ちいきのたより

Vol.17  町の人に愛されている町
香川県三豊市 金丸工務店

冬至、乃東生(なつかれくさしょうず)
夏に枯れるウツボグサが芽吹く頃。
一年でもっとも日が短くなるこの時期は太陽が生まれ変わると考えられており、運が上昇してくる縁起の良い日とされています。

そのため、この時期には「ん」のつくものを食べて運を呼び込む「運盛り」という風習があるそうです。
私たちの暮らす地域でも、緑の木にポッポッポッと色づく金柑きんかん蜜柑みかんを見かけ始めました。
香川県のキンカンとミカン畑
さて、今回のちいきのたよりは香川県からお届け。

金丸工務店があるのは『さぬき豊中』、香川県三豊市のちょうど真ん中にある町『豊中町』です。
私が生まれ育った町でもあり、どこを見ても緑いっぱいで空気が綺麗な自慢の町。

せっかくこの町のことを紹介するなら、地域の人に大切にされているものを伝えたい!

ということで、私が向かったのは地元の神社 「生目(いきめ)神社」
香川県三豊市生目神社鳥居
生目神社の本殿
ここは、目の神様が祀られていることで知られている宮崎県にある「生目神社」の分霊のひとつ。 現在もご利益を求め、四国や九州、関東からも参拝に訪れる方がいるそうです。

社殿へ行くと当番の地元の方があたたかく迎えてくれます。
毎月第2土曜日と日曜日にいらっしゃるそう。
目の神様生目神社(香川県三豊市)の社殿
青と赤のお守りやお札が購入できること、
参拝すると「御神米」というお米とお菓子が配られることを教えて頂きました。
香川県三豊市の生目神社お札と肌守り5百円
香川県三豊市目の神様生目神社の御神米
社殿から 3 分ほど下りたところにある「生目の御神水」
その昔、この水で目を洗うと目の病気がよくなると伝えられていたそうです。
そんなことも知らず「井戸や! 水や!」と遊び道具にしていた子ども時代が恥ずかしい。。
目の神様香川県三豊市の生目神社の御神水井戸
年末年始にはあめ湯を、春にはうどんを、秋には饅頭をお接待してくださいます。

香川県生目神社の平成31年日程表うどんのご接待あり平成31年度日程表

地域の人により手入れをされている境内はとても綺麗で、訪れた人たちが季節を感じながらほっと一息をつける場所となっています。
香川県三豊市の生目神社の手水舎
目の神様生目神社のし石階段と鳥居
生目神社の遊具とベンチ
当番の皆さんからおすすめポイントを教えて頂きました。
鳥居近くのベンチから眺める三豊市の風景。瀬戸内海も望むことが出来ますよ。
生目神社から見た三豊市の景色
目も心も体もリフレッシュできる香川県三豊市の「生目神社」
三豊市にお越しの際は、是非訪れてみてくださいね。

この町で生まれ、この町で育った私が紹介したい、
地域の人に愛され大切に守られている山の上の神社のお話でした。

馬渕美香
ちいきの記者
馬渕美香まぶち・みか
香川県三豊市生まれ。金丸工務店では事務と広報を担当。
季節ごとに匂いが変わる外の空気を体中に吸い込むこと、家に入る前に空を見上げることが好きです。お客様に一番近い立場での家づくりのお手伝いと、お客様や地域の方が安心できるような情報を発信することを日々心がけています。

 

香川県三豊市金丸工務店施工事例
(株)金丸工務店かなまるこうむてん
香川県三豊市豊中町本山甲853-6
TEL:0875-62-4070
URL:http://www.kanamarustyle.com
いい風が吹いたら窓を開ける。雨の日は雨の音を聞く。晴れの日は電気を消す。
暑い日も寒い日も、晴天も台風もある日本だからこそ、多様な天候と上手に付き合える住まいを考える。特別じゃない日常が心豊かで実りあるものになるように。住む人にとってよりよい器となるように。私たちは、日本ならではの豊かな自然と調和しつつ、敷地や家族のライフスタイルに合わせた形を追求し、必要にして十分な性能を備えた住まいをご提案しています。

ちいきのびお参加工務店さん全国図

ちいきのびお