特集

びおハウスH

2015年05月16日 土曜日

町の工務店ネットの「びおハウス」は、さまざまに展開しています。

画一的な、いわゆる商品化住宅ではありません。
工務店と建築家が力を合わせて生み出したさまざまな要素を用いた家を、「びおハウス」と呼んでいます。

その中で、見習うべき手法をケーススタディしたものとして、建築家が取り組むシステム住宅があります。建築家・半田雅俊氏が考案した「びおハウスH」もその1つです。

※従来の「びおプロダクト」という呼び名を改め、「びおハウスH」と呼ぶことにしました。

びおハウスH(びおハウスWEB)
http://www.bionet.jp/biohouse/csh03.html

びおプロダクト(びお特集)
http://www.bionet.jp/2011/12/bioproduct/

びおプロダクトの到達点(びお特集)
http://www.bionet.jp/2014/07/kyusyu2/

ボディ&リフィル

びおハウスHは、高性能な「箱」と、長い必要に応えるために入れ替えを用意とした「中身」でつくられています。建築業界では「スケルトン&インフィル」と呼ばれるものですが、私たちは、これを「ボディ&リフィル」と呼んでいます。

高性能な箱は「ボディ」。
びおハウスHは、耐震等級3と断熱等性能等級4(それぞれ性能表示の最上級)を原則としています。

豪雪地帯でも耐震等級3

豪雪地帯の解説図

豪雪地であっても、耐震等級3を確保しています。それでいて、内部には耐力壁のない大空間を実現します。

フラワーホーム内部

「リフィル」は、言ってみれば詰め替え用。
いくら丈夫で高性能な箱があったとしても、住まいの用は、それだけでは満たされません。

設備の絵文字

100年前には、ガラス窓は高嶺の花でした。温水洗浄便座は無いどころか、トイレは汲み取り式、お風呂やキッチンの火力は薪でした。設備は、ほんの数十年で劇的に変わりましたし、これからも変わっていきます。
このことは、当たり前のことでいながら、未だに多くの家では設備と建築が不可分に交じり合い、設備の更新をするのに、建物本体を弄らなければならない、という状態が解消されていません。

びおハウスHは、設備と構造を明確にわけて設計します。配管は建築のプランに依存していませんから、リフォーム時にトイレやお風呂の場所を変えることも容易です。

数十年たてば、設備だけでなく、家族構成もまったく変わります。
けれど、新築時から、将来のリフォームのことばかり考えている人など、そう多くはありません。むしろ、同じベースの大きさでも、リフィルによってずいぶん変わるよ、ということを示しているのが以下の例です。
このベースは3×4間、みな同じ大きさです。それでも、これだけのバリエーションが作れます。

びおハウスHプラン例

下の2つは、デッキからいきなり部屋に入るプラン。あえて玄関なんかいらない、というのもアリです。

同じハコで、現在の、そして将来のオーダーにそれぞれ応えられるのが、ボディ&リフィルの家、びおハウスHです。

びおハウスHのベース

ベースのサイズは15種類、縦横を入れ替えると30種類になります。
びおハウスHは総2階ですから、たとえば3間×4間の場合は、12坪×2階で24坪、となります。

ボディの建て方はプランに影響しません。基礎の立ち上がりは外周部だけ。将来間取りの変更があっても、耐震性能はかわりません。

びおハウスH建て方

各地に生まれているびおハウスH

こうした共通ルールを持ちながら、土地によって、地域によって、また好みによって、さまざまな表情を見せてくれます。その例を紹介しましょう。

これだけ窓が大きくあっても、耐震等級は最高の3

これだけ窓が大きくあっても、耐震等級は最高の3

上の建物の内部です。

上の建物の内部です。

冬の朝日が内部を照らします。

冬の朝日が内部を照らします。

蔀戸(しとみど)で、日射をコントロール。

蔀戸(しとみど)で、日射をコントロール。

吹き抜けも、床を張れば将来は部屋に。

吹き抜けも、床を張れば将来は部屋に。

写真:上田明
イラスト:小野寺光子 木下俊司


びおハウスHのセミナーのお知らせ

※工務店向けのセミナーです。

びおハウスH2軒と現代町家1軒を見て回り、それぞれの建築家からレクチャーを受けるセミナーです。

びおハウスセミナー

「型」を持つ住宅。
町の工務店ネット/春のセミナー
開催日時 5月20日 11:00〜17:00
開催場所 集合/JR中央本線勝川駅(名古屋駅から6番目)
セミナー会場「犬山国際観光センター」にて解散(名鉄犬山線 犬山駅まで徒歩5分)
参加費 3000円/人(税込・昼食付き)
詳細・受講申込 こちらのPDFにご記入の上、FAXにてお申込みください。
お問い合わせ 町の工務店ネット TEL 053-476-1300 FAX 053-476-1313

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