというとろ〜りとした成分が抽出されて、肌のためのとてもいい保湿剤になります。
ほんとうに、瓶の中はとろんとろんの液体になっていて、いかにも潤いそ〜〜〜うな感じです。
私は2週間〜1ヶ月アルコールにつけた後、種を取り出した原液を精製水で10〜20倍に薄めて化粧水にします。
あまった原液は冷蔵庫で保存を。

アルコールにつけるのが面倒だという方は、鍋に使った柚子の種を、少量のお水につけておくだけでもOKです。
すぐにとろとろの柚子水が出来ます。せっかくなのでぜひお顔につけてみて下さい。

柚子の皮は干して細かくすれば、一年中薬味として使えるし、これもアルコール抽出して化粧水の材料にも。(光感作があるので夜用に)
また、細かくミルでひいて手作りせっけんに入れるのも定番です。

それから、冬の定番リップクリーム。
今年はみつろうとホホバオイルにラベンダーとフランキンセンスの精油を入れて作りました。

みつろう、ホホバオイル、ラベンダーとフランキンセンスの精油

みつろう、ホホバオイル、ラベンダーとフランキンセンスの精油

みつろうとホホバオイルを湯煎にかけて溶かし混ぜ、容器に移し、あら熱がとれたら精油を混ぜ込んで出来上がり。
馴れてしまえば、とっても簡単です。
このみつろうのリップクリームは、本当にいい、と私は声を大にしていいたい!
いわゆる市販のメントール系のリップクリームを使っていた時は、しょっちゅう塗らないと、すぐに唇がガサガサになってしまって、朝は起きたらまずリップクリームを塗る…というのが日課のようになっていましたが、みつろうのものに変えてからは、唇自体があまり乾燥しなくなりました。
それはもしかしたら、歯磨き粉も無添加のものに変えたから…というのもあるかもしれませんが。
唇の乾燥は寒さや、自分の肌質のせいだと思っていたら、リップクリームそのものや歯磨き粉によって荒れていた…ということに気づいた時の驚きと言ったら!

ちなみにこの木の容器は、市販のみつろうのリップクリームが入っていたもの。
作るのは面倒だ…という方にはこちらがオススメです。
ナイアード Bee Waxリップクリーム

最近、友達からの教えてほしい、という声をきっかけに、ずっとごぶさたしていた石鹸づくりを復活させました。
久しぶりに作ったのはやっぱりシンプルなオリーブオイルのせっけん。

せっけん乾燥中

せっけん乾燥中

一度に牛乳パック一本分作りってカットすると8個のせっけんになります。
形がいまいちガタガタしているのは、手作りのご愛嬌と言うことで…(苦笑)

家の方も進んできたので、次にまた報告します!

初・施主工事

2010-01-22 14:34

11月下旬に着工して以来、順調にプロの方達の手によって、家は着々と作られていますが、

ついに!
初めての施主工事(建て主が自分で手掛けること)の工程がはじまりました。
…といっても今回は塗装なので、工事というほど大げさなものでもないのですが…。

軒下や屋根の周りなどの、外部に出ている木を塗装します。

選んだ塗料は『ウッドロングエコ』

まず最初に、その『色』に一目惚れ。
ずっと外に出しっぱなしにして長年雨風にさらされた木みたいなグレー(笑)
つやも全くなく、マットな質感もGOOD。

しかも原材料はハーブや樹の皮などの自然素材で、それを水に溶くだけ。
環境にも体にも無害。ほとんど塗り替えがいらない。などなどいいことづくめ。

というわけで、悩むこともなくこれに決定し、
一番大きなサイズをネットで注文して届いたのがこちら

小さい…

小さい…

写真を見て、勝手にそろばんくらいの大きさを想像していたので、手のひらに乗ってしまうくらいのコンパクトなサイズにびっくり。
そして中身は…

こんな色、しかも粉

こんな色、しかも粉


黒っぽい液体が入っているのだろうと、これまた勝手に思い込んでいたので、キレイなエメラルドグリーンの粉に、ふたたび、びっくり。

これを水に溶いて、塗りはじめます。
偶然、現場監督の吉山さんのご自宅も同じ塗料で外部を塗装したばかり。
固めの刷毛で刷り込むように塗るといいですよ、と教えてもらいました。
塗ってすぐはほとんど無色なのですが、光や風を浴びてだんだん渋い濃い色に変わってくるそうです。柿渋みたい。

お父さん、頑張ります。

お父さん、頑張ります。

塗るだけ、とはいうものの外の足場を使っての高所の作業。
一番高いところは7m50!しかも強風!寒い!

