色、いろいろ。
月下美人
版画/たかだみつみ 文/小池一三
2011年07月07日 木曜日
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歳時記では、女王花ともいいます。真夏の夜に、たった数時間だけ咲く花といわれ、それも月の光の下で咲くことから、この名があります。花は純白色、香りが強く、匂いで花が咲いてることが分ります。
それにしても、月夜に開花して、一夜で散ってしまうというのですから、幻想的です。花は、およそ幻想を駆り立てられますが、その極みといっていいのかも知れません。短命なセミでさえ2日や3日は鳴いています。儚(はかな)過ぎます。花言葉は、はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人です。
開花したものも、しぼんだ花も食用にでき、焼酎につけると保存できます。台湾ではスープの具として使われますが、そんな現世の話に戻したのでは有情が失せます。
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