花々舎の草花

立春・魚上氷(うおこおりをいずる) ツバキ

2010年02月14日 日曜日
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ツバキ(椿)01
ツバキ(椿)02

木偏のとなりに春と書いて椿ですし、季語からいっても春の花木です。
でも私には冬にイメージがあって、いまだに春と結びつかずにいます。

どうしてかしら? ぼんやりした記憶をたどってみると、どうも山茶花(さざんか)と椿を一緒にして見ていた節があります。
これは私だけの感覚かしらと椿の資料を探っていたら、民俗学者の折口信夫先生が「花の話」の中で

< 古い昔は山茶花と椿を区別せずに椿と呼んでいたのではないか>

と記していることを知りました。

色をうしなってしまったような冬の庭にあって、つややかな緑の葉と花の色は目の奥にしっかりと焼きつけられます。


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no01-2_umegochitop

立春といわれても、まだ冬だよ、といわれる寒波がこの列島を襲っています。けれど、日脚を見ると一日一日伸びていて、木々を見ると芽吹いていて、なるほど立春なのだ、春は立っているのだと思います。

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