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フラット50をどうみるか

2009年01月20日 火曜日
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住宅ローンは、月々の支払いが少なく短い方がいいに決まっている。

現在の固定金利は35年が主流。

現在の固定金利は35年が主流。

教えて「ゆとり返済」の話を友達から聞いて、慎重に考えなければとんだ結果を招くと思いいました。しかし、自己資金で家を建てられる人など周りにはいません。住宅ローンを利用するほかありません。どうしたら一番いいのでしょうか?
月々の支払いにムリがなく、早く返済できるのがいいに決まっています。分りきったことです。でも、まともな家を建てようとすると、それなりに予算が掛かります。
一つは、建築費を掛けないで済ますというやり方があります。日本には鴨長明の『方丈記』にみられるように「仮の宿」という考えがあります。この本は、栖(すみか)などというものは川に浮かぶ泡か、朝顔の露(つゆ)みたいなものである、そんな一時の「仮の宿」に過ぎないものを苦労して造ることはない、といいます。スゴイ割り切り方です。つまり、小さくて、お金を掛けないで済む家を建てるというわけで、それも選択肢のひとつです。
でも、日本のローコスト住宅は「清貧の美しさ」よりも、玄関だけ立派だったりして、厚化粧した「貧」に行きがちで、ハッキリいうと見苦しいものが少なくありません。お金を掛けないなら掛けないなりに美しくと思いますが、どうも考え方まで「貧」になりがちです。
教えて少しでも、ものを考える人ならアレはいやだと思いますよ(笑)。
小さいけど清くて美しい住まいを「びお」は追いたいと思っていますが……。
建築家の秋山東一さんは、セルフビルドならやれる、ということでBeハウスを提案されました。しかし、職人が造ってきた歴史を持った日本では、セルフビルドでやろうという人は少なくて、成功例もそれなりにありますが、好事家の世界にとどまっていて、広く社会化されるほどのニーズへと高まっていません。でも、年末年始の日比谷の派遣村をみていて、これからの日本ということを考えると、そういう割り切り方ができる若い人が増えそうな気がします。等身大の家というか、自分らしくとか自分なりにとか。
教えて若い人の住宅と共に、高齢者だけの住まいも増えますよね。

昔から言われる「隠居部屋」というか、「終の栖」(ついのすみか)ですね。

これがまあついの栖(すみか)か雪五尺

と一茶は詠みましたが、「終の栖」は、そこそこの家でいいのです。

教えてそのテーマは、今回の特集とは別のテーマなので、別の機会にね。
はいはい(笑)。いずれ詳しくやりたいと思っていますが、まあいずれにしても、お金を掛けないで建てる家はあっていいと思います。
一方で、建てては壊すスクラップ・アンド・ビルドはよくない、ストック型住宅というか、長持ちする住宅を建てたいと考える人がいます。地球時代ということを考えると、中心に坐るべき住宅のあり方です。しかしこの選択は、それなりに予算が掛かりますので、短期ローンには馴染みません。当然、自己資金ではまかなえません。そこで労働を先売りして住宅ローンを利用することになるのだけど、月々多く支払って短期に返すのか、ゆっくり長期間掛けて返済するのか、つまり今回のテーマはそこですね。
教えてはいはい、その通りです(笑)。

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  1. koikeさんからのコメント

    2009/10/27(火)11:26

    現実は「びお」に書いたようには進んでいなくて、今の「フラット50」は金利が高くて、「フラット35」のそれに比べて、支払総額で800万円ほどの違いがあります。これは金融機関がリスクを負えないからで、モーゲージ(建物担保)ローンを目指しながらも、まだクレジット(個人信用)に留まっているのが実情です。
    そんな状態を打破すべく、町の工務店ネットでは、このほど前原国交大臣宛に提言書を書き、受理してもらいました。
    明日の「びお」更新で、その全文を掲載しますのでご一読ください。  小池拝

  2. キムラさんからのコメント

    2009/10/27(火)10:11

    35年でさえ気の遠くなるような話だけれど、50年は更にわからない。
    わからない先を子どもに託すことが良いことではないと思っていたけれど、
    価値のある家を財産として残すということは、
    素晴らしいことだと思います。

  3. 丸山 政男さんからのコメント

    2009/3/1(日)12:43

    住宅建築には色んな建て方・構造がありますが、建築工事費については、キッチリと判り易く説明してくれる会社がありません。品質が違うからがほとんどの会社の言い分です。でもよく考えてみて下さい。

    住宅メーカーで住宅をトヨタ車のように工場で自社製造している会社は1社もありません。部品設備・建材の会社からオリジナルといいながら建築現場で寄せ集めているだけです。車のエンジンの値段はトヨタが作っているので分かりません。

    でも、木材の値段も鉄骨の値段もキッチンの値段もばら売りされているのでわかります。建築業者であればカタログ定価の40%位の値段で買えるのも判ります。住宅会社の建物価格の大半(30%~40%)が宣伝広告・販売体制維持費だという事実を見積書に記載したら一般の方はビックリですよ。

    世界の建物との価値の比較もいいんですが、日本の住宅会社の基準法に守られた大談合体質も改革されるべき。フラット50で借りた建築資金の大半は、あなたの家の品質アップではなく宣伝広告費と営業経費で消えるんですよ。
    もっとも、建築費が高いのが自慢の方が多いのも事実。どうぞ無理してでもフラット50で。

  4. 高井さんからのコメント

    2009/1/28(水)13:07

    ローンを払い終わらないうちに資産評価ゼロだなんて。気づいてみたら、建物って、そういう扱いだったわけですね。これは目からウロコでした。

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