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ファミコンから26年。ゲームしない人向けのゲーム機入門。
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ファミコン発売から26年。家庭用ゲーム機の今。
7月15日は「ファミコンの日」。1983年の同日、任天堂が、ファミリーコンピュータ(ファミコン)を発売した日です。
テレビゲームなんか興味ないよ、という方、読み飛ばすのはちょっと待って。
「ファミコンは持ってたけど、その後は知らないよ」「子どもが何かやってるみたいだけど、最近のゲームはよくわからんね」
そんな人のための、家庭用ゲーム機特集です。
本当に3人に1人も?
社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)が首都圏・京阪神・その他の地域に在住する3~79歳の一般生活者に対して行った調査では、29.4%の人が、「現在も継続的に家庭用ゲームに接している」という結果が出ています。
3人に1人?そんなにいるかなあ。
身の回りをみると、そんなにゲーム好きな人、いないように思えます。

携帯ゲーム機ニンテンドーDS。小学生の9割が持っているという調査もある。
でも、電車に乗ると、学生や若い人が携帯ゲーム機で遊んでいるのを良く見かけます。小学生の9割がゲーム機を所有しているという調査もあります。
一大ブームを巻き起こしたファミコンの出荷台数が、1900万台あまり。一方、2000年発売のプレイステーション2も、その台数を超えていますし、携帯ゲーム機のニンテンドーDSシリーズは、発売から4年あまりで2500万台を突破しています。あのファミコンよりも売れているゲーム機はたくさんあるんです。
ソフトウェアをみても、後述のWii Fitは300万本を超えるヒット。これは「ハリーポッター」などのベストセラーに匹敵する数です。
ゲームというと「子どものもの」「内向的」「ゲーム脳になる」「暴力シーンが子どもに悪影響」など、とかくネガティブな評価になりがちです。たしかに子どもはゲームを与えると夢中になってしまい、時間を有効に使えなくなることがあります。大人であっても、同じようなことがあるかもしれません。
でも、これは何もゲームに限ったことではないのではないでしょうか。
功罪はあるのでしょうが、あんまり目くじらを立てず、「ゲームも面白いし、ゲーム以外にも面白いことたくさんあるよね」というスタンスでいいのではないかと思います。
懐かしのファミコンブーム
ファミコンの発売は1983年。もう26年前になります。
ファミコンブーム時代に小中学生だった人たちも、もう人の親になるほど時間がたちました。
「スーパーマリオブラザーズ」「ドラゴンクエスト」などのヒットゲームを背景に、国内で1935万台を出荷したというファミリーコンピュータ(任天堂)。ファミコン以前にもゲーム機は存在していましたが、人気ゲームの発売日に行列ができ、それをマスメディアが報道するような現象は、ファミコンが初めてだったといえるでしょう。
ファミコンの誕生から26年。
ファミコンブームを牽引したソフトの一つ、「ドラゴンクエスト」は、最新作の「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」がこの7月11日に発売となりました。対応機種は、ニンテンドーDS。
「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」は9作目。これまでも、その時一番普及している機種で発売されています。
ゲーム機はいったいどんなことになっているのでしょうか。ドラクエを追いかけながら、ちょっと歴史を見てみます。
ファミコン前、ファミコン後
ファミコンが家庭用テレビゲーム機の元祖のように思っている人も多いのですが、実際にはファミコン登場の1983年以前から、エポック社、アメリカ・アタリなどがテレビゲーム機を発売していました。任天堂も、ファミコン以前に「テレビゲーム6」「テレビゲーム15」というゲーム機を発売しています。また、1980年代になると、任天堂が発売した携帯用ゲーム機「ゲーム&ウォッチ」がブームになりました。小型のため学校に持っていって先生に取り上げられる子が後を絶ちませんでした。
ファミコンと同時期には、エポック社のスーパーカセットビジョン、セガのSG-1000など、ファミコンと同じようにカセットを取り替えていろいろなゲームが遊べるゲーム機が出現します。
こうして多数のライバルに囲まれたファミコンですが、自社だけでなく、エニックス(ドラゴンクエスト)など、さまざまなソフトメーカーの参加を認めたこともあり、他のハードウェアを引き離しました。ドラゴンクエスト1、2、3、4はいずれもファミコン用に発売されています。
結果、任天堂は家庭用ゲームメーカーとして大きな成長を遂げ、日本有数の企業となりました。
ファミコンの後、スーパーファミコン、ニンテンドー64、ゲームキューブといった据え置き型ゲーム機を発売しますが、ニンテンドー64以降は、新興のソニーコンピュータエンターテイメントが発売した「プレイステーション」にシェアを奪われます。ドラゴンクエスト5、6はスーパーファミコン用に発売されましたが、7はプレイステーションで、8はプレイステーション2用で発売されました。ここにゲーム業界の盟主が逆転したのです。
家庭用ゲーム機は、その後任天堂とソニーの2強対決となり、現在に至ります(マニア向けには他にもいろいろありますが、割愛します)。
現在の任天堂の主力は、据え置き型のWii(ウィー)と、携帯型のニンテンドーDS。
ソニーは、据え置き型でプレイステーション3と、一つ前の世代のプレイステーション2を並売し、携帯型ではPSP(プレイステーションポータブル)を展開しています。
ニンテンドーDSは、「脳トレ」ブームもあって台数をのばし、子どもだけでなく、お年寄りにも買われるというめずらしいゲーム機になりました。携帯型で、通信対戦をするという特徴からも、きょうだいが1台ずつ持っているというケースもめずらしくなく、急速に普及し、「ドラクエ」発売の栄誉に輝きました。
ソニーは、高機能なハードウェアを活かした大作ゲームをマニア向けに展開してきましたが、どうもこのゲームマニア人口は頭打ちになっているようで、シェアが伸びていません。
任天堂の復活の理由は、ゲームマニア以外の、ライトなユーザーを取り込んだことでしょう。
この低迷する景気の中、任天堂は09年3月期決算で、売上、営業利益、経常利益、純利益ともに過去最高という結果をあげています。
任天堂に学ぶと、この不況の打開策が見つかるかもしれない?
ゲーム機だけど、ゲームだけじゃない。
さて、ゲーム機の紹介ですが、ゲーム以外を紹介します。
ゲームなんかやらないから興味ないよ、という方も多いでしょう。想像するに、「びお」の読者は、小中学生は少ないでしょうから、なおのことです。
そんなあなたにもゲーム機はお勧め、かも。たとえばこんなことができますよ。
ブルーレイディスクの再生が出来る
プレイステーション3(ソニーコンピュータエンターテイメント)は、ブルーレイディスクの再生ができます。3万円台という価格は、ブルーレイプレイヤーとしても競争力のあるものです。
ブルーレイも見てみたいし、もしかしてゲームもやるかも、という場合には、イチオシ。
PS3で魅力的な機能は、ゲームよりも「Blu-ray再生」
http://japan.internet.com/wmnews/20090420/5.html
DVDの再生が出来る
ゲームのメディアの多くがDVD-ROMで供給されていることもあり、DVDビデオが再生できるゲーム機も多くなっています。
先に紹介したプレイステーション3では、DVDのアップコンバート(解像度の高いテレビにあわせて画像を補完する機能)が可能です。ハイビジョンテレビでDVDを見ると、テレビの解像度に対してDVDの解像度が低く、拡大してぼやけた感じになってしまいますが、アップコンバートによってこれを補おうというものです。
DVDプレーヤーの普及率は70%を超えていますが、まだプレーヤーがない、という方は一考の余地あり。
PS3のDVDアプコン画質は最新BD機プレーヤーに勝てるか?
http://www.phileweb.com/review/article/200810/31/12.html
WEBサイトが見られる
いまやゲーム機はインターネットにつながるのが当たり前です。
WEBブラウザも標準装備し、WEBサイトを見ることができます。
WEBを見るだけなら、パソコンを買うより安いかも。
現行のゲーム機には携帯用も含め、すべてWEBブラウザ機能が標準装備または無料で追加できます。

