富士見の家

住まいのグラフィティ

Vol.27  fujimi_House
アトリエフルカワ

ご主人大活躍のハーフビルドで建てた住宅です。
ご夫婦はできるだけ自分たちの手で自分の家を作りたいと2013年にアトリエフルカワに相談にこられました。途中一年くらい工事の中断があり、完成まで足掛け4年の歳月が流れましたが、無事、2017年3月「fujimi_House」は完成しました。私がやったことはご夫婦の生活を包む建物の骨格を考え、プロにお願いしたほうが良い工事とご自分で出来そうな工事を整理すること。ハーフビルドでの家づくりを伴走させていただきました。

古川泰司
台所、厨

キッチン。照明や食器などさりげないチョイスに住まい手のセンスが光っています。

富士山

キッチンからデッキを見る。リビングの向こうには広いデッキ、その向こうには晴れた日は富士山が眺められます。

ベッドルーム

2階寝室。小屋裏のような寝室におかれる調度品からも住まい手のセンスの良さがわかります。そして横長の窓の向こうには富士山が。

外見

外観。斜面に大きく張り出したデッキ。ここはもう一つのリビングです。

DATA
所在地:長野県諏訪郡富士見町
用途:住宅
家族構成:夫婦
構造:木造
敷地面積:1326㎡
延床面積:109.3㎡
竣工年月:2017年2月
設計:アトリエフルカワ一級建築士事務所
施工:細田建設木材、有信建設
写真:古川泰司

著者について

古川泰司

古川泰司ふるかわ・やすし
1963年新潟県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、'88年筑波大学院芸術学系デザイン専攻建築コース修了。建築事務所や工務店に勤務後、'98年アトリエフルカワ一級建築士事務所設立。林業、製材、職人をつないだ、地域の木を生かした建物の設計を行っているほか、最近では、住宅医の資格を活かしながら、空き家活用で地域の空間資源再生を通した地域再生やコミュニティづくりにも関心を向けている。http://a-furukawa.com/

連載について

この連載は、住まいづくりの最前線を伝えるコーナーです。5日に1回ほどのペースで、建築事務所や工務店の最新事例をグラフィカルに紹介していきます。今日はどんな住宅と出合えるだろう、そんなワクワクした気持ちで覗いてください。