興味津々

「多摩川徘走」

島崎 爽助(「びお」編集員)
2009年10月02日 金曜日
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多摩川徘走
 
多摩川徘走02
 
多摩川徘走03
 

一年のうち、自転車に乗っていて身をもって快適だなあ・・・と感じられるのは、新緑の時季と丁度今頃の、僅かな間です。気温と湿度、風向きなどの条件がぴったりとピントの合った日などは、早朝からそわそわして、まるで小学校時代の遠足や運動会の日のように、嬉しくなってしまいます。

お手軽・お決まりのコースでもある多摩川のサイクリングコースも、週末はバーベキューの臭いと煙でいささか自転車乗りには辛いものがありますし、道の真中を横並びに歩く老若男女も間違いなく以前より増えていて、追い越すにも神経を遣いますから、平日に時間のとれるときがねらい目です。

多摩川沿いのグラウンドでは野球・サッカー・フットボール・ラクロスなどの試合が年間を通し開かれていて、これを横目で眺めながら疾走するのも今様の歳時記気分でありますし、草の類も秋を運んできて、その芳ばしい薫りは独特のロンサムフィーリングがあります。とくに多摩川のスポーツでは野球が歴史と伝統では筆頭格で、立派な都営・市営練習場がたくさんあり、中には高校・大学が所有している数もかなり高いのでは…、と思うほどです。

子供時分に野球を刷り込まれたオヤジさんたちもこの日、野球の練習試合を観ながら、きっと昭和の追憶話かなにかに盛り上がっていました。
そういえば、多摩川沿いには建造物にも昭和の残像が多々あって、戦前からの工業中心の社会の流れもくみ取れるようです。

ロンサムフィーリングといえば、ずいぶん昔のパイオニアという音響メーカーの広告にLonesome Car-boyという一連のキャンペーンがあって、カーステレオの販売促進のメディアにしては、洒落すぎていましたが、アートディレクター・細谷厳にかかると男にとっての車のイメージ・切口のセンスがこうもみごとに変わるのか…と仰天したことが今も印象に残っています。

間もなく、冷たい風が強くなり、自転車にとって強敵の向かい風との格闘がはじまりますから、それまでは快晴の日々を十二分に堪能しようと思っています。

alpshima すばらしき出会いと発見。(ブログ)
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