ハレの日の旬・ケの日の旬
富山の蛍いか漁
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今年、ホタルイカ漁が解禁されたのは3月1日でした。
ホタルイカの漁は定置網によるもので、沖合約2〜3キロに仕掛けられます。初日の水揚げは171キロ、4月中旬の最盛期を目指して、順調なスタートが切られました。
訪問したこの日(3月20日)は、小雨が降り、風もでてきて、ホタルイカ漁のコンデションとしては、あまりよい日ではありませんでしたが、この日から連休ということもあり、港には東京から駆けつけた家族連れや、地元の若い衆が港近くの駐車場に車を止めていました。地元の若い衆に、「具合はどうですか」と聞いたら、すでに漁を終えていて、「見ますか」といってビニール袋に入ったホタルイカを見せてくれました。結構、入っていました。東京からの家族連れも寄ってきて、子どもたちはキャーキャーと声を上げます。
若い衆に聞いたら、網ですくって取ったといいます。「このあたりにも寄ってくるんですか」と聞いたら、「ホタルイカの“身投げ”ですよ」といいます。
富山湾の春を告げるホタルイカ漁と、神秘的な青い光を放つホタルイカの生態、ホタルイカの“身投げ”はどうして起こるのか、ホタルイカのおいしい食べ方などを「びお」特集で追いました。
関連する記事
住まいネット新聞「びお」
「知らなかったホタルイカの秘密」
http://www.bionet.jp/2009/04/hotaruika/
ハレの日の一品
ホタルイカの塩辛「うみあかり」
小さなホタルイカのワタをひとつずつ取り除いて漬け込まれた手づくりの塩辛です。
柚子味、磯味、辛子味の三種類。
磯味は、いわゆる「普通の塩辛」っぽい味。柚子味は、塩辛としては変わった味ながら、クセになります。


富山県滑川市 「海老源」
http://www.fitweb.or.jp/ebigen/omiyage/omiyage.html
このホタルイカの塩辛を使ったレシピが、ブログ「レイコさんの食卓から」に掲載されています。
旬の食材をふんだんに使ったこちらのレシピ…とってもおいしそうなので、ぜひご覧ください。
「レイコさんの食卓から」より
ホタルイカとそら豆の木の芽ジェノベーゼ
http://kfoodpa.exblog.jp/10696912/
ホタルイカは踊り食い出来ない?
獲れたてのホタルイカを湯にさっと通して酢味噌で食べると、甘みが口中に広がります。
ほかに甘露煮、黒作り、塩辛、串焼きなど、さまざまな味の愉しみ方があります。なかでも足だけを使ったお刺身「竜宮そうめん」は贅沢な珍味です。
富山では、古くより食されてきた食材だが、地元では決して生では食べません。ほんとうは新鮮なホタルイカを、踊り食いしたいところですが、ホタルイカには、旋尾線虫(せんびせんちゅう)というやっかいな寄生虫が内臓に潜んでいます。命に関わるほど危険ではないといわれますが、避けたいところです。安全に食べるには、十分な加熱またはマイナス30℃以下で4日間以上の冷凍が必要とされます。
しかし、刺身で食べられないかといえば、地元で食べさせる料理屋がありました。「海老源」というホタルイカの専門料理店が滑川にあり、ここでは新鮮なホタルイカを丁寧に捌いて、ふぐのてっさのように、薄い身が円形のお皿いっぱいに配され、それをタレに付けて食べます。まあ、ぜいたくな食べ方ですが、ヤリイカやアオリイカ、アカイカなどと比べると、まず身が薄いこと、そして甘い香りがすることなど、新鮮なホタルイカならではのものです。




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