現代町家

遠いむかしに、こんな家に住んでいた、という気持ちになれる家。
けれど古くない。居心地良く、現代的な感覚に溢れる家。

Case plan

郊外の住宅地を想定した比較的大型の現代町家(38坪)です。南向き6×8ベースは田の字型プランで、そこに南北に延びる長いゲヤをつけた構成となっています。ふつうは家を北に寄せて南に大きな庭を置くのですが、ここではベースを敷地の真ん中に置いて、南と北の両方に庭をつくっています。ただしベースからゲヤを飛び出させてエル型の凹みを
つくり、そこにデッキを置くことで、南と北ふたつの庭に生活を繫いでいるのが、このプランのポイントになります。またゲヤ南面の外壁にはEベンチレーションを設置して壁面集熱を行います。太陽光発電屋根、壁面集熱、木の繊維断熱材、床下送風エアコンを標準装備した、「びおハウス」タイプの現代町家です。

【標準プラン・建物概要】

構造・規模 木造2階建(在来工法)
敷地面積 240㎡(72.6坪) *15m×16m・道路幅員6m
延床面積 126㎡(38.11坪)
1階:84㎡(25.41坪)
2階:42㎡(12.70坪)
モジュール メートルモジュール(尺モジュールへの読み替え 可能)
基本性能 長期優良住宅対応
(耐震等級-2・省エネルギー等級-4・劣化等級-3・屋上緑化)
主な外部仕上げ 屋根:ガルバリウム鋼板(ア)0.35タテハゼ葺き
  (一部屋上緑化屋根)
外壁:スギ板(ア)15木材保護塗料塗り
  (一部ガルバリウム鋼板(ア)0.35小波板ヨコ貼り)
主な内部仕上げ 床:製材ムク板36×120(スギ熱圧表面処理材)
壁:漆喰塗り
断熱材 木の繊維断熱材(屋根(ア)240・壁(ア)120)
冷暖房 床下送風エアコンシステム、及び、
Eベンチレーションによる壁面集熱

Architect Profile

趙 海光(ちょう・うみひこ)

趙 海光(ちょう・うみひこ)

(株)ぷらん・にじゅういち
1948年青森県生まれ。法政大学工学部建築学科卒業。現代型木造住宅の設計と共に、建築雑誌へ論考を多数発表、国産材の開発と普及に努める。著書『高山建築学校伝説』(鹿島出版会)。連載『住宅特集』(在来工法ファイル/2004 05)。
ページの先頭へ戻る