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あかり Illuminator
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外観に異常がなくても照明器具や電球には寿命があります。設置後8〜10年経た器具は、内部の劣化が進行しているため点検・交換が必要になります。あかりの寿命は、安定器や部品の材質、配線など、目につかない部分で決まるといわれています。“寿命末期”の器具をそのまま使い続けると、思わぬ事故につながりかねません。ちなみにJIS(日本工業規格)では、蛍光灯器具の交換の目安が約10年とされています。
(誘導灯・非常用照明器具の蓄電池の寿命は4〜6年です。)
次の条件で使用するとさらに絶縁材料の温度上昇が大きくなり器具寿命が短くなります。
- ・電源電圧が105%を超えるもの
- ・周囲温度が40℃を超える場所
- ・10時間/日を越えて点灯する場合
- ・裏面にグラスウールなど断熱性の材料を用いた
天井面に取り付けられた場合 - ・埋込器具背面が断熱性の材料で覆われている場合
あかりの平均寿命は10年といわれていますが、使用環境や使用時間によっては、もっと短命になることもあります。
以下のような場所への設置は、器具の寿命を大幅に縮めるといわれています。
- ・高温多湿の場所
- ・振動の多い場所
- ・長時間連続使用する場所
- ・エアコンの吹きだし口付近
- ・台所のコンロ付近
●器具の交換時期の目安
- ・掃除をしても汚れがとれない、
または変色している。 - ・ランプのチラつきが大きく感じる。
- ・ランプの寿命が短くなり黒化が早くなっている。
- ・点灯するまでに時間が長くかかる。
- ・器具が故障しがち。
- ・焦げ臭いにおいがする。

エピソード「あかり」
「あかり」を提供するのが照明器具ですが、工芸品としての価値を持つものも少なくありません。デザイナーとしては、ポール・ヘニングセンが有名です。
1894年9月9日デンマークに生まれ。1925年から26年にかけ、ルイスポールセン社と共同でコペンハーゲンのフォーラム展示会場の照明デザイン契約を取得。「PHランプ」として知られる、三枚シェードで光を拡散・反射させるランプの原型がこのプロジェクトで生まれました。1941年から1949年にかけ、デンマーク チボリ公園用の照明器具をデザイン。
ポール・ヘニングセンは、生涯200種類以上のランプをデザインしていますが、単に照明器具のバリエーションをデザインしたのではなく「あかり」に照らし出される人や物、あるいは空間を理想的に見せるための「良質な光」を追求してきたと評されています。
「あかり」のお手入れ
照明器具にはいろいろな材料が使われています。
お手入れは材料毎に工夫が必要です。
ガラス
中性洗剤を含ませたスポンジで軽く水洗いし、乾いた布で充分に水分を拭き取ります。なお、長時間点灯したあとの取り外しは加熱したランプの熱に注意が必要。
陶磁器・天然石・革・強化和紙
乾いた柔らかい布でホコリや汚れを軽く拭き取ります。
プラスチック
柔らかい布に水で薄めた中性洗剤を染み込ませ、汚れを拭き取ります。仕上げには水拭きをしてからそのまま乾かします。
布・和紙・紙・不織布・木
こまめにはたきをかけて、ホコリを落とします。
金属
乾いた柔らかい布でホコリや汚れを軽く拭き取ります。メッキや塗装が施されている場合が多いため、洗剤の使用は好ましくありません。
省エネ・省電力の観点から、白熱灯に代わってさまざまな色温度の蛍光灯やLEDを使った器具がデザインされ一般的になってきました。ランプや器具のイニシャルコストは高めですが、圧倒的な寿命の長さからライフサイクルで評価するとより経済的だといわれています。






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