武山倫の調べるカタログ

第一章:温度

2008年08月04日 月曜日

さまざまな温度

温度をめぐってはさまさまな基準がありました。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、その発明は“1592年 窶錀 ガリレオ・ガリレイが球付のガラス柱を水面に倒立させて、球部を暖めることによって水面が変化することを示す(空気温度計)。”とあります。

これには異説もあり、それは、ガリレオの友人サントリョ(Santorio,1561-1636) が発明したという説です。 日本語の「移動: ナビゲーション, 検索摂氏」セルシウス度(セルシウスど、記号:℃/°C)は、欧米では考案者の名前からセルシウス度と呼ばれており、セルシウスを中国語で書いた摂爾修から摂氏温度(せっしおんど、せしおんど)と呼びます。

また、「華氏度「(かしど)は、数種ある温度目盛のうちの1つであるファーレンハイト温度目盛(華氏温度目盛)によって計測した温度の単位でファーレンハイト度(ファーレンハイトど)とも言われています。「華氏」は、考案者ファーレンハイト(Fahrenheit)の中国語における音訳「華倫海特」(普通話ではHualunhaite)によるものです。

ファーレンハイトは最初、彼が測ることのできた最も低い室外の温度を0度、彼自身の体温を100度としようとしたという話は聞いたことがあるかもしれません。しかし調べてみると様々な説があります。興味のあるかたは『ウィキペディア(Wikipedia)』(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%BA%A6)に詳細がありますのでご確認ください。

室温を調べるとき、温度計が活躍しますが、「25℃だからいい」とか「18℃では温かくない」とか、体感には個人差もあるので、「いい・悪い」あるいは「快適・不快」を判断する道具にはなりません。

一般的には、少しづつ体温を奪われる状態が心地いいとされています。確かに、体温を超える熱気の中では、熱中症など死に至る危険もありますし、極寒の世界では凍死の危険もあるので、極端な環境はその良し悪しを危険度として「気温」を指標に判断することができますが、「快適」については複雑になります。
しかし、環境工学の世界では、快適環境を客観的に計画することを目標に、人間の温熱感覚の数値化についてさまざまな指標が試みられてきました。

たとえば「有効温度」。有効温度は,温度,湿度,風速(気流)の3要素により求められます.それに、輻射の影響を加味したものが,「修正有効温度」です。
次に、人体の温熱指標には,温度、湿度、気流、輻射という4要素(室内環境の要素)だけではなく,さらに,作業量(メット値)、着衣量(クロ値)の2要素(人間側の要素)も影響するのではないか?という考え方のもと、「新有効温度」が開発されます。
さらに新有効温度を進化させた温熱指標として「標準新有効温度」が登場します。

身近な指標

「びお」的に、調べる測る視点から今回は「作用温度」を取り上げます。作用温度は、「効果温度」といい、周壁面温度からの熱放射を加味した気温、気流の総合効果と体感との関係を示したものをいいます。 作用温度は「気温(空気温度)」と「平均放射温度」との平均値で表されます。ただ室温をその部屋の空気温度で代表するのではなく、簡単に「平均放射温度」を調べる道具として「放射温度計」をとりあげました。

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