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第一章:温度

2008年08月04日 月曜日

小型データロガー

世界最小データロガー

「科学する」作法として、計測し記録することから分析がはじまります。温度変化については、時間間隔を一定にして計測できると比較が容易です。北側の部屋と南側の部屋とどのように違うか、あるいはAさんのお宅とBさんのお宅とでは、というように比較検討ができます。

本格的には「熱電対」を使って「データロガー」で記録します。手軽な計測、ということで「おんどとり」を紹介しようと思っていたところ。最近、「世界最小」のデータロガー「温度データロガー『サーモクロンGタイプ』」の存在を知りました。

なんと 直径17mm(1円玉よりも小さい)厚さ6mmのボタン電池のような形状に一回の連続温度記憶データ数は2048メモリー。1分毎に計測した場合、最長34時間。255分毎に計測した場合、最長362日間。使用延記録数が最適条件下で100万になるまで繰返し使用できます。とのこと、なんだ使い捨てかと思いきや。連続計測可能時間とは、1度の計測で、記録できる最長期間であり、製品寿命ではありません。製品寿命がある限り、 再度設定し直せば、繰り返し新たな計測が可能です。というものでした。

温度精度±1℃(-30℃~+60℃) ※《温度一定条件時》 温度表示が0.5℃刻みのため、左記値は、実際の温度を0.5℃単位に換算(四捨五入)した値と比較した場合に想定される最大誤差となります。とのこと。

3Ⅴリチウム電池内蔵 (電池交換不可)  平均電池寿命:温度ロガー『サーモクロンGタイプ』の製品寿命は、使用温度・保管温度に大きく影響を受けます。特に50℃以上の高温域では、著しく消耗します。

とありますが、室温や外気温の計測を前提とすると、 +15℃環境下で1分間隔で計測の場合約5年、10分間隔で計測の場合約9年、30分間隔で計測の場合約10年くらいは大丈夫そうです。しかし、延べ計測数が100万データを越えた場合は、上記寿命に関係なく使用できなくなります。

おんどとり

データロガー

写真は T AND D(ティアンドデイ)の「おんどとりRH」TR-72S。温度と湿度を8000データ記録できる「小型データロガー」です。液晶にFULLとあるのは、データが中に腹いっぱい…を示しています。

通常の計測時には、温度と湿度を交互に表示します。温度センサーは本体内部に内蔵されていて、湿度計測用のセンサーを接続しています。パソコンに接続して専用ソフトでデータ回収、グラフ表示が簡単にできます。小型データロガーの進化は目覚ましく。今では無線でデータを収集することが普通になっています。

インターネット、LANを経由して記録データの収集、現在値モニタリング、警報メール送信などが簡単に行えるため、インターネットを使った遠隔地の温湿度管理がローコストで実現できるようになりました。このロガーと一緒に旅行すると、旅行で経験する非日常の温室度環境をそのまま記録することができます。

飛行機の中のとんでもない乾燥環境、じとーーっとくるアジアの蒸し暑さ、ビールがおいしいドイツの空気、ワインの美味しいプロバンスの空気。ちょっとデジタルな旅行日記になります。

参考 http://www.tandd.co.jp/
*「おんどとりRH」TR-72Sは現在販売を終了し、後継商品としてTR-72Uとなりました。

小型データロガー購入・参考サイト
日置電機株式会社
http://hioki.jp/datalogger.html

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