てっぺんを塗っております。

てっぺんを塗っております。

ちょうど私が仕事がある週末で、終わったら手伝おうと思っていたのですが、旦那さんが北風の中頑張ってくれて、ひとりで1日で終わってしまいました。

こちらは旦那さんのコメント
「確認意外後ろは振り返りません。ひたすら塗って塗って塗り続けます。
頂上付近はさすがに怖いなぁー。
でも苦労して塗ったかいあって出来た時の充実感はひとしおです。 愛着が湧きます。」

普段はコンピューターを使う仕事。高いことろでの肉体労働は馴れないはずですが、もくもくと塗ってくれた我が家の大黒柱に感謝です。
息子がキラキラした目で見つめていたよ(笑)

土のチカラ

2010-01-14 17:12

先月、漆喰と三和土のワークショップで土を使った家づくりを体験している頃、ちょうど私は新しく届いた『クレイセラピー』に関する本を読んでいました。

『クレイ』というのは粘土のこと。
クレイのマイナスイオンと浸透圧の働きが毒素を吸収する、という特性を生かしてあらゆる用途に使われているそうです。
例えば、『地下に貯蔵される飲料水を農薬などによる汚染から守る為に、クレイの層を貯蔵タンクの上に敷く』また、『ゴミを廃棄する土地に深く穴を掘り、そこにプラスティック製のシートを敷いた上にクレイを敷きつめてからゴミを捨てていく。こうすることで、廃棄物に含まれる有害物質、毒物をクレイが吸い取り浄化してくれるそうです。ゴミ処理場周囲の土壌、自然を守るためのアイデアです。』(大地のエネルギーで癒すクレイセラピー/福島麻紀子・著/フレグランスジャーナル社より)
クレイとは違いますが、漆喰や珪藻土の壁が有害物質や臭いを吸い取ってくれるのも、同じような働きなのかもしれません。

私たちの生活の中では、よく泥パックとか泥の洗顔料として化粧品に用いられていたり、エステサロンのメニューになっていたり、乾燥して赤茶、黄色、緑、白など様々な色の粉状になった物がアロマセラピーショップなどで販売されています。
各色のクレイは、その成分によってそれぞれに特徴がありますが、クレイに共通する優れた作用の筆頭は解毒(デトックス)作用や汚れや臭いの吸着作用。洗顔料やパックによく使われるのはその為です。
実はこの『クレイ』、美容の面のみならず、健康管理や赤ちゃん、ペットのケアなど、日常のあらゆる場面で活躍してくれます。

右:ホワイトクレイのペースト、下:クリーンクレイとホワイトクレイ、左:モロッコの粘土ガスール

右:ホワイトクレイのペースト、下:クリーンクレイとホワイトクレイ、左:モロッコの粘土ガスール

我が家では粉状になったクレイを常備しておいて、粉のまま、または水に溶いてペースト状にしたり、お風呂にいれたり、その時々の用途に合わせて色々な場面で活用しています。

私がクレイを暮らしに取り入れはじめたのは、ちょうど子どもが産まれる前あたりだったのですが、妊娠中のむくみ予防や赤ちゃんのケアにとても助かりました。

特に、赤ちゃんのあせもやおむつかぶれはホワイトクレイをベビーパウダー代わりにはたくだけで、本当にあっという間に治ってしまいます。
昨夏も家に遊びにきた友人の1才の赤ちゃんが、おでこを蚊に刺された時、すぐにホワイトクレイを粉のままちょっとつけてあげたら、かゆがる様子もなく、すぐにそのまま腫れもひいてほとんどわからないくらいに。
ほっぺにはその前日に蚊に刺された跡が真っ赤になって残っていたので、(子育てをした方はご存知だと思うのですが、大人よりもひどく赤く腫れてしまうのですよね…)友人はその効果に驚いて「私も買うわ!」と言っていました。

それから甥っ子がまだ0才のとき、腿にポットのお湯がかかってしまいやけどを負っってしまい、急いでグリーンクレイペーストとラベンダーオイルで応急処置したのもよく覚えています。
結局そのまま跡形もなく治って、8才になった今も瘢痕はありません。

その他、ペーストにしたものをガーゼに包んで、熱や虫歯の痛みのときの『冷えピタ』代わりに、にごり湯を楽しむ入浴剤代わりに(実際に長野にクレイの温泉もあります)、また洗浄剤としてシャンプーやせっけん、歯磨き粉のかわりに、と大活躍です。

