
石工の家の作業場には、石がゴロゴロ置いてあって、ノコギリのようにギザギサした葉っぱの木が何本も植えてありました。恐る恐る、何という名前の木かと聞いてみたら、「ヒイラギや」と言いました。そして「この金槌の柄は、この木で出来てるんやで」と大きな玄翁を持ってきて見せてくれました。

いまでも新巻鮭という言い方はあるようですが、当時のような風貌のものはめっきり見かけなくなりました。それは木箱の中の大量の塩に、まるまる一匹の紅鮭がどっぷりとつかったものでした。

照明、暖房、調理…火はその座をことごとく電気に置きかえられてきました。
それでも火を手放さない人、あえて火を手に入れようとする人もいます。生活の中に火があると、それは愉しいのだといいます。


「チームおひさま」の建築家によるびおハウスのケーススタディ、今回は、木造ドミノ住宅の開発等、住宅のプロダクト化に尽力してきた建築家・半田雅俊さんによる「びおプロダクト」をご紹介します。

四月末に福井で用事があり、福井まで来たならと、丸岡町にある『中野重治記念文庫』と、丸岡町一本田(旧地名、高椋村一本田)の生家跡に立ち寄りました。小説「梨の花」に描かれた場所です。
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