松澤穣ARMANIミラノのアルマーニ美術館SILOS

暮らしを映すカメラ

Vol.7  ARMANI/SILOS

ミラノのアルマーニ美術館に行ってきました。
建築は安藤忠雄氏。
中心部からは少し離れ、やや殺伐とした駅から歩いた場末にありました。
街中のブランド街に構えるお店とは真逆。またこれがオシャレなのだということでしょうか。

松澤穣Armani Silos ミラノのアルマーニ美術館大階段と吹抜

大階段と吹抜といった古典的な設計手法の空間構成。

松澤穣Armani Silosアルマーニ美術館の階段

打ち放し+セパ穴のいつもの安藤建築とは別物の表情。
鏝ムラを残したとてもあたたかい質感。

松澤穣カメラArmani Silosアルマーニ美術館

照明計画のコンセプトは筋金入り。

松澤穣カメラARMANI/SILOSアルマーニドレス

ボディに着せた服へのデリケートな照明は徹底しています。

松澤穣Armani Silosアルマーニ美術館3つのドレス

最上階のみ、布と建築の間のような存在の輝かく衝立をバックにしています。

松澤穣写真アルマーニ美術館Armani Silosアルマーニ美術館ニット

吹抜を囲むような展示室の構成です。

松澤穣Armani Silosアルマーニ美術館の照明

縁の出ないスポットライトが生み出す影もまたきれいです。

松澤穣Armani Silosアルマーニ美術館多くの作品が陳列する

内照式では無いと思います。
吹抜天井からショーケースの形状狙って光を照射!

松澤穣アルマーニ美術館のチョコネット

もはや珍しい素材ではありませんが、チョコネットにここまで繊細に当てた光を見たのは初めてです。

使用機材:
SONY α7
LEICA 50mm 1.4 SUMMILUX
写真はすべて、ノートリミング、デジタル未処理


松澤穣  まつざわ・みのる建築家

1963年東京生まれ。建築家。松澤穰建築設計事務所代表。多摩美術大学環境デザイン学科教授。東京芸術大学卒業・同大学院修了。代表作に、欅の家、里山住宅博のヴァンガードハウスなどがある。父親の影響で幼い頃からカメラに親しみ、ライカのレンズを愛用。

連載について

松澤さんは、カメラにもとっても詳しい建築家の一人です。気ままに撮っていますと言いながら、愛用のライカのレンズで安定感のある写真を撮影されるので、ちっとも気ままに思えません。8月にWebびお養成塾で担当された写真講座では、参考になった!もっと写真を見たい!など、受講生からの反響も大。そこで、Webびおでも松澤さんの写真講座をお願いすることになりました。松澤さんは、どんなことを考えながらカメラのファインダーを覗いているのでしょうか。