プレイステーション3で「びお」を見る。
「びお」のアクセス解析をしてみても、ゲーム機からのアクセスがありました。
あなたの知らない間に、お子さんがネットであんなことやこんなこと、しているかもしれませんよ。ゲーム機と思って侮るなかれ。
出前が頼める
Wii(任天堂)の「出前チャンネル」では、登録されている近所のお店に出前が頼めます。普通の出前だけでなく、日時指定をした予約も可能。だからといってゲームの前から動かずに、ピザばかり食べてちゃだめだぞ!
出前チャンネル
http://wii.com/jp/articles/demae-channel/
デジカメ写真のプリント注文が出来る
デジタルカメラの写真を選んで注文すると、写真が宅配されてきます。普通のプリントだけでなく、アルバムや名刺などの加工もできます。
Wiiフォトブック
http://fujifilm.jp/personal/print/photobook/wii/index.html
学校の授業に使える
携帯用ゲーム機の通信機能を使って、学校の授業で小テストやアンケートなどに使えるシステムも開発されています。ゲームと学校って、相反するように見えますが、「忘れ物ない? ハンカチ持った? ゲーム持った?」みたいな日も来るのでしょうか。
ニンテンドーDSを活用しての英語授業を公開
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0806/26/news097.html
授業支援システム「ニンテンドーDS教室」について
http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2009/090609.html
ダイエットができる、かも。
Wii Fit(任天堂)は、ボードの上に乗って、体重測定やさまざまなトレーニングを行うソフト。国内で300万本以上が売れたといわれています。ヨガや筋トレ、バランスゲームなどを通じて運動し、体重やBMIを記録することで、楽しくフィットネスをしようというもの。これで痩せた人、結構いるようです(もちろん痩せない人もね)。
WiiFit
http://www.nintendo.co.jp/wii/rfnj/
ファミコンのゲームができる
最近のゲームは難しいしよくわかんないや…という人に。Wiiでは、ファミコンのゲームも楽しめます。とはいっても、昔のカセットがそのまま刺さるわけではなくて、オンラインでのダウンロード販売。「スーパーマリオブラザーズ」「ゼビウス」「グラディウス」などの名作や、「いっき」「スペランカー」「燃えろ!!プロ野球」などのちょっとアレなゲームなどが、当時のままに遊べます。ファミコンのゲームは、1本500円から。
バーチャルコンソール
http://www.nintendo.co.jp/wii/features/virtual_console.html
知ってますか? CEROレーティングマーク

CEROレーティングマーク
多様化するゲームの内容を、無造作に子どもに与えてはいけないのではないか、ということで、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が発足し、ゲームソフトにレーティングをしています。
- A:全年齢対象
- B:12才以上対象
- C:15才以上対象
- D:17才以上対象
- Z:18才以上のみ対象
- 教育・データベース
保護者のCEROの認知率は低く、子どもにふさわしくない暴力や性表現などを含むものでも、知らずに買い与えたりするケースもあるようです。CEROはゲーム業界団体なので、その審査がどこまで公平かは諸説ありますが、「大体こんな感じのゲーム」という目安にはなるでしょう。
ゲームをやる子どもをもつ保護者の方には、知っておいてほしい仕組みです。










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