特集
もっと太陽熱を! Part2
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大規模な、太陽熱発電はどうなの?

砂漠は太陽熱発電適地だが、送電の問題が残る。
太陽エネルギーのダイレクトな利用だけでなく、大規模な太陽熱発電もあるとか。
いま、世界で最大の太陽熱発電所は、米国カリフォルニア州のモハベ砂漠にある「SEGSプラント」です。85年に発電が開始されました。増設を重ね35万KWの出力を持っています。直線的な集熱管と湾曲した半円筒の反射板で構成されていて、集熱管の中を流れる油が反射板で温められて、この熱で蒸気タービンを回して発電されています。コレクターは幅6m、長さは100mもあって巨大なものです。それが広大な敷地に整然と敷き詰められています。
大きな地図で見る
モハベ砂漠のSEGSプラント。地図を拡大すると巨大なコレクターが見える。
すごい大きな規模のものですね。
悪くはないけど、土地が広くないとやれない技術です。日射が降り注ぐ砂漠などは適地です。問題は、砂漠は不便なところにありますので、発電したエネルギーを遠くに送電しなければなりません。そこでロスも発生します。日本でも四国で行われましたが、現在は稼動していません。
土地の問題もあるけど、日本は砂漠ほどカラカラ天気じゃありませんよね。
日射量ということでいえば、決して乏しいわけではありませんが、TREC(EU、中東や北アフリカなどの地域で発電をしてEUに供給するプロジェクト)がまとめた太陽熱発電の商業化可能地域ということでいえば、日本は決して適地とはいえません。年間日射量が多いサハラ砂漠で、仮に254km四方に太陽熱発電施設を敷き詰めたら、世界の電力を賄えるという試算がありますが、それはペーパーの上の話で、どうやってそれを送電するというのでしょうか。というより、何故、そこまでして電気にしなければならないのか、という疑問が先に立ちます。




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