最新のクレイセラピーの本によれば、クレイの持つ作用は解毒、代謝促進、抗炎症、鎮痛、滞留をやわらげる、抗菌、皮膚の回復・生成を助ける、ミネラル補給、免疫促進など。

症状に対しては、アトピーや花粉症などのアレルギー、腰痛、肩こり、風邪、熱、咳、扁桃炎、膀胱炎、副鼻腔炎、月経異常、乳腺炎、腱鞘炎、神経痛、下痢、怪我、打撲、やけど、ニキビ、あせも、水虫、虫さされ、等々…に効果があると言う報告がされているそうです。

また外用としてだけでなく、少量のクレイを水に溶いて毎日飲むことで、体内の毒素をクレイが吸着して体外へと排出するので、体質改善になるとのこと。土を飲む…のはさすがの私も勇気がいって、まだやったことないのですが、もともとアレルギー体質なので、そのうちチャレンジしてみたいことのひとつ。

カタカナで『クレイセラピー』と書くと、現われては消えていく流行のヒーリング方法のひとつのように感じてしまいますが、その歴史を遡れば、やはり世界各国の先住民族が外傷に粘土のペーストを塗り付けたり、食べたり、ボディ・ペイントを施したり、中国でも漢方の一部とされていたり、エジプトやモロッコ、ギリシャでも文献が残っていたり、と昔から土は民間療法として当たり前のように活用されてきたようです。
また、テレビで野生の動物が水辺で体に泥を塗りたくっている姿を見た方は少なくないと思いますが、その行為もきっと土の持つ作用を知ってのことなのでしょう。

以前、日本でも妊婦が漆喰壁を食べた、という話を聞いたことがあって、その時はすごく驚いたのですが、クレイセラピーのことを知るにつけ、ありえる話に思えてきました。

そして私が納得してしまうのは、なにより『土』そのものの気持ちよさ。

思いっきり泥んこをこねたり、裸足で土の上を歩いた時の、特別な感触。
土壁の独特のあたたかみ。
そういう意味では土に『セラピー』という名前は、ふさわしいのかもしれません。

家の素材としての『土』に出会ったり、クレイのことを学ぶにつれ、ますます『土』の魅力に惹き付けられ、もっともっと身近な存在にしたいと思っている今日この頃です。

おまけ:貸していただいた『土と左官の本・3』という雑誌に載っていたヒトコマ。みんなでモスクの土壁の補修用に泥を運んでいる所らしい。

これだけ泥んこになったら、気持ちいいだろうな〜

これだけ泥んこになったら、気持ちいいだろうな〜

本年もよろしくお願いいたします。

2010-01-08 15:04

(遅ればせながら)あけましておめでとうございます。

この『家づくり花ぐらし』ブログを始めたのはちょうど去年のお正月。
おかげさまで、一年がたちました。

不定期な更新にも関わらず読んで下さっている方々に、お礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございます。

時々、コメントや、また実際にお逢いした方達から
「いつか家を作りたいと思っているので、楽しみに読んでます」
というお声をいただくことがあり、
私たちの拙い経験を、お恥ずかしながら公の場に出すことで
少しはお役に立っているようでよかった、と思っています。

そして、こうしてフィードバックをいただけることが
なにより嬉しいことです。

この春にはいよいよ家が完成する予定なので、
これからどんどん変化していく新居と
それから、試行錯誤の私たちのDIYの様子も
出来る限りお伝えしていく予定です。

また、いくつかの作業はワークショップ形式にして
興味のある方たちに、我が家を使って(ハーフ)セルフビルドの一端を体験してもらえたら、とも思っています!

そんなことも決まり次第UPしていきますので
どうぞ今後とも、末永くおつきあいいただけますようお願い申し上げます。

ちなみに、現在の新居の様子。

1F北側

1F北側


2F南側 とロフト

2F南側 とロフト


2Fとロフトの屋根

2Fとロフトの屋根

壁と屋根ができてガラス窓が入り、とりあえず箱の状態に。
天井と軒下には断熱材が入っていました。

これから屋根を葺いたり、壁の断熱材を入れたりするそうです。

漆喰と三和土のワークショップ 〜その弐〜

2009-12-31 01:11

唐突ですが、『三和土』…これ、読めますか?

