Eベンチレーション

建築一体型・換気システムが誕生

Eベンチレーション外気は、一つの自然資源です。建築一体型・換気システムが誕生しました。
この装置は外壁面に設置し、外気を床下へと導入します。外気の汚れ(たとえば花粉や汚染物質とか)を、高性能フィルターでろ過したあと、外気をどんどん床下に押し込みます。床下はプラス圧(正圧)になります。E-ventilation(Eベンチレーション)は、このプラス圧空気を利用して、室内の温熱・空気環境を生み出す、独創的な特許技術です。

プラス圧(正圧)換気という方法

E-ventilationは、 一年中、外気を室内に取り込む、第2種換気式の換気装置。外気を押し込んで、室内をプラス圧にします。病院の手術室や電子工場などのクリーンルームに採用されてきた換気方法ですが、高度な技術であることから、これまで住宅に用いられることは稀でした。 建築一体型システムによって第2種換気を実現したのが、このE-ventilationです。 給気のみにファンを用い、排気は換気口やヒートチムニーなどから自然排気します。 Eベンチレーション

E-ventilationの構造

E-ventilationの集熱性能

大学研究機関の実証結果(『太陽/風力エネルギー講演論文集2007』所収)によれば、空気式壁面太陽集熱で世界一能率が高いと謳うカナダの製品と性能比較をし、優越することが立証されています。

24時間換気します

新建材による室内空気質汚染が進行し、24時間換気が法律によって義務づけられるようになりました。
E-ventilation は“快”を実現しながら24時間換気します。
※浴室やトイレ、キッチンなど、湿気や臭いが局所的に発生する場所は、専用の換気扇で局所換気します。

壁利用の利点

壁面集熱の利点は、夏の日中、太陽の位置が高いので意外なほど入射が少ないことです。しかも入射を建築的な仕掛けで遮蔽するので、集熱温度は抑えられます。 冬は、太陽高度が低いので、太陽エネルギーを効果的に利用できます。

一台のエアコンの働きで、
室内全体の熱と空気をデザインします。

第1種換気第1種換気(機械給気/機械排気)
熱交換方式。給気・排気が平準化される。寒地向き。
第2種換気第2種換気(機械給気/自然排気)
E-ventilation

室内側がプラス(正)圧になる方式。
第3種換気第3種換気(自然給気/機械排気)
室内側がマイナス(負)圧になる方式。
冬冬の太陽高度は低いので、南面壁面で集熱した空気を、やはり室内に押し込みます。よく晴れた日は、この集熱空気だけで暖を得ることができます。しかし不足する場合には、エアコンを動かして補います。暖気は上昇する性質を持っていますので、床面が暖まります。E-ventilationの冬モードは、吹き出し口を小さくし、暖気を床下に留めるよう設計します。
夏夏のエアコン冷気は重いので床下に留まります。そのままでは冷気は床下をぐるぐる回っているだけで室内に出てきません。E-ventilationを用いて冷気を動かします。プラス圧空気が押し込まれるので、エアコン冷気は出口をもとめて、自然と室内へと押し出されます。E-ventilationの夏モードは、この冷気が出やすいように、吹き出し口を設計します。
E-ventilation(ガラスなし)の集熱グラフ

室内の熱変移を
シミュレーション解析します。

蓄熱を解くシミュレーション・プログラムはありますが、蓄冷解析はむずかしく、しかも汎用レベル(一般家庭)に適用させるのは、これまで至難とされてきました。 EOM(株)の研究者・荏原幸久さんは、プラス圧換気と室内気候の関係を、一年を通じトータルに解析するプログラム作成に成功しました。このプログラムによって、室内の熱と空気の動きを捉え、住宅設計に活かせるようになりました。
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