花々舎の草花

小暑・鷹乃学習(たかわざをならう) 姫百合

2009年07月17日 金曜日
姫百合01
梅雨が明けるか明けないかという今頃の季節に花屋さんの店先で目につくのが姫百合です。暑さに向かってゆく季節に相応しいオレンジ色の花で一直線に上に伸びた姿がわかり易い。
山に自生していた記憶があるからか野生を秘めているようで、これも又惹かれる所以かもしれない。
姫百合02


旬の句

姫百合01
[季語 祇園会]
七月になると、京都では祇園囃子の稽古が始まります。コンコンチキチキチンというお囃子は独得なもので、洛中に住むものは、この音が流れくると、今年もまた宵山がやって来たと思います。そうしてまた、この音を聴くと溝口健二や吉村公三郎の映画が思い出されます。溝口の『祇園囃子』は、祇園を舞台にした芸妓のものがたりでした。吉村の『夜の河』は、京染の世界に生きる女性を描いた映画でした。基底音のように祇園囃子が流れていて、『夜の河』の最後のシーンは、恋を諦め泣き崩れる主人公を宮川一夫のカメラが捉えながら、遠くに、かすかな音色で祇園囃子が流れていました。主人公演じる山本富士子の絶頂の映画です。祇園囃子を聴きたければ、この映画を見てください。


姫百合01
[季語 ゆかた]
「あぢさゐ」というお芝居があります。原作は永井荷風、脚色は久保田万太郎。初代の水谷八重子をあてて、万太郎が脚色・演出し、新派で上演されたお芝居です。タイトルにいう「あぢさゐ」とは、日毎、色を変えるあぢさゐの花のように、浮気っぽい女性のことをいいます。このお芝居では、人が好く、情が深すぎて、ついほだされてしまう君香という芸者が描かれています。句に詠まれた「わきあけ」は、袖付けの下の縫い合わせない部分をいいます。八口(やつくち)ともいわれます。着物を質屋に入れて、着るものといえば浴衣、その浴衣の「わきあけ」が綻びていることが、その女性の零落の姿として描かれていて、この句は、万太郎の台本に書き込まれていた句だといいます。


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  1. 花花舎さんからのコメント

    2010/8/4(水)10:15

    草丈から推察すると姫ゆりではなくてコオニユリだとおもいます。
    花は7cm位で下向きに咲きます。
    自生のヒメユリは上向きに咲き花は5cmぐらいです。
    原色牧野植物図鑑によると草丈は30~50cmとありますので・・・

    ヒメユリとコオニユリを並べてみれば分かるのですが、名のとうりヒメユリはかわいらしい感じですしコオニユリは野性味があります。

    税所様の参考にして頂ければ幸いです。

  2. 税所さんからのコメント

    2010/8/3(火)11:38

    こんにちは 私 税所喜久男 (さいしょ きくお)と申します 姫ゆりのことですが 野に咲く 百合で 似た花お 見かけたのですが やっぱり 姫百合 でしょうか 草丈 120cmで 花は 花びらが 5枚 1枚 3cm まるまって咲き 2.5cm程の 花が 2こ咲いて居て つぼみが 3個あります 葉は 巾 1cm 長さ 10~15cmの葉が 交互に5cm間隔に 付いています 花が 草丈に対して余りに 小さいものですから 他の名前が有るのかと お尋ねいたします。

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