興味津々

興味津々・No.003

2008年07月29日 火曜日
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下駄ファーマーズマーケットが盛んである。直訳すると「農家市場」ということになるのだろうか。◆出店者が自ら生産もしくは採取したもの、あるいは加工したものを持ち寄り販売するのは、何も昨日、今日始まったわけでない。アメリカで盛んだから日本に移されたものでもなく、もともと古くから各地でやられてきたことである。◆高知の市場などは、その嚆矢(こうし)というべきもので、品物の多彩なこと、安いこと、飛び交う土佐弁の声、声、日焼けした顔、顔に、こころが踊る。◆ただし、意識的にファーマーズマーケットと言う場合、そこにひとつの視座があることに気づく。 朝市は、昔からの露店的風景が残されていて、それはそれでいいが、真っ赤な林檎飴などは、やはりちょっとヤバイものを感じる◆これに対し、ファーマーズマーケットは、水が危ない、空気が危ない、土が危ない、食べ物が危ないというなかで、安全や健康を市民が自らの手で防衛しようとする考えが見られる。◆ ファーマーズマーケットに行くと、この野菜は誰が作ったのかが書いてある。しかし、○○子さんが作ったトマトと言われたところで、マーケットに訪れた人みんながその人を知っているわけではない。固有名詞が用いられているので、責任がはっきりしているというだけで、絶対的根拠があるわけではない。◆にもかかわらず信じられるのは、売っている人たちどうしが仲間であり、その牽制力といいますか、ある種の相互制御力が働いていることを自然と感じて、信じられるのである。◆産地偽装が起こるのは、顔が見えない中でやられるからである。それはファーマーズマーケットではないのだ。

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