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ガスコンロ Gas range
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ガスは燃えると二酸化炭素と水蒸気を発生します。燃焼のために新鮮空気を必要とし、水蒸気と二酸化炭素を室内から排出する必要もあります。直火(裸火)の見える安心感とその裏腹に危険も伴います。
消防白書(平成20年)によると、住宅火災による死者数は、平成15年以降5年連続して1,000人を超えるかつてない高い水準で推移し、このうち、約6割が65歳以上の高齢者であることから、高齢化の進展にあわせて今後さらに死者数が増加することが懸念されており、住宅防火対策の推進が消防行政の最重要課題の一つとなっています。住宅用火災警報器の設置も義務化され、整備が進められています。平成19年中のコンロによる火災は6,080件で、前年に比べ90件(1.5%)増加しています。コンロの種類別では、普及率の高いガスコンロによる火災が最も多く5,627件(全体の92.5%)で、コンロによる火災の大半を占めています。コンロによる火災の主な経過別出火件数をみると、67.0%に当たる4,073件が消し忘れによるものです。老人が増えていることと消し忘れの増加との関係もあると思いますが、平成20年からは、国および、(社)日本ガス協会の自主基準により、以下の3つの機能が付いた「Si センサーコンロ」が標準となりました。
- 天ぷら油加熱防止装置:センサーが鍋底の温度を感知し、約250℃になるとガスを自動的に遮断します。
- 立ち消え安全装置:煮こぼれや吹きこぼれなどで火が消えてしまった場合にガスを自動遮断します。
- 消し忘れ消化機能:コンロやグリルをつけたまま一定時間経過すると自動消火します。
ガスコンロはIHクッキングヒーターと同じように天板がフラットなタイプも登場しました。安全面での改良は目覚ましく、Si センサーを義務化し、これまでの弱点を克服して進化を続けています。Si センサーコンロの義務化によってセンサーの感度が悪くなる「内炎式バーナー」は廃止されました。
ガスコンロは設置形態から、「テーブルコンロ」と「ビルトインコンロ」の2種類に分類できます。システムキッチンに組み込まれたものは「ビルトインコンロ」です。

コンロの天板
ガラストップ
他の天板に比べて価格は高くなりますが、汚れが付きにくくお手入れの簡単なものです。ただし破損の可能性があります。
ガラスコート
ガラスでコーティングされた天板です。光沢がありガラストップよりも安価でお手入れも簡単ですが、年数が経つとコーティングがはげやすくなります。
フッ素コート
フッ素によるコーティングがされているため油をはじくのでお手入れが簡単ですが、硬いものでこするとコーティングがはげてしまいます。
ホーロー
耐摩耗性に優れたコーティングですが割れることがあります。
ステンレス
何よりも安価なことが特徴ですが、キズがつきやすく熱によって変色することがあります。
コンロの不具合時の点検・確認箇所
ガスコンロが点火しない場合、もしくは点火後しばらくすると火が消えてしまう場合は、以下のことを確認してください。
- ・ガス栓の開き忘れ
- ・汁受け皿、バーナーヘッドを正しい位置にセット
- ・バーナーヘッドの溝(炎口)の汚れによるつまり
- ・乾電池の消耗やはずれ
- ・温度センサーの不具合や、高温になっているため停止

着火用の電池が必要な場合もあります。写真は液漏れしてトラブルを起こした例
着火しない、というトラブルは、意外と乾電池が原因のことがあります。メーカーの取り扱い説明書に従ってメインテナンスを怠らないでください。






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