私は読めませんでした。
メールでこのワークショップのご案内を頂いたとき、『さんわど??なんだろう???」と思っていました。
正解は『たたき』。
玄関の『たたき』の部分とか、土間のことをいいますよね、『たたき』って。その漢字が『三和土』だそうです。
(キーボードで『たたき』を変換するとちゃんと『三和土』って出るんですね〜。)

で、13日の2日めは、その『三和土』のワークショップでした。
土間の床を昔ながらの方法で作ります。左官屋さんも実際にこの方法で土間を作ることは、今ではとても珍しいことなんだそうです。

教えていただいたところによると、セメントのない時代、自然素材だけを使って作る土間は何で出来ているかと言うと『土』+『消石灰』+『にがり』。
その『三』種類の素材を混ぜ合わせて『和』ませた『土』を『たたく』から『三和土(たたき)』。
…って、え〜?!それって完全に当て字では?!…現代っ子の名前もビックリな当て字が多いけど、それに匹敵するくらいの強引さですねぇ…

と、朝一で聞いた説明に驚いている間もなく、その3種の素材が混ぜられたものが土間に撒かれます。
ちなみに土は、そのご自宅の庭を掘った土だそうです。

そして、私たちワークショップ参加者はそれを木の板でひたすら叩いて叩いて、叩きまくる。
そしてその上にさらに土を撒き、またしても叩いて叩いて、叩き続けて平らにします!

この板でこの土をたたく

この板でこの土をたたく


ひたすらたたく!

ひたすらたたく!


子どももたたく!

子どももたたく!


みんなで叩く!

みんなで叩く!

単純だけれど、根気と力がいる、かなり重労働なこの作業…。正直いうと、私は早々にギブアップ(汗…)。
ちょっとは頑張ったんですけどね〜、私ごときのチカラでやっても、たいして平らになってくれないわけです、これが。
それにひきかえ、やっぱりこういう時、男の人のチカラはすごい!一撃の威力が全然違います。
男尊女卑の思想は受け入れられないし、普段三歩下がって歩くタイプではない私ですが、単純に、純粋に、やっぱり男の人はすごいね〜〜と、素直に思ってしまいました。(そして、まかせたよっ!とも)
最近は男性よりも女性の方が元気があるなんて話題をよく耳にしますが(一般論ですね。元気な男性もいっぱいいます。)男性が持てる力を発揮できて、なおかつ尊敬されるこういう作業が、暮らしの中から減ってしまったことも一因なのではないかしら?と思った私です。
だって、大変なはずなのに、家の旦那さんをはじめ、みんな何だか、とってもイキイキして楽しそう!
(もちろん、力仕事が好きで得意な女性もいるし、そういうの苦手な男性もいると思う。それを性別だけで分けるのは強引ですが。)

なので、その場はまかせて、私は子どもたちの相手をしたり、お昼ごはんのお手伝いをしたり、女の人たちで集まっておしゃべりに花が咲いたりしていたのでした。
そうこうしているうちに、皆(特に男性陣)で朝から夕方まで叩き続けてできた三和土。

ツルツルカチカチに固まった三和土

ツルツルカチカチに固まった三和土

完全に固まるまで3週間以上このまま立ち入り禁止だそうです。
重労働だけど、土を何回にもわけて撒き、丁寧に手作業で叩いた三和土は、機械で固めたものよりも中までしっかり堅くなっていて、うんと頑丈だとのこと。
叩いた甲斐がありました!(あんまりやってないけど…)

ちょうど2日間とも穏やかな暖かい日で、庭にござを敷いて皆でごはんを食べたり、子どもは自由に走ったり遊んだり、色んな大人の人にちょっとづつ構ってもらったり。
そうして私も土に触れて、体をつかって暮らしの場をつくる、という作業を大勢の人と共に2日間して、帰り道に感じたのは、なんだかとっても満たされた気持ち。
それは、旦那さんも、息子も同じような感覚があったようです。

体の中がいつまでもホカホカと暖かかったのは、帰り道に寄った温泉のせいばかりではないはずと思いながら、ツンと冷たく透んだ夜空の下、家路についたのでした。

いろいろワークショップの手配や準備をしてくださった方々、教えて下さったハマニさんと左官の職人さん達、お家をワークショップに開放して下さったお施主さん、ご一緒して下さった皆さんも、充実した2日間を、どうもありがとうございました!

そうそう、それから、両日とも坂田さんがまかないで作って下さった、『豚汁』『キムチ汁』『キノコ汁』の3種類の汁もの。
これが美味しかった事!!ごちそうさまでした〜〜!