松澤穣暮らしを映すカメラ第6話住まい塾

暮らしを映すカメラ

Vol.6  住まい塾

知人に誘われて初めて「住まい塾」へ訪問しました。住まい塾と親しい鉄の作家さんのお話の会でした。ちなみにトップ写真のポストもその作家さんが作成したものだそうです。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話住まい塾埼玉県志木市本町2-4-50きれいなエッチングのガラス窓

2階の窓。元々なのか住まい塾の手によるものか聞きそびれてしまいました。スリガラスの効果もありながら絶妙な透け具合でした。おそらくサンドブラスト加工かと。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話ペンダント

ビームランプと碍子の裸電球。シェードが無くても眩しくなく、とても機能的。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話ポスト

近所のお宅のポストも作家の仕事。作家性と職人の手仕事の境界線上の立ち位置と察しました。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話ロウソク立て

火入れをして、無垢の角棒を上から潰してできるそのもののカタチ。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話火ばさみ

道具は画になります。暖炉脇の下地窓が実に効果的。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話瓦

住まい塾で焼いてもらったこだわりの瓦だそうです。木々の影を写し、いぶし銀が実にキレイ。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話群青の壁

群青の壁。全く褪せないので岩絵具ではないかとのこと。清々しい青色が乱反射した外光を反射しています。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話手すり子

手すりと手すり子は別パーツが当たり前の大量生産の現代にこの納まりは貴重です。やってみたい!

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話トタンと梅

アトリエ裏の蔵。きれいに錆びたトタンはとても魅力的。梅の花器として見立てました。

松澤穣暮らしを映すカメラ第6話暖炉

鍛金の技。色っぽいカタチ。ピザ窯もそうですが、炎を相手にすると現れてくる機能的なフォルムとも言えます。

使用機材:
SONY α7
LEICA 50mm 1.4 SUMMILUX
写真はすべて、ノートリミング、デジタル未処理


松澤穣  まつざわ・みのる建築家

1963年東京生まれ。建築家。松澤穰建築設計事務所代表。多摩美術大学環境デザイン学科教授。東京芸術大学卒業・同大学院修了。代表作に、欅の家、里山住宅博のヴァンガードハウスなどがある。父親の影響で幼い頃からカメラに親しみ、ライカのレンズを愛用。

連載について

松澤さんは、カメラにもとっても詳しい建築家の一人です。気ままに撮っていますと言いながら、愛用のライカのレンズで安定感のある写真を撮影されるので、ちっとも気ままに思えません。8月にWebびお養成塾で担当された写真講座では、参考になった!もっと写真を見たい!など、受講生からの反響も大。そこで、Webびおでも松澤さんの写真講座をお願いすることになりました。松澤さんは、どんなことを考えながらカメラのファインダーを覗いているのでしょうか。