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Door 扉
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ドアは、建物の中と外を隔てる可動部品です。玄関や部屋の扉では、建物あるいは部屋の中の人を呼び出すために、扉にノッカー(扉を叩くための金具)やドアチャイム、ドアホン、中の人が外を確認するための覗き窓、簡単に開けられないような工夫としてドアチェーンなどさまざまな仕掛けがつきます。
部品の特徴
可動部品で開いたり閉じたりする機能を持つため、さまざまな建築金物が取り付けられてはじめて成立する部品です。ドアクローザー(door closer) あるいはドアチェックは、扉(開き戸)に取り付けられる装置で、人によって開けられた扉を自動的に閉める働きをするものですが、急激に閉じることがないように動作を緩慢にする機能と、風などで不用意に扉が開かないように押さえる機能を併せ持ちます。また、親子ドアの閉鎖順序をきっちり守る扉閉鎖順位調整器、小扉だけを動かないようにできるフランス落とし、ドアの取っ手が壁を傷めないようにある程度以上の動きを制限する戸当たりなど建築金物の宝庫です。

ドアクローザー

ヒンジ
出入り口の建具である扉は、開き方の機構によってさまざまな名称があります。
●開き戸
蝶番で止められた部分を軸に弧を描いて開閉します。現代の建物では、ノブやレバーハンドルを回して開けるものがほとんどです。建築金物としては、蝶番、レバーハンドル、ノブなどで構成されます。
片開き戸と両開き戸があり、両開き戸は観音開きといわれています。

●引き戸
溝やレールに案内され、左右に戸をスライドして開閉します。(引き戸は改めて取り上げます。)
●折戸
家庭ではユニットバスの出入り口によく用いられています。一部の鉄道車両(主に特急用主体)の乗降口にも使われ、車体構造やスペースの都合で、戸袋を設けることができない場合に採用されます。ワードローブなどの収納扉として、折戸を2つ組み合わせた「4枚折戸」も存在します。

お手入れ
表面のホコリは、ブラシやハタキで掃い、建具の素材によりますが、から拭きします。手を触れる部分は特に汚れるのでこまめな清掃を必要とします。蝶番やドアクローザー、ドアノブやレバーハンドルなどの建具金物は、ガタツキを調べて必要があれば調整を行います。一般に10年毎に、蝶番やラッチの点検を行い、必要があれば金物の交換をします。部品交換の目安は10年としておけば間違いありませんが、しっかりとした建築金物を選んでおけば、末代ものとして十分に長期の使用に耐えられます。
木製ドアの場合は日光や雨の当たり具合にもよりますが、2〜5年ごとに塗装をすることで長持ちします。

毎日使う玄関ドアは汚れやすいもの。木製ドアには定期的な塗装も必要です。
建具金物、特にドアノブやレバーハンドルは毎日触るものなので、いいものを選んでおきたいものです。建築家がデザインしたものも多く出回っており、家具同様に「ホンモノ」を選ぶことができます。
デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセン生誕100年を記念して、ヤコブセンがSASロイヤルホテルの客室用にデザインしたレバーハンドルが復刻されました。
スガツネ工業WEBサイト (同サイト内のデジタルカタログ3巻・652ページに記載)
http://www.sugatsune.co.jp/
●ダッチドア
ネーデルランドのもうひとつの呼び方「ダッチ」は、よくちょっとへんなものに定冠詞として活躍していますが、ダッチドアと呼ばれる建具があります。留め具(バレルボルト)によって、ドアを分割したり1枚ドアにしたりできるもので、顔だけ覗かせて挨拶をしたり、開いていない気分で風だけ入れたりするのでしょうか…いつかやってみたい便利そうな建具です。
住宅ではなく自動車ですが、シボレーアストロの、上(窓部分)・跳ね上げ、下・観音開きのものもダッチドア(Dutch Door)と呼ばれています。通常の観音開きでは中央がドアの窓枠のため視界が遮られますが、ダッチドアではそれがなくなった分視界が広がり、リアワイパーも装備できるようになっています。






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